JPH01197772A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH01197772A
JPH01197772A JP63024499A JP2449988A JPH01197772A JP H01197772 A JPH01197772 A JP H01197772A JP 63024499 A JP63024499 A JP 63024499A JP 2449988 A JP2449988 A JP 2449988A JP H01197772 A JPH01197772 A JP H01197772A
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JP
Japan
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toner
image
yellow
magenta
color
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JP63024499A
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Inventor
Takao Fujiwara
藤原 隆雄
Katsuhiko Takeda
勝彦 武田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子写真複写プロセスを用いて多色画像を再現
する画像形成方法に関するものである。
(従来の技術及びその課題) 近年、複写機の機能、用途が著しく拡大するにつれて、
多色原稿をそのまま多色画像として再現しうるちのが必
要とされつつあるが、従来より提供されている複写機は
、原稿画像を単一の色で再現するものが一般的である。
従って、この種の画像形成装置で多色画像を形成しよう
とすれば、再現しようとする色の数だけ現像器を設け、
同一のシートに何度もトナーを転写し、これを定着しな
ければならない。
しかしながら、2〜3色ならまだしも、7〜8色の分解
能を有する(2)像形成装置を構成しようとすれば、静
電潜像担体の周囲における現像器の占有スペースが非常
に大きくなり、静電潜像担体のみならず、画像形成装置
が著しく大きくなる。
また、シートは定着装置を通過する度に熱影響を受ける
ため、カールや皺が生じて画像にズレを生じるという課
題を有していた。
そこで、本発明は、数少ない現像器でより多くの色を再
現しうる画像形成方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記目的を達成するためになされたもので、
静電潜像担体上のトナーを転写ベルトに1次転写し、該
1次転写されたトナーをさらにシートに2次転写する画
像形成方法において、前記トナーとしてイエロートナー
、シアントナー、マゼンタトナーと、バイオレットトナ
ー、ブルートナーの少なくともいずれか一方を用い、イ
エロー、シアン、マゼンタ、バイオレット、ブルーの色
の画像については対応する色のトナーで再現し、イエロ
ーとシアンの中間色はイエロートナーとシアントナーを
同一領域に重畳することにより再現し、イエローとマゼ
ンタの中間色はイエロートナーとマゼンタトナーを同一
領域に重畳することにより再現するものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明を説明する。
■、複写機の構成 (i)感光体部 第1図は本発明にかかる多色画像形成方法を実施する複
写機の概略断面図で、複写機本体(1)の略中夫には静
電潜像担体である感光体ドラム(3)が矢印(a)方向
に回転駆動可能に設置され、該感光体ドラム(3)の周
囲には回転方向に沿って帯電チャージャ(4)、編集イ
レーザ(5)、現像装置(6)、転写装置(11)、ク
リーニング装置(22)、メインイレーザ(23)が設
置されている。
前記編集イレーザ(5)は感光体ドラム(3)の軸方向
に沿って配置されたホルダ内に発光素子を多段に並べた
もので、各発光素子は個々に点灯と消灯のタイミングを
制御できるようにしである。
前記現像装置(6)は4つの現像器(7)、〜、(10
)からなり、これらは全体として上下方向[矢印、(b
)、 (b’ )方向]に移動し、任意の現像器から感
光体ドラム(3)の表面に現像剤(トナー)を供給でき
るようにしてあり、現像器(7)、〜、(10)には夫
々イエロートナー(Ty)、マゼンタトナー(TIl)
、シアントナー(Tc)、ブルートナー(Tb)を含む
現像剤が収容されている。なお、現像装置(6)は、前
述のように上下に移動しうる形態に限定されるものでな
く、感光体ドラム(3)に対して選択的に異なる色のト
ナーを供給できる形態のものであればよい。
(ii)転写装置 転写装置(11)は、感光体ドラム(3)の上に供給さ
れたトナーを一旦無端状の転写ベルI−(15)上に転
写して保持するもので、前記転写ベルト(15)は、カ
ーボン樹脂等を含む導電性ポリエステルよりなる導電性
基体の表面にポリエチレン等の誘電体を備え、感光体ド
ラム(3)と平行に配置されたローラ(12)、(13
)、(14)に巻回されて支持されている。
転写ベルト(15)の内側には、ローラ(12)と(1
3)との間に抑圧ローラ(16)が配置され、これらは
感光体ドラム(3)に対して一体的に近接。
離間し、前記押圧ローラ(16)の上下動により転写ベ
ル)(15)が感光体ドラム(3)に接触、離反される
ようにしである。また、ローラ(13)と(14)との
間には転写ベル1−(15)に沿ってガイド板(18)
が設けてあり、その外側にはガイド板(18)に対向し
て、クリーニング装置(19)、除電チャージャ(20
)、帯電チャージャ[スコロトロン・チャージャ](2
1)が配置されている。さら゛に、ローラ(14)の下
には転写ベルト(15)に対向する二次転写チャージャ
(24)と、その側部に位置する分離チャージャ(25
)が設けである。
(iii )光学系 複写機本体(1)の上部には光学系(27)が配置され
ている。この光学系(27)において、第1スライダ(
28)には露光ランプ(29)、色検出装置(30)、
第1ミラー(31)が設置されており、第1スライダ(
28)は複写機本体(1)の上部に設けた原稿台ガラス
(26)に沿って矢印(d)方向にスキャン可能としで
ある。なお、前記色検出装置(30)は露光ランプ(2
9)から原稿に照射された光の反射光を受光して原稿の
色を検出するためのもので、前記色識別装置(30)の
構成、及び色識別処理については後に詳述する。
第1スライダ(28)の側部には第2スライダ(32)
が配置され、そこには第2ミラー(33)、第3ミラー
(34)が設けてあり、第2スライダ(32)は第1ス
ライダ(28)と同期して矢印(d)方向に、第1スラ
イダ(28)の2分の1の速度でスキャンするようにし
である。また、第2スライダ(32)の前方[スキャン
側]にはレンズ(35)、第4ミラー(36)が固定さ
れ、感光体ドラム(3)の上方には第5ミラー(37)
が固定されている。
さらに、レンズ(35)と第4ミラー(36)との間に
はフィルタ(38)が設けである (iV)フィルタ 前記、フィルタ(38)としては、イエローフィルタ(
Fy)、マゼンタフィルタ(Fn+)、シアンフィルタ
(Fc)、ブルーフィルタ(Fb)の4種類のフィルタ
が用意されており、これらの中から任意のフィルタが光
路中に進退できるようにしである。
なお、前記イエローフィルタ(Fy)は、原稿中でイエ
ロー成分の色を有する画像に照明された光を吸収するも
のである。したがって第2図の分光反射率特性に示すよ
うに、前記イエローフィルタ(Fy)を光路中に介在す
ると、イエロー(Y)、グリーン(G)、レッド(R)
等の画像に照射された光の反射光が吸収される。即ち、
前記イエロー(Y)等の画像に照射された光の光量は黒
色画像に照射された光の反射光と同程度にまで光量が低
下される。
同じように、マゼンタフィルタ(Fm)を光路中に介在
すると、マゼンタ(M)、オレンジ(OR)、レッド(
R)等の画像に照射された光の光量が、黒色画像に照射
された光と同程度にまで光量が低下され、シアンフィル
タ(Fc)を光路中に介在すると、シアン(C)、ライ
トグリーン(L G)、グリーン(G)の画像に照射さ
れた光の反射光量が、夫々黒色画像に照射された光の反
射光と同程度にまで低下される。
さらに、ブルーフィルタ(Fb)・は、ブルー(B)の
画像に照射された光の光量を黒色画像に照射された光の
反射光と同程度にまで低下させる。
(V)給紙・搬送系 複写機本体(1)の下部には複写シートの給紙・搬送系
が設けてあり、給紙部(40)は、第1給紙部(41)
、第2給紙部(42)、手差し給紙部(43)で構成さ
れている。
第1給紙部(41)の複写シート(100)は、給紙ロ
ーラ(44)、搬送ローラ対(45)により、また、手
差し給紙部(43)から手差しされた複写シート(10
0)は搬送ローラ対(45)により、さらに第2給紙部
(42)の複写シート(100)は給紙ローラ(47)
により給紙される。そして、給紙された複写シート(1
00)は、夫々タイミングローラ(46)にて転写ベル
ト(15)と2次転写チャージャ(24)との対向部に
搬送され、ここを通過した複写シート(100)は、搬
送ベルト(48)により定着装置(49)に送られて、
排紙部(50)に排出されるようにしである。
p、、、、、、魔亙勲0作 以上の構成を有する複写機の基本的な複写動作について
第1図を参照して説明する。
原稿台ガラス(26)に原稿(図示せず)が載置されて
いる状態でプリントスイッチがオンさ九ると、メインモ
ータ(2)の駆動に基づき感光体ドラム(3)が矢印(
a)方向に回転するとともに、その外周面は帯電チャー
ジャ(4)の放電により所定電位に帯電される。
光学系(27)では、スライダ(28)、(32)が夫
々矢印(d)方向にスキャンし、露光ランプ(29)か
ら原稿に照射された光の反射光は、ミラー(3′1)、
(33)、(34)、レンズ(35)、フィルタ(38
)、及びミラー(36)、(37)を介して感光体ドラ
ム(3)の画像部に露光されて静電潜像が形成される。
次に、感光体ドラム(3)の表面は、前記静電潜像が形
成された画像部の先端部以前、後端部以降、及び両側部
に対応する部分に編集イレーザ(5)から光が照射され
て電荷が除去される。なお、後に説明する多色画像形成
モードが選択されている時には、色検出装置(30)の
検出結果に基づき、所定の色に対応する画像の電荷も消
去される。
続いて、前記静電潜像は現像装置(6)との対向部で所
定の現像器からトナーが供給され、トナー像として顕像
化される。
一方、転写装置(11)では、メインモータ(2)の駆
動に基づいて、押圧ローラ(16)が第1図に示す状態
に上動し、転写ベルト(15)は、押圧ローラ(16)
とローラ(13)との間で感光体ドラム(3)の外周部
に軽く接触され、この状態で矢印(c)方向に回転され
つつ、帯電チャージャ(21)により一様に電荷が付与
される。なお、転写ベル1−(15)の移動速度は、感
光体ドラム(3)の周速と同一に設定され、両者の間で
相対的な移動が生じ無いようにしである。
転写装置(l l)が前述のように設定されている状態
で、前記感光体ドラム(3)の表面に形成されたトナー
像が転写ベルト(15)との接触部に送られてくると、
前記トナー像が帯電チャージャ(21)によって付与さ
れた電荷に基づき転写ベルト(15)に静電的に1次転
写される。
転写ベルト(15)との対向部を通過した感光体ドラム
(3)はクリーニング装置(22)で残留トナーが除去
されたのち、メインモ−タ(23)により残留電荷が消
去されて次回の作像に備える。
転写ベルト(15)に転写されたトナー像は、転写ベル
1−(15,)の移動とともに矢印(c)方向に搬送さ
れる。なお、多色画像を形成する場合は、以上の複写動
作を繰り返し実行し、それぞれの色で形成したトナー像
を転写ベル)(15)に重ねて転写する。
一方、給紙部(40)から供給された複写シート(10
0)は、前記トナー像とタイミングをとってタイミング
ローラ(46)から繰り出され、2次転写チャージャ(
24)との対向部において、該2次転写チャージャ(2
4)の放電に基づいて前記トナー像が?!写レシート1
00)に2次転写される。
トナー像が転写された複写シート<100)は、分離チ
ャージャ(25)により転写ベルト(15)から分離さ
れ、搬送ベルト(48)にて定着装置(49)に搬送さ
れ、ここで前記トナー像が溶融定着されたのち排紙部(
50)に排出される。
なお、第2転写チヤージヤ(24)との対向1部を通過
して、トナーを消失した転写ベル1−(15)は、クリ
ーニング装置(19)との対向部で残留トナーが除去さ
れ、除電チャージャ(20)にて残留電荷が消去されて
、次回の転写動作に備える。  。
、■、、、、、、色盪別、処、狸0等 以下、色識別処理について説明する。
色識別装置(30)は、感光体ドラム(3)と平行に、
幅1.5〜2mmの光電変換素子[以下、「CCDセン
サ」という](30a)を連続的に配置してなるもので
ある。前記CCDセンサ(30a)は、物体に照明され
た光の反射光の中から光の3原色であるレッド(R)、
グリーン(G)、ブルー(B)の成分をそれぞれ検出す
る3つのフォトダイオード(LDr、 LDg、 LD
b)を備え、これらの出力をもとに非照明物の色が識別
される。
なお、前記フォトダイオード(LD r 、 LDg、
 LDb)は、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー
(B)の3原色の物体を照明して、それぞれの出力が同
一になるように予め調整されている。
次に、色識別処理の動作は、第3図のフローチャートに
従って行われる。
前記m写動作がスタートして光学系(27)が駆動する
と、(CI)で、前記CCDセンサ(30a)がそれぞ
れ原稿からの反射光を検出し、各フォトダイオード(L
Dr、 LDg、 LDb)の出力信号がアナログ信号
として入力される。即ち、原稿を縦横に微小分割してな
る微小領域の色が、レッド(R)、グリーン(G)、ブ
ルー(B)の3要素に分解された形で検出される。
次に、(C2)で前記アナログ信号をデジタル信   
□号(fr、 rg、 fb)ニ変換し、(C3)でそ
のデジ9Jk信号をメモリAに格納する。
そして、(C4,C5)で、前記デジタル信号(fr。
fg、 rb)をもとに、各微小領域の画像におけるし
・。
ド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の重みを表す
色判別係数(kr’ + kg’ + kb’ )を下
記する式に従って演算する。
「「 また、前記色判別係数の各係数(kr’ )、 (kg
’ )、 (kb’)について、第1の基準値(α)と
第2の基準値(β)(βくα)との大小を比較して次の
ように色変換し、色識別データ(D ) (kr、 k
g、 kb)を決定する。
α≦(kr’ l kg’ l kb”)のとき、kr
、 kg、kb=2β> (kr’ 、 kg’ 、 
kb’ )のとき、kr、 kg、 kb= 0β≦(
kr’ 、 kg’ 、 kb’ ) < aのとき、
kr、 kg、 kb= 1そして、これら色識別デー
タ(D ) (kr、 kg、 kb)の組み合わせを
もとに、各微小領域の色つまり再現色を、下記する表−
1に従って、例えば、(2,2゜0)ならばイエロー(
Y)、(2,0,2)ならばマゼンタ(M)というよう
に決定される。なお、表−1の右欄には、各色を再現す
るために使用するトナーの色、及びそれらの現像順序が
示されている。
表−1 次に、(C6)では、エディタ等により一部の画像を消
去するマスキング、又は一部の画像を消去するトリミン
グ等の画像編集が指定された場合、編集領域に関するデ
ータの入力を受は付け、(C7)で前記編集領域に対応
する原稿位置の認識をし、それに対応する色認識データ
を所定の値に書き換える。そして、(C8)で前記色識
別データをメモリする。
H,、、、、、乏色側豫彫成方恭 次に、複写機のコピーモードが、多色画像形成モードに
設定されているときの動作について、まず概略を説明し
、その後詳細に説明する。
イ、概略動作説明 前記複写機を用いてイエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)、ライトグリーン(LG)、グリーン(G
)、オレンジ(OR)、レッド(R)、ブルー(B)の
8色画像を再現する場合、下記する表−2に示す5つの
工程を順次実行する。
表−2 a、 まず、第1工程では、感光体ドラム(3)の表面
にイエロー(Y)、グリーン(G)、レッド(R)の画
像に対応する静電潜像を形成し、これをイエロートナー
(Ty)で現像し、そのトナー像を転写ベルト(15)
に1次転写する。
b、 第2工程では、感光体ドラム(3)の表面にマゼ
ンタ(M)、オレンジ(OR)、レッド(R)の画像に
対応する静電潜像を形成し、これをマゼンタトナー(T
 m)で現像し、そのトナー像を前記イエロートナー(
Ty)が転写されている転写ベルト(15)上に1次転
写する。なお、このとき、レッド(R)の画像に対応す
る部分のマゼンタトナー(T−)(表−2では◎で示す
)は、第1工程でレッド(R)の画像に対応して1次転
写されたイエロートナー(Ty)上に重ねて転写される
。しかし、前記イエロートナー(Ty)上に転写される
マゼンタトナー(Tm)は、トナーの無い転写ベルト表
面に転写されるよりも転写効率が悪く、単位面積当りの
マゼンタトナー(Tm)の付着量が少ない。
C9第3工程では、感光体ドラム(3)の表面にシアン
(C)、ライトグリーン(LG)、グリーン(G)の画
像に対応する静電潜像を形成し、これをシアントナー(
Tc)で現像し、そのトナー像を転写ベルト(15)上
に1次転写する。なお、このとき、グリーン(G)の画
像領域では、第1の工程で既にイエロートナー(Ty)
が転写されている上に重ねてシアントナー(Tc)(表
−2では◎で示す)が転写される。そして、その付着量
は少ない。
d、 第4工程では、感光体ドラム(3)の表面に、ラ
イトグリーン(LG)、オレンジ(OR)の画像に対応
する静電潜像を形成し、これを再びイエロートナー(T
y)で現像し、そのトナー像をさらに転、  写ベルト
(15)に1次転写する。このとき、これらのトナー(
表−2では◎で示す)は、前記第3゜2工程で転写され
ているシアントナー(Tc)、マゼンタトナー(Tm)
上に重ねて転写される。そして、その付着量が少ない。
e、 最後に、第5工程では、感光体ドラム(3)の表
面にブルー(B)の画像に対応する静電潜像を形成し、
これをブルートナー(Tb)で現像し、そのトナー像が
転写ベルト(15)上に1次転写されf、 以上のよう
にして転写ベルト(15)上に転写されたトナーは、−
括して複写シー) (10G)に転写される。
ここで、転写ベルト(15)上で重畳されているトナー
は、複写シート(100)に転写されると上下の位置関
係が入れ換わる。例えば、グリーン(G)の画像に対応
する領域では、転写ベル1−(15)の上でイエロート
ナー(Ty)が下層に、シアントナー(Tc)が上層に
位置するが、複写シート(1θ0)ではその関係が逆転
する。
また、前記グリーン画像を例にとれば、転写ベルト(1
5)上で上層に位置するシアントナー(Tc)は殆ど総
て複写シート(100)に転写される。しかし、転写ベ
ルト(15)で下層に位置するイエロートナー(Ty)
の転写効率は著しく低下し、複写シー ト(100)に
転写されるトナー量は、シアントナーよりも少なくなる
この結果、これらが2次転写された部分では、シアン(
C)の色が強く現れ、グリーン(G)とじて認識される
逆にライトグリーン(L G)の領域では、シアン(C
)よりもイエロー(Y)の方が強く現れ、ライトグリー
ンとして認識される。
同様の関係がレッド(R)とオレンジ(OR)の領域で
も成立し、原稿色がそのまま再現される。
(ロ)詳細説明 以下、前記多色画像形成動作を、第4〜9図のフローチ
ャート、第10−1’7図を参照して説明する。なお、
第11〜16図のプロセス図は、第10図に示すように
、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ラ
イトグリーン(LG)、グリーン(G)、オレンジ(O
R)、レッド(R)、ブルー(B)の8色の画像を有す
る原稿(OD)をそのまま再現するプロセスを示す図で
ある。
(i)第1工程:Sl(第4図参照) 複写機に電源が投入されてプログラムがスタートすると
、(3101)で複写機が初期設定され、例えば複写枚
数が“1′にセットされる。(S 102)では複写機
本体(1)の上部に設けた操作部(図示せず)の各種牛
−1例えばテンキー等の入力を受は付ける。
かかる状態で、プリントスイッチがオンされると、ラン
プ(29)を点灯しつつスライダ(28)が矢印(d)
方向にプレスキャンして予備露光が実行され(S103
)、原稿に照明された光の反射光が各CCDセンサ(3
0a)で検出される(S 104)。次に、前記CCD
センサ(30a)の検出値をもとに前述の色識別処理■
が実行され、原稿を縦横に細分化してなる各微小領域の
色が識別され、その色識別データ(Dl)がメモリされ
る(3104.105)。
続いて、前記色識別データ(DI)をもとに、原稿中に
イエロー(Y)、グリーン(G)、レッド(R)の画像
領域があるか否かを判定しく3106)、無ければ第2
工程(S2)に進み、いずれか一つの色でもあれば原稿
がイエロー(Y)の単色画像か否かを判別しくS 10
7)、イエロー(Y)の単色ならば単色工程(So)に
進み、イエロー(Y)の単色でなければ以下の(S10
g)に進み、光学系(27)のフィルタ(38)として
イエローフィルタ(F y)がセットされる(3108
)。
なお、前記(3106)では、複写動作がスタートした
ときは色識別データ(Dl)を用いて処理が実行され、
マルチコピーのときは下記する他の工程で演算された色
識別データを用いて処理が実行される。
以上の動作が終了すると、感光体ドラム(3)の回り[
感光体部コでは、現像装置(6)のイエロー現像器(7
)が現像可能な状態にセットされ(S 109)、感光
体ドラム(3)の表面が所定電位に帯電されたのち(3
110)、露光ランプ(29)を点灯しつつスライダ(
28)がスキャンし、原稿に照明された光の反射光がイ
エローフィルタ(Fy)を介して感光体ドラム(3)に
露光され、静電潜像が形成される(Sill)。
このとき反射光のうち、イエロー成分の色で形成されて
いる画像に照射された光成分は、イエローフィルタ(F
y)に吸収される。
したがって、第11図(a)に示すように、イエロー(
Y)、グリーン(G)、レッド(R)の各画像に照明さ
れた光の反射光は感光体ドラム(3)上に露光されず、
前記イエロー(Y)、グリーン(G)、レッド(R)、
ライトグリーン(LG)、オレンジ(OR)の画像に対
応す部分の電位は帯電時の電位が保持され、図示するよ
うな静電潜像(Iy、Ig、Ir。
IQg、E o r)が形成される。
また、前記露光中にCCDセンサ(30a)が反射光を
検出しくS 117)、その出力に基づいて色識別処理
■が実行され、各領域の色識別データ(D2)がメモリ
される(S118)。その結果は次に実行される第2工
程(S2)で利用される。
そして、感光体ドラム回りでは、前記色識別データ(D
I)又は直前に実行された色識別処理の色識別データを
もとに編集イレーザ(5)の各発光素子を個々にオン、
オフ制御して、静電潜像(ly、Ig。
Ir)だけを残し、その他の領域の電位を略Ov近傍ま
で低下させる(S 112)。
なお、前記色識別処理■と編集イレースの動作はほぼ同
時に行われるが、色識別処理■で色識別データ(D2)
が新たにメモリされる前に、それまで格納されていた色
識別データ(DI)は編集イレーザ(5)に出力されて
おり、編集イレーザ(5)が色識別データ(D2)をも
とに動作されることはない。
次に、前記静電潜像(Iy、 Ig、 Ir)は、現像
装置(6)との対向部でイエロー現像器(7)からイエ
ロートナー(Ty)が供給され、第11図(b)に示す
ように、イエロートナー(Ty)の像として顕像化され
る(Sl13)。
一方、転写装置(11)では、帯電チャージャ(21)
により転写ベル)(15)の表面が所定の電位に帯電さ
れるとともに(S119)、転写ベルト(15)が感光
体ドラム(3)の外周部に接触され、第11図(C)に
示すように、前記イエロートナー(Ty)の像が転写ベ
ルト(15)上に一次転写され(S114゜120)、
次の第2工程(T2)に進む。
そして、感光体ドラム(3)の表面は残留トナーが除去
されたのち(S115)、残留電荷が除去されて(31
16)、次の第2工程(S2)に進む。
また、給紙系では、給紙ローラ(44)及び/又は搬送
ローラ(45)、又は給紙ローラ(47)の回転に基づ
いて、複写シート(100)がタイミングローラ(46
)の手前まで搬送され(S L21)、次の第2工程(
P2)に進む。
(ii)第2工程:S2(第5図参照)第2工程(S2
)は、前記第1工程(Sl)が終了したとき、又は、前
記第1工程(Sl)の(3106)でイエロー(Y)、
グリーン(G)、レッド(R)のいずれの色の画像も原
稿中に無いと判定されたときに進むプロセスである。
まず、本工程では、(S 201)で、前記色識別処理
■の琶識別データ(D2)又は直前に実行された色識別
処理の色識別データをもとに、原稿画像の中にマゼンタ
(M)、オレンジ(OR)、レッド(R)のいずれかの
色が有るか否かを判定し、有れば(S202)に進み、
無ければ第3工程(S3)にジャンプする。
次に、原稿がマゼンタ(M)の単色からなるものか否か
を判定しく52G2)、マゼンタ(M)の単色ならば単
色工程(SO)に進み、それ以外のときはマゼンタフィ
ルタ(Fm)を光路中にセットする(3203)。
そして、感光体ドラム回りでは、マゼンタ現像器(8)
を現像可能な状態にセットしく3204)、帯電チャー
ジャ(4)により感光体ドラム(3)の表面を所定電位
に帯電したのち(8205)、光学系(27)を駆動し
て原稿画像を露光し、第12図(a)のごとく静電潜像
(1m、 Ior、 lr、 1bk)を形成する(8
206)。
また、CCDセンサ(30a)で反射光を検出し、その
出力をもとに色識別処理■が実行され、新たに゛ 色識
別データ(D3)がメモリされる(S 212.213
)。
次に、感光体ドヂム(3)の表面には編集イレーサ(5
)により光が照射され、マゼンタ(M)、オレンジ(O
R)、レッド(R)の画像に対応する静電潜像(1m、
 for、 Ir)だけを残し、その他の領域の電位が
ほぼOvにまで低下される(3207)。
従って、次の現像動作では、静電潜像(Im+ Ior
+Ir)にのみマゼンタトナー(Tn+)が供給される
[第12図(b)参照](3208)。
このようにして静電潜像に供給されたマゼンタトナー(
T m)は、帯電チャージャ(21)によって帯電され
(S214)、前記第1工程(Sl)で既にイエロート
ナー(Ty)が転写されている転写ベルト(15)上に
一次転写され(S 209.215)、特にレッド(R
)の領域には、イエロートナー(Ty)の上にマゼンタ
トナー(Tm)が重畳される。
ここで、前記イエロートナー(Ty)で形成されたトナ
ー像と、マゼンタトナー(T m)で形成されるトナー
像との間にズレが生じるのを防止するため、光学系(2
7)の動作タイミングと、感光体ドラム(3)及び転写
ベルト(15)の動作タイミングが調整されており、そ
れらトナー像はずれなく重ね合わされる。なお、この調
整は電気的処理され精度良く行うことができる。
なお、先程の第1工程(St)を終了した転写ベルト(
15)では、帯電チャージャ(21)を安定的に動作し
ても、イエロートナー(Ty)が転写されている領域は
、トナーが転写されていない領域に比べて電荷の乗りが
悪い。このため、前記イエロートナー(Ty)の領域で
は、他の領域はど感光体ドラム(3)との間に十分な電
位差を確保出来ず、トナーの転写効率が低下する。した
がって、レッド(R)の画像領域において、イエロート
ナー(Ty)上に転写されるマゼンタトナー(Tm)の
単位面積当たりのトナー粒子数は、前記イエロートナー
(Ty)よりも少なくなる[第12図(b)参照]。
以上のようにして一次転写が終了すると、感光体ドラム
(3)の表面は残留トナー、残留電荷が除去され(32
10,211)、次の第3工程(S3)に進む。
一方、転写装置(l l)、給紙系では、前記色識別デ
ータ(Di)又は直前に実施された色識別処理の色識別
データをもとに、原稿画像がイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、レッド(R)だけでなるものか否かを判定し、
原稿が前記イエロー(Y)、マゼンタ(M)、レッド(
R)以外の色を含むものであれば、それぞれ第3工程(
T3)、(P3)に進む(S 216.221)。
また、原稿画像がイエロー(Y)、マゼンタ(M)、レ
ッド(R)だけで構成されていると、転写ベルト(15
)上のトナー像とタイミングをとって、タイミングロー
ラ(46)から2次転写チャージャ(・24)の対向部
に複写シート(100)が搬送され(S 222)、前
記転写ベル)(15)上のトナー像が複写シート(10
0)に2次転写される(S 21?、 223)。
そして、転写装置(l l)では残留トナー及び残留電
荷を除去しく3218.219)、マルチコピーモード
ならば(Mu)に移り、シングルコピーモードのときは
動作を停止する(3220)。給紙・搬送系では、複写
シート(100)を転写装置(49)に搬送し、前記ト
ナー像を定着した後、イエロー(Y)、マゼンタ(M)
、レッド(R)のトナー像で画像を形成した複写シート
(10G)を排紙部(50)に排出しく5225)、マ
ルチコピーモードならは(Mu)に移り、シングルコピ
ーモードならば停止する(S226)。
(iii )第3工程:83(第6図参照)第3工程(
S3)は、前記第2工程(S2)が終了したとき、又は
、前記第2工程(S2)の(3201)の判定結果に基
づき進むプロセスで、動作の流れは前記第2工程とほぼ
同一で、判断する内容が異なるだけである。
まず、(3301)では、直前に行われた色識別処理の
色識別データをもとに、原稿の中にシアン(C)、ライ
トグリーン(L G)、グリーン(G)のいずれかの色
からなる画像が有るか否かを判定し、有れば(S302
)に進み、無ければ第4工程(S4)にジャンプする。
次に、(S302)では、原稿がシアン(C)の単色か
らなるものか否かを判定し、シアン単色ならば単色工程
(SO)に進み、それ以外のときはシアンフィルタ(F
c)を光路中にセットする(8303)。
感光体ドラム回りでは、シアン現像器(9)を現像可能
な状態にセットしたのち、感光体ドラム(3)の表面を
所定電位に帯電し、光学系(27)より原稿画像を露光
して静電潜像(Ic、 l12g、 Ig)を形成する
(3304〜306)、また、CCDセンサ(30a)
で前記反射光を検出し、その結果をもとに色識別処理■
を実行し、再度原稿の色識別データ(D4)をメモリす
る(S 312.313)。
次に、感光体ドラム(3)の表面に編集イレーザ(5)
より光を照射し、第13図(a)に示すように、シアン
(C)、ライトグリーン(L G)、グリーン(G)の
画像に対応する静電潜像(Ic、 Ijg、 Ig)だ
けを残し、その他の領域の表面電位を略Ovにまで低下
させ、前記静電潜像(Ic、lσg、Ig)にのみシア
ントナー(Tc)が供給される(3308)。そして、
前記シアントナー(Tc)は、第13図(b)に示すよ
うに、帯電チャージャ(21)によって帯電された転写
ヘルド(15)上に一次転写される(S 314)、 
(S309)、 (S310)。ここで、グリーン(G
)の画像に対応する部分では、イエロートナー(T y
)上にシアントナー(Tc)が重畳されるが、その転写
量はイエロートナー(Ty)よりも少ない[第13図(
b)参照]。
前記−次転写の動作が終了すると、感光体ドラム(3)
の表面は残留トナー、残留電荷が除去され(S310)
、 (8311)、次の第4工程(S4)に進む。
一方、転写装置(11)、給紙系では、前記色識別デー
タ(D3)をもとに、原稿画像がシアン(C)ζライト
グリーン(LG)、グリーン(G)だけでなるものか否
かを判定しく331B、 321)、原稿が前記シアン
(C)、ライトグリーン(L G)、グリーン(G)以
外の色を含むものであれば、それぞれ第4工程(T4)
、(P4)に進む。
また、原稿がイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、グリーン(G)、レッド(R)だけで構成され
ていると、転写ベルト(15)上のトナー像は複写シー
トに2次転写される(S 317.323)。
そして、転写装置(11)では残留トナー、残留電荷を
除去し、マルチコピーモードが選択されていれば(Mu
)に移り、シングルコピーモードのときは動作を停止す
る(3318〜320)。
また、給紙・搬送系では、複写シート(100)にトナ
ー像を定着した後、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)、グリーン(G)、レッド(R)の色のト
ナー像が形成された複写シートを排紙部(50)に排出
し、マルチコピーモードのときは(Mu)に進み、シン
グルコピーモードのときは停止する(S324〜326
)。
(iv)第4工程:S4(第7図参照)第4工程(S4
)は、前記第3工程(S3)が終了したとき、又は、前
記(S 301)から直接進む工程で、その処理内容は
前記第2.3工程とほぼ同一ある。
まず、(3401)では、直前に演算された色識別デー
タをもとにして、原稿の中にライトグリーン(L G)
、オレンジ(OR)のいずれかの色からなる画像が有る
か否かを判定し、有れば(3402)に進み、無ければ
第5工程(S5)にジャンプする。
次に、イエローフィルタ(Fy)を光路中にセットし、
感光体ドラム回り[感光体部]では、イエロー現像器(
7)を現像状態にセットしたのち、感光体ドラム(3)
の表面を所定電位に帯電し、原稿画像を露光して静電潜
像(Iy、 Ig+ Ir、4Qg、 for)を形成
する(3402〜405)。
また、CCDセンサ(30a)で前記反射光を検出し、
その結果をもとに色識別処理■を実行して、再度色識別
データ(D5)をメモリする(S 411.412)。
次に、感光体ドラム(3)の表面に編集イレーザ(5)
より光を照射し、ライトグリーン(LG)、オレンジ(
OR)の画像に対応する静電潜像(11!g、 Ior
)だけを残し、その他の領域の電位を略Ovにまで低下
し、第14図(a)に示すように、前記静電潜像(11
2g、 for)にのみイエロートナー(Ty)が供給
される(3406.407)。
そして、前記イエロートナー(Ty)は、帯電チセージ
ャ(21)により帯電された転写ベルト(15)上に一
次転写される(3408.413.414)。
ここで、原稿のライトグリーン(LG)、オレンジ(O
R)の画像に対応する部分では、それぞれシアントナー
(Tc)、マゼンタトナー(Tm)の上にイエロートナ
ー(Ty)が重畳される。しかし、その転写量はマゼン
タ及びシアン−トナーよりも少ない[第14図(b)参
照]。
一次転写が終了すると、感光体ドラム(3)の表面は残
留トナー、残留電荷が除去され、次の第5工程(S5)
に進む(S 409.410)。
次に、転写装置(11)、給紙系では、色識別データ(
D4)をもとに、原稿画像がイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ライトグリーン(LG)、グリ
ーン(G)、オレンジ(OR)、レッド(R)だけでな
るものか否かを判定しくS 415.420)、原稿が
それら以外の色を含むものであれば、それぞれ第5工程
(T5)、(P5)に進む。
また、原稿が前述イエロー(Y)〜レッド(R)の色だ
けで構成されていると、転写ベルト(15)上のトナー
像は複写シート(10G)に2次転写される(S416
、422)。
そして、転写装置(11)では転写ベルト(15)から
残留トナー、残留電荷を除去し、マルチコピーモードが
選択されていれば(Mu)に移り、シングルコピーのと
きは動作を停止する(8417〜419)。
給紙・搬送系では、複写シート(100)にトナー像を
定着した後、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ライトグリーン(LG)、グリーン(G)、オ
レンジ(OR)、レッド(R)の色の像を形成した複写
シート(100)を排紙部(50)に排出する(S42
3〜425)。
(v)第5工程:85(第8図参照) 第5工程は、前記第4工程が終了したとき、又は、前記
第4工程の(3401)で、ライトグリーン(LG)、
オレンジ(OR)のいずれの色の画像も原稿中に無いと
判定されたときに進むプロセスである。
まず、直前に演算された色識別データより、原稿の中に
ブルー(B)の画像が有るか否かを判定し、有ればブル
ー(B)の単色画像か否かを判定し、ブルー(B)の単
色画像ならば単色工程(SO)に進み、ブルー(B)の
単色でなければ光路中にブルーフィルタ(Fb)をセッ
トする。また、原稿中にブルー(B)の画像が無いと判
定された場合、マルチコピーモードならば(Mu)に進
み、シングルコピーのときは動作を終了する(ssoi
〜504)。
次に、感光体回りでは、現像装置(6)のブルー現像器
(B)を現像可能な状態にセットし、感光体ドラム(3
)の表面を帯電したのち、原稿画像を露光してブルー画
像の静電潜像(1b)を形成する[第15図(a)参照
](S 505〜507)。これと並行して、CCDセ
ンサ(30a)で原稿反射光を検出し、色識別処理■を
実行し、色識別データ(D6)を演算する(S 514
.515)。
また、編集イレーザ(5)によりブルー(B)の画像に
対応する静電潜像(r b)だけを残し、その他の領域
の電位を略Ovにまで低下させ、第15図(a)に示す
ように、静電潜像(I b)にのみブルートナー(Tb
)が供給され、このブルートナー(Tb)は帯電されて
いる転写ベルト(15)に1次転写される[第15図参
照] (8508〜510.516.517)。
このようにして、第1〜5工程を通じて転写ベル!−(
15)上に転写されたそれぞれのトナーは、給紙系より
送られて(る複写シー) (100)に−括して2次転
写され、このようにして8色の画像が形成された複写シ
ート(100)は定着装置(49)を介して排紙部(5
0)に排出され、マルチコピーモードならば(Mu)に
移り、シングルコピーモードならば停止する(3518
.523〜526)。
なお、感光体ドラム(3)、転写ベルト(15)は、そ
れぞれ残留トナー、残留電荷が除去されて次回の作像動
作に備え、マルチコピーモードならば(MU)に進み、
シングルコピーモードならば停止する(8511〜51
3.5519〜521)。
以上のプロセスでは、複数の色のトナーが転写されてい
る領域において、転写ベルト(15)上で下層に位置し
ていたトナーが、複写紙上で上層に現れる。
また、転写ベルト(1’5)上では上層に位置している
トナーの方が下層のトナーよりも転写効率が良く、その
色調が強く現れる。
その結果、第16図に示すように、ライトグリーン(L
G)の領域ではシアンよりもイエローの方が強く、複写
画像はライトグリーンとして認識される。同様に、グリ
ーン(G)、オレンジ(OR)、レッド(R)の領域で
は、それぞれ後にベル1−(15)に転写されたトナー
の色が強く現れて原稿色と同一の色を有する画像として
認識される。
(vi)単色工程:SO(第9図参照)この単色工程(
SO)は、前記第1〜5工程(81〜S5)において、
原稿がイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)
、ブルー(B)のいずれかの色の単色画像と判定された
場合に進む工程である。
この単色工程(SO)では、原稿の色に合わせてフィル
タが光路中に介在される(SIO)。具体的には、イエ
ロー(Y)の単色ならばイエローフィルタ(Fy)、マ
ゼンタ(M)の単色ならばマゼンタフィルタ(Fm)、
シアン(C)の単色ならばシアンフィルタ(Fc)、ブ
ルー(B)の単色ならばブルーフィルタ(Fb)がそれ
ぞれセットされる。
次に、感光体回りでは、原稿色と同一色のトナーを有す
る現像器が現像状態にセットされ、感光体ドラム(3)
の表面は所定電位に帯電され、その上に光学系(27)
より画像が露光されて、静’2tJ像が形成され、該静
電潜像は所定の色のトナーで可視像化される(820〜
23)。
そして、前記トナー像は、帯電されている転写ベルト(
15)上に1次転写される(S24,30゜31)。
転写ベルト(15)に転写されたトナーは、給紙部(4
0)から送られて(る複写シート(10o)に2次転写
され、該?ffff−トは定着装置(49)を通り、排
紙部(50)に排出される(S32,640〜42)。
また、感光体ドラム(3)、転写ベルト(15)は、そ
れぞれ残留トナー、電荷が除去されて、次回の作像動作
に備え、マルチコピーモードが選択されていれば再びこ
の単色工程(SO)が実行される(S25.26,33
,34.50)。
なお、イエロー(Y)とシアン(C)又はイエロー(Y
)とマゼンタ(M)の混合にて再現できる中間色は前記
実施例に限るものでない。
また、前記実施例では、マゼンタ(M)とシアン(C)
の中間色としてブルー(B)だけを再現するものとした
が、ブルートナー(Tb)を有スる現像P:[10)に
代え、又は、現像Ha(10)の他にバイオレットのト
ナーを有する現像器を設けてバイオレットを再現するよ
うにしてもよいし、さらに、これらの現像器に加えて黒
色トナーを有する現像器を設けるようにしてもよい。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明にかかる画像形成
方法では、イエロートナーとシアントナーを組み合わせ
ることにより、それらの中間色であるライトグリーン、
グリーンの画像を作成でき、イエロートナーとマゼンタ
トナーを組み合わせることにより、それらの中間色であ
るレッド、オレンジの画像を作成することができる。即
ち、3つのトナーを用いて7色の画像を作成することが
できる。
したがって、イエロー、シアン、マゼンタの3色のトナ
ーを備えた現像器を用いるだけで、少なくとも7色の分
解能を有する画像形成装置を得ることができ、多色画像
形成装置の小型化を図ることが可能となる。
また、シアンとマゼンタを混合すると僅かな混合比の違
いが模様となって顕著に表われるものであるが、本発明
ではシアンとマゼンタの中間色でアルバイオレット、ブ
ルーについては専用の現像器を設け、これにてこれらの
色を再現するようにしているため、仕上った画像が鮮明
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は複写機の概略断面図、第2図は各色の画像に照
射された光の分光反射率を示す図、第3図は色識別処理
のプロセスを示すフローチャート、第4〜9図は多色画
像形成プロセスを示すフローチャートで、第4図は第1
工程、第5図は第2工程、第6図は第3工程、第7図は
第4工程、第8図は第5工程、第9図は単色工程を示し
、第10図原稿画像を示す図、第11図から第15図は
作像プロセスを示す図で、第11図[第11図(a)〜
(c)]は]第1工程第12図[第12図(a)〜(c
)]は]第2工程第13図[第13図(a)、 (b)
]は]第3工程第14図[第14図(a)、 (b)]
は第4工程、第15図[第15図(a)、 (b)]は
]第5工程第16図は2次転写されたトナーの付着状態
を示す図、第17図は第1〜5工程により作成される画
像の図である。 1・・・複写機本体、3・・・感光体ドラム、4・・・
転写チャージャ、5・・・編集イレーサ、6・・・現像
装置、7・・・イエロー現像器、8・・・マゼンタ現像
器、9・・・シアン現像器、IO・・・ブルー現像器、
11・・・転写装置、15・・・転写ベルト、19・・
・クリーニング装置、20・・・除電チャージャ、21
・・・帯電チャージャ、24・・・転写チャージャ、2
7・・・光学系、28・・・第1スライダ、29・・・
露光ランプ、30・・・色識別装置、30a・・・光電
変換素子、FY・・・イエローフィルタ、Fm・・・マ
ゼンタフィルタ、FC・・・シアンフィルタ、Fb・・
・ブルーフィルタ、Ty・・・イエロートナー、Tm・
・・マゼンタトナー、TC・・・シアントナー、Tb・
・・ブルートナー。 特許出願人 ミノルタカメラ株式会社 代理人 弁理士 青白 葆 ほか2名 第3図 ta9図 単色工羅

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)静電潜像担体上のトナーを転写ベルトに1次転写
    し、該1次転写されたトナーをさらにシートに2次転写
    する画像形成方法において、 前記トナーとしてイエロートナー、シアントナー、マゼ
    ンタトナーと、バイオレットトナー、ブルートナーの少
    なくともいずれか一方を用い、イエロー、シアン、マゼ
    ンタ、バイオレット、ブルーの色の画像については対応
    する色のトナーで再現し、イエローとシアンの中間色は
    イエロートナーとシアントナーを同一領域に重畳するこ
    とにより再現し、イエローとマゼンタの中間色はイエロ
    ートナーとマゼンタトナーを同一領域に重畳することに
    より再現することを特徴とする画像形成方法。
JP63024499A 1988-02-02 1988-02-02 画像形成方法 Pending JPH01197772A (ja)

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