JPH0119721Y2 - - Google Patents

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JPH0119721Y2
JPH0119721Y2 JP4655583U JP4655583U JPH0119721Y2 JP H0119721 Y2 JPH0119721 Y2 JP H0119721Y2 JP 4655583 U JP4655583 U JP 4655583U JP 4655583 U JP4655583 U JP 4655583U JP H0119721 Y2 JPH0119721 Y2 JP H0119721Y2
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JP
Japan
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parking
row
cage
floor
entrance
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JP4655583U
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JPS59150845U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は垂直循環式駐車装置を複数列縦設した
駐車設備に関する。
従来、多数の車両搭載用ケージを垂直方向に循
環移動して車両の格納を行う垂直循環式駐車装置
を複数縦列配置し、車両出入口から一番遠い最後
列駐車装置には設置可能な総数のケージを設け、
これ以外の駐車装置にはケージ1個分を欠除せる
ケージ欠除部を形成した複数縦列垂直循環式駐車
設備が、例えば実公昭46−26054号公報で公知と
なつている。
ところで、垂直循環式駐車装置を交差点角地域
や建築物密集地に複数基設置する場合、必ずしも
各駐車装置に道路に面する出入口を設けられると
は限らないため、複数基の駐車装置で1つの出入
口を共用する前述複数縦列垂直循環式駐車設備の
必要性が高まつている。しかし、この複数縦列垂
直循環式駐車設備の場合、既述のように最後列以
外の駐車装置はケージを1個少なくしなければな
らないため、駐車効率の低下は免れない。さらに
後列側の駐車装置に対する入出庫の度に、前列側
の駐車装置においてケージ欠除部を最下部に配置
しなければならず、特にこのケージ欠除部が最上
部に位置しているときは入出庫待時間が大巾に長
くなる。
本考案は前述事情に鑑み、各駐車装置には設置
可能な総数のケージを設け、各駐車列床面を出入
口部床面に対し順次段落状とし、最後部駐車列を
除く各駐車列において最下部乗入位置より半ピツ
チずらせた中間位置に停止したケージの車台下面
と駐車列床との間に車両が通過し得る高さ空間を
設け、最後部駐車列を除く各駐車列手前の床部に
は該床部の凹所に設けた昇降機構の上昇および下
降作動によりそれぞれ先端上り傾斜および先端下
り傾斜の各先端部を最下部に停止したケージの車
台および前記駐車列床面に接続し得る矩形板状デ
ツキを配置したことを特徴とし、最後部駐車列を
除く各駐車装置において、最下部に位置するケー
ジを入出庫時に停止させるべき所定最下部乗入位
置より若干上方にずらせた中間位置で停止させた
状態で車両が先端下り傾斜の前記デツキを介し駐
車列床面を通行し得るようになし、これにより駐
車効率の低下および入出庫待時間の延長を生じな
い複数縦列垂直循環式駐車設備を提供せんとする
ものである。
以下、図面の実施例に基づき詳述する。説明の
便宜上、第1図における右・左を「前」・「後」、
第2図における左・右を「左」・「右」と呼称す
る。
第1,2図において、1は建屋で中央部を隔壁
1aにより前・後塔2a,2bに分割し、前塔2
aの前壁1b地上部には出入口3を開口し、該出
入口3は前壁1bに組込んだ上下動可能な入口扉
4により閉鎖し得るごとくなつており、また前記
隔壁1aの地上部には両塔2a,2b間の連通口
5を開口している。そして前記前・後塔2a,2
b内には垂直循環式の前・後列駐車装置6a,6
bを内蔵している。
前記各駐車装置6a,6bはそれぞれ上・下各
1対宛のスプロケツト7a,7a;7b,7b間
に巻掛けた前後1対の無端鎖8a,8bに等間隔
に車両搭載用ケージ9a,9bを吊持し、前記下
スプロケツト7aを前記下スプロケツト7bより
ほぼ1個のケージ9aまたは9bの高さ分高位置
に配置してある。
前記前塔2aのピツト床10即ち、前部駐車列
床は地上床13よりほぼ前記ケージ9aの半分の
高さに相当する高さ分深くし、前列駐車装置6a
が第1,2図に実線で示すようにケージ9a群を
入出庫時の所定最下部乗入位置より半ピツチだけ
上方にずらせた中間位置に停止させてピツト床1
0から最下部のケージ9aまでの高さを広げ、こ
の空間Sを車両Wが通行できるように設定してあ
る。前記ピツト床10は連通口5より後塔2b内
に延長し、ケージ9bが最下部乗入位置に停止し
た際該ケージ9bの車台9b1と面一になるように
後塔2bのピツト床11を設定してある。
12は前記出入口3において地上床13に掘設
せるピツト14に配設した可動デツキ装置で、車
両Wの通行を可能とする十分大きな矩形板状のデ
ツキ12aの前端部を地上床13部に上下揺動自
在に枢着し、ピツト14の中央に掘設した凹所1
4aには筒体下部を揺動自在に支持した昇降機構
としての作動シリンダ12bを設置し、該シリン
ダ12bの上向きに延びるロツド12b1先端を前
記デツキ12a下面中央部に枢結してある。
しかして前記デツキ12aは常時は作動シリン
ダ12bのロツド12b1短縮により先端下り傾斜
に保持され、デツキ12a先端縁がピツト床10
に当接し、地上床13からピツト床10への傾斜
路を形成している。そして前記デツキ12aは作
動シリンダ12bのロツド12b1伸長動作により
上昇揺動して水平より若干先端上り傾斜となり、
デツキ12a先端縁が最下部乗入位置に停止せる
ケージ9aの車台9a1に面一になる。
15は前記出入口3外部に設置した制御装置
で、ケージ呼出し釦、入庫状態表示ランプ、手動
スイツチ群、自動/手動切換スイツチ、非常停止
釦等を備えた操作盤15aを有し、駐車設備全体
を総合的に制御するものである。
次に作用につき説明する。
先ず、初期状態として、デツキ12aは先端下
り傾斜に保持され、入口扉4は下降して出入口3
を閉鎖している。前・後列駐車装置6a,6bは
ケージ1ピツチ駆動毎にいずれかのケージ9a,
9bが最下部乗入位置に停止可能となつている。
前記操作盤15aにおいて後列駐車装置6bに
対する入庫のために空ケージ9bに対応するケー
ジ呼出し釦を押動操作すると、後列駐車装置6b
がケージ9b群を循環移動させて所望空ケージ9
bを最下部乗入位置に停止させる。また前列駐車
装置6aがケージピツチの半ピツチ分だけいずれ
かの所定方向にケージ9a群を移動させることに
より、第2図実線に示すごとく左・右循環列最下
部のケージ9a,9aは左右平行の位置となると
ともに乗入位置より距離hだけ高位置となり、ピ
ツト床10からこれらのケージ9a下面までの空
間S高さが大きく広がり車両Wの通行が可能とな
る。そして入口扉4が開き、車両Wはデツキ12
aを通つて出入口3より前塔2a内に入り、空間
Sを通過し、連通口5より後塔2b内に入り空ケ
ージ9bの車台9b1上に乗り込む。運転者は車両
Wを下りて出入口3より外部へ退出する。この運
転者の退出をもつて入口扉4を閉じ、前列駐車装
置6aのみ半ピツチ駆動して初期状態、即ちいず
れかのケージ9aが最下部乗入位置に配置された
状態(第1,2図二点鎖線)に復帰する。後列駐
車装置6bに対する出庫の場合も、同様操作で、
車両Wを退出させるという点のみ異なるだけであ
る。
前列駐車装置6aに対する入出庫の場合、ケー
ジ呼出し釦の操作により、前列駐車装置6aはケ
ージ9a群を循環移動させて所望ケージ9aを最
下部乗入位置に停止させる。また、作動シリンダ
12bはロツド12b1を伸長させることによりデ
ツキ12aを上昇揺動させる。これによりデツキ
12aの先端縁は最下部乗入位置に停止せるケー
ジ9aの車台9a1前端縁に極く近接して面一にな
る。そして入口扉4が開き、入庫の場合は、車両
Wがデツキ12aを昇り車台9a1上に乗り込み、
出庫の場合は運転者がデツキ12aを昇り、ケー
ジ9a内の車両Wに乗り込み、車両Wの後進運転
でデツキ12aを通り出入口3より外部へ退出す
る。この入出庫を終えると、作動シリンダ12b
のロツド12b1短縮動作によりデツキ12aは元
の先端下り傾斜に下降し、最後に入口扉4が閉じ
る。
尚、前記可動デツキ装置12は安全のためのイ
ンタロツク手段を兼用することができる。即ち、
常時はデツキ12aを水平状態に維持し、この状
態では前・後列駐車装置6a,6b共駆動を許容
し、デツキ12aが少しでも上・下方向に移動し
た状態では両駐車装置6a,6b共駆動不許可と
する。従つて、このインタロツク手段兼用の場
合、後列駐車装置6bに対する入出庫時は、後列
駐車装置6bのケージ循環移動と前列駐車装置6
aの半ピツチ駆動完了後にデツキ12aが下降
し、デツキ12aの水平復帰後に前列駐車装置6
aの半ピツチ復帰駆動を行う。また前列駐車装置
6aに対する入出庫時は、前列駐車装置6aのケ
ージ呼び操作後にデツキ12aの上昇動作を行
い、車両Wの出入動作中において駐車装置が誤ま
つて駆動されるのが避けられる。
第3図は3基の駐車装置を並設した実施例を示
している。100a,100b,100cは前後
に並列した前塔・中塔・後塔で、それぞれ駐車装
置101a,101b,101cを設置してい
る。前塔100aの前壁地上部に出入口102を
開口し、入口扉103を設けており、各塔間は地
上部の連通口104,105により連通してい
る。出入口102の地上床106と前塔100a
のピツト床100a1間、該ピツト床100a1と中
塔100bのピツト床100b1間には前記可動デ
ツキ装置12と同一構成の可動デツキ装置107
a,107bを設けている。前記各可動デツキ装
置107a,107bは常時はデツキ107a1
107b1を下降させて床間を接続する傾斜路を形
成し、適時デツキ107a1,107b1を上昇揺動
させて、それぞれ最下部乗入位置に停止せるケー
ジ101a1,101bの車台に接続可能となつて
いる。
以上詳述せるごとく、本考案の駐車設備による
ときは、出入口の床部、さらには3列以上の場合
最後列を除く各駐車装置の境界床部に可動のデツ
キを設けたため、デツキの昇降制御により段差の
ある床間の接続と最下部乗入位置に停止せるケー
ジの車台への接続が可能となり、また後列側への
入出庫時に前列側駐車装置のケージ群を半ピツチ
ずらせることによりヒツト床面と最下部ケージ下
面との空間高さを広げて車両の通行を可能とした
ため、従来のようにケージ欠除部を形成する必要
がなく駐車効率の低下を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の実施例を示すもので、
第1図は駐車装置2基の駐車設備の下部縦断面
図、第2図は第1図における〜矢視正面図、
第3図は駐車装置を3基並設した駐車設備の下部
縦断面図である。 図中、1は建屋、2a,2bは前塔および後
塔、3は出入口、6a,6bは前列および後列駐
車装置、9a,9bはケージ、12は可動デツキ
装置、12aはデツキである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の車両搭載用ケージを垂直方向に循環移動
    して車両の格納を行う垂直循環式駐車装置を複数
    縦列配置し、最前部駐車列手前の地上部に出入口
    を設け、前記駐車装置の隔壁地上部に連通口を開
    口した駐車設備において、各駐車装置には設置可
    能な総数のケージを設け、前記各駐車列床面を出
    入口部床面に対し順次段落状とし、最後部駐車列
    を除く各駐車列において最下部乗入位置より半ピ
    ツチずらせた中間位置に停止したケージの車台下
    面と駐車列床との間に車両が通過し得る高さ空間
    を設け、最後部駐車列を除く各駐車列手前の床部
    には該床部の凹所に設けた昇降機構の上昇及び下
    降作動によりそれぞれ先端上り傾斜及び先端下り
    傾斜の各先端部を最下部乗入位置に停止したケー
    ジの車台および前記駐車列床面に接続し得る矩形
    板状デツキを配置したことを特徴とする、複数縦
    列垂直循環式駐車設備。
JP4655583U 1983-03-29 1983-03-29 複数縦列垂直循環式駐車設備 Granted JPS59150845U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4655583U JPS59150845U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 複数縦列垂直循環式駐車設備

Applications Claiming Priority (1)

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JP4655583U JPS59150845U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 複数縦列垂直循環式駐車設備

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Publication Number Publication Date
JPS59150845U JPS59150845U (ja) 1984-10-09
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JP4655583U Granted JPS59150845U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 複数縦列垂直循環式駐車設備

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59210162A (ja) * 1983-05-11 1984-11-28 株式会社昭和起重機製作所 連棟式立体駐車場

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JPS59150845U (ja) 1984-10-09

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