JPH01196529A - 解像度測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レンズ、カメラ等の解像度測定に使用する解
像度測定装置に関する。

従来の技術 第６図は従来の解像度測定装置の構成を示している。第
６図において、５１は解像度チャート、５２はレンズ、
５３はレンズ５２を取り付けたビデオカメラ、５４はカ
メラコントローラ、５５はモニタテレビ、５６はウェー
ブフオームモニタである。

次に上記従来例の動作について説明する。

解像度チャート５１の像をレンズ５２を通して、ビデオ
カメラ５３で捕らえ、その信号をカメラコントローラ５
４を通してモニタテレビ５５上に映し出す。このモニタ
テレビ５５の１走査線を取り出し、ウェーブフオームモ
ニタ５６により解像度チャート５１の明暗の縞に対する
輝度レベル（振幅）を測定する。

このように、従来の解像度測定装置でも、解像度チャー
ト５１の明暗の縞がどのピンチまでモニタテレビ５５上
で見えるかを作業者が判断することにより解像度測定を
行なうことができる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の解像度測定装置では、解像度
測定に作業者の主観的判断が入るため、個人差が生じや
すく、また、解像度の定量化が困難であるなどの問題が
あった。

本発明は、このような従来の問題を解決するものであり
、解像度を客観的に測定することができ、また解像度を
定量化することができ、さらには、解像度測定の分解能
を向上させることができるようにした解像度測定装置を
提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、等間隔格子の２
枚の空間フィルタと、これら２枚の空間フィルタの相対
角度を変化させる回転機構と、この回転機構をコントロ
ールするアクチュエータと、上記２枚の空間フィルタに
よって生じるモアレ縞の明暗を測定する測定手段とを備
えたものである。

作用 したがって本発明によれば、回転機構とアクチュエータ
により２枚の空間フィルタの相対角度をコントロールす
ることにより、任意の間隔のモアレ縞を発生させること
ができ−１その時のモアレ縞の明暗の縞に対する輝度レ
ベル（振幅）を測定手段により測定することにより解像
度測定を行なうことができる。

実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。第１図ないし第５図は本発明の一実施例を示し、
第１図は全体の概略斜視図、第２図は要部の分解斜視図
、第３図は要部の拡大断面図、第４図は空間フィルタの
一部斜視図、第５図は２枚の空間フィルタにより形成し
たモアレ縞の正面図である。

第１図ないし第３図に示すように第１と第２の２枚の空
間フィルタ１と２はそれぞれ表面に光を遮断する部分ｌ
ａ　、　２ａと透過する部分１ｂ　、　２ｂが等間隔に
並んで格子を形成しており（第４図参照）、第１と第２
のホルダ３と４に取り付けられる。すなわち、第１のホ
ルダ３は円板状に形成され、中央部の一側に角形の穴５
が形成され、他側に円形の穴６が形成され、角形の穴５
に第１の空間フィルタ１が取り付けられている。第２の
ホルダ４は円柱状に形成され、中央部の一側に円形の突
出部７が形成され、他側に円形の凹入穴８が形成され、
突出部７の先端部に角形の穴９が形成され、凹入穴８側
より円形の穴１０が形成され、角形の穴９に第２の空間
フィルタ２が取り付けられている。

ベース１１には円形の軸受部１２が設けられ、軸受部１
２とベース１１に円形の穴１３が貫通されている。軸受
部１２に第２のホルダ４の凹入穴８が回転可能に嵌合さ
れ、第２のホルダ４の突出部７に第１のホルダ３の穴６
が回転可能に嵌合されテイル。ベース１１にはモータ１
４が取り付けられ、その出力軸１４ａにはキャプスタン
１５が取り付けられている。第１のホルダ３とキャプス
タン１５に同一方向に回転させるように第１のベルト１
６が掛けられ、この第１のベルト１６は第１のホルダ３
とキャプスタン１５にビス１７　、１８により固定され
ている。

第２のベルト１９は一部が細く形成され、この細い部分
がスリン）　２０に挿通されて第２のホルダ４とキャプ
スタン１５に異なる方向に回転させるようにたすき掛け
され、この第２のベルト１９は第２のホルダ４とキャプ
スタン１５にビス２１゜２２により固定されている。ベ
ース１１の背方には順次照明光学系２３と照明ランプ２
４が設けられ、照明ランプ２４は照明光学系２３を介し
て穴１３　、１０より第２の空間フィルタ２と第１の空
間フィルタ１を照らしている。ベース１１は支柱２５に
支持されている。一方、ビデオカメラ２６にカメラレン
ズ２７が取り付けられ、このカメラレンズ２７の光軸上
に上記第１の空間フィルタ１が位置するように配置され
ている。２８はカメラコントローラ、２９はモニタテレ
ビ、３０はウェーブフオームモニタ、３１はＸＹプロッ
タ、３２は上記モータ１４のコントロールテする。

次に上記実施例の動作について説明する。

照明ランプ２４で第１と第２の空間フィルタ１と２を照
らし、モータ１４を駆動させ、その出力軸１４ａを時計
方向に微小量回転させると、キャプスタン１５の回転に
伴い、第１のベルト１６によって第１のホルダ３が時計
方向に微小量回転し、これに取り付けられた第１の空間
フィルタ１が第５図に示すように１／２θだけ右下りに
傾く。同時に、第２のベルト１９によって第２のホルダ
４が反時計方向に微小量回転し、これに取り付けられた
第２の空間フィルタ２が第５図に示すように左下りに１
／２θだけ傾く。第１の空間フィルタ１き第２の空間フ
ィルタ２とによって生ずるモアレ縞間隔りは微小角の領
域ではＰ／θ（Ｐは空間フィルターの格子ピッチ）とな
る。すなわち、回転角θとモアレ縞の空間周波数１／Ｌ
は比例することカメラレンズ２７を通してビデオカメラ
２６で撮影され、その画像信号がモニタテレビ２９に送
られて画像が映し出される。ウェーブフオームモニタ３
０はモニタテレビ２９の１走査線を取り出し、明暗の振
幅に比例した信号をＸＹプロッタ３１のＹ軸に送る。一
方、モータコントローラ３２によリモータ１５の回転角
に比例した信号もＸＹプロッタ３１　のＸ軸に送られる
。したがって、モータ１５の回転角の明暗の振幅を連続
的に測定することができる。

このように、上記実施例によれば、第１の空間フィルタ
１と第２の空間フィルタ２が同時に逆方向に回転するこ
とにより、モアレ縞が一定方向でピッチ・のみを連続的
に変化させることができるので、モアレ縞の明暗の振幅
を連続的に測定することができる。すなわち、光学的伝
達関数の測定が可能であり、例えば振幅比５％となる空
間周波数を解像度と定義すると、解像度の定量化が可能
となる。

発明の効果 以上述べたように本発明によれば、回転機構とアクチュ
エータにより２枚の空間フィルタの相対角度をコントロ
ールするこきによりモアレ縞の間隔を連続的に変化させ
ることができ、解像度のデータとなる明暗の振幅を縞ピ
ッチに対して連続測定することができる。また、回転機
構の回転角制御を定量的に行なうことができるので、解
像度の測定を定量化することができる。さらに、回転角
制御の分解能を高めることにより容易に解像度の分解能
を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明の一実施例における解像度
測定装置を示し、第１図は全体の概略斜視図、第２図は
要部の分解斜視図、第３図は要部の拡大断面図、第４図
は空間フィルターの一部斜視図、第５図は２枚の空間フ
ィルタにより形成したモアレ縞の正面図、第６図は従来
の解像度測定装置を示す概略斜視図である。 １．２・・・空間フィルタ、３，４・・・ホルダ、１１
・・・ベース、１４　・・モータ、１５　・・キャプス
タン、１６　、１９・・ベルト、２４・・・照明ランプ
、２６・　ビデオカメラ、２７・・カメラレンズ、２８
・・カメラコントローラ、２９・・　モニタテレビ、３
０・・ウェーブフオームモニタ、３１・・・ＸＹプロッ
タ、３２・・・コントローラ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はか１基筒　
１　図 ３θ 七−一フ゛フ丁−ム七二７ 第５図 扇　２　口 万ジ１１７１ラシフ゛

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 等間隔格子の２枚の空間フィルタと、これら２枚の空間
   フィルタの相対角度を変化させる回転機構と、この回転
   機構をコントロールするアクチュエータと、上記２枚の
   空間フィルタによって生ずるモアレ縞の明暗を測定する
   測定手段とを備えたことを特徴とする解像度測定装置。