JPH01196521A - 振動インテンシテイワットメータ - Google Patents

振動インテンシテイワットメータ

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JPH01196521A
JPH01196521A JP2166888A JP2166888A JPH01196521A JP H01196521 A JPH01196521 A JP H01196521A JP 2166888 A JP2166888 A JP 2166888A JP 2166888 A JP2166888 A JP 2166888A JP H01196521 A JPH01196521 A JP H01196521A
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vibration
vibration intensity
wattmeter
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magnitude
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下出 新一
Ryoji Sato
良次 佐藤
Tosuke Hirata
平田 東助
Tokiko Abe
安部 登紀子
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は振動インテンシテイワットメータに係り、特に
現場で迅速に振動源を探知するのに好適な振動インテン
シテイワットメータに関する。
〔従来の技術〕
機器の振動音対策を短時間で経済的に行なうためには、
振動源の高精度探査技術が不可欠であり、このための手
法として、振動インテンシテイ測定が最近注目されてい
る。
従来、この種の手法としては、2個の振動センサとチャ
ージアンプおよび2チヤンネルのtr t?T(Fas
t Fourier Transform)アナライザ
およびパーソナルコンピュータから構成され、振動セン
サの出力信号をチャージアンプにより増幅したのち、離
散化してFFT方式の振動インテンシテイ演算を行なう
ものが提案されている(例えば日本音響学会講演論文集
 昭和61年10月 P427〜428)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の技術では、振動インテンシテ
イ演算をFFT方式によって処理しているため、FX 
F T方式固有の平均化処理に多くの時間を要し、現場
で実時間にて迅速に振動源を探知することが極めて困難
であった。なお、平均化処理回数を少なくして計n1す
時間を短縮させることも考えられるが、離散化誤差によ
って振動インテンシテイ解析精度が大幅に低下してしま
うという問題が生じる。またF F−r方式による処理
は、解析装置が大型化してコスト高となるという問題も
あった。
本発明の目的は、短時間で高精度に振動インテンシテイ
の方向と大きさを計測でき、かつ持ち運びに便利な振動
インテンシテイワットメータを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の振動インテンシテ
イワットメータは、直交する2直線上で、かつその交点
から等距離の位置にそれぞれ一対づつ配置された振動セ
ンサと、該振動センサのうち、一対づつの振動センサか
らの出力信号差の積分結果と加算結果とを掛算し、その
掛算結果を時間平均する演算回路部と、該演算回路部の
演算結果から振動インテンシテイの大きさと向きを表示
する表示部と、を具備するものである。
〔作用〕
上記構成によれば、振動源の位置を探知する2対の振動
センサは、各センサ中心を結ぶ各軸上、すなわち各1次
元軸上の(g号をそれぞれ探知する。
これらの振動センサからの出力信号を入力させると、演
算回路部では、各1次元軸上の振動インテンシテイの演
算とそれらのベクトル合成演算が、瞬時に実時間で解析
される。その結果、振動インテンシテイの大きさと方向
として即座に可視化可能状懲に表示部に表示される。こ
れによって現場において即座に振動インテンシテイの大
きさと方向を知ることができ、振動源の探索が効率よく
行える。
〔実施例〕
以ドに本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明に係る振動インテンシテイワットメータは、第1
図に示すように、センサ部1と、このセンサ部1を支持
するためのサポート2と、サポート2の片端を支持し、
表示部3を有する手元ボックス4と、インテンシテイ演
算回路部5と電源部6を収容するための演算ボックス7
と、手元ボックス4と演算ボックス7間に設けられた通
4.4ケーブル8Aと、から構成されている。
センサ部1は、第2図に示すように、サポー1〜2の軸
方向X成分のインテンシテイ計測用センサ8.9と、サ
ボー1−2の軸と直交する方向y成分の計8111用セ
ンサ10,11とからなり、センサ8゜9とセンサ10
,11は、それぞれを結ぶ線分が直交するように設けら
れている。これらのセンサ8〜11は、小型の圧電型加
速度センサである。
さらにセンサ8〜11にはこれらのセンサ間の間隔を一
定に保つためのスペーサ12が配設されている。
また、手元ボックス4に収容された表示部3には、第3
図に示すように、振動波の流れ方向を矢印(ベクトル)
で示すためのLED22が同心円上に複数個配列されて
いる。これらのLED22の中心にはインテンシテイの
大きさを表示するためのLED23が設けられている。
さらに、手元ボックス4および演算ボックス7の内部に
は、第4図に示すように、センサ8,9の出力α^、α
^とセンサ10,11の出力αB。
αBの増幅およびインピーダンス整合を行なうバッファ
部13と、フィルタ14を通過したα^。
α^、αB、αbの信号から振動インテンシテイを演算
する回路部5と、その演算結果から振動インテンシテイ
の方向(矢印)と大きさを演算する掛算部15Aおよび
割算部15Bからなるベクトル演算回路16と、この結
果をLEDで表示するための回路17.18からなる表
示回路19とで構成されている。
Xおよびy方向のインテンシテイをそれぞれ1Xおよび
Iyとすれば、インテンシテイIx、Iyは、それぞれ
の対のセンサ出力信号の差の時間積分値と和の積であら
れされ、次式に示す演算が電気回路で実現されている。
・・・(1) ・・・(2) ここでfは振動周波数、Δは振動加速度センサ8と9ま
たは10と11の中心間距離、13、mはそれぞれ対象
とする部材の曲げ剛性と単位面積当りの質斌、く 〉は
、時間平均を示す。また同図において、20A、20B
および21A、21Bは時間平均した結果を基に振動周
波数毎に振動インテンシテイの大きさを補正する等化器
および係数掛算回路である。
ところで、第5図は2対の振動加速度センサ8゜9と1
0.11の指向特性をそれぞれ示しており、振動波の入
射角度をαとすると、振動インテンシテイのX軸成分W
xは、 Wx= l W l cosa    −(3)同様に
y軸成分WYは、 Wv= l W l 5ina    −(4)となる
。従って式(3)、(4)から2次元方向の振動インテ
ンシテイの大きさIW+は、l W I =、Q飄マP
1丁薄7F ・・・(5)となり、角度αは、 tanα= l WY/ WX l   −(6)とな
る。式(6)およびWxとWvの符合から角度αが求ま
る。このため、−度にインテンシテイの大きさと振動波
の2次元流れ方向がわかるので、振動源の大きさが随時
探知できる。その結果、移動する振動源のに対しても、
その位置と大きさを高精度に探査できることを可能とし
た。
演算回路部5にアナログ回路、特にスイッチドキャパシ
タフィルタまたはディジタルフィルタを用いると、周波
数帯域毎の振動源探知が実時間にて可能となる。また本
実施例で示した振動センサ8〜11は圧電型であり、周
波数特性が良好で広い周波数帯域について探知可能かつ
小型であるが、2対のセンサが直交するように構成可能
な他機種のセンサであっても同等の効果を示す。さらに
本実施例では、演算ボックス7内に電気回路駆動用の内
部電源部6を設けており、この電源部6は乾’rtt池
または充電用乾電池であり、現場向ポータプル仕様のワ
ットメータに好適であるが、外部から駆動可能な電源で
あってもよい。
なお、第6図に示すように、2対の振動加速度センサ8
〜11の出力に相当する電気信号24を入力できる端子
25を手元ボックス4に設けることも口f能である。
第7図は本発明の他の実施例を示しており、複数の周波
数帯域における振動インテンシテイの大きさと方向を同
時測定し、演算して表示するようにしたものである。2
対の振動加速度センサ8゜9および10.11からなる
センサ部1のアンプ部26からの出力信号をバンドパス
フィルタ27゜28.29.30を含む振動インテンシ
テイの演算回路部5A、5B、5G、5D、5E、5F
5G、5Hに人力する。この信号からフィルタ27.2
8,29.30により任意の周波数帯域の成分のみを抽
出後、第4図に示す演算回路部S内で振動インテンシテ
イの大きさと方向が得られる。
このようにして得られた各周波数帯域における振動イン
テンシテイの大きさと方向の情報は、表示部3に表示さ
れる。また演算回路部5Aの設置個数は8個に限定され
るものではない。
また、本発明を第8図に示すような振動インテンシテイ
ワットメータに応用することもできる。
これは、演算して得られた複数の周波数帯域における振
動インテンシテイの大きさと方向を表示する表示部3A
を設けたものである。この実施例では手元ボックス4に
合成値(オールパス成分)と各周波数帯域別の大きさと
方向の表示部3Aおよびアンプゲイン切替スイッチ31
、バッファアンプゲイン切替えスイッチ32を設けた場
合であり、63〜8,0OOHzのオクターブバンド周
波数帯域の表示例を示しているが、フィルタの数駄およ
びイ;F域幅は特に限定されない。表示部3Aは複数の
周波数帯域における振動インテンシテイの大きさをLE
D33,34に表示する例である。該LED33.34
は複数の周波数帯域毎に振動インテンシテイの大きさを
表示するよう複数個配列されている。
なお、本実施例では振動インテンシテイの大きさを適切
に表示するためのアンプゲインの切替えスイッチ31、
バッファアンプ切替スイッチ32を手元ボックス4に設
置しているが、その設置場所は手元ボックス4に限定さ
れるものではない。
本実施例によれば、複数の周波数帯域における振動イン
テンシテイの大きさと方向が同時に表示されるため、周
波数の異なる複数の振動源に対しても、振動源探査を効
率よく行なえる。また複数の周波数帯域での大きさと方
向が同時に実時間にて表示できるため、時間的に変化す
る振動源にも対処可能で、精度、信頼性が向上する。
なお、本実施例において、複数の周波数帯域における大
きさと方向を表示する場合、その大きさと方向を併せて
表示するものに限定しているものではなく、大きさのみ
又は方向のみを表示するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、振動インテンシ
テイの大きさと方向を、現場において即座に計?ll!
lすることができるので、実時間で振動源を効率良く検
知でき、特に大きさや位置が変化するような振動源に対
して効果的である。また装置自体が小型になるとともに
、低価格の振動インテンシテイワットメータを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る振動インテンシテイワットメータ
の外観図、第2図はセンサ部の上面図、第3図は手元ボ
ックスの上面拡大図、第4図は演算回路部のブロック図
、第5図は振動センサの指向性特性を示す説明図、第6
図は振動センサからの信号の代わりに電気信号が入力で
きるようにした振動インテンシテイワットメータの外観
図、第7図は演算回路部についての他の実施例を示すブ
ロック図、第8図は表示部についての他の実施例を示す
手元ボックスの上面図である。 1・・・センサ部、2・・・サポート、3.3A・・・
表示部、4・・・手元ボックス、5・・・インテンシテ
イ演算回路部、6・・・電源部、7・・・演算ボックス
、8〜11・・・振動センサ、12・・・スペーサ、1
3・・・バッファ部、14・・・フィルタ、16・・・
ベクトル演算回路、19・・・表示回路、22,23・
・・LED。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直交する2直線上で、かつその交点から等距離の
    位置にそれぞれ一対づつ配置されたセンサと、該センサ
    のうち、一対づつのセンサからの出力信号差の積分結果
    と加算結果とを掛算し、その掛算結果を時間平均する演
    算回路部と、該演算回路部の演算結果から振動インテン
    シティの大きさと向きを表示する表示部と、を具備する
    振動インテンシティワットメータ。
  2. (2)前記センサは、圧電型のセンサであることを特徴
    とする請求項1記載の振動インテンシティワットメータ
  3. (3)前記演算回路部は、アナログ回路で構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の振動インテンシティ
    ワットメータ。
  4. (4)前記演算回路部は、振動周波数毎に振動インテン
    シティの大きさを補正する等化器と係数掛算回路を有す
    ることを特徴とする請求項1または3記載の振動インテ
    ンシティワットメータ。
  5. (5)前記演算回路部は、前記一対づつの振動センサか
    らの出力信号を複数のフィルタに通して演算することに
    より、複数の周波数帯域における振動インテンシティの
    大きさと方向を同時に分析する機能を有することを特徴
    とする請求項1または3記載の振動インテンシティワッ
    トメータ。
  6. (6)前記フィルタは、ディジタルフィルタで構成され
    ていることを特徴とする請求項5記載の振動インテンシ
    ティワットメータ。
  7. (7)前記表示部は、振動インテンシティの大きさをデ
    ィジタル表示する機能を有することを特徴とする請求項
    1記載の振動インテンシティワットメータ。
  8. (8)前記振動センサ、演算回路部および表示部は、内
    部電源によって給電されることを特徴とする請求項1記
    載の振動インテンシティワットメータ。
JP2166888A 1988-02-01 1988-02-01 振動インテンシテイワットメータ Granted JPH01196521A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315383A (en) * 1976-07-28 1978-02-13 Smith Kline French Lab Heterocyclic compound
JPS61256226A (ja) * 1985-05-10 1986-11-13 Hitachi Ltd 音響インテンシテイワツトメ−タ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315383A (en) * 1976-07-28 1978-02-13 Smith Kline French Lab Heterocyclic compound
JPS61256226A (ja) * 1985-05-10 1986-11-13 Hitachi Ltd 音響インテンシテイワツトメ−タ

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