JPH01196382A - 交換可能なインクリボン用カセットを具えるプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電動モータにより歯車伝達部を介して駆動さ
せることができるインクリボンに利用する移送装置と、
インクリボン用貯蔵空間部とを有した挿入自在でかつ交
換可能なインクリボン用カセットを具えるプリンタに関
するものである。

この種の既知のカセット（ヨーロッパ公開特許第０１　
５８　９６３号において、移送装置は、カセットを挿入
した場合に係合を生せしめる継手を介して、プリンタ内
に配置された電動モータの減速歯車に連結されている。

減速歯車及びモータは、プリンタの寿命がアルコール間
は安定して作動するように構成されていなければならな
い。しかしながら、プリンタに設けた歯・車及びモータ
の故障は排除できず、故障の度に技術者によって修理し
なければならなかっ、た。

したがって、本発明の目的は、冒頭段落に述べた装置に
おいて、修理がほとんど必要のないプリンタを構成する
ことにある。

上述の目的は、前記電動モータ及び前記歯車伝達部を、
前記インクリボン用カセットのハウジングと一体にかつ
固定された駆動ハウジング内に配置し、着脱自在の接触
連結によって前記電動モータとプリンタとの間で電気的
連結を達成するための手段を具えることにより達成され
る。

本発明に関して、電動モータ及び歯車伝達部は、プリン
タの構成部品とはなっておらず、カセットの構成部品と
なっている。これら素子に欠陥が生じた場合、欠陥をも
ったカセットのみを作業者によって交換すればよく、熟
練した技術は必要としない。駆動装置は比較的短いカセ
ットの寿命の間のみ重要な役割を担っているのでカセッ
トに組み込まれた駆動装置に対して注がれる努力は、駆
動装置がプリンタに組み込まれている場合よりもかなり
小さくなる。また、カセットを含めたプリンタの初期の
製造コストを減らすことができる。

個別的に駆動装置を具えた交換可能なカセットの製造コ
ストは僅かに高いけれども、修理費を減少させることに
よる節約の方がより重要であるから、交換可能なコスト
の変電なる使用後でも不利益を伴うことはない。

本発明に拘わるインクリボン用カセットはプリンタに電
気的に連結される必要がある。このことを簡単に達成す
るために、前記接触連結は、前記プリンタ内に挿入され
るカセットと組み合わせるプリンタのカウンタソケット
継手内に挿入され、且つ、前記カセットに配置されたプ
ラグによって行われている。

前記カセットの壁部から弾発的に突出して設けられた接
触素子は、前記電動モータに電気的に連結されると共に
、カセットを挿入した場合に、前記プリンタの対向接触
面と組み合わされて導電接触を構成することによって、
自動的な電気的連結を難なく達成することができる。

カセットの接触素子を、カセットの挿入方向と平行な面
内に配置すると好適である。

前記カセットの接触面は、カセットが保持された場合、
回転シャフトに近接して前記回転シャフトに対して垂直
な面内に配置され、前記プリンタに対する境界領域で回
転シャフトを中心に回動できるように配置されると好適
である。したがって、非常に狭い範囲内で、変位自在な
接触連結を十分に行うことができる。

以下、本発明に係る一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。

第１図に示すように、インクリボン３のセクションはサ
イドアーム部１と２との間の領域内に延在しており、イ
ンクリボンの大部分は貯蔵空間部４内に貯えられている
。

更に、インクリボン３は、一体化して取付けられた駆動
ハウジング６内に設けられた駆動部によって、矢印５の
方向に移動させられている。

摺動接触部７と８は、駆動装置のモータに電気的に連結
されると共に、プリンタの対向接触面９゜ＩＯ上を弾発
的に付勢しながら摺動する。したがって、電気的接触を
保ちながら、回転シャフト１０゜１１を中心にインクリ
ボン用カセットを回転させることができる。

駆動装置６として使用される電動モータは、概して低電
圧モータであるから、接触面９と１０は、接触に際して
この面を保護するための手段を必ずしも具える必要はな
い。

インクリボン用カセットの駆動部は第２〜４図に示され
ている。インクリボン用カセットと一体に形成され、且
つ、カバーを外した状態で示された駆動ハウジング６に
おいて、１２Ｖ以下の直流電圧で作動するモータ１２は
、ベルトプーリ１３により、歯付きベルト１４を介して
、減速歯車を構成する歯付きホイール１５と１６を駆動
させている。歯付きホイール１６は移送ローラ２２と噛
合し、このローラ２２の回転中において、移送ローラ２
２と２３との間でクランプされたインクリボン３は引っ
張られることとなる。

歯付きホイール１５と１６は駆動ハウジング６の底壁に
好適に設けられている。電動モータ１２から延在した接
続リード線１７．１８は摺動接触部１９．２０に連結さ
れており、この摺動接触部１９．２０は接触支持体２３
のばねアーム２１．２２から突出している。摺動接触部
１９．２０は回転シャフト１１に接近して配置されてい
るので、インクリボン用カセットが回動した場合に、摺
動接触部１９．２０の摺動を最小にすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るインクリボン用カセットを示す正
面図、 第２図は本発明に係るインクリボン用カセットの要部を
なす駆動ハウジングの内部を示す正面図、第３図は第２
図に示された駆動ハウジングの断面図、 第４図は第２図に示された電気的連結部分を示す要部拡
大図である。 １．２・・・サイドアーム部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、電動モータにより歯車伝達部を介して駆動させるこ
   とができるインクリボンに利用する移送装置と、インク
   リボン用貯蔵空間部とを有した挿入自在でかつ交換可能
   なインクリボン用カセットを具えるプリンタにおいて、
   前記電動モータ（１２）及び前記歯車伝達部（１５、１
   ６）を、前記インクリボン用カセットのハウジングと一
   体にかつ固定された駆動ハウジング（６）内に配置し、
   着脱自在の接触連結によって前記電動モータ（１２）と
   プリンタとの間で電気的連結を達成するための手段（７
   〜１０）を具えたことを特徴とする交換可能なインクリ
   ボン用カセットを具えるプリンタ。 ２、請求項１記載のプリンタにおいて、前記接触連結は
   、前記プリンタ内に挿入されるカセットと組み合わせる
   プリンタのカウンタソケット継手内に挿入され、且つ、
   前記カセットに配置されたプラグによって行うことを特
   徴とするプリンタ。 ３、請求項１記載のプリンタにおいて、前記カセットの
   壁部から弾発的に突出して設けられた接触素子（７、８
   及び１９〜２２）は、前記電動モータに電気的に連結さ
   れると共に、カセットを挿入した場合に、前記プリンタ
   の対向接触面（９、１０）と組み合わされて導電接触を
   構成することを特徴とするプリンタ。 ４、請求項３記載のプリンタにおいて、前記カセットの
   接触面（１９〜２２）をカセットの挿入方向と平行な面
   内に配置したことを特徴とするプリンタ。 ５、請求項４記載のプリンタにおいて、前記カセットの
   接触面（１９、２０）は、カセットが保持された場合、
   回転シャフト（１１）に近接して前記回転シャフトに対
   して垂直な面内に配置され、前記プリンタに対する境界
   領域で回転シャフトを中心に回動できるように配置され
   たことを特徴とするプリンタ。