JPH01195864A - 薬剤浣腸器 - Google Patents

薬剤浣腸器

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JPH01195864A
JPH01195864A JP63019130A JP1913088A JPH01195864A JP H01195864 A JPH01195864 A JP H01195864A JP 63019130 A JP63019130 A JP 63019130A JP 1913088 A JP1913088 A JP 1913088A JP H01195864 A JPH01195864 A JP H01195864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drug
movable member
container body
filling port
solid drug
Prior art date
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Pending
Application number
JP63019130A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Sakai
勇 酒井
Takeshi Hatakeyama
健 畠山
Takashi Kuriyama
栗山 隆
Toshio Shimizu
俊夫 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OTA SEIYAKU KK
Original Assignee
OTA SEIYAKU KK
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Publication date
Application filed by OTA SEIYAKU KK filed Critical OTA SEIYAKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、薬剤浣腸器に関し、更に詳しくは、固体薬剤
と溶解液が分離した形でパックされているディスポーザ
ブル薬剤浣腸器に関するものであるが、本発明は、輸液
バックにも応用できるものである。
【従来の技術〕
周知のように、薬剤浣腸は、薬剤自体による胃腸障害の
心配がなく、胃腸病変のある患者に投与するのに都合が
よく、経口投与のように胃酸や消化液で薬剤が分解を受
けず、食事の影響も受けにくく、味や臭のよくない薬剤
の投与に適しており、また、胃腸から吸収された薬剤は
、そのほとんどが工大動脈に入って肝臓での分解を受け
ずに、高沸9度で目的組織に送られ、注射に近い効果を
期待でき、また、適当な基剤を用いて、薬剤の放出をコ
ントロールでき、更には、直腸病変にたいして。
局所効果の期待できる薬剤を投与するのに適している等
の多くの利点を有しているが、従来よりの医療施設では
、種々の薬剤を使用時に調製し、ガラス製浣腸器にて注
腸している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
したがって、製剤化に手間がかかるため、現在のような
繁忙な病院内の薬局では、あまり利用されておらないば
かりか、調製された薬剤の運搬、保管が大変なため浣腸
療法を患者が受けるためには、病院にいちいち通院しな
ければならず、在宅療法には不向きであり、また、患者
自身では、現状のガラス製浣腸器では薬剤浣腸がしすら
い等の欠点があった。
本発明は、このような欠点を解決した薬剤浣腸器を提供
することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的のため、本発明は、容器本体を押圧することに
より収納液体を体内に注入できるようにしたものにおい
て、容器本体における充填口の密閉部分の外側に、間接
的または直接的に動作する可動部材を介して固体薬剤が
密閉的に設けられ、可動部材の動作により充填口密閉部
分が開放されて、固体薬剤が容器本体の収納液体中に押
し入れられる構成を特徴とするものである。
〔実施例〕
以下1本発明の実施例を図面に基づきその作用と共に説
明する。
第1図は本発明に係る薬剤浣腸器の一例での一部切欠の
正面図、第2図は同上要部の拡大断面図で、容器本体1
は充填口2と注出口3を有し、全体がポリエチレン、ポ
リプロピレン等の熱可塑性合成樹脂材にて成形され、注
出口3には可撓性チューブ4が一体的に接続されて、ノ
ズルキャップ5を外し、容器本体1の周壁を押圧するこ
とにより収納液体がチューブ4の先端ノズル6より体内
に注入できるようになっている。
なお、容器本体1は楕円形であるが、これは例示であっ
て、その形状等には限定がなく、伸縮可能な蛇腹構造で
あってもよく、また、チューブやノズル等の部材構造に
も限定がなくて公知の全てのものを含むものである。
充填口2には鍔部10が一体に設けられて、該充填口2
の端面ばポリエチレンシールされると共に、押し込み筒
体11が同軸状に取り付けされている。
押し込み筒体11は蛇腹構造の111部12と平坦頭部
13および開口側の鍔部14を一体に有し、該鍔部14
と充填口鍔部10との溶着をもって取り付けられると共
に、ポリエチレンシール部15と頭部13とにより形成
された111Ii部12内には筒状の可動部材16が設
けられている。
可動部材16はシール部15を突き破るための突起部1
7を有すると共に、内部には固体薬剤18を有しており
、また、押し込み筒体11におけ平坦頭部13と鍔部1
4との間には、使用時以外における蛇腹状11M部12
の押圧縮小を阻止する取り外し可能なストッパー19が
設けられている。
そして、以上の構成において、これの使用は、先ずスト
ッパー19を取り外し、次いで押し込み筒体11の平坦
頭部13を指で押出すれば、蛇腹状胴部12の縮小と共
に可動部材16が押し進められて、その突起部17でシ
ール部15が突き破られ、同時に固体薬剤18が容器本
体1内に押し入れられて、容器本体1内に収納の溶解液
により調製される。そこで、容器本体1の周壁を押圧し
、チューブ4を通してその先端ノズル6より体内に注入
する。
本発明に係る薬剤浣腸器の変形は可能であり、第4図以
下に他の変形態様が示しである。
すなわち、第4図において、容器本体1の充填口2は厚
肉のねじ部20となっており、該ねじ部2.0には、鍔
部22とねじ部23を有する中空筒体21がそのねじ部
23の螺着をもって同軸状に取り付けられると共に、該
筒体21内には、突起部17を有し、内部に固体薬剤1
8を有する可動部材16と、該可動部材16の上方に筒
体21内を密閉するゴムシール24が設けられると共に
、ゴムシール24の上方には押し込みピストン25が設
けられ、更に該押し込みピストン25の鍔部26と筒体
鍔部22との間には、使用時以外における押し込みピス
トン25の押し込みを阻止する取り外し可能なストッパ
ー19が設けられている。
ぞして、使用時において、ストッパー19を取り外して
、押し込みピストン25を指で押圧すると、ゴムシール
24を介して可動部材16が押し進められて、その突起
部17でポリエチレンシール部15が突き破られ、同時
に固体薬剤18が容器本体1の収納液体中に押し入れら
れて調製されると共に、充填口2と連通の筒体21内は
ゴムシール24により完全に密閉されて収納液体の漏出
が阻止されるので、前記同様にして体内に注入する。
第5図に示す変形態様は、容器本体1の充填口2のねじ
孔27に、上面開口の有底押し込み筒体28が同軸状に
取り付けられたもので、押し込み筒体28は伸縮可能な
蛇腹構造の胴部29と鍔部30、ねじ部31、底部32
を一体に有し、底部32は、充填口2の端面をシールし
ている前記ポリエチレンシール部15に相当し、該押し
込み筒体28は前記のように、≠のねじ部31のねじ孔
27に対する螺着をもって取り付けられると共に。
押し込み筒体28の内部には、突起部17を有し。
かつ内部に固体薬剤18を有する可動部材16が設けら
れ、更に押し込み筒体28の上面開口部にはキャップ3
3が嵌着されたもので、使用時、キャップ33を指で押
圧すれば、蛇腹状胴部29の縮小と共に可動部材16が
押し進められて、その突起部17で底部32が突き破ら
れ、同時に固体薬剤18が容器本体1の収納液体中に押
し入れられる。
以上は可動部材16が間接的に動作せられて固体薬剤1
8を容器本体1の収納液体中に押し入れる実施例につい
て説明したが、可動部材はこれを直接的に動作せしめて
固体薬剤18を容器本体1の収納液体中に押し入れるこ
とも可能である。
すなわち、第6図に示すように、容器本体1の充填口2
内における容器本体1との基部に、好ましくはシリコン
樹脂製のボール弁34と適合する球形弁座35が形成さ
れると共に、該弁座35の上部外周には、同心円状に1
条の円弧状膨出部36が設けられ、該膨出部36には、
可動部材としての押し込みキャップ37が被冠係合して
取り付けられている。
押し込みキャップ37はその内側中央部位に、充填口2
の内径よりも僅かに小さい直径を有する円柱突出部38
を一体に有すると共に、該突出部38よりも長い筒状部
39のやや下部内周面には、膨出部36との係合凹溝部
40を有し、該押し込みキャップ37は、その突出部3
8をボール弁34の上方に入れた固体薬剤18のやや上
方に位置させ、かつ充填口2の膨出部36に対する係合
凹溝部40の係合をもって取り付けられている。
そして、使用時において、押し込みキャップ37を指で
押し込めば、膨出部36との係合が外れて押し込まれる
と共に、その突出部38で固体薬剤18を介してボール
弁34が押し進められ、同時に固体薬剤18が容器本体
1の収納液体中に押し入れられる。
固体薬剤18が押し入れられると、ボール弁34は弁座
35を閉塞し、また、充填口2の膨出部36が押し込み
キャップ37の筒状部39の内周壁と圧接して密閉され
る。
第7図は可動部材としてのキャップ41.を直接的に動
作させて、その内筒部42の突起部43で充填口2のポ
リエチレンシール部15を突き破って、内筒部42内の
固体薬剤18を容器本体1の収納液体中に押し入れるも
ので、充填口2の膨出部36とキャップ4の外筒部44
の係合凹溝部40との係合による取り付け、充填口2の
膨出部36とキャップ外筒部44の内周壁との圧接によ
る密閉は第6図に示す場合と同様である。
〔発明の効果〕
しかして、本薬剤浣腸器によれば、液体・固体分離型デ
ィスポーザブル薬剤浣腸器であるため、次のような多く
の利点を有する。
その1として、液体・固体分離型であって、薬剤と溶解
液が分離した形でバックされているため、水溶液中で極
めて不安定な薬剤でも、薬剤浣腸として長期保存でき、
同じく、水溶液中での薬剤の安定性を気にしなくてよい
ので、溶解液の性質を腸管粘膜に最も適した状態に調製
できる。
また、固体薬剤部分を変えれば、比較的に簡単に様々な
、薬剤浣腸が製造できる(ステロイド剤。
抗炎症剤、鎮痙剤、鎮静剤、漢方薬等)。
その2として、ディスポーザブルであるため、持ちはこ
びに便利で、患者自身でも薬剤浣腸ができるため、注P
JJ療法が必要な患者でも在宅治療が可能となり、また
、流通段階でも、保管、運搬が便利であるために、在庫
管理が容易となる。
また、通常の注腸療法に必要なガラス製シリンジ浣腸器
、カテーテル、クリップ等が必要でないばかりか、使用
後のそれらの洗浄、消毒、乾燥等の手間が−切いらず、
労働節約的である。
また、薬剤が最適とされている容量、yA度に予め設定
されパックされているため、調剤時の過誤の危険性を減
らすことができると共に、薬剤がディスポーザブル容器
に密閉されているため、細菌等に汚染される危険がなく
、感染の機会を軽減させる。
更に、いつでも手軽に注′m療法が行えるため、治療の
質を高めると共に、救急時の迅速な注腸療法を可能にす
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の薬剤浣腸器の一例での一部切欠の正面
図、第2図は同上要部の拡大断面図、第3図はストッパ
ーの断面図、第4図〜第7図は本発明の他側を示す要部
の拡大断面図である。 1・・・容器本体 2・・・充填口 16・・・可動部材 18・・・固体薬剤 37・・・押し込みキャップ(可動部材)41・・・キ
ャップ(可動部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、容器本体を押圧することにより収納液体を体内に注
    入できるようにしたものにおいて、前記容器本体におけ
    る充填口の密閉部分の外側に、間接的または直接的に動
    作する可動部材を介して固体薬剤が密閉的に設けられ、
    前記可動部材の動作により充填口密閉部分が開放されて
    、前記固体薬剤が前記容器本体の収納液体中に押し入れ
    られる構成を特徴とする薬剤浣腸器。
JP63019130A 1988-01-29 1988-01-29 薬剤浣腸器 Pending JPH01195864A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63019130A JPH01195864A (ja) 1988-01-29 1988-01-29 薬剤浣腸器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63019130A JPH01195864A (ja) 1988-01-29 1988-01-29 薬剤浣腸器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01195864A true JPH01195864A (ja) 1989-08-07

Family

ID=11990881

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63019130A Pending JPH01195864A (ja) 1988-01-29 1988-01-29 薬剤浣腸器

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JP (1) JPH01195864A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017221312A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 医療法人社団ファインメッド 浣腸容器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4210957Y1 (ja) * 1966-12-05 1967-06-16

Patent Citations (1)

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JPS4210957Y1 (ja) * 1966-12-05 1967-06-16

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