JPH0119531Y2 - - Google Patents

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JPH0119531Y2
JPH0119531Y2 JP10220184U JP10220184U JPH0119531Y2 JP H0119531 Y2 JPH0119531 Y2 JP H0119531Y2 JP 10220184 U JP10220184 U JP 10220184U JP 10220184 U JP10220184 U JP 10220184U JP H0119531 Y2 JPH0119531 Y2 JP H0119531Y2
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JP
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cable
movable frame
fixed frame
frame
supported
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JP10220184U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ケーブル布設時に於けるケーブルの
支持案内装置に関する。
〔従来の技術〕
従来ケーブル等の布設に際し、その円滑を図る
ために第5図に示す如き装置が使用されてきた。
これは鼓形のローラ21を枠体22に回動自在に
軸支したもので、ケーブル布設路の直線部或はコ
ーナー部に配置して、ローラ21の外周壁でケー
ブル23を支持し、ケーブル23が牽引されるこ
とによりローラ21は回転しつつケーブル23を
誘導案内するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
斯かる従来の装置を用いてケーブル布設作業を
行う場合、ケーブル23がローラ21の軸方向と
直交して牽引されればケーブル23は円滑に支持
案内されるが、装置がケーブル布設路のコーナー
等に配置され、ケーブル23にローラ21の軸方
向に直交しない力が作用すれば、ケーブル23は
ローラ21の軸方向に移動して遂にはローラ21
から脱落してしまいケーブルの布設作業が不能と
なる許か、ケーブルの被覆を損傷したり、装置の
故障を招く虞があつた。そのため装置の近傍には
ケーブルの脱落防止及び監視のための専用作業員
を配置する必要があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述の問題点を解決したケーブル布設
用支持案内装置を提供せんとするものであり、そ
の構成要旨は、上方を開放した固定フレームと、
該固定フレームに内接して回動自在となると共に
内周縁をケーブルとの滑面とする一部切欠円環形
状の可動フレームとから成るケーブル布設用支持
案内装置にある。
〔作用〕
本考案のケーブル布設用支持案内装置は、ケー
ブル布設路の直線部、或はコーナー部何れにも配
置して使用することが可能であり、円環形状の可
動フレーム内にケーブルを挿通して牽引延線する
ものである。
ケーブル布設路が直線部のときは、可動フレー
ムの内周縁が滑面となつているので円滑にケーブ
ルを支持案内できることは勿論、装置がコーナー
部に配置されケーブルが曲折して牽引される場合
でも同様に円滑に支持案内できる。
即ち、第3図に示す如く、可動フレーム2に支
持案内されるケーブル23が円周方向に移動した
場合でも、ケーブル23の動作に可動フレーム2
が追従して回転するので、ケーブル23と可動フ
レーム2の圧接点には偏つた力が集中して加わる
ことが無い。このためケーブル23は被覆を損傷
することもなく、又、ケーブル23の円周方向の
動作が多少大きくても可動フレーム2が円滑に追
従して回転するので固定フレーム1からの脱落の
心配もない。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を添付図面につき説明す
る。
第1図は本考案の実施例の正面図であり、第2
図に於いてその側面図を示すもので、図中1は上
辺を開放した円形中空の方形状固定フレーム、2
は固定フレーム1に内接して回動自在となる一部
切欠円環形状可動フレーム、3は可動フレームの
内側に等分割で配置され軸受4を介して回動自在
に取付けられたローラ、5は可動フレーム2の脱
落防止のためのガイド枠、6は可動フレーム2に
枢着された摺動輪、7は他の設備等への本装置の
取付の際利用する穿設孔、8は摺動輪6の枢軸で
ある。
本実施例ではケーブルとの滑面を可動フレーム
2の内側に等分割で配置した複数のローラ3で実
現しており、ケーブルを傷めず、円滑に支持案内
するものである。又、可動フレーム2の外側には
摺動輪6を適宜に配設して固定フレーム1に内接
して自在に回動するものとしている。
次に本実施例の使用状態を第4図に示す。同図
イ,ロ,ハは夫々、ケーブルダクト9、吊ケーブ
ルラツク10、ケーブルピツト11に本実施例の
装置を適用した状態を示したもので、装置は布設
路のコーナー毎及び等間隔に配置し、固定フレー
ム1を布設路の側壁、支持部材等に連結金具25
を用いて支持固定するものである。ケーブル23
の布設は、ケーブル23に結着したメツセンジヤ
ーワイヤー24を装置の可動フレーム2内に順次
セツトして、巻取ウインチ等でこのメツセンジヤ
ーワイヤー24を牽引すれば、ケーブル23は如
何なる曲折部でも装置より脱落することなく延線
されるもので、その後固定フレーム1の上辺開放
部よりケーブル23を引き上げて、ダクト9、ラ
ツク10、ピツト11内に敷設するものである。
図中26は布設を完了したケーブルを示す。
尚、固定フレーム1の上辺の開放部に閉鎖片を
設けてケーブルの脱落防止をより確実なものとし
ても本考案の要旨を変更するものでは無い。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案ケーブル布設用支持案内装
置は、ケーブル布設路の直線部、コーナー部何れ
に配置した場合でも牽引延線するケーブルを円滑
に支持案内でき、且つ装置へのケーブルの着脱も
容易であると共に、ケーブルの損傷、脱落の心配
が無用であるので専用の作業員の必要もなく、工
数の削減に役立つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
はその側面図、第3図は本考案の作用を示す説明
図、第4図は本考案の実施例の使用状態を示す説
明図、第5図は従来例を示す正面図である。 1…固定フレーム、2…可動フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方を開放した固定フレームと、該固定フレー
    ムに内装して回動自在となると共に内周縁をケー
    ブルとの滑面とする一部切欠円環形状の可動フレ
    ームとから成るケーブル布設用支持案内装置。
JP10220184U 1984-07-05 1984-07-05 ケ−ブル布設用支持案内装置 Granted JPS6117817U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10220184U JPS6117817U (ja) 1984-07-05 1984-07-05 ケ−ブル布設用支持案内装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10220184U JPS6117817U (ja) 1984-07-05 1984-07-05 ケ−ブル布設用支持案内装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6117817U JPS6117817U (ja) 1986-02-01
JPH0119531Y2 true JPH0119531Y2 (ja) 1989-06-06

Family

ID=30661604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10220184U Granted JPS6117817U (ja) 1984-07-05 1984-07-05 ケ−ブル布設用支持案内装置

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JP (1) JPS6117817U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6117817U (ja) 1986-02-01

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