JPH01194970A - 異形状製品に於ける塗膜即乾方法及び装置 - Google Patents
異形状製品に於ける塗膜即乾方法及び装置Info
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- JPH01194970A JPH01194970A JP1634788A JP1634788A JPH01194970A JP H01194970 A JPH01194970 A JP H01194970A JP 1634788 A JP1634788 A JP 1634788A JP 1634788 A JP1634788 A JP 1634788A JP H01194970 A JPH01194970 A JP H01194970A
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、大小の差及び形態並びに外観的構造を複雑に
した木工製品の塗装後に於ける塗膜の急速乾燥1こ関す
るものである。
した木工製品の塗装後に於ける塗膜の急速乾燥1こ関す
るものである。
(従来技術)
従来、塗装工程を経た木工製品の乾燥は、常温乾燥又は
急速乾燥用として特に冬期に遠赤外線の照射に用いてい
るものに第7図に示す遠赤外線乾燥装置がある。上記第
7図に就いて簡単に説明すると、乾燥炉体30は互いに
向合せた架台31.82の内側中央に対のボックス38
.34を向合せて取付け、このボックス38.84の上
下には同じく対のボックス35.35.36.36を取
付けると共に、ボックス85.35は傾下方に向け、ボ
ックス36.86は傾上方に向けてそれぞれ同一の角度
で向合せ、各ボックス8B、84,85、同86の内部
にはそれぞれ赤外線ランプ87の多数個を備えたもので
ある。
急速乾燥用として特に冬期に遠赤外線の照射に用いてい
るものに第7図に示す遠赤外線乾燥装置がある。上記第
7図に就いて簡単に説明すると、乾燥炉体30は互いに
向合せた架台31.82の内側中央に対のボックス38
.34を向合せて取付け、このボックス38.84の上
下には同じく対のボックス35.35.36.36を取
付けると共に、ボックス85.35は傾下方に向け、ボ
ックス36.86は傾上方に向けてそれぞれ同一の角度
で向合せ、各ボックス8B、84,85、同86の内部
にはそれぞれ赤外線ランプ87の多数個を備えたもので
ある。
上記のものにあっては被乾燥物体の外観的形態が複雑で
あったり、照射影を生じるもの(例えば木工製品の机と
か腰掛)等の乾燥にはJ:iIOと下面のように2回に
分けて行なうような不都合があって極めて非能率的であ
った。
あったり、照射影を生じるもの(例えば木工製品の机と
か腰掛)等の乾燥にはJ:iIOと下面のように2回に
分けて行なうような不都合があって極めて非能率的であ
った。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明が解決しようとする問題点は、主として木製によ
る家具類の大小の差とか、形態並びに外観的構造の複雑
なもので、前工程に於いて施こされた塗装による塗膜を
迅速に乾燥させることにより、塗膜のだれ、粉塵の付着
防止を計ると共に乾燥効率を大幅に高めることである。
る家具類の大小の差とか、形態並びに外観的構造の複雑
なもので、前工程に於いて施こされた塗装による塗膜を
迅速に乾燥させることにより、塗膜のだれ、粉塵の付着
防止を計ると共に乾燥効率を大幅に高めることである。
(問題を解決するための技術的手段)
本発明が上記問題を解決するために講じた技術的手段は
、半円弧状断面で内側に反射曲面を有したアルミ板又は
アルミ箔、銀箔或は銀紙貼着などの、表面処理を施こし
た一対の反射曲面板を設けると共にこれら反射曲面板の
反射曲面1こ所要曲率Gこよる凹曲面反射部の多数個を
凹設し、これら凹曲面反射部の間に紫外線ランプ又は遠
赤外線ランプなどによる熱光線放射手段を設け、これら
反射曲面板を向合せた共通の下部を、連結具を介して断
面ほぼ円形でと部軸方向全長にハンガーの通路を開設し
た乾燥炉体を構成し、この乾燥炉体内に前工程で塗装を
施こされた被乾燥物体を導入し、前記熱光線放射手段を
作動させて紫外線又は遠赤外線の熱光線を被乾燥物体に
照射すると共Iζ凹面反射部に照射された熱光線を乱反
射状之反射させ、その輻射熱線を被乾燥物体の照射影を
生じる底面及び側面の狭隘な隙間、複雑な外形による照
射影部分などに隅なく照射して塗膜を迅速に乾燥させる
ようにしたものである。
、半円弧状断面で内側に反射曲面を有したアルミ板又は
アルミ箔、銀箔或は銀紙貼着などの、表面処理を施こし
た一対の反射曲面板を設けると共にこれら反射曲面板の
反射曲面1こ所要曲率Gこよる凹曲面反射部の多数個を
凹設し、これら凹曲面反射部の間に紫外線ランプ又は遠
赤外線ランプなどによる熱光線放射手段を設け、これら
反射曲面板を向合せた共通の下部を、連結具を介して断
面ほぼ円形でと部軸方向全長にハンガーの通路を開設し
た乾燥炉体を構成し、この乾燥炉体内に前工程で塗装を
施こされた被乾燥物体を導入し、前記熱光線放射手段を
作動させて紫外線又は遠赤外線の熱光線を被乾燥物体に
照射すると共Iζ凹面反射部に照射された熱光線を乱反
射状之反射させ、その輻射熱線を被乾燥物体の照射影を
生じる底面及び側面の狭隘な隙間、複雑な外形による照
射影部分などに隅なく照射して塗膜を迅速に乾燥させる
ようにしたものである。
(作 用)
予じめ表面塗装を施こされた主として木製品の被乾燥物
体を乾燥炉体内にハンガー又はコンベヤなどによって間
欠的に搬入して停止すると、扉と連繋したセンサーの作
動により熱光線放射手段を働かせて所定量の熱光線を被
乾燥物体に向けて照射し、その熱光線のうち被乾燥物体
の外表面から外れて向合った反射曲面に当った熱光線は
、凹曲面反射部の多様な曲面によって入射角とは別方向
に乱反射し、これらの熱光線を被乾燥物体の照射影部分
に直線的に或は斜方向など多次元的な全表面に照射し、
被乾燥物体の全表面の塗膜を輻射熱の熱伝導によって迅
速かつ確実に乾燥させる。
体を乾燥炉体内にハンガー又はコンベヤなどによって間
欠的に搬入して停止すると、扉と連繋したセンサーの作
動により熱光線放射手段を働かせて所定量の熱光線を被
乾燥物体に向けて照射し、その熱光線のうち被乾燥物体
の外表面から外れて向合った反射曲面に当った熱光線は
、凹曲面反射部の多様な曲面によって入射角とは別方向
に乱反射し、これらの熱光線を被乾燥物体の照射影部分
に直線的に或は斜方向など多次元的な全表面に照射し、
被乾燥物体の全表面の塗膜を輻射熱の熱伝導によって迅
速かつ確実に乾燥させる。
(実施例)
以下、本願発明の一実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
る。
本発明は第1図及び第2図に示すように乾燥炉体1は、
断面ほぼ半円弧状で内側に反射曲面2を有したアルミ板
素材又はアルミ箔、銀箔或は銀紙の貼着などζこよる表
面処理を施こした一対の反射曲面板8.8を形成し、前
記反射曲面2.2の表面には予じめプレス加工その他の
加工手段によって凹曲面反射部4の多数個を凹設しであ
る。熱光線放射手段5は、紫外線ランプ又は遠赤外線ラ
ンプ群であって前記反射曲面2.2にソケット6を介し
て多数個を取替自在に装着されている。前記反射曲面板
8.8は、その外表面の全面を所定間隔ごとに設けた環
状リブ7を有した同形態の外板8.8によって覆われて
おり、その空間には前記ソケット6#¥とIIE源とを
継ぐ電線(図示省略)を配線する。このように構成した
対の前記反射曲面板8.8を互いに向合せ、この反射曲
面板8.8の下部を軸方向に突き合せて連結具9により
全長を結合すると共に、両反射曲面板3の土部合せ目の
間の全長には後記のハンガー10をフリーで通す通路1
1を開設して前記乾燥炉体1を構成し、該乾燥炉体1は
固定架台12の上に安定的に固定されている。扉18は
前記乾燥炉体1の入口14及び出口15側(図示省略)
に設けられており、これら人口14及び出口15の端面
にはセンサー16を配置し、前記ハンガー10及びこれ
に懸吊された被乾燥物体18が索道17の間欠移動によ
って前記乾燥炉体1内の停止位置に達すると、その停止
の信号によって扉18を閉じ同時に前記熱光線放射手段
5に通電して熱光線を放射するように連繋し、所定の放
射時間が経過すると、入口14及び出口15の扉18の
同時開放と、ハンガー10を支持する索道17を間欠移
動させてハンガー10と共に被乾燥物体18を前記乾燥
炉体1の出口15から外部に搬出し、これと併行して後
続のハンガー10に支持された後続の被乾燥物体18を
乾燥炉体1内に搬入するサイクルを反復するように構成
する。なお前記扉18の開閉は通常のロッドを有した作
動シリンダ(何れも図示を略す)を818を開閉する動
作と配電盤(図示省略)によって連繋している。第4図
に示すものはハンガー10に平面積の大きい網状の荷受
板19を吊り下げることにより、小物の被乾燥物体の多
数を同時搬入できるようにしたものである。また、第5
図のものは乾燥炉体1の別の実施例で、この乾燥炉体1
Bは車輪20を有した可動荷台21kに架装し、反射曲
面板3.8の上部に左雌ねじを有したブラケット22と
、右雌ねじを有したブラケット28とを向合うようそれ
ぞれ取付けると共にこれら左右の雌ねじに共通の左雄ね
じ24及び右雄ねじ24日を有した両ねじ桿25を螺挿
することにより、該両ねじ桿25の左右への回転操作に
よって反射曲面板3.3を連結部9を中心にと部の間隔
Tを拡縮することにより、反射曲面板3.3の傾斜角を
自在に調節して熱光線放射手段5rnの熱光線放射角を
多様に変化させて照射影を皆無にするようにしたもので
ある。また、第6図に示す別個の乾燥炉体1bは、反射
曲面板3.3を向合せた上下対辺の合せ目を連結具9.
9をもって結合すると共に乾燥炉体1bの内部に、一定
長ごとに停止する間欠移動の網コンベヤ26を配設し、
#taaには網コンベヤ26を挾み込むようにして門扉
する切欠部27を開設しである。前記反射曲面板3は実
施例ではアルミ板素材を用いたが、通常の板素材の表面
にアルミ箔、銀箔或は銀紙の貼着などの表面処理を施こ
すことも自由で制限を受けない。また紫外線或は遠赤外
線の使い分けは、ランプの取替えで足り、その個数も限
定しないいま、第1図に示す索道17が所定の間欠移動
によって定間隔を移動して停止すると、ハンガー10を
介して懸吊され前工程で塗装を施こされている被乾燥物
体18は入口14から乾燥炉体1内へ搬入されて所定位
置に達し索道17と共に停止する。この停止の信号によ
って扉18により入口14及び出口15が閉扉すると扉
18によってセンサー16を作動し、その信号によって
熱光線放射手段5群に通電し、それぞれ熱光線を放射す
る。
断面ほぼ半円弧状で内側に反射曲面2を有したアルミ板
素材又はアルミ箔、銀箔或は銀紙の貼着などζこよる表
面処理を施こした一対の反射曲面板8.8を形成し、前
記反射曲面2.2の表面には予じめプレス加工その他の
加工手段によって凹曲面反射部4の多数個を凹設しであ
る。熱光線放射手段5は、紫外線ランプ又は遠赤外線ラ
ンプ群であって前記反射曲面2.2にソケット6を介し
て多数個を取替自在に装着されている。前記反射曲面板
8.8は、その外表面の全面を所定間隔ごとに設けた環
状リブ7を有した同形態の外板8.8によって覆われて
おり、その空間には前記ソケット6#¥とIIE源とを
継ぐ電線(図示省略)を配線する。このように構成した
対の前記反射曲面板8.8を互いに向合せ、この反射曲
面板8.8の下部を軸方向に突き合せて連結具9により
全長を結合すると共に、両反射曲面板3の土部合せ目の
間の全長には後記のハンガー10をフリーで通す通路1
1を開設して前記乾燥炉体1を構成し、該乾燥炉体1は
固定架台12の上に安定的に固定されている。扉18は
前記乾燥炉体1の入口14及び出口15側(図示省略)
に設けられており、これら人口14及び出口15の端面
にはセンサー16を配置し、前記ハンガー10及びこれ
に懸吊された被乾燥物体18が索道17の間欠移動によ
って前記乾燥炉体1内の停止位置に達すると、その停止
の信号によって扉18を閉じ同時に前記熱光線放射手段
5に通電して熱光線を放射するように連繋し、所定の放
射時間が経過すると、入口14及び出口15の扉18の
同時開放と、ハンガー10を支持する索道17を間欠移
動させてハンガー10と共に被乾燥物体18を前記乾燥
炉体1の出口15から外部に搬出し、これと併行して後
続のハンガー10に支持された後続の被乾燥物体18を
乾燥炉体1内に搬入するサイクルを反復するように構成
する。なお前記扉18の開閉は通常のロッドを有した作
動シリンダ(何れも図示を略す)を818を開閉する動
作と配電盤(図示省略)によって連繋している。第4図
に示すものはハンガー10に平面積の大きい網状の荷受
板19を吊り下げることにより、小物の被乾燥物体の多
数を同時搬入できるようにしたものである。また、第5
図のものは乾燥炉体1の別の実施例で、この乾燥炉体1
Bは車輪20を有した可動荷台21kに架装し、反射曲
面板3.8の上部に左雌ねじを有したブラケット22と
、右雌ねじを有したブラケット28とを向合うようそれ
ぞれ取付けると共にこれら左右の雌ねじに共通の左雄ね
じ24及び右雄ねじ24日を有した両ねじ桿25を螺挿
することにより、該両ねじ桿25の左右への回転操作に
よって反射曲面板3.3を連結部9を中心にと部の間隔
Tを拡縮することにより、反射曲面板3.3の傾斜角を
自在に調節して熱光線放射手段5rnの熱光線放射角を
多様に変化させて照射影を皆無にするようにしたもので
ある。また、第6図に示す別個の乾燥炉体1bは、反射
曲面板3.3を向合せた上下対辺の合せ目を連結具9.
9をもって結合すると共に乾燥炉体1bの内部に、一定
長ごとに停止する間欠移動の網コンベヤ26を配設し、
#taaには網コンベヤ26を挾み込むようにして門扉
する切欠部27を開設しである。前記反射曲面板3は実
施例ではアルミ板素材を用いたが、通常の板素材の表面
にアルミ箔、銀箔或は銀紙の貼着などの表面処理を施こ
すことも自由で制限を受けない。また紫外線或は遠赤外
線の使い分けは、ランプの取替えで足り、その個数も限
定しないいま、第1図に示す索道17が所定の間欠移動
によって定間隔を移動して停止すると、ハンガー10を
介して懸吊され前工程で塗装を施こされている被乾燥物
体18は入口14から乾燥炉体1内へ搬入されて所定位
置に達し索道17と共に停止する。この停止の信号によ
って扉18により入口14及び出口15が閉扉すると扉
18によってセンサー16を作動し、その信号によって
熱光線放射手段5群に通電し、それぞれ熱光線を放射す
る。
(第8図参照)これら熱光線のうち、被乾燥物体18の
外表面から外れて向合った反射曲面2に当った熱光線は
、該反射曲面2の凹曲面反射部4に当って反射する。こ
の際反射する熱光線は、凹曲面反射部4の凹み角度によ
って入射角とは別の角度に乱反射するので、この乱反射
する熱光線を被乾燥物体18の照射影の部分に直線的l
こ或は斜方向など多次元的な全表面に隅なく照射し、被
乾燥物体18の全表面の塗膜を輻射熱の熱伝導によって
迅速に、かつ確実に乾燥させる。所定の照射時間帯を経
過すると、索道17が始動して矢印P方向へ移動し、ハ
ンガー10と共に被乾燥物体18を乾燥炉体1の出口1
5から外部に搬出した所で停止する。この索道17の停
止によって後続のハンガー10に懸吊された後続の被乾
燥物体18が上述の要領で乾燥炉体1内に搬入されて乾
燥させるサイクルを連続的に反復する。
外表面から外れて向合った反射曲面2に当った熱光線は
、該反射曲面2の凹曲面反射部4に当って反射する。こ
の際反射する熱光線は、凹曲面反射部4の凹み角度によ
って入射角とは別の角度に乱反射するので、この乱反射
する熱光線を被乾燥物体18の照射影の部分に直線的l
こ或は斜方向など多次元的な全表面に隅なく照射し、被
乾燥物体18の全表面の塗膜を輻射熱の熱伝導によって
迅速に、かつ確実に乾燥させる。所定の照射時間帯を経
過すると、索道17が始動して矢印P方向へ移動し、ハ
ンガー10と共に被乾燥物体18を乾燥炉体1の出口1
5から外部に搬出した所で停止する。この索道17の停
止によって後続のハンガー10に懸吊された後続の被乾
燥物体18が上述の要領で乾燥炉体1内に搬入されて乾
燥させるサイクルを連続的に反復する。
(効 果)
本発明は、と記のように構成したので、次の利点を有す
る。
る。
(1)半円弧状断面の反射曲面に多数個の凹曲面反射部
と、紫外線ランプ又は遠赤外線ランプによる熱光線放射
手段とを設けた反射曲面板の対をもって乾燥炉体を構成
し、該乾燥炉体とハンガーを有して間欠移動する索道又
は網コンベヤとを組合せたので、熱光線放射手段から放
射される熱光線の一部で被乾燥物体の照射影となった部
分への熱光線を、凹曲面反射部を介して乱反射させるこ
とにより、照射影による塗膜乾燥のむらを皆無にするこ
とができる。
と、紫外線ランプ又は遠赤外線ランプによる熱光線放射
手段とを設けた反射曲面板の対をもって乾燥炉体を構成
し、該乾燥炉体とハンガーを有して間欠移動する索道又
は網コンベヤとを組合せたので、熱光線放射手段から放
射される熱光線の一部で被乾燥物体の照射影となった部
分への熱光線を、凹曲面反射部を介して乱反射させるこ
とにより、照射影による塗膜乾燥のむらを皆無にするこ
とができる。
(2)また、反射曲面板のアルミ板素材に代え、単なる
板素材にアルミ箔、銀箔又は銀紙貼着などの表面加工を
施こすことにより、熱光線の反射効率が高められるので
、反射曲面板を低価格で供給できる。
板素材にアルミ箔、銀箔又は銀紙貼着などの表面加工を
施こすことにより、熱光線の反射効率が高められるので
、反射曲面板を低価格で供給できる。
(3)反射曲面板表面に凹曲面反射部を設けたので、熱
光線による被乾燥物体の照射影部分への有効な乱反射に
よって照射影部分の乾燥速度を被乾燥物体の表面側とほ
ぼ同時的に乾燥させられるので、乾燥に要する時間を大
幅に短縮することができる。
光線による被乾燥物体の照射影部分への有効な乱反射に
よって照射影部分の乾燥速度を被乾燥物体の表面側とほ
ぼ同時的に乾燥させられるので、乾燥に要する時間を大
幅に短縮することができる。
(4)紫外線又は遠赤外線の使用を単にランプの取替え
のみで使い分けるようにしたので、被乾燥物体の材質的
条件があっても紫外線と遠赤外線とはランプの取替えの
みで両方1こ使用できるので設備費を大幅に節減するこ
とができ、併せて輻射熱の熱伝導作用によって塗膜の乾
燥を急速に行なうことができる。
のみで使い分けるようにしたので、被乾燥物体の材質的
条件があっても紫外線と遠赤外線とはランプの取替えの
みで両方1こ使用できるので設備費を大幅に節減するこ
とができ、併せて輻射熱の熱伝導作用によって塗膜の乾
燥を急速に行なうことができる。
第1図は、本願発明の正面斜視図、第2図は、第1図に
於ける2−Z線の拡大正断面図、第3図は、熱光線照射
による乾燥要領の説明図、第4図乃至第6図は、別の実
施例の説明図で、第4図は、網状の荷受板を使用した場
合を示し、第5図は、可動荷台に架装すると共に両ねじ
桿をもって反射曲面板の傾斜角を調整自在にした場合を
示し、第6図は、乾燥炉体の内部を通した網コンベヤを
もって被乾燥物体を搬送する要領を示す。第7図は、従
来技術の説明図である。 (主要部分の符号の説明)
於ける2−Z線の拡大正断面図、第3図は、熱光線照射
による乾燥要領の説明図、第4図乃至第6図は、別の実
施例の説明図で、第4図は、網状の荷受板を使用した場
合を示し、第5図は、可動荷台に架装すると共に両ねじ
桿をもって反射曲面板の傾斜角を調整自在にした場合を
示し、第6図は、乾燥炉体の内部を通した網コンベヤを
もって被乾燥物体を搬送する要領を示す。第7図は、従
来技術の説明図である。 (主要部分の符号の説明)
Claims (4)
- (1)反射曲面に多数の凹曲面反射部及び紫外線ランプ
又は遠赤外線ランプによる熱光線放射手段を有した半円
孤断面の対の反射曲面板の組立てによる乾燥炉体内に、
ハンガー又はコンベヤなどによる搬送手段を介して、予
じめ前工程で所要の塗装を施こして搬入された被乾燥物
体であって、形態の大小とか、個々の形状異形とか、こ
れらの乱雑な配列になる木製品又は金属製品の被乾燥物
体に、前記熱光線放射手段により熱光線を照射すると共
に、それら熱光線の一部で前記凹曲反射部に照射された
ものを乱反射させることにより、前記被乾燥物体の底面
はもとより側面、複雑な凹み、狭隘な隙間などの照射影
に洩れなく、熱光線を照射して被乾燥物体の多次元的な
全表面を輻射熱の熱伝導により被乾燥物体の内部から加
熱して全表面の塗膜を急速に乾燥させることを特徴とす
る異形状製品に於ける塗膜即乾方法。 - (2)半円孤状断面で内側に反射曲面を有したアルミ板
素材又はアルミ箔、銀箔或は銀紙貼着などの表面処理を
施こした一対の反射曲面板を設けると共にこれら反射曲
面板の反射曲面に、所要曲率による凹曲面反射部の多数
を凹設し、前記反射曲面に紫外線ランプ又は遠赤外線ラ
ンプなどによる熱光線放射手段を所要の間隔を設けて多
数個を配設し、これら反射曲面板を向合せにした共通の
下部を、連結具を介して断面ほぼ円形で上部軸方向全長
にハンガーの通路を設けて結合した乾燥炉体を構成し、
該乾燥炉体を固定架台又は可動架台上に架装したことを
特徴とする異形状製品の塗膜即乾装置。 - (3)対の反射曲面板を向合せると共に上下対辺の合せ
目を、連結具を介して断面ほぼ円形状に結合し、内部に
反転出入りする網コンベヤを挿通してなることを特徴と
する特許請求の範囲第2項記載の乾燥炉体。 - (4)対の反射曲面板を向合せると共に下部の合せ目を
連結具により螺着することにより、断面円形に結合して
可動架台上に架装し、前記反射曲面板相互の向合されて
いる上部に、互いに異なる向の雌ねじを有した対のブラ
ケットを取付けると共にこれらのねじ孔に、左右異なる
ねじ山を有した両ねじ桿を螺挿することにより、前記対
の反射曲面板を前記連結具を中心に円形断面を拡縮自在
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の乾
燥炉体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1634788A JPH01194970A (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 異形状製品に於ける塗膜即乾方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1634788A JPH01194970A (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 異形状製品に於ける塗膜即乾方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01194970A true JPH01194970A (ja) | 1989-08-04 |
Family
ID=11913842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1634788A Pending JPH01194970A (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 異形状製品に於ける塗膜即乾方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01194970A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6158840A (ja) * | 1984-08-29 | 1986-03-26 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光フアイバ用被覆層の硬化装置 |
JPS61293572A (ja) * | 1985-06-21 | 1986-12-24 | Tokiwa Enpitsu Seisakusho:Kk | 鉛筆の塗装乾燥用紫外線連続照射装置 |
-
1988
- 1988-01-26 JP JP1634788A patent/JPH01194970A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6158840A (ja) * | 1984-08-29 | 1986-03-26 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光フアイバ用被覆層の硬化装置 |
JPS61293572A (ja) * | 1985-06-21 | 1986-12-24 | Tokiwa Enpitsu Seisakusho:Kk | 鉛筆の塗装乾燥用紫外線連続照射装置 |
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