JPH047515Y2 - - Google Patents

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JPH047515Y2
JPH047515Y2 JP3074089U JP3074089U JPH047515Y2 JP H047515 Y2 JPH047515 Y2 JP H047515Y2 JP 3074089 U JP3074089 U JP 3074089U JP 3074089 U JP3074089 U JP 3074089U JP H047515 Y2 JPH047515 Y2 JP H047515Y2
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irradiation
pin
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、移動搬送物用照射装置、さらに詳
細にはコンベア等により搬送される被搬送物に、
高周波、赤外線、紫外線等の電磁波を照射する移
動搬送物用照射装置にかかる。
(従来の技術) 移動搬送物用照射装置としては、点線源および
線線源とがあるが、いずれにしても品質の安定と
効率化を図るためには、照射が均一にしかも最低
限の空間内で長時間の照射が、被照射物体の表面
温度が設定値を上回らないように行われる必要が
ある。
そして、従来のこの種の移動搬送物用照射装置
としては、第6図に図示されるような装置が知ら
れていた。すなわち、101は、コンベである。
102は炉本体、103はコンベア101で一定
間隔で搬送される塗装された被搬送物である。1
04は、照射装置であり、一定間隔に固定して設
けられ、高周波、赤外線、紫外線等の電磁波を被
搬送物103に照射する。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、第6図に図示されるような従来
の移動搬送物用照射装置では、各照射装置104
の前を順次被搬送物103が通過するため、炉1
02内のA点では、被照射物ののないコンベア1
01上を照射し、B点では照射装置104のない
空間を被照射物が通過する。他方、仮に照射装置
104の間隔をつめると照射が重複する箇所が生
じ、パーシヤルヒーテイングにより被照射物の熱
的損傷を生ずる恐れがある。
(課題を解決するための手段) この考案は、被搬送物を順次搬送する搬送装置
と、その搬送装置を内蔵する炉本体と、炉内に設
けられ照射領域内では被搬送物の移動に応じて照
射方向を変化させて被搬送物に照射させ、被搬送
物が照射領域を出るともとの照射方向に戻る照射
装置とからなることを特徴とする移動搬送物用照
射装置、を提供する。
(作用) この考案では、照射装置の照射を受ける被搬送
物を順次、搬送装置で搬送する。被搬送物が、炉
内に至り照射装置の照射領域に入ると照射装置
は、照射を開始する。被搬送物が更に移動される
と、被搬送物の移動に伴い照射装置は照射方向を
変化させ、被搬送物に照射を続ける。被搬送物
が、照射装置の照射領域を出ると、照射装置は照
射方向を元に戻す。
(実施例) この考案にかかる実施例の平面概略を表す第1
図、同一部拡大平面図を表す第2図、同照明装置
部分の平面拡大図を表す第3図、同正面図を表す
第4図、照明装置の駆動システムの概略図を表す
第5図に従つて説明する。
11は、搬送装置である。搬送装置11は、こ
の実施例ではチエーンコンベヤからなり、第1図
右方向に移動される。12は、搬送装置11を内
蔵する炉本体であり被乾燥物を乾燥させる。13
は、搬送装置11に一定間隔で吊られた被乾燥物
である。被乾燥物11は、塗装済みの鉄板製、プ
ラスチツクス製の未乾燥の家電製品、風呂がま、
金庫等の被塗装物である。21は、照射装置であ
る。照射装置21は、遠赤外線ランプ22と、遠
赤外線ランプ22を中心としてその周囲に設けら
れるフード23を有する。遠赤外線ランプ22の
かわりに、高周波、赤外線、紫外線等の電磁波を
照射するランプ等を設けてもよい。フード23の
内周面は反射面を形成し、反射面は曲面とするが
照射方向に方向性を出すためには放物線曲面とす
るのが望ましい。24は、支柱でありフード23
の付近に垂直に立設させる。支柱24からは水平
方向に上下2本の腕25を延ばし軸受け26,2
6を介してフード23を軸方向を回転中心として
回転自在に支持する。27は、フード支持台であ
り、一端にフード23及び遠赤外線ランプ22を
載置し固定する。フード支持台27の他端には、
長孔状のガイド孔28を穿設する。31は、油圧
シリンダーである。油圧シリンダー31は、スト
ローク方向が搬送装置11の進行方向と平行にな
るように設置する。油圧シリンダー31の先端に
は、継手ピン32を介してピンサポート33を固
定し、ピンサポート33の先端付近からはピン3
4を垂直方向に立設させる。35は、ピンガイド
であり長孔状のガイド孔36を設けピン34の中
間部を摺動自在に嵌合させガイドする。ピン34
の先端は、ガイド孔28に摺動自在に嵌合させ
る。
すると、第3図に図示されるように、油圧シリ
ンダー31を摺動させることによりピン34は、
ガイド孔36に従いL2の範囲で往復運動する。
同時にガイド孔28にしたがいL1の範囲で、ピ
ン34は往復運動する。すると遠赤外線ランプ2
2およびフード23は、遠赤外線ランプ22を中
心として角度20の範囲で回転する。20の範囲が、
すなわち照射領域である。
41は油圧ユニツト、42は電磁切り替え弁、
43は油圧ユニツト41から供給される油の流量
を調整する電磁フローコントロールバルブ、44
はアンププリセツター、45は制御盤である。5
1は、照射領域への被搬送物13の侵入および侵
入速度を感知するセンサーであり、第2図に示す
ように照射領域の始め部分A点より若干前の
A′点に設置される。この実施例では光センサー
からなる。52は、ピン感知センサーである。ピ
ン感知センサー52は、ガイド孔36の油圧シリ
ンダーとは反対端付近に設けられ、ピン34の到
着を感知する。ピン感知センサー52は、この実
施例ではリミツトスイツチからなる。センサー5
1は、制御盤45および電磁切替弁42に接続さ
れ、制御盤45はアンププリセツター44に接続
され、アンププリセツター44は電磁フローコン
トロールバルブ43に接続され、電磁フローコン
トロールバルブ43は電磁切替弁42および油圧
シリンダー31に接続され、電磁切替弁42は更
に油圧ユニツト41、ピン感知センサー52、油
圧シリンダー31に接続される。
次に、実施例の作用について説明する。被搬送
物13が搬送装置11により搬送され、炉12内
に至りさらに進行するとセンサー51に照射領域
手前のA′点への被搬送物13の進入、およびそ
の進入速度を感知される。すると、センサー51
は被搬送物13の進入を感知した旨および進入速
度を表す信号を制御盤45に伝送する。他方セン
サー51からの信号は電磁切替部42にも伝送さ
れ、油圧シリンダー31のR側に油が流れるよう
に切り替える。センサー51からの信号を受領し
た制御盤45では、被搬送物13の速度を演算
し、その速度に同調させた速度で油圧シリンダー
31の先端が伸張するように油圧シリンダー31
を作動させる作動信号を、アンププリセツター4
4を介して電磁フローコントロールバルブ43に
伝送する。すなわち、作動信号を受領した電磁フ
ローコントロールバルブ43では、バルブのコン
トロールにより油の流量を調整し、油圧ユニツト
41から供給される油圧を油圧シリンダー31の
第5図に図示されるR部分に供給し油圧シリンダ
ー31を被搬送物13の進行速度に同期させてピ
ン34を伸張させる。ピン34の移動に伴い遠赤
外線ランプ22の照射方向は変化するが、ピン3
4の移動速度は被搬送物13の移動速度に同期さ
れているため、被搬送物13は照射領域θ内にあ
る間中照射装置21により照射を受ける。
光源である遠赤外線ランプ22の回転する回転
速度ωは、 ω=dθ/dt =dtan-1(L0−vt/R)/dt として求められる速度で回転するように演算され
制御される。但し、 θ:照射領域 L0:A点と搬送装置上の遠赤外線ランプの相当
位置 R:遠赤外線ランプと搬送装置との距離 である。
ピン34が伸張してピン感知センサーに接触す
ると感知信号を電磁切替弁42に伝送する。感知
信号を受領した電磁切替弁42では、弁を切り替
え油圧ユニツト41から供給される油圧を第5図
に示される油圧シリンダー31のL側に供給す
る。すると油圧シリンダー31に作動される先端
のピン34は、引き戻され元の位置に戻る。その
ため、ピン34により作動される遠赤外線ランプ
22はもとの位置に戻る。戻る速度は、伸張時と
は異なり被搬送物13の速度に同期させる必要は
なくより増速させてもよい。すなわち、電磁フロ
ーコントロールバルブ43で、油の流量を調整し
ピン34、およびピン34により作動される遠赤
外線ランプ22の戻る速度を速める。反転に要す
る時間tは、速度vで直進する被搬送物13がA
点からA′点に達する時間に一致するように設定
する。
ブース12内に、照射装置21を第1図に図示
されるように複数設ける場合は、相互の照射領域
の終期と始期を重複しないように連続させる。こ
の場合の連続する2台以降の照射装置21の始動
は、センサー51の感知により1台目の照射装置
の作動に連続させて順次作動させても、前の照射
装置のピン感知センサー52の感知を受領して作
動させてもよい。
(考案の効果) したがつてこの考案では、炉内に設けられ照射
領域内では被搬送物の移動に応じて照射方向を変
化させて被搬送物に照射させ、被搬送物が照射領
域を出るともとの照射方向に戻る照射装置を有す
るため、被搬送物が、ブース内に至り照射装置の
照射領域に入ると照射装置は、照射を開始する。
被搬送物が更に移動されると、被搬送物の移動に
伴い照射装置は照射方向を変化させ、被搬送物に
照射を続け、被搬送物が照射装置の照射領域を出
ると、照射装置は照射方向を元に戻す。そのた
め、照射装置の設置の無駄がなくまたパーシヤル
ヒーテイングにより被搬送物の熱的損傷を生ずる
おそれがない移動搬送物用照射装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる実施例の平面概略
図、第2図は同一部拡大平面図、第3図は同照明
装置部分の平面拡大図、第4図は同正面図、第5
図は照明装置の駆動システムの概略図、第6図は
従来例の概略図である。 11……搬送装置、12……乾燥炉、13……
被搬送物、21……照射装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被搬送物を順次搬送する搬送装置と、その搬送
    装置を内蔵する炉体と、炉内に設けられ照射領域
    内では被搬送物の移動に応じて照射方向を変化さ
    せて被搬送物に照射させ、被搬送物が照射領域を
    出るともとの照射方向に戻る照射装置とからなる
    ことを特徴とする移動搬送物用照射装置。
JP3074089U 1989-03-17 1989-03-17 Expired JPH047515Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3074089U JPH047515Y2 (ja) 1989-03-17 1989-03-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3074089U JPH047515Y2 (ja) 1989-03-17 1989-03-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02120695U JPH02120695U (ja) 1990-09-28
JPH047515Y2 true JPH047515Y2 (ja) 1992-02-27

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ID=31256071

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