JPH0119491Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0119491Y2
JPH0119491Y2 JP18874882U JP18874882U JPH0119491Y2 JP H0119491 Y2 JPH0119491 Y2 JP H0119491Y2 JP 18874882 U JP18874882 U JP 18874882U JP 18874882 U JP18874882 U JP 18874882U JP H0119491 Y2 JPH0119491 Y2 JP H0119491Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
detection transistor
detection
power supply
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18874882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5991072U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18874882U priority Critical patent/JPS5991072U/ja
Publication of JPS5991072U publication Critical patent/JPS5991072U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0119491Y2 publication Critical patent/JPH0119491Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機のホールドダウン
回路に関する。
(ロ) 従来技術 一般のテレビジヨン受像機に於いては高圧出力
電圧が異常に上昇した場合には受像管から放出さ
れるX線の量が急激に増加する。また、X線の放
出量はビーム電流の増大によつても増加するの
で、このような場合に水平ドライブ回路を不作動
にして水平出力回路の動作を停止させるホールド
ダウン回路が採用されている。
第1図は従来のホールドダウン回路を示してお
り、フライバツクトランス1に設けられた電圧検
出巻線1aに生じるパルス電圧は整流ダイオード
D1及びコンデンサC1で整流平滑された後、ブリ
ーダ用高抵抗R1,R2で分圧して検出トランジス
タTRのエミツタに印加されている。また、フラ
イバツクトランス1の三次巻線1bに得られる水
平パルスの走査期間を整流ダイオードD2、抵抗
R3及び小容量のコンデンサC2で整流平滑して得
られた低電圧直流電源をテレビジヨン受像機の比
較的大きな負荷2に+BLライン(+BL)を通し
て供給している。前記負荷2は例えば各種のIC
(集積回路)やパイロツトランプ等である。検出
トランジスタTRのベースとアース間には小抵抗
R4と定電圧ダイオードDZがこの順で直列接続さ
れており、前記+BLライン(+BL)は小抵抗R5
を介して前記小抵抗R4と定電圧ダイオードDZ
接続点Aに接続されている。また、3は整流ダイ
オードD3及び平滑用コンデンサC3を主として構
成される電源回路であつて、この電源回路3とフ
ライバツクトランス1の高圧巻線1cに接続され
ビーム電流の大きさによつて両端電圧が変化する
大きな抵抗値を有するABL用の検出抵抗R6の低
電圧側は比較的大きな抵抗R7が挿入された接続
ラインlを介して検出トランジスタTRのベース
に接続されている。そして、テレビジヨン受像機
が正常に動作している場合には、検出用トランジ
スタTRが不作動(カツトオフ)の状態になるよ
うにバイアスが設定されている。
次に抵抗R4及びR7の役割について述べるため、
抵抗R4及びR7を取り除き接続ラインlを切断し
検出トランジスタTRのベースと接続点Aとの間
をシヨートした状態のときを考えてみる。フライ
バツクトランス1の高圧巻線1cと電圧検出巻線
1aの巻数比が一定であるため、何等かの要因で
高圧出力電圧が上昇すると電圧検出巻線1aに生
じるパルス電圧が大きくなり、検出トランジスタ
2のエミツタ電位が上昇する。一方、検出トラン
ジスタTRのベース電位は定電圧ダイオードDZに
より一定電位となつているので、検出トランジス
タTRは導通して、そのコレクタ出力により水平
ドライブ回路4の水平ドライブトランジスタ(図
示せず)を不作動とし、これによつて水平出力回
路(図示せず)の動作を停止させるホールドダウ
ンを行つていた。
従つて、上述のような回路構成ではホールドダ
ウンの動作点はビーム電流の大きさに関係なく、
高圧の大きさだけによつて決まり、縦軸に高圧出
力電圧、横軸にビーム電流をとつた第2図のホー
ルドダウン動作特性図においては破線で示すA線
の如き特性になる。
また、第2図の特性図において実線で示すB線
は受像管によつて定められたX線リミツトカーブ
であり、二点鎖線で示すC線は高圧レギユレイシ
ヨンカーブである。この特性図から明らかなよう
にビーム電流の多いところではホールドダウン動
作点カーブ(A線)がX線リミツトカーブ(B
線)よりも高くなつてしまい、受像管からX線が
規定量よりも多く発生しているにも拘らずホール
ドダウンが行なわれないという不都合がある。こ
のためホールドダウン動作点を第2図に一点鎖線
で示すD線のようにX線リミツトカーブ(B線)
と略平行な曲線になるような特性にする必要があ
る。
従つて、上記のような特性を得るために第1図
の如く抵抗R4及びR7を付加している。斯る構成
にすると、矢印の経路で流れるビーム電流IBが増
大するに従つてB点の電位が低下し、これによつ
て検出トランジスタTRのベース電位も低下する
ので、結局検出トランジスタTRのベース電位は
ビーム電流の増加に従つて下降するから、ホール
ドダウン動作点カーブとして第2図のD線のよう
な特性が得られる。
ところで、第1図のような回路で電源スイツチ
5をオン状態からオフ状態にした場合ブリーダ抵
抗R1,R2の抵抗値は大きく従つてコンデンサC1
の放電時定数が大きいので検出トランジスタTR
のエミツタ電位は第3図のVE線の如く緩やかに
立下がる。一方コンデンサC2の容量は小さく、
負荷2が大きいのでその放電時定数が小さくコン
デンサC2は短時間で放電してしまう。また、平
滑コンデンサC3の電荷は抵抗R6,R7,R4,R5
び負荷2を通して流れるが、検出抵抗R6及び抵
抗R7の値は大きく、抵抗R4D及びR5の値は小さ
く、且つ負荷2が大きいので検出トランジスタ
TRのベース電位は第3図に破線で示すVB線の如
く急峻に立ち下がる。従つて電源スイツチ5をオ
フにしたときから一定期間はエミツタ電位よりベ
ース電位が低いので検出トランジスタTRは作動
(導通)して水平ドライブ回路4が不作動となる。
よつて上記の如き回路構成では前記一定期間内に
再び電源スイツチ5をオンしてもホールドダウン
回路が働いてテレビジヨン受像機が正常に動作し
なくなるという欠点がある。
これを防止するために、コンデンサC2の容量
を大きくし、+BLラインの電位がすぐに降下しな
いようにする方法が考えられるが、これを実現す
るためにはコンデンサC2の容量を数1000〔μF〕程
度の大きなものにする必要があり、コスト高とな
るばかりかコンデンサ自体が大きくなるのでその
取付面積が大きくなり、また振動等の衝撃によつ
てコンデンサの脚が折れてしまう虞れがある。
(ハ) 目的 本考案は上述のような誤動作を極めて簡単な構
成で防止したホールドダウン回路を提供すること
を目的とする。
(ニ) 構成 本考案のホールドダウン回路は検出トランジス
タの第1電極(エミツタ)にフライバツクトラン
スの電圧検出巻線から得た電圧を比較的大きな時
定数を有する第1電源手段によつて印加し、テレ
ビジヨン受像機の大きな負荷及び前記検出トラン
ジスタの第2電極(ベース)の電位を所定値かさ
上げするかさ上げ手段に第2電源手段の低電圧を
供給し、電源回路とフライバツクトランスの高圧
巻線に接続されビーム電流によつて両端電圧が変
化する検出抵抗の低電圧側を前記検出トランジス
タの第2電極に接続するとともに検出トランジス
タの第3電極(コレクタ)に検出トランジスタ作
動時に不作動とされる水平ドライブ回路を接続し
た回路構成において、前記第2電源手段と前記か
さ上げ手段との間に前記第2電源手段の電位が著
しく下がるとオフになるような極性のスイツチン
グダイオードを接続した。
(ホ) 実施例 本考案の一実施例を第4図を参照しつつ説明す
るが第1図と同一部分には同一図番を付してその
説明は省略する。
すなわち、本考案では三次巻線1bに生じる電
圧を整流ダイオードD2及びコンデンサC2で直流
化した低電圧を負荷2に供給する+BLライン
(+BL)と抵抗R5との間にカソード側が前記抵抗
R5の一端に接続され、アノード側が+BLライン
と接続されたスイツチングダイオードD4が設け
られている。
斯る構成にすると、電源スイツチ5がオンの状
態では前記スイチングダイオードD4がオン状態
になつているが、電源スイツチ5をオフにすると
負荷2が大きいためコンデンサC2は瞬時に放電
し、スイツチングダイオードD4はオフ状態とな
る。従つて、平滑コンデンサC3の負荷2への放
電経路が遮断されるので、平滑コンデンサC3
充電電圧はそれが完全に放電されるまで検出トラ
ンジスタTRのベースに印加され、従つて検出ト
ランジスタ2のベース電位は第3図のVE線と略
同じ特性で立下がるようにすることができる。よ
つて、電源スイツチ5をオン状態からオフ状態に
してすぐに電源スイツチ5をオンにしても検出ト
ランジスタTRは導通しないので水平ドライブ回
路4が不作動になるという誤動作が生じない。
(ヘ) 効果 本考案は電源スイツチをオフしたとき、コンデ
ンサの負荷への放電経路をスイツチングダイオー
ドで遮断し、検出トランジスタを不作動にしてい
るので、非常に簡単な構成で上述したホールドダ
ウン回路の誤動作を防止することできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のホールドダウン回路を示す図、
第2図はホールドダウンの動作特性図、第3図は
検出トランジスタのベース及びエミツタ電位の立
下りを示す図、第4図は本考案のホールドダウン
回路の一実施例を示す図である。 1……フライバツクトランス、1a……電圧検
出巻線、1b……三次巻線、1c……高圧巻線、
2……負荷、3……電源回路、4……水平ドライ
ブ回路、D1,D2,D3……ダイオード、D4……ス
イツチングダイオード、C1,C2,C3……コンデ
ンサ、R1,R2……ブリーダ抵抗、R6……検出抵
抗、DZ……定電圧ダイオード(かさ上げ手段)、
TR……検出トランジスタ、l……接続ライン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 検出トランジスタと、該検出トランジスタのバ
    イアスに関与する第1、第2電極の第1電極にフ
    ライバツクトランスの電圧検出巻線から得た電圧
    を印加する比較的時定数の大きな第1電源手段
    と、テレビジヨン受像機の比較的大きな負荷に低
    電圧を供給すると共に前記第2電極に接続された
    第2電源手段と、前記第2電源手段からの電圧に
    より第2電極を所定値かさ上げする手段と、電源
    回路とフライバツクトランスの高圧巻線に接続さ
    れビーム電流によつて両端電圧が変化する検出抵
    抗と、前記検出抵抗の低電圧側を前記検出トラン
    ジスタの第2電極に接続する手段と、前記検出ト
    ランジスタの第3電極に接続され検出トランジス
    タが作動したとき水平ドライブ回路が不作動とな
    るように接続された回路配置とからなるホールド
    ダウン回路において、前記第2電源手段と前記か
    さ上げ手段との間に前記第2電源手段の電位が著
    しく下がるとオフになるような極性のスイツチン
    グダイオードを接続したことを特徴とするホール
    ドダウン回路。
JP18874882U 1982-12-13 1982-12-13 ホ−ルドダウン回路 Granted JPS5991072U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18874882U JPS5991072U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 ホ−ルドダウン回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18874882U JPS5991072U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 ホ−ルドダウン回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5991072U JPS5991072U (ja) 1984-06-20
JPH0119491Y2 true JPH0119491Y2 (ja) 1989-06-06

Family

ID=30407109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18874882U Granted JPS5991072U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 ホ−ルドダウン回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5991072U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5991072U (ja) 1984-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4801887A (en) Circuit arrangement for generating a direct voltage from a sinusoidal input voltage
JP2000513920A (ja) 減磁信号に基づくsmps用の過電圧保護回路
JPH0414828B2 (ja)
US4131843A (en) High tension voltage source
JPS6031297B2 (ja) 高圧保護装置
EP0190493A2 (en) Disabled diac start-up technique for a power supply
JPH0279773A (ja) 電源制御回路
JPH0119491Y2 (ja)
JP2721925B2 (ja) スイッチモード電源
JP4332935B2 (ja) テレビジョン受信機
JPH0851772A (ja) スイッチング電源の保護回路
JP2000032747A (ja) スイッチング電源装置
JPS6233412Y2 (ja)
JPS5918865Y2 (ja) 自励式dc−dcコンバ−タ
JP2780314B2 (ja) Dc―dcコンバータ
JPS5924217Y2 (ja) X線保護装置
JPH0446060B2 (ja)
JP2563188B2 (ja) 過電流保護機能付自励形コンバータ
JPH0311987Y2 (ja)
JP3613037B2 (ja) Dc−dcコンバータ
KR930004325Y1 (ko) 집진용 고압 발생회로
JPH0713398Y2 (ja) 電源保護回路
JPS6019405Y2 (ja) 水平出力回路の保護回路
JPH0732598B2 (ja) スイッチング電源装置
KR900008503Y1 (ko) X-Ray 방출 방지회로