JPH01194695A - ディジタル位相同期回路 - Google Patents

ディジタル位相同期回路

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JPH01194695A
JPH01194695A JP63017444A JP1744488A JPH01194695A JP H01194695 A JPH01194695 A JP H01194695A JP 63017444 A JP63017444 A JP 63017444A JP 1744488 A JP1744488 A JP 1744488A JP H01194695 A JPH01194695 A JP H01194695A
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英夫 黒田
Toshio Tsuchiya
敏雄 土屋
Yutaka Suzuki
豊 鈴木
Tetsuo Tajiri
田尻 哲男
Kazuhisa Yanaka
一寿 谷中
Toshiyuki Takahashi
敏幸 高橋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は、ディジタル化された入力信号に位相同期した
信号を発生する位相同期回路に関するものである。
(従来の技術) NTSCカラーテレビ信号を輝度信号(Y)と色信号(
C)に分離して工信号、Q信号あるいはR−Y信号、B
−Y信号等を正確に得ようとすれば1色副搬送波に位相
同期した信号を発生する位相同期回路が必要である。こ
の位相同期回路には、アナログ信号処理による方法と、
ディジタル信号処理による方法とがある。
アナログ信号処理による方法では、入力テレビ信号の色
副搬送波に位相同期したn倍の周波数のクロックでA/
D変換し、その後ディジタル信号処理によりY/C分離
を行うことになる。このような方法では、A/D変換に
際して使用する標本化クロックの周波数が色副搬送波周
波数の4倍であることが同位相のディジタル信号の抽出
に望ましく、標本化周波数に制限がある欠点があった。
また、この方法では、色刷搬送波の分離に際して、水平
同期信号の分離を行う時のように同期信号の振幅分離方
式を利用できないため、入力テレビ信号の内、色副搬送
波の期間のみ分離するためのゲートを開く回路等を必要
とし、その分離回路が複雑な回路構成となり、更に、こ
のような複雑な回路をアナログ回路で構成しなければな
らないため1回路が不安定になり易いという欠点があっ
た。
また、ディジタル信号処理による方法には、入力信号を
A/D変換する標本化周波数と同じ周波数のクロックで
入力信号と同じデータを発生させる方法がある。
従来のこの種の方法では、入力信号と同じ波形の信号を
前記クロックに対し十分高いm倍の周波数で標本化した
形でのデータを記憶しておき、このデータを標本化周期
に対応する位相毎にメモリのアドレス信号を発生させて
読み出している。
そして、一般的には入力信号の繰り返し周波数と前記標
本化周波数が正数比になっていないため、前記読み出し
アドレス信号を発生させる手段としてROMを使用し、
このROMの内容を所定の値にセットすることにより、
正数比にならない分を近似値で表わすようにしている。
このように、従来の方法では読み出しアドレス信号を発
生する手段にもROMを使用していたため、メモリ容量
が非常に大きくなり、特に、LSIで構成する場合には
1チツプに入り゛難いという欠点があった。
(発明の目的) 本発明は、上述したような従来の欠点を解消し、標本化
周波数の制限2回路の不安定性、ならびに回路の小形化
を解決した位相同期回路をうろことを目的とするもので
ある。
(発明の構成) (発明の特徴と従来の技術との差異) 本発明は、入力信号と同じ波形の信号を発生するために
入力する基本アドレス信号(すなわち位相情報)を標本
化クロック毎に一定の値を累算する回路で発生すること
を最も主要な特徴とする。
従来の技術ではROMを用いてアドレス信号を発生して
いたのに対し、本発明では論理回路により行う点が異な
る。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例のブロック構成図を示し1図
において、1はI’JTSC信号入力端子、2は同期分
離回路、3はクロック発生回路、4はA/D変換回路、
5はY/C分離回路、6は色信号復調回路、50はY信
号出力端子、51はC1信号出力端子、52はC2信号
出力端子、100は本発明の対象である位相同期回路で
ある。この位相同期回路の中で101は位相比較回路、
102は信号発生回回路、103は同期化信号出力端子
、104は位相発生回路、105は位相補正回路、10
6は位相補正量決定回路である。
次に動作を説明すると、NTSC信号入力端子1から入
力されるNTSCカラーテレビ信号は同期分離回路2に
おいて、水平同期信号が分離され、この水平同期信号に
位相同期した標本化クロック(T)がクロック発生回路
3において発生させ、この発生された標本化クロック(
T)がそれぞれ必要な各種回路に供給される。
また、入力されたNTSCカラーテレビ信号はA/D変
換回路4にも供給され、ここでアナログ信号からディジ
タル信号に変換される。
NTSCの信号形式は、色副搬送波を色信号で変調した
搬送色信号成分が輝度信号Yの高周波領域に周波数多重
された形になっており、このため輝度信号Y、搬送色信
号Cを独立に処理するためにはY/Cを分離する必要が
ある。
従って、A/D変換回路の出力信号はY/C分離回路5
において輝度信号Yと搬送色信号Cに分離され、輝度信
号YがY信号出力端子50に、搬送色信号が色信号復調
回路6に出力される。
色信号復調回路6では2つの色信号C1,C2信号が復
調されるが、この時復調のために入力NTSC信号の色
副搬送波と同相の信号を発生する必要がある。この信号
を発生するのが本発明の対象である位相同期回路100
である。
位相同期回路100では、A/D変換回路4の出力であ
るディジタル化されたNTSC信号のうち。
色副搬送波のみに注目し、この色副搬送波と信号発生回
路102の出力との位相を位相比較回路101において
比較し、位相補正量決定回路106において位相同期化
するための位相補正量を決定する。
位相比較回路101および位相補正量決定回路106の
構成は既存の方法で実現でき、例えば入力NTSC信号
の色副搬送波SINθに対し、信号発生回路102にお
いて、5IN(θ+φ)、C05(θ十φ)を発生し1
位相比較回路101においてSINθ・5IN(θ+φ
)およびSINθ・C05(θ+φ)を計算する。そし
てφ=0となるように位相補正量決定回路106が動作
する。すなわち、φ=0の時、5IN2θ=最大値とな
り、SINθ・CoSθ=0となるので、この条件を満
たすように位相補正量決定回路106が動作する。
信号発生回路102は、基本的には位相発生回路104
の出力に基づいて各標本化クロック(T)毎の位相での
SINθ・CO8θの値を発生するが。
位相発生回路104の出力に対して位相補正量決定回路
106により指示される値だけ位相を補正された位相、
すなわち位相補正回路105の出方に従って動作する。
次に、本発明の特徴である位相発生回路104の基本動
作原理を説明する。−例として、標本化周波数がスタジ
オ内での標準である13.5MHzの場合について述べ
る。
第2図は色副搬送波の基本位相と各サンプリング点の位
相関係を示す図である。同図(1)に示す色副搬送波の
周波数fscはテレビ信号の水平同期周波数fIlに対
して、 f、c=455/2− f。
という関係にあるため、第2図に示すように走査線2ラ
イン当り455サイクル存在することになる。
また、13.5MHz標本化の場合、同図(2)に示す
ように2ライン当り1716サンプル存在する。従って
入力繰り返し波形の周期1/f、eをM分割、入力繰り
返し波形が標本化されている標本化クロックの周期、即
ち1サンプル間隔をN分割し、455M=1716N を満足する(M、N)の組合せを使用する。すなわち、
色副搬送波の位相log2Mビットで表現し、1サンプ
ル毎つまり13.5MHzの標本化クロック毎にNを累
算し、その累算結果の下位log、 Mビットが位相発
生回路104の出力となる。このことより、位相発生回
路104の出力から信号発生回路102の入力までは、
log2M(ビット)の信号となる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は位相発生回路104を大
容量のメモリを用いることなく、単に所定の値を累算す
る論理回路で構成するようにしたため、回路規模が小形
化できる利点がある。特にLSIを実現する場合、前記
信号発生回路102等において大容量メモリを必要とす
るため、位相発生回路104までもメモリで構成する場
合にはメモリ容量が大きくなりすぎ、1チツプでの実現
が困難であるのに対し、メモリ容量を削減した結果、L
SI化の実現の可能性が高くなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック構成図。 第2図は色副搬送波の基本位相と各サンプリング点の位
相関係を示す図である。 1 ・・・NTSC信号入カ端子、2・・・同期分離回
路、3 ・・・クロック発生回路、4・・・A/D変換
回路、5 ・・・Y/C分離回路、6・・・色信号復調
回路、5o・・・Y信号出力端子、51・・・c1信号
出カ端子、52・・・C2信号出カ端子、100・・・
位相同期回路、101・・・位相比較回路、102・・
・信号発生回路、103・・・同期化信号出力端子、1
04・・・位相発生回路、105・・・位相補正回路、
106・・・位相補正量決定回路。 特許出願人 日本電信電話株式会社 −N

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 繰り返し波形を含む入力信号系列に対し、当該繰り返し
    部分の波形の位相に同期した信号を発生するディジタル
    位相同期回路において、入力繰り返し波形の周期をM分
    割、入力繰り返し波形が標本化されている標本化クロッ
    クの周期をN分割し、その時の標本化クロックをTとし
    たとき、2π×1/Mの位相毎に入力繰り返し波形に対
    応する標本化データを記憶しておき、これを標本化クロ
    ック毎に2π×N/M×T位相のデータを読み出す信号
    発生回路と、この信号発生回路の基本アドレス信号を発
    生する位相発生回路とを含み、当該位相発生回路の基本
    アドレス信号を、標本化クロックTが1増加する毎に2
    π×N/Mずつ累算し、その累算結果を出力するように
    構成したことを特徴とするディジタル位相同期回路。
JP63017444A 1988-01-29 1988-01-29 ディジタル位相同期回路 Expired - Lifetime JP2635988B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03267894A (ja) * 1990-03-16 1991-11-28 Fujitsu Ltd カラーテレビ信号の輝度・色差分離回路

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JPH03267894A (ja) * 1990-03-16 1991-11-28 Fujitsu Ltd カラーテレビ信号の輝度・色差分離回路

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