JPH01193955A - 受信データの蓄積方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は受信データ蓄積方式に関する。

〔従来の技術〕

従来の受信データ蓄積方式は、受信したデータをある程
度バッファに蓄積しておいてからファイルに格納するこ
とによって、データ単位あたりのファイル書き込み時間
を平均値として短縮するようにしている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の方式では、受信したデータがメモリ上の
バッファを満たすまでファイルへ格納されないので、受
信システムがダウンするとバッファ内のデータは失なわ
れ、既に格納されたデータもファイルのどの部分までの
分かわからなくなってしまうために結果として全部のデ
ータが失なわれるという欠点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の受信データ蓄積方式は、ブロック化したデータ
にブロック内の有効なデータを指し示す情報とそのブロ
ックが書き込まれるべきファイル上の位置を示す情報を
付加した上で２つのバッファに交互に書き込む受信タス
クと、データ受信及びブロッキングの動作とは非同期に
バッファの内容をファイルに格納する書き込みタスクを
有することを特徴とする。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、通
信回線１がらデータを受信し、ファイル６に格納するた
めに受信タスク２．書き込みタスク５．バツフア３およ
び副バツファ４が設けられている。バッファ３と副バツ
ファ４は、ブロック通番３−１．４−１と、ブロック内
データポインタ３−２．４−２と、データ単位部３−３
．４−３から成る。

受信タスク２は、通信回線１がら受信したデータ単位を
バッファ３内のデータ単位部３−３に書き込んだ後、ブ
ロック内データポインタ３−２を進める。

データ単位をバッファ３内のデータ単位部３−３に書き
込んだ結果、バッファ３に空きがなくなると、受信タス
ク２は副バツファ４に対してブロック通番４−３をバッ
ファ３のブロック通番３−１の次の通番に設定し、かつ
副バツファ４のブロック内データポインタ４−２をクリ
ア（初期化）して、続くデータは副バツファ４へ書き込
む。副バツファ４がいっばいになった時にも、同様に受
信タスク２はバッファ３へ切り換える。

一方、書き込みタスク５は受信タスク２とは非同期にバ
ッファ３及び副バツファ４の内容をそれぞれのブロック
通番３−１．４−１の示すファイル６の位置に格納する
。但し、データ単位を書き込んでからブロック内データ
ポインタを上げるまでと、ブロック通番を更新してから
ブロック内データポインタを初期化する間にはファイル
６への格納は行なわない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、バッファ内でブロック化
したデータにブロック内の有効なデータを指し示す情報
とそのブロックが書き込まれるべきファイル上の位置を
示す情報を付した上でダブルバッファリングを行い、か
つデータ受信及びブロッキングの動作とは非同期にファ
イルへ書き込むことによって、ダウンによるデータ消失
をなくし、かつ高速にデータ受信ができるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す図である。 １・・・通信回線、２・・・受信タスク、３・・・バッ
ファ、３−１．４−１・・・ブロック通番、３−２．４
−２・・・ブロック内データポインタ、３−３．１−３
・・・データ単位部、４・・・副バツファ、５・・・書
き込みタスク、６・・・ファイル。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ブロック化したデータにブロック内の有効なデータを
   指し示す情報とそのブロックが書き込まれるべきファイ
   ル上の位置を示す情報を付加した上で２つのバッファに
   交互に書き込む受信タスクと、該データ受信及びブロッ
   キングの動作とは非同期に前記バッファの内容をファイ
   ルに格納する書き込みタスクを有することを特徴とする
   受信データの蓄積方式。