JPH01193644A - 超音波探触子位置検出装置 - Google Patents
超音波探触子位置検出装置Info
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- JPH01193644A JPH01193644A JP63018381A JP1838188A JPH01193644A JP H01193644 A JPH01193644 A JP H01193644A JP 63018381 A JP63018381 A JP 63018381A JP 1838188 A JP1838188 A JP 1838188A JP H01193644 A JPH01193644 A JP H01193644A
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 claims description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は超音波診断装置に係り、特に被検体の断面、平
面及び立体形状を画像表示する超音波診断装置に好適な
超音波探触子位置検出装置に関する。〔従来の技術〕 超音波を使って被検体の断面、平面形状あるいは立体形
状を画像表示する超音波診断装置は、種々の分野で応用
されている。そして被検体の断面や平面形状を広い範囲
に亙って画像表示するためには、あるいは立体形状を画
像表示するためには、超音波を送波し反射波を受波する
超音波探触子が、移動しながら画像を形成する必要があ
る。移動した超音波探触子の位置は、位置検出手段によ
り正確に検出され、この位置信号と、超音波探触子が受
波した反射波信号が、画像演算手段によって処理され画
像が形成される。このように超音波探触子を移動させな
がら画像を形成するためには、超音波探触子の位置を正
確に検出する必要があり、従来の位置検出装置は、以下
のようなものであ−)た。
面及び立体形状を画像表示する超音波診断装置に好適な
超音波探触子位置検出装置に関する。〔従来の技術〕 超音波を使って被検体の断面、平面形状あるいは立体形
状を画像表示する超音波診断装置は、種々の分野で応用
されている。そして被検体の断面や平面形状を広い範囲
に亙って画像表示するためには、あるいは立体形状を画
像表示するためには、超音波を送波し反射波を受波する
超音波探触子が、移動しながら画像を形成する必要があ
る。移動した超音波探触子の位置は、位置検出手段によ
り正確に検出され、この位置信号と、超音波探触子が受
波した反射波信号が、画像演算手段によって処理され画
像が形成される。このように超音波探触子を移動させな
がら画像を形成するためには、超音波探触子の位置を正
確に検出する必要があり、従来の位置検出装置は、以下
のようなものであ−)た。
(1)長方形の枠の中に2本の直交する可動アームが設
けられ、この2本の可動アームの交点に超音波探触子が
設けられている装置、この超音波探触子は、前記枠の平
面内で移動できる。この移動に追徒して、前記2本のア
ームが移動する。それぞれのアームの両端は前記枠に歯
車やプーリを介して支えられており、これら歯車等の回
転量により直交する2本のアームの移動量が判り、した
がって超音波探触子の位置が計算される。
けられ、この2本の可動アームの交点に超音波探触子が
設けられている装置、この超音波探触子は、前記枠の平
面内で移動できる。この移動に追徒して、前記2本のア
ームが移動する。それぞれのアームの両端は前記枠に歯
車やプーリを介して支えられており、これら歯車等の回
転量により直交する2本のアームの移動量が判り、した
がって超音波探触子の位置が計算される。
(2)旋回できる伸縮アームの先端に超音波探触子を設
けたもの、超音波探触子の移動に伴い、アームの旋回角
度及び伸縮量が変化するので、これらを読み取って計算
することにより超音波探触子の位置を検出することがで
きる。
けたもの、超音波探触子の移動に伴い、アームの旋回角
度及び伸縮量が変化するので、これらを読み取って計算
することにより超音波探触子の位置を検出することがで
きる。
(3)特願昭56−59831号公報の装置。前記(1
)及び(2)は装置が大かがりとなるので、装置を生形
化できる改良技術としてこの出願の出願人が出願した先
行出願である。この装置は、超音波探触子と位置検出装
置をいわば一体形としたちのである。超音波探触子の移
動に伴って、位置検出装置に設けられたローラが被検体
に接して回転し、この回転量から超音波探触子の移動量
を計算し位置を検出することができる。
)及び(2)は装置が大かがりとなるので、装置を生形
化できる改良技術としてこの出願の出願人が出願した先
行出願である。この装置は、超音波探触子と位置検出装
置をいわば一体形としたちのである。超音波探触子の移
動に伴って、位置検出装置に設けられたローラが被検体
に接して回転し、この回転量から超音波探触子の移動量
を計算し位置を検出することができる。
上記従来技術は以下の問題点があった。
前記(1)の直交可動アームによる超音波探触子位置検
出装置は、可動アームの移動範囲が限定され、被検体が
大形になると装置も大形になり、費用が膨大となる。
出装置は、可動アームの移動範囲が限定され、被検体が
大形になると装置も大形になり、費用が膨大となる。
前記(2)の伸縮又は旋回動作をおこなうアームによる
超音波探触子位置検出装置も、超音波探触子移動範囲が
限定され、被検体が大形になると、超音波探触子移動範
囲に被検体が入るようアームの設定位置を変える必要が
あるため、診断時間に多くの時間を費やす。
超音波探触子位置検出装置も、超音波探触子移動範囲が
限定され、被検体が大形になると、超音波探触子移動範
囲に被検体が入るようアームの設定位置を変える必要が
あるため、診断時間に多くの時間を費やす。
前記(3)の探触子位置検出装置は、ローラを介して超
音波探触子の位置を検知するため、一方向の位置検知と
なり、被検体の断面映像表示に適しているが、平面及び
立体画像表示には不適である。
音波探触子の位置を検知するため、一方向の位置検知と
なり、被検体の断面映像表示に適しているが、平面及び
立体画像表示には不適である。
本発明の目的はこれら従来技術の問題点を解消し、操作
性、可搬性及び経済性に寄与するため、超音波探触子と
探触子位置検出装置との機械的な接続を切離し、超音波
探触子が単独で移動しても、探触子の位置を検知できる
ようにすることにある。
性、可搬性及び経済性に寄与するため、超音波探触子と
探触子位置検出装置との機械的な接続を切離し、超音波
探触子が単独で移動しても、探触子の位置を検知できる
ようにすることにある。
この出願の各請求項に係る発明は、被検体に向けて診断
用超音波を送波し反射波を受波する超音波探触子と、こ
の超音波探触子の位置を検出する位置検出手段と、前記
超音波探触子からの反射波信号及び前記位置検出手段か
らの位置信号を処理して前記被検体の断面、平面形状あ
るいは立体形状を画像表示するための画像演算手段と、
を有する超音波診断装置に゛おいてなされたものである
。
用超音波を送波し反射波を受波する超音波探触子と、こ
の超音波探触子の位置を検出する位置検出手段と、前記
超音波探触子からの反射波信号及び前記位置検出手段か
らの位置信号を処理して前記被検体の断面、平面形状あ
るいは立体形状を画像表示するための画像演算手段と、
を有する超音波診断装置に゛おいてなされたものである
。
まず請求項1の発明は、前記超音波探触子が3次元空間
を自由に移動できるように構成されており、前記位置検
出手段が、前記超音波探触子に備えられ位置検出用超音
波を送波する送波子と、この位置検出超音波を受波する
受波子を備え被検体に保定される位置検出センサと、各
位置検出センサの受けた位置検出用超音波の時間差によ
って前記超音波探触子の位置を演算する位置演算装置と
。
を自由に移動できるように構成されており、前記位置検
出手段が、前記超音波探触子に備えられ位置検出用超音
波を送波する送波子と、この位置検出超音波を受波する
受波子を備え被検体に保定される位置検出センサと、各
位置検出センサの受けた位置検出用超音波の時間差によ
って前記超音波探触子の位置を演算する位置演算装置と
。
から構成される超音波探触子位置検出装置である。
請求項2に係る発明は、位置検出用超音波として被検体
の表面を伝播する0、5MHzから10MHzの表面波
超音波を採用し、診断用超音波は0゜5MHzから20
MHzの縦波又は横波を採用する超音波探触子位置検出
装置である。
の表面を伝播する0、5MHzから10MHzの表面波
超音波を採用し、診断用超音波は0゜5MHzから20
MHzの縦波又は横波を採用する超音波探触子位置検出
装置である。
請求項3に係る発明は、前記第1の請求項に係る発明に
、さらに、位置検出用超音波として100KHzから5
MHzの超音波を採用し、この位置検出用−超音波を送
波する送波子と、受波する受波子が共に空中に対して備
えられている超音波探触子位置検出装置である。
、さらに、位置検出用超音波として100KHzから5
MHzの超音波を採用し、この位置検出用−超音波を送
波する送波子と、受波する受波子が共に空中に対して備
えられている超音波探触子位置検出装置である。
請求項4に係る発明は、第1項の請求項に係る発明に、
さらに、被検体の表面が平面であり、超音波探触子は該
表面内で移動させて使用するものであり、位置検出セン
サは少なくとも3個設けられる超音波探触子位置検出装
置である。
さらに、被検体の表面が平面であり、超音波探触子は該
表面内で移動させて使用するものであり、位置検出セン
サは少なくとも3個設けられる超音波探触子位置検出装
置である。
請求項5に係る発明は、第1の請求項に係る発明に、さ
らに、被検体が鉄製品であり、位置検出センサは被検体
に保定されるための磁性体又は吸着体を有することとし
た超音波探触子位置検出装置である。
らに、被検体が鉄製品であり、位置検出センサは被検体
に保定されるための磁性体又は吸着体を有することとし
た超音波探触子位置検出装置である。
!!11求項1に係る発明は、超音波探触子が3次元空
間を自由に移動できるように構成されており、超音波探
触子と探触子位置検出装置手段との機械的な接続が切離
されている。この機械的な接続に代わるものとして位置
検出用超音波が使用され、機械的な接続なしに超音波探
触子の位置が検出され得る。
間を自由に移動できるように構成されており、超音波探
触子と探触子位置検出装置手段との機械的な接続が切離
されている。この機械的な接続に代わるものとして位置
検出用超音波が使用され、機械的な接続なしに超音波探
触子の位置が検出され得る。
請求項2に係る発明は、位置検出用超音波として所定範
囲の周波数を有する表面波超音波を採用し、診断用超音
波との干渉を防ぐことができる。
囲の周波数を有する表面波超音波を採用し、診断用超音
波との干渉を防ぐことができる。
請求項3に係る発明は、位置検出用超音波として所定の
範囲の周波数を有する空気中を伝播する超音波を採用し
、診断用超音波の干渉を特徴する請求項4に係る発明は
、超音波探触子の移動が平面内でおこなわれるものであ
り、したがって位置検出センサは少なくとも3個設けら
れることになる。
範囲の周波数を有する空気中を伝播する超音波を採用し
、診断用超音波の干渉を特徴する請求項4に係る発明は
、超音波探触子の移動が平面内でおこなわれるものであ
り、したがって位置検出センサは少なくとも3個設けら
れることになる。
請求項5に係る発明は、被検体が鉄製品であるので位置
検出センサの保定を磁性体又は吸着体によっておこなう
ものである。
検出センサの保定を磁性体又は吸着体によっておこなう
ものである。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
超音波探触子1には、被検体7の内部を診断するための
診断用超音波送、受波子2及び位置検出用超音波送波子
3が内蔵されている。前記超音波送、受波子2は、超音
波探傷器9からのパルス電圧によって作動する。そして
被検体7の内部へ診断用超音波を伝播させ、反射源が存
在すると、反射した超音波が前記超音波送、受波子2が
受波し、超音波探傷器9へ反射波信号を入力する。さら
に、前記超音波探傷器9から、被検体7の内部の反射源
までの距離情報と、反射源の超音波の反射音圧レベルが
反射波信号として画像演算装置14へ入力される。一方
、超音波探触子1の位置検出用超音波送波子3は、高圧
電源8と同期パルス発生回路12によって発生するパル
サー10からの一定周期のパルス電圧により、被検体7
の表面近傍を伝播する位置検出用超音波を発生させる。
診断用超音波送、受波子2及び位置検出用超音波送波子
3が内蔵されている。前記超音波送、受波子2は、超音
波探傷器9からのパルス電圧によって作動する。そして
被検体7の内部へ診断用超音波を伝播させ、反射源が存
在すると、反射した超音波が前記超音波送、受波子2が
受波し、超音波探傷器9へ反射波信号を入力する。さら
に、前記超音波探傷器9から、被検体7の内部の反射源
までの距離情報と、反射源の超音波の反射音圧レベルが
反射波信号として画像演算装置14へ入力される。一方
、超音波探触子1の位置検出用超音波送波子3は、高圧
電源8と同期パルス発生回路12によって発生するパル
サー10からの一定周期のパルス電圧により、被検体7
の表面近傍を伝播する位置検出用超音波を発生させる。
前記被検体7を伝播する位置検出用超音波は、被検体7
に磁気体又は吸着体6で保定された複数個の位置検出セ
ンサ内の位置検出用超音波受波子5で受波した位置検出
用超音波は、プリアンプ11で増幅され、位置演算装置
13へ入力される。前記演算装置1113は、位置検出
用超音波送波子3から送波した超音波が到達する複数個
の位置検出センサ4への到達時間を計測し、前記到達時
間から超音波探触子1の位置演算をおこない、位置信号
として画像演算袋2f14へ入力する0画像演算装置1
4は、超音波探触子1の移動に伴って、逐一、入力して
くる前記反射波信号と位置信号を演算し、被検体7の断
面、平面又は立体映像表示するための演算をおこない、
画像表示装置15へ被検体7の診断結果を映像表示させ
る。
に磁気体又は吸着体6で保定された複数個の位置検出セ
ンサ内の位置検出用超音波受波子5で受波した位置検出
用超音波は、プリアンプ11で増幅され、位置演算装置
13へ入力される。前記演算装置1113は、位置検出
用超音波送波子3から送波した超音波が到達する複数個
の位置検出センサ4への到達時間を計測し、前記到達時
間から超音波探触子1の位置演算をおこない、位置信号
として画像演算袋2f14へ入力する0画像演算装置1
4は、超音波探触子1の移動に伴って、逐一、入力して
くる前記反射波信号と位置信号を演算し、被検体7の断
面、平面又は立体映像表示するための演算をおこない、
画像表示装置15へ被検体7の診断結果を映像表示させ
る。
第2図は、位置演算装置13での位置検出センサ4への
到達時間計測方法の一実施例について説明する。同期パ
ルス発生回路12から発生した同期パルス信号Aは、位
置検出用超音波送波子3を印加し超音波を発生させるた
めにパルサー10へ入力され、前記パルサー10からパ
ルス電圧Bが出力する。一方、同期パルス信号Aは、位
置検出用超音波の発生時間を知るために、位置演算装置
13へも入力される。
到達時間計測方法の一実施例について説明する。同期パ
ルス発生回路12から発生した同期パルス信号Aは、位
置検出用超音波送波子3を印加し超音波を発生させるた
めにパルサー10へ入力され、前記パルサー10からパ
ルス電圧Bが出力する。一方、同期パルス信号Aは、位
置検出用超音波の発生時間を知るために、位置演算装置
13へも入力される。
パルス電圧Bによって位置検出用超音波送波子3から発
信した超音波は、被検体7を伝播し、複数個の位置検出
用超音波受波子5に受波され、この受波に伴う信号は、
受信パルス信号a、b、c。
信した超音波は、被検体7を伝播し、複数個の位置検出
用超音波受波子5に受波され、この受波に伴う信号は、
受信パルス信号a、b、c。
dとして位置演算装置13へ入力される。前記同期パル
ス信号Aからの受信パルス信号a、b、c。
ス信号Aからの受信パルス信号a、b、c。
dの時間を計測パルス信号Tで計測し、各々の受信時間
tie tb、 tc、 t−として位置検出センサ4
への到達時間を計測する。
tie tb、 tc、 t−として位置検出センサ4
への到達時間を計測する。
第3図は、位置演算装置113での超音波探触子1の位
置演算方法の一実施例について説明する。
置演算方法の一実施例について説明する。
実際の斜視図を第4図に示す、複数個の位置検出センサ
4の被検体7の配置は、任意の位置でもよい、しかし、
位置検出センサ間の距離が固定条件として演算条件に入
れられることから、演算処理を容易とするため、直角三
角形、正三角形、正方形、菱形の規則的配置がよい0図
においては、位置検出センサ4 (a)、 4 (b)
、 4 (c)、 4 (d)は4個用い、正方形に配
置した。この場合の超音波探触子1の位置演算例を説明
する。超音波探触子1からの位置検出用超音波が位置検
出センサ4 (a) 、 4 (b)、 4 (c)、
4 (d)へ到達する時間をta、 tb、 tc。
4の被検体7の配置は、任意の位置でもよい、しかし、
位置検出センサ間の距離が固定条件として演算条件に入
れられることから、演算処理を容易とするため、直角三
角形、正三角形、正方形、菱形の規則的配置がよい0図
においては、位置検出センサ4 (a)、 4 (b)
、 4 (c)、 4 (d)は4個用い、正方形に配
置した。この場合の超音波探触子1の位置演算例を説明
する。超音波探触子1からの位置検出用超音波が位置検
出センサ4 (a) 、 4 (b)、 4 (c)、
4 (d)へ到達する時間をta、 tb、 tc。
tdとし、X軸上の位置検出センサ4 (a) 、 4
(c)の到達時間差をtxとし、Y軸上の位置検出セ
ンサ4 (b) 、 4 (d)の到達時間差をtyと
し、これらから求める双曲線α及びβの交点より、超音
波探触子1の位置を算出する。
(c)の到達時間差をtxとし、Y軸上の位置検出セ
ンサ4 (b) 、 4 (d)の到達時間差をtyと
し、これらから求める双曲線α及びβの交点より、超音
波探触子1の位置を算出する。
超音波探触子1からX軸線上の前記超音波センサ4 (
a) 、 4 (c)及びY軸上の前記超音波センサ4
(b) 、 4 (d) ヘの各々の距離差Mx、My
は、到達時間ta、tb、tc、tdを用いて、 Mx=tx ・VR=(tc−ta) eVR−(1)
My= ty−VR=(td−tb)−VR−(2)と
なる、ここにVRは被検体7を伝播する位置信号超音波
の音速である。超音波探触子1の位置をXl、Ylとす
ると、式(3)及び式(4)となる。
a) 、 4 (c)及びY軸上の前記超音波センサ4
(b) 、 4 (d) ヘの各々の距離差Mx、My
は、到達時間ta、tb、tc、tdを用いて、 Mx=tx ・VR=(tc−ta) eVR−(1)
My= ty−VR=(td−tb)−VR−(2)と
なる、ここにVRは被検体7を伝播する位置信号超音波
の音速である。超音波探触子1の位置をXl、Ylとす
ると、式(3)及び式(4)となる。
X1= a x((b x”+ a y”)・b y”
/ f)”・・(3)Y1= a y((a x”+
b y”)・b x”/ f)”・(4)式(3)及び
式(4)の条件は、式(5)〜(9)となる。
/ f)”・・(3)Y1= a y((a x”+
b y”)・b x”/ f)”・(4)式(3)及び
式(4)の条件は、式(5)〜(9)となる。
ax=Mx/2 =・(5)
ay=My/2 ・・・(6)
bx”=1”−ax”−(7)
by”:l”−ay”−(8)
f = bx2・by”−ax”ay”>O−(9)前
記式(1)〜(9)で、位置検出用超音波の音速VR及
び位置検出センサ4から被検体7のある特定点への設定
距離lを、位置演算袋@13へ初期設定値として入力し
ておき、超音波探触子1の移動に伴って変化する位置検
出センサ4への位置検出用超音波の到達時間ta、tb
、tc、tdttJ−1計測し、式(1)〜(9)によ
る演算を実施することで、超音波探触子1のX方向位置
1x及びY方向位[1yを算出する。第5図に1以上の
演算についてのフロー図を示す。
記式(1)〜(9)で、位置検出用超音波の音速VR及
び位置検出センサ4から被検体7のある特定点への設定
距離lを、位置演算袋@13へ初期設定値として入力し
ておき、超音波探触子1の移動に伴って変化する位置検
出センサ4への位置検出用超音波の到達時間ta、tb
、tc、tdttJ−1計測し、式(1)〜(9)によ
る演算を実施することで、超音波探触子1のX方向位置
1x及びY方向位[1yを算出する。第5図に1以上の
演算についてのフロー図を示す。
前記超音波探触子1の位置1x及び1yを位置信号とし
て、画像演算装置14へ入力し、前記位置信号と超音波
探傷器9からの反射波信号を画像演算処理し、画像表示
装置15によって被検体7の診断結果を、断面、平面又
は立体映像表示する。
て、画像演算装置14へ入力し、前記位置信号と超音波
探傷器9からの反射波信号を画像演算処理し、画像表示
装置15によって被検体7の診断結果を、断面、平面又
は立体映像表示する。
本実施例によれば、位置検出装置と超音波探触子が分離
し、超音波探触子のみを移動しても、超音波探触子の正
確な位置が検知できる。
し、超音波探触子のみを移動しても、超音波探触子の正
確な位置が検知できる。
本発明によれば、超音波探触子と位置検出手段との機械
的な接続を完全に切離し、超音波探触子のみが被検体の
表面を移動しても、超音波探触子の位置を検知できる。
的な接続を完全に切離し、超音波探触子のみが被検体の
表面を移動しても、超音波探触子の位置を検知できる。
これにより、
(1) 超音波探触子との機械的な接続を有する位置
検出装置が不要となり、経済性に大きく寄与する。
検出装置が不要となり、経済性に大きく寄与する。
(2)機械的な接続を有する位置検出装置は、検出範囲
が限定されることから、被検体の大きさも限定されるが
、本発明では被検体の大きさは限定されないため、大幅
な機能性が向上する。
が限定されることから、被検体の大きさも限定されるが
、本発明では被検体の大きさは限定されないため、大幅
な機能性が向上する。
(3)超音波探触子を移動しても、超音波探触子の位置
検出ができることから、すぐれた操作性が得られ汎用診
断装置としての普及性を生じる。
検出ができることから、すぐれた操作性が得られ汎用診
断装置としての普及性を生じる。
第1図は本発明の一実施例に係る超音波探触子位置検出
装置のブロック図、第2図は超音波を用いた位置信号の
計811Iタイムチャート図、第3図は超音波探触子の
位置の演算を説明するための説明図、第4図は本実施例
に係る超音波探触子を用いて超音波診断をおこなってい
る状態を示す斜視図、第5図は第2図のフロー図である
。 1・・・超音波探触子、4・・・位置検出受信用超音波
センサ、7・・・被写体、9川超音波深傷器、10・・
・パルサー、11・・・プリアンプ、13・・・位置演
算装置、14・・・画像演算装置、15・・・画像表示
装置、A・・・同期パルスB・・・パルス電圧、a、b
、c、d・・・受信パルス信号、ta、 t、bs t
c、 td−受信時間、T・・・計測パルス信号。
装置のブロック図、第2図は超音波を用いた位置信号の
計811Iタイムチャート図、第3図は超音波探触子の
位置の演算を説明するための説明図、第4図は本実施例
に係る超音波探触子を用いて超音波診断をおこなってい
る状態を示す斜視図、第5図は第2図のフロー図である
。 1・・・超音波探触子、4・・・位置検出受信用超音波
センサ、7・・・被写体、9川超音波深傷器、10・・
・パルサー、11・・・プリアンプ、13・・・位置演
算装置、14・・・画像演算装置、15・・・画像表示
装置、A・・・同期パルスB・・・パルス電圧、a、b
、c、d・・・受信パルス信号、ta、 t、bs t
c、 td−受信時間、T・・・計測パルス信号。
Claims (5)
- (1)被検体に向けて診断用超音波を送波し反射波を受
波する超音波探触子と、この超音波探触子の位置を検出
する位置検出手段と、前記超音波探触子からの反射波信
号及び前記位置検出手段からの位置信号を処理して前記
被検体の断面、平面形状あるいは立体形状を画像表示す
るための画像演算手段と、を有する超音波診断装置にお
いて、前記超音波探触子は3次元空間を自由に移動でき
るように構成されており、前記位置検出手段は、前記超
音波探触子に備えられ位置検出用超音波を送波する送波
子と、この位置検出超音波を受波する受波子を備え被検
体に保定される位置検出センサと、各位置検出センサの
受けた位置検出用超音波の時間差によって前記超音波探
触子の位置を演算する位置演算装置と、から構成される
超音波探触子位置検出装置。 - (2)請求項1記載の超音波探触子位置検出装置におい
て、位置検出用超音波は被検体の表面を伝播する0.5
MHzから10MHzの表面波超音波であり、診断用超
音波は0.5MHzから20MHzの縦波又は横波であ
る超音波探触子位置検出装置。 - (3)請求項1記載の超音波探触子位置検出装置におい
て、位置検出用超音波は100KHzから5MHzの超
音波であり、この位置検出用超音波を送波する送波子と
、受波する受波子は空中に対して備えられている超音波
探触子位置検出装置。 - (4)請求項1記載の超音波探触子位置検出装置におい
て、被検体の表面は平面であり、超音波探触子は該平面
内で移動させて使用するものであり、位置検出センサは
少なくとも3個設けられている超音波探触子位置検出装
置。 - (5)請求項1記載の超音波探触子位置検出装置におい
て、被検体は鉄製品であり、磁性体又は吸着体を有する
超音波探触子位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63018381A JPH01193644A (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 超音波探触子位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63018381A JPH01193644A (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 超音波探触子位置検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01193644A true JPH01193644A (ja) | 1989-08-03 |
Family
ID=11970135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63018381A Pending JPH01193644A (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 超音波探触子位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01193644A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004538055A (ja) * | 2001-06-26 | 2004-12-24 | エントラック インコーポレイテッド | 診断カプセル及びその使用方法 |
JP2014062857A (ja) * | 2012-09-24 | 2014-04-10 | Fujitsu Ltd | 位置認識プログラム,位置認識装置および位置認識方法 |
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JPS633267A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-08 | Murata Mfg Co Ltd | 流体の流れ方向検知装置 |
-
1988
- 1988-01-28 JP JP63018381A patent/JPH01193644A/ja active Pending
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US8517961B2 (en) | 2001-06-26 | 2013-08-27 | Entrack, Inc. | System for marking a location for treatment within the gastrointestinal tract |
US8915867B2 (en) | 2001-06-26 | 2014-12-23 | Entrack, Inc. | System for marking a location for treatment within the gastrointestinal tract |
US9167990B2 (en) | 2001-06-26 | 2015-10-27 | Entrack, Inc. | Optical capsule and spectroscopic method for treating and diagnosing the intestinal tract |
US9414768B2 (en) | 2001-06-26 | 2016-08-16 | Entrack, Inc. | Capsule and method for treating or diagnosing conditions or diseases of the intestinal tract |
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