JPH01193602A - 工作機械用工作物位置決め検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工作機械用工作物位置決め検出装置に関し、
特に鉄、アルミニューム等を材料とした工作物（導電体
）の位置決め及びその位置決めの良否を明確に判定する
装置に関する。

〔従来の技術〕

導電性プルーブに工作物が接触したことを電気的に検出
し、その検出信号を数値表示する工作機械用工作物位置
決め検出装置は広（知られている。

然しなから、この種工作機械用工作物位置決め検出装置
で、１０μｍ単位以上の精度での位置決め検出を行う場
合、設定時間がかかり、かつ精度が不十分である上、経
済的にも高価である等の問題がある。

又、その他の装置としては工作物を検出する部分に高周
波電流を流し、その検出部分に工作物が接触すると発振
が停止するようにし、これを電気信号に変換し位で検出
する方法があるが、これでは検出部の設置位置の制約が
あったり、又、複数の発振器を用いる場合には相互干渉
を引き起こす等の問題がある。

又、リミットスイッチを検出位置に設け、それに工作物
を当て＼位置決めを行う方法があるが、これではスイッ
チを動作させる力が必要であると共に、スイッチの開閉
に要する動作距離が必要であるので精度が不十分となる
と云う問題がある。

又、更には位置決め部と工作物を通じて電磁継電器のコ
イルに電流を流して接触を検知する方法があるが、これ
では接触時の火花等により加工物にキズが生じることが
あり、又、検出部の先端に消耗が生じて電磁継電器の動
作が不確実となると云う問題がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、畝上の問題点を解決するためになされたもの
であり、本発明の目的とするところは、筒便な装置によ
り高精度に位置決め検出を行うことができ、その位置検
出の良−否を判定することができる工作機械用工作物位
置決め検出装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕 而して、本発明の目的は、 下記の（ａ）乃至（ｄ）記載の構成要素から成る工作機
械用工作物位置決め検出装置によって達成される。

（ａ）　　絶縁体を介してその軸方向位置を調節自在に
支承され、その一端が位置決めすべき工作物（４）に接
触せしめられる複数の導電性プルーブ（５，５’）。

（ｂ３　　上記各導電性プルーブに電圧を供給する電源
回路（２１）。

（ｃ）　　上記各導電性プルーブが工作物に接触したと
き生じる電流又は電圧降下を検知し得る電気回路（２０
）。

（ｄ）　　前項記載の各電気回路の出力を人力とし、上
記各導電性プルーブと工作物との接触状況を判定、表示
する装置（１７）。

〔作　用〕

畝上の如く構成することにより、本発明は、複数の導電
性プルーブに工作物を接触させて、工作物と導電性プル
ーブとの導通状況に応じた電流又は電圧降下を検出し、
その検出出力を入力とし、上記各導電性プルーブと工作
物との接触状況を判定、表示して位置決めを行うことが
できる。

〔実　施　例〕

以下、図面により本発明の詳細を具体的に説明する。

第１図は、本発明にか＼る工作機械用工作物位置決め検
出装置の一実施例を示す説明図、第２図及び第３図は、
それぞれ導電性プルーブの他の一実施例を示す断面図で
ある。

而して、第１図中、１は本発明にか＼る工作機械用工作
物位置決め検出装置であり、２は工作物の裁置台、３は
上記載置台２に垂直に設けられた支持板、４は工作物、
５．５′は上記支持板３に直角に軸方向位置に調節自在
に設けられた複数又は単体の導電性プルーブ、６．６′
は絶縁性材質で製作された六角ボルト状の導電性プルー
ブ本体、７．７゛は上記導電性プループ本体６．６′の
回り止めナツト、８．８′は上記工作物４に接触させる
ように導電性プループ本体６．６′の先端に設けられた
検出部、９．９′は上記導電性プループ本体６．６′の
中心軸孔内に設けられた導電体、ＩＯは止めねじ、１１
．１２．１３．１４は電気信号伝達用の電線、１５．１
６は上記電線１１．１２及び１３．１４を着脱自在に接
続するコネクタ、１７は接触判定表示装置、１８は上記
接触判定表示装置１７に設けられた表示用ランプ、１９
はブザー、２０は上記検出部８．８′が上記工作物４に
接触したときに生じる電流又は電圧降下を検知し得る例
えばシュミットトリガ回路等の電気回路である。

尚、接触判定表示装置１７内には、上記各導電性プルー
ブ５．５′に電圧を供給する電源回路２１が設けられて
いる。

而して、Ｒ置台２には、平板杖の支持板３が載置台２に
対して垂直に設けられおり、支持板３には、複数の導電
性プループ本体６．６′が支持板３に直角に設けられた
ねし孔に噛み合わされており、さらには導電性プループ
本体６．６′は、その先端に設けられた検出部８．８′
が同一面になるように回り止めナツト７．７′により固
定されている。

複数の導電性プルーブ５．５′は、絶縁材料で製作され
た六角ボルト状の導電性プルーブ本体６．６′と、その
中心軸孔に装入された導電体９．９′と、その先端に設
けられた検出部８．８′と、軸方向位置を調節自在に支
承する回り止めナツト７．７′とから構成されている。

導電性プルーブ５、は、検出部８から導電体９を介して
、順次電線１１、コネクタ１５及び電線１２を通じて、
接触判定表示装置１７内の電気回路２０に接続されてい
ると共に、接触判定表示装置１７内の電源回路２１から
は同様に電圧が供給されるようになっている。

一方、載置台２と接触判定表示装置１７内の電気回路２
０とは電線１３、コネクタ１６及び電線１４を通じて接
続されていると共に、両者間には電源回路２１が同様に
接続されている。

本発明にか＼る工作機械用工作物位置決め検出装置１を
使用するに際しては、接触判定表示装置１７内の電源回
路２１から電圧を順次、電線１２、コネクタ１５、電線
１１及び導電体９を介して各導電性プルーブ５．５′の
検出部８．８′に供給するようになっている。

然る後、作業者が！３！置装２上に工作物４を載せて、
各検出部８．８′に工作物４を接触させる。

この際に本発明では、各導電性プルーブ５．５′は、検
出部８．８′に工作物４が接触したとき生じる電流又は
電圧降下を接触判定表示装置１７内の電気回路２０に通
して検知するようになっている。

更に、接触判定表示装置１７内では上記各電気回路の検
出出力を入力とし、上記各導電性プルーブ５．５′と工
作物４との接触状況を判定し、位置決めが適切である場
合には表示ランプ１８を点灯させるようにし、位置決め
が適切でない場合にはブザー１９を鳴らすようにしてい
る。

電気回路２０により判別した信号は更に増幅されて、電
磁継電器２０′やその他半導体等を介してその他の装置
に伝達できるようにもなっている。

第２図及び第３図は、それぞれ導電性プルーブの他の一
実施例を示す断面図である。

第２図及び第３図中、２２．２７は前記第一実施例と同
様の導電性プルーブであり、而して、導電性プルーブ２
２は、鉄等の六角ボルト状の導電性プルーブ本体２３と
、上記導電性プルーブ本体２３の中心軸孔に設けられた
絶縁性材料で作られた絶縁チューブ２４と、上記絶縁チ
ューブ２４内に装入された導電体２５とにより構成され
ており、上記導電体２５の工作物４と接触する位置と反
対の部分には電線２６が接続されている。

導電性プルーブ２２は、前述の如く、支持板３に複数段
けられ、導電体２５の先端が同一面となるように回り止
めナツト７によって取り付けられるようになっており、
導電性プルーブ本体２３に絶縁チューブ２４を内蔵させ
て、その六角ボルト状の導電性プルーブ本体２３を鉄製
としているので、位置調節部を強固にすることができる
利点がある。

導電性プルーブ２７は、絶縁材料で作られた六角ボルト
状の導電性プルーブ本体２８と、上記導電性プルーブ本
体２８の中心軸孔に装入された導電体２９とにより構成
されており、上記導電体２９の工作物４と接触する位置
と反対の部分には電線３０が接続されている。

導電性プルーブ２７は、導電性プルーブ本体２８を絶縁
材料で形成しているので、工作物が比較的柔らかいアル
ミニューム等の材質のものの位置決めに好都合である。

〔発明の効果〕

本発明は畝上の如く構成されるので、本発明によるとき
には、簡便な装置により高精度に位置決め検出を行うこ
とができ、その位置検出の良否を判定することができる
工作機械用工作物位置決め検出装置を堤供し得るもので
ある。

而して、本発明では、複数の導電性プルーブにより位置
決めとその検出を一体に行うことができるので、従来の
この種装置の問題点を解決することができる。

尚、本発明は畝上の実施例に限定されるものではなく、
本発明の目的の範囲内において前述の説明から当業者が
容易に想到し得る全ての変更実施例を包摂するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明にか＼る工作機械用工作物位置決め検
出装置の一実施例を示す説明図、第２図及び第３図は、
それぞれ導電性プループの他の一実施例を示す断面図で
ある。 １−・−・・−・・・−・−・・−−−−−−・−・工
作機械用工作物位置決め検出装置 ２−−−−−・−・−・−・−−−−−−−一一一−−
載置台３−・・−−−−−・−−−−−・−一−−−・
・−−一−−・支持板４・−一−−−−・−−−−−−
−−−−・−−−−−・−−−−−−・工作物５．５　
’　　−−−−−−−・−・・−導電性プループ６．６
′−・−・−・−一−−−・−・導電性プループ本体７
．７′−・・−・−一−−−−・・−回り止めナツト８
．８　’　−−−−−・−−〜−−−・−・−検出部９
．９　’　−−−−−・−−−−−・−・−導電体１５
．１６・−−−一−−・−・−−−−−−・−コネクタ
１７−〜−−−−−−−−−−・−・−−−−−−−・
−・−接触判定表示装置１Ｂ　−・・−・・・−・・・
−・−・・−・表示用ランプ１９−−−−・・・−・−
−−−−−・・・−一−−−−−・−ブザー２０−　・
・−・−−−−−−・・−一−−−−・−・−・−・電
気回路２１−−−−−−−・・・−−−−−・−一−−
−・・−・・・−電源回路２２．２７−−−−・−−−
−−−−−−・−・−・導電性プループ２３．２８−−
−−−−−−−・−・−・導電性プループ本体２４−・
−−一−−−・・−−−−−−−−−〜−−−・−・−
・絶縁チューブ２５．２９−・・−−−一−−−・−−
−−・・・−導電体特許出願人　　泉自動車工業株式会
社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 下記の（ａ）乃至（ｄ）記載の構成要素から成る工作機
   械用工作物位置決め検出装置。 （ａ）絶縁体を介してその軸方向位置を調節自在に支承
   され、その一端が位置決めすべき工作物（４）に接触せ
   しめられる複数の導電性プルーブ（５，５′）。 （ｂ）上記各導電性プルーブに電圧を供給する電源回路
   （２１）。 （ｃ）上記各導電性プルーブが工作物に接触したとき生
   じる電流又は電圧降下を検知し得る電気回路（２０）。 （ｄ）前項記載の各電気回路の出力を入力とし、上記各
   導電性プルーブと工作物との接触状況を判定、表示する
   装置（１７）。