JPH01192486A - スポット溶接電極検査方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皇！上旦机里分夏 本発明は、スポット溶接電極検査方法に関し、詳しくは
、摩耗したスポット溶接電極を研摩装置により研摩して
再使用する際、再使用に先立ってスポット溶接電極の先
端の研摩状態の良否を検査する方法に関するものである
。

ｌ米ｑ茨麦 例えば、スポット溶接用ロボットに装着されたスポット
溶接ガンは、固定溶接電極と可動溶接電極とを対向させ
て配置してあり、再溶接電極によって溶接個所を挟持し
たのち両溶接電極間に規定の溶接電流を流すことにより
スポット溶接を行なっている。

ところで、上記スポット溶接ガンの可動溶接電極の先端
は、加圧溶接によって生じる熱等によって少しずつ摩耗
していくため、可動溶接電極の先端と被溶接物との接触
面積が溶接打点数の増加に伴って徐々に増大し、そのた
め、溶接個所に流れる電流の密度が低下し、溶接品質が
徐々に低下していくという問題が発生する＝そこで、従
来、摩耗した可動溶接電極の先端を研摩装置により適正
形状に研摩し、かつ、研摩状態の良否を判別したのち再
使用していた。

が　°しようと　る 従来、研摩装置により研摩された可動溶接電極の先端の
研摩状態の良否の検査は、作業者が目視により行なって
いたため、検査に時間がかかって作業性がきわめて悪い
と共に、検査が不正確であって検査ミスにより研摩不良
の溶接電掻を見過しやすく、これが為、再使用時早期に
溶接不良を生じるという問題があった。

本発明は、研摩装置により研摩された溶接電極の先端の
研摩状態の良否を面素迅速、かつ、正確に判別し得るス
ポット溶接電極検査方法を提供することを目的としてい
る。

課題を解゛するための手段 本発明は、上記目的を達成するため、提案されたもので
、画像センサによって、光反射状態の変化により生じる
スポット溶接電極の先端の明暗を軸方向から検出し、こ
の検出信号に基づいて画像処理装置により画像処理を行
ない、上記溶接電極の先端面を計測するようにしたこと
を特徴とするものである。

庄朋 画像センサおよび画像処理装置によってスポット溶接電
極の先端面の面積あるいは直径を計測し、この計測値に
基づいて上記溶接電極の先端の研摩状態の良否を判別す
る。

実施例 以下本発明の実施例を第１図乃至第３図を参照しながら
説明すると次の通りである。図面において、（１）は固
定溶接電極〔図示省略〕の上方に上下動可能に対向支持
された可動溶接電極〔以下溶接電極と称す〕で、この可
動溶接電極（１）は、固定溶接電極とでスポット溶接ガ
ンを構成し、例えば、スポット溶接ロボットに装着され
る。上記可動溶接電極（１）は、加圧溶接により生じる
熱等によって摩耗すると研摩装置により研摩されたのち
再使用される。

（２）は上記溶接電極（１）の先端（３）の研摩状態の
良否を判別するための検査装置で、これは装置本体（４
）と、画像処理装置（５）と、装置本体（４）を支持す
るフローティング機構（６）とから構成されている。上
記装置本体（４）において、（７）は有底箱型形状の筐
体で、この筐体（７）は本体（８）の上部開口端面（９
）に、内方に向かって縮径するストッパ孔（１０）を貫
通形成した土壁（１１）を取付固定したものである。　
　（１２）は上記筐体（７）の側壁（１３）に装着され
た画像センサ、例えば、ビームセンサで、このビームセ
ンサ（１２）により、光反射状態の変化により生じる溶
接電極（１１）の先端（３）の明暗を軸方向から検出す
る。上記ビームセンサ（１２）は、前面に発光部（１４
）と受光部（１５）とを並設してあり、この発光部（１
４）と受光部（１５）は、筐体（７）の側壁（１３）に
貫通形成された透孔（１６）を介して筐体（７）の内部
に臨ませである。　　（１７）は筐体（７）の内部に配
設された反射板で、この反射板（１７）は、筐体（７）
のストッパ孔（１０）の直下の位置にビームセンサ（１
２）の発光部（１４）および受光部（１５）と対向させ
て傾斜支持しである。上記画像処理装置（５）は、溶接
電極（１）の先端（３）の明暗を検出したビームセンサ
（１２）からの出力信号に基づいて画像処理を行ない、
溶接電極（１）の先端面（３ａ）の直径あるいは面積を
演算するものである。また、上記フローティング機構（
６）は、定位置に矩形配置された複数の筒状体（１８）
に支持ロッド（１９）を突出退入可能に植立し、該支持
ロッド（１９）の上端に上記装置本体（４）の筐体（７
）を取付固定すると共に、各支持ロッド（１９）に巻装
したコイルスプリング（２０）を筒状体（１８）と筐体
（７）との間に縮設し、１体（７）を下方に押圧可能に
弾性的に支持したものである。（２１）　　（２２）は
各筒状体（１８）を連結固定した固定板である。

而して、研摩装置により研摩された溶接電極（１）の先
端（３）の研摩状態の良否は次の要領で検査する。溶接
電極（１）は、装置本体（４）の上方位置に保持された
のち、先端（３）が筐体（７）のストッパ孔（１０）の
テーパ面（１０ａ）に当接するまで下降する。このとき
上記覆体（７）はフローティング機構（６）により弾性
的に支持されているので、溶接電極（１）の先端（３）
は上記ストッパ孔（１０）のテーパ面（１０ａ）に確実
に着座する。そして、溶接電極（１）の先端（３）が着
座すると、ビームセンサ（１２）の発光部（１４）から
発射光が発射される、この発射光は反射板（１７）で反
射されて溶接電極（１）の先端（３）に軸方向から投射
されたのち、さらに上記溶接電極（１）の先端（３）で
反射され、反射板（１７）を介して受光部（１５）に入
射する。このとき溶接電極（１）の先端（３）において
は、研摩されない先端面（３ａ）と該先端面（３ａ）の
周囲の研摩された円弧状の周側面（３ｂ）との間で光反
射率が異なっており、溶接電極（１）の先端（３）に軸
方向から投射された投射光は、該先端（３）の周側面（
３ｂ）でのみ反射され、先端面（３ａ）では反射されな
い、したがって、ビームセンサ（１２）の受光部（１５
）で受光される反射光の受光量は、溶接電極（１）の先
端面（３ａ）の直径寸法に応じて変化し、この受光量の
変化により生じる溶接電極（１）の先端（３）の明暗を
ビームセンサ（１２）で検出する。こうして溶接電極（
１）の先端（３）の明暗がビームセンサ（１２）で検出
されると、この検出信号に基づいて画像処理装置（５）
により画像処理が行なわれ、溶接電極（１）の先端面（
３ａ）の面積及び直径が計測される。この計測値と適正
形状とされる溶接電極（１）の先端面（３ａ）の予め設
定された設定基準値とを比較して、研摩状態の良否を判
定する。したがって、例えば、ビームセンサ（１２）の
受光部（１５）の受光量が多い場合は、溶接電極（１）
の先端（３）は、第４図（ａ）に示すように先端面（３
ａ）の直径寸法の小さい適正形状と判定され、又ビーム
センサ（１２）の受光部（１５）の受光量が少ない場合
は、溶接電極（１）の先端（３）は、第４図（ｂ）に示
すように先端面（３ａ）の直径寸法の大きい不適正形状
と判定される。

尚、上記実施例では、画像センサとしてビームセンサを
用いた場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるわけではなく、テレビカメラ等を使用してもよい。

又奥ｑ飲夙 本発明によれば、研摩装置により研摩された溶接電極の
研摩状態の良否を簡易迅速、かつ、正確に検査すること
ができ、作業性の大幅な向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明に使用する電極検査装置の
一例を示す断面説明図で、第１図は溶接電極の着座前を
示し、第２図は溶接電極の着座後を示す。第３図は装置
本体のフローティング機構を示す斜視説明図、第４図（
ａ）（ｂ）は溶接電極の研摩状態の良否の検査要領を説
明するための溶接電極の底面説明図である。 （１）−・・スポット溶接電極、 （３）　−・先端、　　　　　（３ａ）　−先端面、（
５）・−・画像処理装置、（１２）−・画像センサ。 特　許　出　願　人　　ダイハツ工業株式会社代　　　
　理　　　　人　　　江　　原　　　省　　　吾第１閲 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像センサによって、光反射状態の変化により生
   じるスポット溶接電極の先端の明暗を軸方向から検出し
   、この検出信号に基づいて画像処理装置により画像処理
   を行ない、上記溶接電極の先端面を計測するようにした
   ことを特徴とするスポット溶接電極検査方法。