JPH0119238Y2 - - Google Patents

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JPH0119238Y2
JPH0119238Y2 JP4656981U JP4656981U JPH0119238Y2 JP H0119238 Y2 JPH0119238 Y2 JP H0119238Y2 JP 4656981 U JP4656981 U JP 4656981U JP 4656981 U JP4656981 U JP 4656981U JP H0119238 Y2 JPH0119238 Y2 JP H0119238Y2
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JP
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temperature
divided
furnace
disk medium
temperature distribution
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JP4656981U
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JPS57161132U (ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気デイスク媒体の焼付装置に係わ
る。磁気デイスク媒体は、通常両面使用であり基
板の両面に磁性膜が塗布されるので両面から同一
条件で同時に焼付けることが望ましい。このため
両面焼付を行なう装置は通常対向するヒータのチ
ヤネルの間にデイスク媒体を挿入する構造を採つ
ている。
しかし、実際上デイスク媒体は直径方向に大き
いため装置の内部の比較的大きな領域にわたつて
温度分布を均一化することが難しく、例えば垂直
に立てゝ支持されたデイスク媒体の上中下領域に
おいて、デイスク媒体が移送される装置間の入口
から出口までの領域において望ましくない温度分
布が生ずる欠点があつた。
本考案の目的はこうした背景にかんがみ、装置
内に設けられる発熱源であるヒーターをX方向、
Y方向において夫々小ブロツクに分割する一方、
分割されたヒータを例えば分割された単位でその
発熱量を制御してやることにより、デイスク媒体
を加熱するY方向(高さ方向)の温度分布を均一
化し、かつX方向(入口から出口に至るまでの領
域)の温度分布を略均一に保つ様にしたものであ
る。これによりデイスク媒体を均一にかつ能率良
く焼付ける様ことのできる焼付装置を実現したも
のである。
以下本考案の最も好ましい実施例にもとづき具
体的構成について説明する。
第1図は本考案にかかわる焼付装置の概念図で
ある。
図中1は赤外線ヒーター群、2は炉部、3はコ
ンベア、3aはコンベア上のデイスクを保持する
ハンガを示し、4,5はコンベア移送のためのプ
ーリ、6はエアー吹出し管、6aはその予熱部、
7はブロア、8はエアフイルタ、9は調整バル
ブ、を夫々示す。なお10はコンベア3に取付け
られ焼付けられるデイスク媒体を示す。
第2図は第1図に示す赤外線ヒーター群1の分
割構成を示す図である。図中のx1〜xn,y1〜yn
は赤外線ヒーターの分割ブロツクを示す座標であ
り、装置の炉部2は2つの相対向するヒーター群
によつてチヤネル状に構成されるので2(n,m)
の分割ブロツクの単位ヒーターで構成されてい
る。また第1図中のA1,A2,A3,C1,C2,C3
よびB1,B2〜B5は熱電対等で構成される温度検
出器でデイスクが移送されるチヤネル空間にヒー
タからはなして、デイスクとも干渉しない位置に
もうけられている。
デイスク10はハンガ3aによりコンベア3に
取付けられ炉部2の入口から出口へと移送され焼
付けられる。このとき炉内にはフイルタ8を介し
ノズル6より清浄なコアが上部から下部へ供給さ
れる。なお炉部2内に取入れるコアは予熱部6a
で予熱されノズル6も炉部2の入口側を最下流と
して構成されている。
以上の様な構成で炉部2内を通過させるデイス
ク媒体10の焼付温度とその分布を制御してやる
わけであるが、その手段として炉部2内の所望の
検出点に熱電対A1〜A3,B1〜B5,C1〜C3,を用
意し該各検出点により測定された温度をもとに群
単位に分割されたヒータ1の発熱量を調整する。
発熱量の調整は、図示されざる各ヒーター1の駆
動回路にその検出結果をフイードバツクして夫々
独立に自動的に行なつてもよいし、またオペレー
タによる手動操作であつてもよい。
なお上記検出された温度は炉の内部温度であり
制御したい対象はデイスク媒体の焼付温度である
ため炉部2内の温度分布の制御は、この点を加味
してデイスク媒体の温度分布と時間的な温度プロ
セスを所望の形にする様に行なわれる。このため
装置の初期作動条件の設定には熱電対を磁性膜を
塗布されたダミーのデイスク媒体表面に取り付け
て炉部2内をコンベアで走査することにより、炉
内でデイスク媒体が加熱される状態、すなわち時
間的な温度プロセスと温度分布が検出出来るの
で、上記加熱状態の望ましい条件を炉内に設置さ
れた熱電対A,B,Cの検出状態におきかえて炉
内の温度条件を調整することが出来る。
第3図AおよびBは本考案の効果を説明するた
めの図である。図中、縦軸は温度、横軸は炉内の
各位置である。従来の単一の発熱量制御ては同図
Aの破線イで示す様に熱放散の関係上、上下端の
温度が下がりやすいのに対し本考案の如く分割さ
れたヒーターの単位群別に発熱量を調整すること
で同図中一点鎖線口で示すように広い領域にわた
つて均一な温度分布が得られる。また同図Bに示
す如く炉内の走査方向の温度分布については入
口、出口の熱放散だけでなく、送り込まれるデイ
スク媒体の熱容量も考慮する必要があり、図中白
丸で示す様な所定の移動速度で走査されるデイス
ク媒体上の温度プロセスを実現する様に、図中黒
丸で示す様な炉内の温度を設定することも本考案
によれば簡単に実現可能である。なお、分割ブロ
ツクの構成数m,nも、ヒーターの単位群も、さ
らには温度検出器の設置位置と設置数も、実施例
の数に現定されず、デイスク媒体の大きさ等に応
じて適宜必要な数に撰ぶことができる。
以上説明した様に本考案によれば、装置の炉内
の温度分布を炉内にもうけた複数個の温度検出器
により必要部分で検出し、且つ分割グループ分け
されたヒーターの発熱量を夫々独立に制御してや
ることにより、好ましい炉内の空間的温度分布を
実現することができる。
従つて焼き付け工程における処理時間の短縮、
焼付処理むらの減少による歩止まりの向上等本考
案を適用したことによる実用的効果は極めて大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかわる焼付装置の概念図、
第2図は第1図炉部のヒータ群の分割構成説明
図、第3図A,Bは本考案の効果を説明するグラ
フを示す。 なお図中1はヒータ群、3はコンベア、6はエ
アー吹出し管、10はデイスク媒体、A,B,C
は熱電対を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デイスク基板上に磁性媒体を塗布してなる磁気
    デイスク媒体を焼付ける装置において、熱源を形
    成する赤外線ヒータを複数の制御可能なブロツク
    に分割して設ける一方、該分割された単位でその
    発熱量を夫々独立に制御する手段および該分割さ
    れた単位でその温度を検出する手段とを具備し、
    該検出および制御手段により該媒体面上における
    温度分布を略一定に保つことを特徴とする磁気デ
    イスク媒体の焼付装置。
JP4656981U 1981-03-31 1981-03-31 Expired JPH0119238Y2 (ja)

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JP4656981U JPH0119238Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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JP4656981U JPH0119238Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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JPS57161132U JPS57161132U (ja) 1982-10-09
JPH0119238Y2 true JPH0119238Y2 (ja) 1989-06-05

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