JPH0119206Y2 - - Google Patents

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JPH0119206Y2
JPH0119206Y2 JP16026382U JP16026382U JPH0119206Y2 JP H0119206 Y2 JPH0119206 Y2 JP H0119206Y2 JP 16026382 U JP16026382 U JP 16026382U JP 16026382 U JP16026382 U JP 16026382U JP H0119206 Y2 JPH0119206 Y2 JP H0119206Y2
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JP
Japan
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bearing
pivot
knife edge
pivot bearing
arm
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JP16026382U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトーンアーム軸受装置に係り、特にナ
イフエツジ軸受を利用する軸受装置に関する。
従来より、この種ナイフエツジ軸受を利用した
トーンアーム軸として種々の形態のものが提案さ
れており、例えば第1図に示すように、トーンア
ーム(図示しない)が取り付けられるべき垂直回
動軸体21の下面に固定ナイフエツジ22に対応
する軸受部23が形成され、一方、上記垂直回動
軸体21の両端にはナイフエツジ26,26を有
する押さえ部24,24が延設されており、この
ナイフエツジ26,26の頂線は上記軸受部23
の底部25と同一直線上Aに位置するようになつ
ている。そしてこのナイフエツジ26,26に押
え棒27を当接させることにより垂直回動軸体2
1の俯仰運動を自由ならしめている。ところが、
上記した従来のトーンアーム軸受装置において
は、垂直回動軸体21の軸方向に対する保持手段
がないためにガタが生じ易く、特に、トーンアー
ムがレコード盤の回転に伴つて引つ張られる。い
わゆるドラツグフオースによるがたつきが音質悪
化の原因となり、また、円滑な動作をさせるため
には上記押え部24のナイフエツジ26,26と
上記軸受部23の底部との直線性に高い加工精度
を必要とするためコスト高となる等の欠点があつ
た。
本考案の目的は、上記した従来のものの欠点を
解消し、パイプホルダーの前後左右上下方向のガ
タを適確に防止し、高精度の支点が得られるよう
にしたトーンアーム軸受装置を提供することにあ
る。
以下、本考案の構成をその実施例である第2図
乃至第5図に基づいて説明する。
図中、1はプレーヤー本体(図示しない)に取
り付けられるべきベース2に水平方向に回動自在
となるよう保持されているアームブラケツトであ
つて、実施例では「コ」字状をなした本体1aの
下部開口面にプレート1bを設けた構造とし、プ
レート1b内側面にはナイフエツジ3,3が突設
されている。4はパイプホルダー、5はアームパ
イプ、6はバランスウエイトを夫々示している。
パイプホルダー4は下面に凹部が形成されて箱形
となつており、この凹部内に上記ナイフエツジ
3,3に対応する軸受部7を有する軸受板8が取
り付けられている。上記ナイフエツジ3,3は第
4図に示すように軸受谷部10に噛合し、したが
つて、パイプホルダー4はナイフエツジ3先端部
9と軸受谷部10との当接線Bを支点として俯仰
運動するように支持されることとなる。なお、実
施例においては軸受部7は軸板8としてパイプホ
ルダー4とは別部材に構成されているがこれを一
体成型としてもよいこと勿論である。11は上記
したナイフエツジ軸受構造の軸線上、即ち当接線
Bの軸線上にその中心が位置するようパイプホル
ダー4上の螺入孔17に螺入されたピボツト軸受
であり、実施例においては高さ調整用のアジヤス
ト部18と高硬度軸受部19とから構成されてい
るが、これらを一体的に形成してもよいことは勿
論である。12は上記ピボツト軸受11に対応す
るよう先端にピボツト14が形成されたアジヤス
トボルトであつて、上記アームブラケツト1の天
板部に設けられた取付孔13を介して上方から螺
入され、ロツクナツト15によりその繰り出し位
置が固定されるようになつている。しかして、ピ
ボツト軸受11とピボツト14との支点は上記当
接線上B上に位置しており、しかも、実施例にお
いてはアームパイプ5の軸線C上に位置するよう
設定されている。
上記した軸受け装置を調整するに際しては第4
図に示すようにナイフエツジ軸受部7をナイフエ
ツジ3に噛合させてからピボツト軸受11の軸受
中心が当接線B上に正確に位置するよう微調整し
た後、アジヤストボルト12を締め込み、ピボツ
ト14をピボツト軸受11中心に当接させ、ガタ
がなく、しかも軽く俯仰運動がなされるような位
置に固定する。これによりパイプホルダー4は前
後左右等水平方向へのガタは生ずることなく適確
に支持される。しかも、ピボツト軸受11の高さ
を微調整することができるようになつているから
軸の当接点が摩滅する等してガタが生じても再調
整することによりその精度を保持することがで
き、また、その調整操作も極めて容易である。し
かも、ピボツト軸受機構の特性として点で支持す
るものであるからその支点の設定は容易であり、
従来の線で支持する構造に比較して加工も容易と
なり、安価に実施できる。
本考案に係るトーンアーム軸受装置によれば、
水平方向に回動自在となるよう保持されているア
ームブラケツトにパイプホルダーをナイフエツジ
軸受で俯仰自在に保持せしめるようにしたトーン
アーム軸受装置であつて、上記トーンアーム基台
の上面には上記ナイフエツジの軸線上にその支点
中心が位置するようにピボツト軸受が形成されて
おり、上記アームブラケツトに設けられた取付部
には上記ピボツト軸受に対応するよう先端にピボ
ツトを形成せしめたアジヤストボルトが螺入され
ており、上記ピボツト軸受にはその上下方向の高
さを調整し得るようになつているから、パイプホ
ルダーの前後左右方向のガタを生ずることはな
く、また、その調整も高さ可変式のピボツト軸受
の高さを微調整し、これに対応させてアジヤスト
ボルトを調整して行うものであるため極めて容易
且つ精巧であり、さらに、ピボツト軸受の特性と
して他の軸受に比較して高い精度が容易に得られ
るため安価に構成できる等の優れた特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のナイフエツジ型軸受装置を示す
斜視図、第2図乃至第5図は本考案に係るトーン
アーム軸受装置の実施例を示し、第2図はアーム
ブラケツト部分を示す斜視図、第3図はパイプホ
ルダー部分を示す斜視図、第4図は全体を示す斜
視図、第5図は要部の断面図である。 1……アームブラケツト、3……ナイフエツ
ジ、4……パイプホルダー、5……アームパイ
プ、7……ナイフエツジ軸受、11……ピボツト
軸受、12……アジヤストボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平方向に回動自在となるよう保持されている
    アームブラケツトにパイプホルダーをナイフエツ
    ジ軸受で俯仰自在に保持せしめるようにしたトー
    ンアーム軸受装置であつて、 上記パイプホルダーの上面には、上記ナイフエ
    ツジの軸線上にその支点中心が位置するようにピ
    ボツト軸受が螺入されており、上記アームブラケ
    ツトに設けられた取付部には上記ピボツト軸受に
    対応するよう先端にピボツトを形成せしめたアジ
    ヤストボルトが螺入されており、上記ピボツト軸
    受はその上下方向の高さを調整し得るようになつ
    ていることを特徴とするトーンアーム軸受装置。
JP16026382U 1982-10-25 1982-10-25 ト−ンア−ム軸受装置 Granted JPS5966905U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16026382U JPS5966905U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 ト−ンア−ム軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16026382U JPS5966905U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 ト−ンア−ム軸受装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5966905U JPS5966905U (ja) 1984-05-07
JPH0119206Y2 true JPH0119206Y2 (ja) 1989-06-05

Family

ID=30352542

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JP16026382U Granted JPS5966905U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 ト−ンア−ム軸受装置

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JPS5966905U (ja) 1984-05-07

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