JPS624887Y2 - - Google Patents

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JPS624887Y2
JPS624887Y2 JP1980077496U JP7749680U JPS624887Y2 JP S624887 Y2 JPS624887 Y2 JP S624887Y2 JP 1980077496 U JP1980077496 U JP 1980077496U JP 7749680 U JP7749680 U JP 7749680U JP S624887 Y2 JPS624887 Y2 JP S624887Y2
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JP
Japan
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pick
arm
holding rod
protrusion
arm device
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JP1980077496U
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JPS57813U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はピツクアツプアーム装置に係り、その
目的とするところはプレヤーより伝達された振動
を遮断、吸収し、またカートリツジより拾つた不
要雑音成分を吸収する構造を有し、しかもその構
造を簡単にして組立性がよく、かつ振動特性の優
れたピツクアツプアーム装置を安価に提供するこ
とにある。
一般にレコードプレヤーはピツクアツプアーム
装置を備えており、このピツクアツプアーム装置
によりレコードを再生すれば、その音響的なフイ
ードバツクによりスピーカよりの音圧、振動がプ
レヤーに伝達され、不要雑音に結びつくことがあ
る。ピツクアツプアーム装置はプレヤーキヤビネ
ツト上に取付けられることが多く、音圧よりの直
接のピツクアツプアーム装置の共振とも相まつて
不要振動を伝達されれば、著しく音質が悪化す
る。こられの不要振動を遮断、吸収する方法とし
てはアーム後部をゴム等の粘弾性体を介してアー
ム回転部に取付けて機械的共振系を作ることによ
り振動を分割する方法がとられているが、従来の
構造は第1図に示す様にウエイトシヤフト14の
先端部14aにゴム15を介してビス16でネジ
止めする方法がとられていた。しかし、この方法
では部品点数が多く、しかもビス止めがウエイト
の反対方向から行わねばならないため多数の組立
工数を要し、コストアツプになるという欠点があ
つた。
本考案はこのような従来の欠点を解消するもの
であり、以下、本考案について実施例の図面と共
に説明する。
第2図は本考案のピツクアツプアーム装置の1
実例を示し、図中、1は先端に図示していないピ
ツクアツプカートリツジを備えるピツクアツプア
ーム本体、2は上記ピツクアツプアーム本体1の
後端が結合されたアーム回転台、3は上記ピツク
アツプアーム本体1を左右方向に回転自在に支持
する回転軸、4は上記アーム回転台2にカウンタ
ーウエイトを取付けるための保持棒である。上記
アーム回転台2は上記回転軸3の対向する側面に
設けたベアリング軸受5,5にピボツトネジ6,
6の先端を当接し、ナツト7,7で締め付けるこ
とにより上記回転軸3に対して上下方向に回転自
在に支持されている。よつて、上記ピツクアツプ
アーム本体1は上記回転軸3および上記アーム回
転台2により左右上下の方向に回転可能に支持さ
れている。上記保持棒4にはカウンタウエイト8
が針圧目盛リング9と共に回転可能に保持されて
おり、ねじ送り方式により軸方向に可動できるよ
うになつている。上記保持棒4は合成樹脂により
構成されており、その先端部には一体に係止爪1
1を有する複数の突起部10が設けられ、係止爪
11には弾性が与えられている。上記保持棒4は
その先端に設けた突起部10を上記アーム回転台
2に設けた貫通孔12に挿入し、その係止爪11
を上記貫通孔12の孔縁に弾性係合することによ
り上記アーム回転台2に固定されている。そし
て、上記保持棒4の上記アーム回転台2への取付
けに際してゴム等の粘弾性体よりなるリング13
を介して取付けられている。
以上のように本考案によればピツクアツプ後部
のカウンターウエイトを保持する保持棒の先端部
に、その保持棒と一体構造となつた突起部を設け
るとともにこの突起部に弾性を有する係止爪を設
け、前記この突起部をゴム等の粘弾性体を介して
ピツクアツプ回転部に挿入し前記係止爪によりピ
ツクアツプ回転部に固定するようにしているの
で、アーム回転台前部との自由度共振系として振
動分割することができる。さらに、従来のものに
比べネジ止め等の工程を省略でき保持棒をピツク
アツプ回転部に挿入するだけでピツクアツプアー
ム本体とカウンターウエイトを固定することがで
きるため作業が簡単で、しかも突起部をピツクア
ツプ回転部に挿入する構造であるのでネジによる
固定に匹敵する強度を維持することができる。ま
た、機械による自動組立も可能であるため量産性
をよくしてコストダウンを図り、振動特性の優れ
たピツクアツプアーム装置を安価に提供すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のピツクアツプアーム装置の断面
図、第2図は本考案のピツクアツプアーム装置の
一実施例を示す断面図である。 1……ピツクアツプアーム本体、2……アーム
回転台、3……回転軸、4……保持棒、8……カ
ウンターウエイト、10……突起部、11……係
止爪、12……貫通孔、13……粘弾性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピツクアツプ後部のカウンターウエイトを保持
    する保持棒の先端部に、その保持棒と一体構造と
    なつた突起部を設けるとともにこの突起部に弾性
    を有する係止爪を設け、前記この突起部をゴム等
    の粘弾性体を介してピツクアツプ回転部に挿入し
    前記係止爪によりピツクアツプ回転部に固定した
    ことを特徴とするピツクアツプアーム装置。
JP1980077496U 1980-06-03 1980-06-03 Expired JPS624887Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980077496U JPS624887Y2 (ja) 1980-06-03 1980-06-03

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980077496U JPS624887Y2 (ja) 1980-06-03 1980-06-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57813U JPS57813U (ja) 1982-01-05
JPS624887Y2 true JPS624887Y2 (ja) 1987-02-04

Family

ID=29440060

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JP1980077496U Expired JPS624887Y2 (ja) 1980-06-03 1980-06-03

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0345612Y2 (ja) * 1986-05-08 1991-09-26

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55128206U (ja) * 1979-02-26 1980-09-10

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Publication number Publication date
JPS57813U (ja) 1982-01-05

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