JPH01191939A - リンクパックエリアロード方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 扱丘欠１ 本発明は情報処理に用いられ仮想記憶空間なシステム共
用領域とジョブ固有領域とに分割し、そのシステム共用
領域のうちプログラム格納用リンクバックエリアに対し
てセグメントをロードするリンクパックエリアロード方
式に関する。

藍氷並韮 マルチプログラミング機能を有する情報処理装置におい
ては、種々の仕事を処理するために種々のプログラムが
実行される。これらプログラムは処理しようとする仕事
に応じて作成されている。

情報処理装置の利用側またはオペレーション側からみた
仕事の基本単位はジョブであり、このジョブが異なって
いても同一プログラムが使用されることがある。このよ
うに多数のジョブにより共用されるプログラムを共用プ
ログラムという。

この共用プログラムは、主記憶領域を節約するため個々
のジョブに対応するジョブ固有領域ではなく、システム
共用領域、特にそのプログラム格納のための領域である
リンクパックエリアに格納される。このプログラムはシ
ステム立上げ時にリンクパックエリアにロードされ、シ
ステム停止時まで常駐する。さらにこの共用プログラム
は、細分化され主記憶装置にローディングされる１つの
まとまった論理単位であるセグメントの集合として扱わ
れる。

従来のリンクパックエリア制御方式では、この共用プロ
グラムのセグメントは必ずリンクパックエリアにロード
されていた。従って、大きな共用プログラムがリンクパ
ックエリアを占有すると、他の共用プログラムの登録が
制限される。また、セグメント数の多い複数の共用プロ
グラムをリンクパックエリアに同時に登録できない場合
が生じる。

発明の目的　　　゛ 本発明の目的は、多くのセグメントを有する、より多く
の共用プログラムをリンクパックエリアに登録できるよ
うにしたリンクパックエリアロード方式を提供すること
にある。

几肌例璽蔦 本発明によるリンクパックエリアロード方式は、複数の
ジョブで共用される共用プログラムをロードするリンク
パックエリアを有するシステム共用領域とジョブ固有領
域とを有する仮想記憶空間と、前記共用プログラムのセ
グメント毎にリンクパックエリアにロードするか否かを
示すフラグを有するセグメント属性情報を格納する共用
プログラムライブラリ手段とを設け、この共用プログラ
ムライブラリ手段からのフラグに基づいてリンクパック
エリアとジョブ固有領域のいずれか一方に共用プログラ
ムのセグメントをロードするようにした構成である。

Ｘ■ヨ 次に本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図を参照すると、本発明の一実施例は共用プログラ
ム２を格納する共用プログラムライブラリ１、システム
共用領域８にロードされるべき共用プログラム（Ａ、・
・・、α）２からなる共用１０グラムフアイル１３とこ
れら共用プログラム（Ａ。

・・・、α）２に対するリストエントリエリア１５を有
する共用プログラムリスト５ＰＬ１１とを備えたバッキ
ングストア１７．ＣＰＵ（第３図の１００）で実現され
、共用プログラム２中セグメントをリンクパックエリア
９かジョブ固有領域１０かのいずれかにロードする処理
を含むセグメントロード処理２８を有する共用プログラ
ム制御手段５、および共用プログラムリストＳＰＬ“１
２、セグメント１およびセグメント３を格納するための
少なくとも１つの連続したリンクパックエリア９を有す
るシステム共用領域８と各ジョブに対応してそれぞれ少
なくとも１つの連続したジョブ固有領域１０とを有する
仮想記憶空間７を備えている。

共用プログラム２は、ロード時に必要な制御情報等を含
む制御データ６とプログラムの各セグメントとなるセグ
メントコード１４とを有する。この制御データ６には、
セグメント毎の属性を示すセグメント属性情報３があり
、そこにリンクパックエリア９にロードするか否かを示
すリンクパックエリアロードフラグ４を含む。

第２図を参照すると、共用プログラムリストＳｐｔ、、
ｔｔの１エントリ１５は共用プログラム名１８と使用カ
ウンタ１９と実行開始番地２０とから構成されている。

第１図および第３図を参照すると、システム立上げ時に
、補助記憶装置１６に格納された共用プログラムファイ
ル１３上の共用プログラムリスト５ＰＬＩ　ｔは、主記
憶装置２１のシステム共用領域８、すなわち仮想記憶空
間７のシステム共用領域８のリンクパックエリア９に、
共用プログラムリスト５ＰＬ−１２として格納される。

共用プログラムファイル１３に登録、置換される共用プ
ログラム（Ａ、・・・、α）２は補助記憶装置である共
用プログラムライブラリ１にプログラムファイル１３゛
として格納される。共用プログラム（Ａ、・・・、α）
２の登録、置換は、システム運用中にこの共用プログラ
ムライブラリ１のプログラムファイル１３−からバッキ
ングストア１７の共用プログラムファイル１３に対して
行われる。

システム運用中にジョブよりプログラムロード要求が出
されると、システム共用領域８内のリンクパックエリア
９中の共用プログラムリストＳＰＬ−１２がサーチされ
る。このリストに見つかればそのプログラムＡは共用プ
ログラム２でる。この共用プログラムのロードの仕方が
本発明の特徴である。この共用プログラム２の実行が終
了すると、システム中の他のジョブにより使用されてい
なければ、システムは共用プログラムリストエントリ１
５の使用カウンタ１９の値に“０″を表示する。

このため、共用プログラム２は削除される。

第３図を参照すると、本発明の前提となるシステムにお
いて、ＣＰ　Ｕ　１００は、共用プログラムリスト５Ｐ
Ｌ１１内の使用カウンタ９の内容を制御するカウジタ制
御部１０１、共用プログラムリスト５ＰＬ１１内の共用
プログラム名１８をサーチするプログラム名サーチ部１
０２、共用プログラムファイル１３内の共用プログラム
を仮想記憶空間７のシステム共用領域８内のリンクバッ
クエリア９またはジョブ固定領域１０のどちらか一方に
、セグメント属性情報（第１図の３）内のリンクパック
エリアロードフラグ４の内容に従いセグメントレコード
を格納するセグメントロード処理２８を実行するプログ
ラムロード部１０３、共用プログラム１３内の共用プロ
グラムの置換、削除および仮想記憶空間７内のプログラ
ムを削除するプログラム置換、削除部１０４および共用
プログラムリストエントリ１５内の使用カウンタ１３の
内容を検出するカウンタ検出部１０５を備えている。

次に本発明の一実施例の動作について詳細に説明する。

第１図を参照すると、共用プログラムライブラリ１中の
共用プログラムＡ２は、３つのセグメント１．２および
３と、リンクバックエリアロードフラグ４を有するセグ
メント属性情報３を備えた制御データ６とを有している
。セグメント属性情報３ではセグメント１および３に対
するリンクパックエリアロードフラグ４が“１”を示し
、セグメント２に対するリンクパックエリアロードフラ
グ４が“０”を示している。

第１図および第４図を参照すると、ジョブ１から共用プ
ログラム２にロード要求が出力されると、共用プログラ
ム２の登録、削除および置換の制御手順と共用プログラ
ム２のロード制御手順がロックされる（ステップ２４）
０次に共用プログラム名Ａで共用プログラムリスト５Ｐ
Ｌ−１２がサーチされ（ステップ２５）、共用プログラ
ムＡの共用プログラムリストエントリ１５は共用プログ
ラムリスト５ＰＬ−１２に登録されているか否かが判断
される（ステップ２６）、このリスト５ＰＬ１２に登録
されていれば、そのプログラムＡは共用プログラム２で
ある。登録されていなければ、そのプログラムＡは共用
プログラム２ではないことを示すため共用プログラムで
ないプログラムとしてのロード制御手順が実行される９
次に、共用プログラムＡに対する共用プログラムリスト
エントリ１５の使用カウンタ１３の値が“０”か否かが
判断される（ステップ２７）。

使用カウンタ１３の値“０”に応答して本発明の特徴と
なる動作がステップ２８で行われる。すなわち、共用プ
ログラム２が想記憶空間７にロードされる。この時、セ
グメントロード処理でセグメント属性情報３のリンクバ
ックエリアロードフラグ４の内容によりセグメント１お
よび３はリンクバックエリア９にロードされ、セグメン
ト２はジョブ固有領域１０にロードされる。

ジョブ２で同じ共用プログラム２にロード要求が出ると
、セグメントロード処理でセグメント１および３はリン
クバックエリア９に既にロードされているのでロードし
ない、セグメント２はリンクバックエリアロードフラグ
４の値が“０″なのでジョブ２のジョブ固有領域１０に
ロードされる。

これら領域９または１０の実行開始番地は共用プログラ
ムリスト５ＰＬ−１２の共用プログラムＡに対するエン
トリ１５の実行開始番地フィールド１４にセットされる
。

その後、共用プログラムリスト５ＰＬ−１２の共用プロ
グラムＡ対応共用プログラムリストエントリ１５の使用
カウンタフィールド１３に“１”が加えられ（ステップ
２９）、このエントリ１５の実行開始番地フィールド２
０から実行開始番地が得られる（ステップ３０）０次に
、共用プログラムの登録、削除および置換の制御手順と
共用プログラムのロード制御手順とがアンロックされ（
ステップ３１）、共用プログラムＡの実行開始番地に制
御が渡される（ステップ３２）、共用プログラムＡの実
行終了に応答して、共用プログラムの登録、削除、およ
び置換の制御手順と共用プログラムのロード制御手順が
ロックされ（ステップ３３）、共用プログラムリスト５
ＰＬ−１２の共用プログラムＡに対する共用プログラム
リストエントリ１５の使用カウンタフィールド１９の値
は“０”か否かが判断される（ステップ３５）。

このステップ３５での値の“０″判定に応答して、共用
プログラムのセグメントが削除され、仮想記憶空間７め
領域が解放され（ステップ３６）、共用プログラムの登
録、削除、および置換の制御手順と共用プログラムのロ
ード制御手順がアンロックされる（ステップ３７）。

このようにして、共用プログラムのセグメントをリンク
バックエリア９にロードするものと、ジョブ固有領域１
０にロードするものとに分けることができる。

■！しと苑里 本発明によれば一リンクパックエリア９に必要なセグメ
ントのみをロードすることができるため、多くのセグメ
ントを有する共用プログラムをより多くのリンクパック
エリアに登録できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図は第１図の
共用プログラムリスト５ＰＬ１１の構成を示す図、第３
図は本発明の一実施例とハードウェアとの関係を示す図
、第４図は第１図の共用プログラム制御手段５の詳細な
構成を示す図である。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・共用プログラムライブラリ２・・・・・
・共用プログラムＡ ３・・・セグメント属性情報 ４・・・・・・リンクバックエリアロードフラグ５・・
・・・・共用プログラム制御方式６・・・・・・制御デ
ータ ７・・・・・・仮想記憶空間 ８・・・・・・システム共用領域 ９・・・・・・リンクパックエリア １０・・・・・・ジョブ固有領域 １１．１２・・・・・・共用プログラムリスト１３．１
３−・・・・・・プログラムファイル１４・・・・・・
セグメントレコード １５・・・・・・リストエントリ １６・・・・・・補助記憶装置 １７・・・・・・バッキングストア １８・・・・・・共用プログラム名 １９・・・・・・使用カウンタ ２０・・・・・・実行開始番地 ２°１・・・・・・主記憶装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数のジョブで共用される共用プログラムをロー
   ドするリンクパックエリアを有するシステム共用領域と
   ジョブ固有領域とを有する仮想記憶空間と、前記共用プ
   ログラムのセグメント毎に前記リンクパックエリアにロ
   ードするか否かを示すフラグを有するセグメント属性情
   報を格納する共用プログラムライブラリ手段とを設け、
   この共用プログラムライブラリ手段からのフラグに基づ
   いてリンクパックエリアとジョブ固有領域のいずれか一
   方に共用プログラムのセグメントをロードするようにし
   たことを特徴とするリンクパックエリアロード方式。