JPH0119178Y2 - - Google Patents

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JPH0119178Y2
JPH0119178Y2 JP1983074288U JP7428883U JPH0119178Y2 JP H0119178 Y2 JPH0119178 Y2 JP H0119178Y2 JP 1983074288 U JP1983074288 U JP 1983074288U JP 7428883 U JP7428883 U JP 7428883U JP H0119178 Y2 JPH0119178 Y2 JP H0119178Y2
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JP1983074288U
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  • Control Of Temperature (AREA)
  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車両用制御機器の制御とこれの制御
状態のデジタル表示とを行うことができる自動車
の空調装置用のデジタル表示コントローラーに関
するものである。
近年、車両用の空調機器では、これの設定温度
等のデジタル表示化が進んでいる。そして、これ
らは通常第1図に示すようにマルチバイブレータ
ー2によつてパルスを発生させてこのパルスをカ
ウンタ3によつてカウントし、このカウンタのカ
ウント値をデコーダ4によつて所定の変換を行つ
て10進表示LED5を表示させるとともに、前記
カウント値をD−Aコンバーター6によつてデジ
タルからアナログに変換して、このアナログ信号
によつて温度制御回路10を介してヒーター7等
を制御するという構成になつている。
ところが、このような回路では第1図に示すよ
うにカウンタやデコーダ4,D/Aコンバーター
6が必要であることから回路が複雑化したり、デ
ジタルICを安定して動作させるために定電圧電
源回路が必要であつたりしてコストアツプになる
という問題と、このようなデジタルICはノイズ
にきわめて弱いのでイグニツシヨンノイズの激し
い車両ではノイズの防止対策を施したりしなけれ
ばならないという問題があつた。
そこで本考案では構造がきわめて簡単でノイズ
等に強くかつコストの低廉化が可能な自動車の空
調装置用のデジタル表示コントローラーの提供を
目的とするものである。
以下、本考案の一実施例を図面によつて詳細に
説明する。
まず、全体の構成を示す第2図において、5は
10進表示用LED、7は車両に設けられているヒ
ーター、10は温度制御回路、8はコントローラ
ーを示している。
コントローラー8は第3図に示すように第1ス
ライド板11と第2スライド板12とハウジング
13と固定板14と温度設定用ボリユーム15と
裏ブタ16とを主体としてなつている。
ハウジング13は略コの字状に形成されてお
り、これのほぼ中央部にはブラシd,e,f,
CONが上下方向に対して並列状に設けられてい
る。このブラシは第4図に示すようにブラシ本体
e″と接続端子e′とに分かれており(一例としてブ
ラシeを示す)、ハウジング13を介して電気的
に導通した状態におかれている。そして、ブラシ
d,e,f,CONの接続端子側はすべてハウジ
ング13の表側より上方に向かつて延出形成され
ている。なお、ハウジング13の図示右方側に
は、長方形状に貫設された開口部13aが設けら
れている。
固定板14はブラシ保持板14a,14cと絶
縁板14bとからなつている。ブラシ保持板14
aと14cには前記ハウジング13と同様にブラ
シa,b,i,cとh,m,c,COMがそれぞ
れ設けられており、これらは絶縁板14bを介装
した状態で一体に固着されている。なお、ブラシ
保持板14a,14c及び絶縁板14bにもそれ
ぞれ長方形状の開口部14d,14e,14fが
それぞれ設けられている。ただし第3図では開口
部14dのみを図示している。(開口部14e,
14fは開口部14dの後方の同位置に設けられ
ているので図では示されていない。) 裏ブタ16は略L字状に構成されており、前述
のハウジング13と同様にブラシl,g,j,k
と長方形状の開口部16aとが設けられている。
15は温度設定用のボリユームで通常のスライ
ド式のボリユームよりなつている。
次に、第1、第2スライド板11,12は四角
形状に形成されており、これの両面にはそれぞれ
コード板11b,11c,12b,12cが設け
られている。(第3図ではコード板11cとコー
ド板12cはそれぞれコード板11,12の裏側
に設けられているので図示されていない)。
コード板11b,11c,12b,12cはデ
ジタルコードを発生するためのもので、銅等の導
体より所定のパターンに形成されている。例え
ば、コード板11bを一例に説明すると、これは
第7図に示すように並列状に設けられた4層から
なるパターンp1,p2,p3,p4よりくし歯
状に構成されている。そして、最上部のパターン
p1にはブラシEが、その下のパターンp2には
ブラシCOMが、またその下のパターンp3には
ブラシDが、最下部のパターンp4にはブラシF
がそれぞれ摺動可能に接触している。このコード
板11bは第5図に示す10進表示用LED5の10-1
の桁5c用のデジタルコードを発生するためのも
ので、ブラシD,E,Fは第6図に示すコード表
のd,e,fと対応している。例えばブラシD,
E,F,COMとコード板11bとの位置関係が
第7図に示すような状態におかれている場合、
(これは、第6図コード表示のコード位置1に対
応する)ブラシD,FはブラシCOMと導通する
ので電位がハイレベルとなり、従つてこのブラシ
D,Fに対応するセグメントD,Fが点灯して第
8図に示すようにゼロを表示する。次に、第1ス
ライド板11aが左方へワンステツプ動力されて
第9図に示す位置におかれると、今度はブラシ
E,FがブラシCOMと導通するので、これに対
応するセグメントE,Fが点灯して第8図に示す
ように5を表示する。以後、スライド板11aを
左方へワンステツプブフ動かせば、同様にして0
と5が交互に表示される。なお、第1、第2スラ
イド板11,12には接続棒17を挿入するため
の開口部11d,12dが設けられている。
接続棒17は第1、第2スライド板11,12
と温度設定用ボリユーム15のつまみ15aを左
右へスライドさせるためのもので、ハウジング1
3と固定板14との間に介装される第1スライド
板11の開口部11dと固定板14と裏ブタ16
との間に介装される第2スライド板12の開口部
12dを経て可動片15aの挿入孔15bに挿入
されている。
なお、ブラシa〜mは前記10進表示用LED5
を構成する各セグメントA〜Mとそれぞれ同符号
どうし個別に接続されている。
上記構成において、ブラシa〜m,COMは第
7図に示すようにコード板11bと接触しており
(一例としてコード板11bを示す)、接続棒17
を左右へ動かすことによつて第6図のコード表に
示すような、デジタルコードが順次発生する。
今、つまみ17を左いつぱいまで移動させる
と、コントローラー8の各ブラシa〜mは第6図
のコード位置29で示すデジタルコードを発生す
る。一方、各ブラシa〜mは第5図に示す10進表
示用LED5の同一符号のセグメントA〜Mと接
続されているので、10進表示用LED5の10の桁
を示す5aではセグメントCが点灯し、1の桁を
示す5bではセグメントG,H,I,J,K,
L,Mが点灯し、10-1の桁を示す5cではセグメ
ントDが点灯する。すると、小数点を示すピリオ
ドCNと、セグメントFは常に点灯しているので
10進表示用LED5は18.0を表示する。次に、前述
の位置より右へワンステツプ移動させると、各ブ
ラシa〜mは第6図のコード位置28で示すデジ
タルコードを発生する。このため、10進表示用
LED5の10の桁5aではセグメントCが点灯し、
1の桁を示す5bではセグメントG,H,I,J,
K,L,Mが点灯し、10-1の桁を示す5cではセ
グメントEが点灯して18.5を表示する。以後同様
につまみ17を右へワンステツプずつ移動してゆ
くと(このワンステツプずつというのは図示しな
い係留機構により定められる所定の移動距離のこ
とである)10進表示用LED5は順に、19.0,
19.5,20.0,20.5…と表示してゆく。そして、つ
まみ17を右へいつぱいに移動しきつたときには
各ブラシa〜mは第6図の回転位置1で示すデジ
タルコードを発生するので、10進表示用LED5
の10の桁を示す5aではセグメントA,Cが点灯
し、1の桁を示す5bではセグメントG,H,
J,K,Mが点灯し、10-1の桁を示す5cではセ
グメントDが点灯して32.0を表示する。即ちこの
ようにつまみ17を移動することによつて19.0〜
32.0の表示を0.5間隔で行うことができるわけで
ある。
一方、つまみ17を移動するとこれとともに温
度設定用ボリユーム15の可動片15aも同様に
移動する。そして、この可変抵抗器15の接続端
子15A,15Bはヒーター7用の温度制御回路
10に接続されているので、つまみ17を左右へ
動かすことによつてヒーター7の温度制御もでき
るわけである。従つて、予め10進表示用LED5
の表示とヒーター7による温度が一致するように
温度制御回路10を設定しておくことによつて、
デジタル表示による温度制御が可能になるわけで
ある。
さらに、ヒーター7のみならずクーラー等も温
度設定用ボリユーム15によつて同時に制御しう
るように構成しておけば、10進表示用LED5の
表示を見ながらつまみ17を動かすだけで所望す
る室温に設定することが可能になる。特に、車両
においてはイグニツシヨンノイズが激しいので、
カウンタ、デコーダ、D/Aコンバータ等のデジ
タルICを用いずにデジタル表示を実現できる意
味は大きい。
なお、本例ではヒーターの設定温度をデジタル
にて表示する場合について述べたが、ブロアフア
ン等の風量の強・弱をデジタルで表示する構成に
してもよい。この際には10進表示用LED5は1
の桁を示す5bのみとし、温度設定用ボリユーム
15の接続端子15A,15Bはブロアフアンの
制御回路に接続すればよい。
即ち、本考案は実用新案登録請求の範囲に記載
したように、コード板が貼り付けられたスライド
板と、これに対応するブラシを装着した部材を奥
行き方向に配置することによつて、コンパクトな
構造でありながら複数種のコード出力を組合わせ
ることができ、バリエーシヨンに富んだ空調表示
が可能となる。
また、本考案のコントローラーは従来と異な
り、デジタルICを用いていないため、ノイズに
強くかつコストの低減が図れる、という効果も期
待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す説明図、第2図は本実施
例の全体の構成を示す説明図、第3図はコントロ
ーラーの分解斜視図、第4図は第3図の上方より
ブラシを見た状態を示す説明図、第5図は10進表
示用LEDの各セグメントと各ブラシに附された
対照符号との関係を示す説明図、第6図はつまみ
の各ステツプ位置におけるデジタルコードを示す
コード表、第7図は第1スライド板を右端部まで
移動させた状態におけるブラシとコード板との状
態を示す説明図、第8図は第7図の状態における
10-1の桁を示す10進表示用LEDの発光状態を示す
説明図、第9図は第7図の状態より第1スライド
板をワンステツプ左方へ移動させた状態における
ブラシとコード板の状態を示す説明図、第10図
は第9図の状態における10-1の桁を示す10進表示
用LEDの発光状態を示す説明図である。 5……10進表示用LED(英数字表示器)、11,
12……スライド板、11b,11c,12b,
12c……コード板、15……温度設定用ボリユ
ーム(可変抵抗器)、a〜m,COM……ブラシ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングと裏ブタとからなるコントローラー
    のケーシング内には、自動車の空調機器を機外か
    ら操作するためのスライド式のつまみと、このつ
    まみの操作に伴い操作方向に沿つて変位可能でか
    つその表面には導体にて形成された所定パターン
    形状のコード板が設けられかつ奥行き方向に配置
    された適数枚のスライド板と、前記ハウジングお
    よび裏ブタのうちの少なくとも一方側に対し前記
    スライド板のうちの外側に配置されたコード板と
    対応可能な位置に摺接可能に設けられたブラシ
    と、前記スライド板の間に介在され前記スライド
    板のうち内側に配置された両コード板とそれぞれ
    摺接するブラシを両対向面に備えた固定板とが組
    込まれ、かつ前記各コード板にはコード出力に基
    いて空調状態を表示する英数字表示器が接続され
    ていることを特徴とする自動車の空調装置用のデ
    ジタル表示コントローラー。
JP7428883U 1983-05-17 1983-05-17 自動車の空調装置用のデジタル表示コントローラー Granted JPS59178688U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7428883U JPS59178688U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 自動車の空調装置用のデジタル表示コントローラー

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7428883U JPS59178688U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 自動車の空調装置用のデジタル表示コントローラー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59178688U JPS59178688U (ja) 1984-11-29
JPH0119178Y2 true JPH0119178Y2 (ja) 1989-06-02

Family

ID=30204383

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JP7428883U Granted JPS59178688U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 自動車の空調装置用のデジタル表示コントローラー

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JP (1) JPS59178688U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5120787A (ja) * 1974-08-14 1976-02-19 Toray Silicone Co Jidoryudoseifunmatsushohozai

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5120787A (ja) * 1974-08-14 1976-02-19 Toray Silicone Co Jidoryudoseifunmatsushohozai

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JPS59178688U (ja) 1984-11-29

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