JPH01188791A - 接続金具付きゴムホース及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ホースの接続に使用する接続金具を取り付け
たゴムホース及びその製造方法に関するものである。

〔従来の技術〕

従来から、ホースを相互に接続したり、ホースを化フン
圧送ポンプ等の装置に接続するため、端部に接続金具を
取り付けたゴムホースが知られている。

接続金具の取り付けは、特公昭５９−４００８３号公報
等に記載されるように、加工線めする方法が一般的であ
る。即ち、第５図に示すようにゴムホース１の端部外周
に外筒スリーブ金具２を嵌着し、該端部内周に内筒イン
サート金具３のインサート部４を挿入した後、第６図に
示すように内筒インサート金具３の内側に挿入した治具
（図示せず）によりインサート部４の内径を拡径して、
外筒スリーブ金具２と内筒インサート金具３とでゴムホ
−ス１の端部を締め付は保持するものである・しかじ、
この内筒拡大による加圧締めにより取り付けた接続金具
も抜は止め性能が充分とは云えず、過度の圧力がかかっ
たりゴムホースが老化したりすると、ゴムホース自体の
寿命がくる前に接続金具が抜けてしまうという問題があ
った。

又、ゴムホースが大口径で内筒拡大による加圧締めが困
難な場合や、大きな抜は止め性能を要する場合には、第
４図に示すようなスリーブロック方式が採用される。こ
の方式では、外筒スリーブ金具２の先端部１０を内筒イ
ンサート金具３の外周に形成した溝１１に嵌合させるこ
とによって、大きな抜は止め性能が得られるが、重量が
重くなり価格も高くなる欠点があった。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、かかる内径拡大方式による加圧締めによりゴ
ムホースに取り付けた接続金具の抜は止め性能を従来よ
りも更に向上させることを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、本発明の接続金具付きゴムホ
ースにおいては、ゴムホースと、ゴムホースの一端外周
に嵌着した外筒スリーブ金具と、ゴムホースの該一端内
周に挿着しだ内筒インサート金具とを具え、内筒インサ
ート金具のうち外筒スリーブ金具との間でゴムホースを
締付けているインサート部に外周側に突き出た凸部を周
方向に９沿い不連続に設けである。

又、本発明の接続金具付きゴムホースの製造方法は、ゴ
ムホースの一端外周に外筒スリーブ金具を嵌合し、該一
端内周に内筒インサート金具を挿着した後内筒インサー
ト金具を拡径してゴムホース一端に外筒スリーブ金具と
内筒インサート金具とを圧接固定し、次に内筒インサー
ト金具のインサート部を内周側から部分的に加圧するこ
とにより周方向に沿い外周側に突き出た凸部を形成する
ことを特徴としている。

〔実施例〕

第１図及び第２図に示したー具体例を参照して本発明を
更に詳しく説明する。

ゴムホース１はウォーターホースとして通常の方法によ
り製造したもので、内径２０３ｍ及び外径２３０ｍ１１
１である。このゴムホース１の構成は、内周側に厚さ４
ｍのＮＲゴムからなる内面ゴム層を有し、内面ゴム層の
外周に幅４００■のポリエステル製すだれフ→”ドを２
プライで巻いた補強コード層を施し、その外周に直径４
ｍｓの補強ワイヤを螺旋状に巻き付け、更にその外周に
上記ポリエステル製すだれフードを同様に巻いた補強コ
ード層と、その外周に厚さ２闘のＮＲゴムからなる外面
ゴム層を形成しである。

まず従来と同様に第５図に示す如く、上記ゴムホース１
の端部外周に内径２３２■で外径２３９ｍ１１１のＳＴ
ＫＭ１３　Ａ製の外筒スリーブ金具２を嵌挿し、同じ端
部の内周にはインサート部４の内径１９１　ｌｌｌ５で
外径２０２■のＳＴＫＭ１３　Ａ製肉厚の内筒インサー
ト金具３を挿入した。その後、第６図に示す如〈従来と
同様に内筒インサート金具３のインサート部４の内径を
２０８１１１１１に拡径することにより、ゴムホース１
の先端部を外筒スリーブ金具２と内筒インサート金具３
との間で圧接固定した。

次に、ゴムホース１に取り付けた内筒インサート金具３
に凸部を形成するために、第３図に示す治具を用いた。

この治具は、内筒インサート金具３内に挿入できる大き
さの割リング６であって、円周方向に沿い８個に分割さ
れ夫々の外周面に半円状の突起９を有した各割リング片
６′を互いに引張バネ（図示せず）で接続した割リング
６と、内筒インサート金具３及び割リング６の各一端を
当接させるストッパー７と、割リング６内を他端側から
一端側に通過できるようにした挿入ロッド８とからなっ
ている。

第３図に示すように、ゴムホース１に取り付けた内筒イ
ンサート金具３の内側に割リング６を挿入し、更にスト
ッパー７を挿入して割リング６の一端及び内筒インサー
ト金具３の一端と当接させた。次に、ゴムホース１の他
端から挿入ロッド８を送り込みその一端の小径の円錐部
を割リング６の他端側に同って拡径した傾斜内周面に対
向させた。そこで、油圧シリンダにより２５０’１９４
２の圧力で挿入ロッド８を押して割リング６内を通過さ
せた。このとき各割リング片６１間の引張バネが伸びて
各割リング片６′が径方向に突き出され、その外周面に
設けた突起９が内筒インサート金具３を打撃することに
より、内筒インサート金具３の一部が円周方向に沿い外
周側に部分的に突出変形した。

このようにして得られた接続金具付きゴムホースは、第
１図及び第２図に示すように内筒インサート金具３のイ
ンサート部４に高さ約６ＩＩｓの８個の凸部５が円周方
向に不連続的に形成され、外筒スリーブ金具２までも多
少変形していた。

この接続金具付きゴムホースの耐圧を測定したところ、
６４ＡＷｆ声であった。、一方、凸部５を有しない以外
は実施例と同一に形成した第６図に示す従来のものの耐
圧は４０Ｊ９ｆ／ｅｌｌであり、又第４図に示すスリー
ブロック方式のものの耐圧は６２１１９ｆ７ｆｍ２であ
って、本発明により接続金具の抜は止め性能が著しく向
上したことが判る。

〔作用〕

本発明方法においては、外筒スリーブ金具と内筒インサ
ート金具とでゴムホースを圧着して挾持させるのに加え
て、内筒インサート金具が肉厚であってもその外周から
ゴムホτスに突出して食い込むように凸部を後から形成
できる。従って、ゴムホースに食い込んだ凸部によって
、ゴムホースと内筒インサート金具及び外筒スリーブ金
具が相対的に強固に接続固定される。特に、凸部を不連
続に設けた接続金具付きゴムホースでは、接続金具とゴ
ムホースとが周方向にも相対的に移動することがなく、
−層強固な接続が得られる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ゴムホース端部に取り付けた接続金具
の凸部によってゴムホースを加工線めする圧力が増加す
るので、接続金具の抜は止め性能が従来よりも飛躍的に
向上し、ゴムホース自体が寿命に至るまで接続金具が抜
けることがなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の接続金具付きゴムホースの断面図であ
り、第２図は第１図の…−ｎ線に沿った断面図である。 第３図は本発明の接続金具付きゴムホースを製造するた
めの治具の断面図である。 第４図は従来のスリーブロック方式による接続金具付き
ゴムホースの断面図である。第５図及び第６図は従来の
接続金具付きゴムホースの製造工程を示す断面図である
。 １・・ゴムホース　２・・外筒スリーブ金具３・・内筒
インサート金具　４・・インサート部５・・凸部　６・
・割リング　６′・・割リング片７・・ストッパー　８
・・挿入ロッド ９・・突起 第１図 第２図 第３図 地４図 第５図 第６図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ゴムホースと、ゴムホースの一端外周に嵌着した
   外筒スリーブ金具と、ゴムホースの該一端内周に挿着し
   た内筒インサート金具とを具えた接続金具付きゴムホー
   スにおいて、内筒インサート金具のうち外筒スリーブ金
   具との間でゴムホースを締付けているインサート部に外
   周側に突き出た凸部を周方向に沿い不連続に設けたこと
   を特徴とする接続金具付きゴムホース。
2. （２）ゴムホースの一端外周に外筒スリーブ金具を嵌合
   し該一端内周に内筒インサート金具を挿着した後、内筒
   インサート金具を拡径してゴムホース一端に外筒スリー
   ブ金具と内筒インサート金具とを圧接固定し、次に内筒
   インサート金具のインサート部を内周側から部分的に加
   圧することにより周方向に沿い外周側に突き出た凸部を
   形成することを特徴とする接続金具付きゴムホースの製
   造方法。