JPH01188423A - 導電性粉末 - Google Patents

導電性粉末

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JPH01188423A
JPH01188423A JP1309788A JP1309788A JPH01188423A JP H01188423 A JPH01188423 A JP H01188423A JP 1309788 A JP1309788 A JP 1309788A JP 1309788 A JP1309788 A JP 1309788A JP H01188423 A JPH01188423 A JP H01188423A
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JP
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titanium oxide
oxide
conductive
spherical particles
conductive powder
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JP1309788A
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Tatsuya Tomioka
富岡 達矢
Setsuo Hidaka
日高 節夫
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/09Use of materials for the conductive, e.g. metallic pattern
    • H05K1/092Dispersed materials, e.g. conductive pastes or inks

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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、導電性粉末に関し、より詳しくは。
集積回路、電極等の導電材の形成に好適な導電性粉末に
関する。
[従来の技術] 近年集積回路、電極等の製造分野において導電性の高い
導電性粉末か求められている。
このような導゛;シ性粉末として、たとえば、酸化チタ
ン等の金属酸化物または金属超微粒子に導電性材料を被
覆する方法か提案されている(特開昭57−41:l1
号公報、特開昭58−104024号公報)。しかしな
がら、これらの従来の方法では、用いる酸化チタンが結
晶性のものであり、その粒子が球状てないため得られた
導電性粉末は導電性ペースト等として導電材の形成に応
用した場合、比抵抗が高いという問題点があり、実用的
には、より比抵抗を小さくする(すなわち、導電性を良
くする)必要かあった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、前記4を情に基いてなされたものであり、そ
の目的は、導電性粉末の製造に用いた導電性成分の使■
目M当たりの導電性に優れ、導電性のより高い導電性材
料を形成することができる実用1著しく有利な導′屯性
粉末を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、前記問題点を解決するべく鋭意研究を重
ねた結果、特定の性状を有する酸化チタンおよび/また
は水和酸化チタンの微粒子に、導電性金属および/また
は導電性金属酸化物を特定の重量の範囲内となるように
被覆することにより得られる導電性粉末か本発明の目的
達成にきわめて有効であることを見出し、この知見に基
いて本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、酸化チタンおよび/または水和酸化
チタンの非晶性球状粒子(A)に、(B)導電性金属お
よび/または導電性金属酸化物を、前記(A)と前記(
B)の合計を100重量%とじたときに、15〜85重
量%の割合で被覆してなる導電性粉末を提供するもので
ある。
本発明において、前記(A)成分として用いる酸化チタ
ンおよび/または水和酸化チタンは非晶性の球状粒子の
ものであれば、水和していない酸化チタン、水和してい
る酸化チタン、あるいはこれらの混合物もしくは複合物
のいずれてもよい。
この酸化チタンは1通常二酸化チタンであるが、所望に
より酸素欠陥型のものてあってもよく1本発明の[1的
に支障のない限り、不純物を含有しているものであって
もよい。
前記酸化チタンおよび/または水和酸化チタンの非晶性
球状粒子(A)は、その平均粒径および粒径分Jにつき
特に制限はないが、平均粒径が100 nm以下で、か
っ粒径分布か5〜+2Onmの範囲内にあるものか好ま
しく、特に、平均粒径か2o〜80nm程度の範囲内に
あり、かつ、粒径分布か10〜100nm程度の範囲内
にあるものが、導電性の優れた成形体が得られるので、
好ましい。
この酸化チタンおよび/または水和酸化チタンの非晶性
球状粒子(A)は、公知の製造方法やあるいは他の種々
の方法により製造することかてきるが、中でも気相分解
法により製造したものを好適に使用することができる。
たとえば、チタンアルコキシドやチタンハライド等の揮
発性のチタン化合物を気化もしくは霧化し、次いて加熱
下で分解あるいは水蒸気存在下で加水分解することによ
り、所望の球状酸化チタンもしくは水和酸化チタンを得
ることがてきる。
また、分解後、直ちに得られた球状酸化チタンもしくは
水和酸化チタンが再び合体しない温度まで冷却すること
により、非晶質の球状酸化チタンもしくは水和酸化チタ
ンを一次粒子のままで得ることができ、このようにして
得たものが一層好ましい。
また、この酸化チタンおよび/または水和酸化チタンの
非晶性球状粒子は、その表面が修飾もしくは改質されて
いるものも使用することができる。
この表面改質法としては、たとえば、アミノ基を有する
シランカップリング剤(たとえばアミノアルコキシシラ
ン、ポリエチレンイミン含有シラン等)で酸化チタンも
しくは水和酸化チタンの非晶性球状粒子を処理した後、
疎水化剤(たとえば、シラザン、低級アルキルアルコキ
シシラン、シリコーンオイル、水素化シリコーンオイル
等)で処理する方法:酸化チタンもしくは水和酸化チタ
ンの非晶性球状粒子をヒドロキシルアミンまたはシクロ
イミンで処理した後、上記のような疎水化剤で処理する
方法など、あるいは、有機チタン化合物、アニオン系界
面活性剤および有機珪素化合物よりなる群から選択され
る少なくとも一種の化合物で酸化チタンもしくは水和酸
化チタンの非晶性球状粒子を処理する方法などを挙げる
ことができる。
これら各種の表面改質方法の中ても、好ましいのは、有
機チタン化合物、アニオン系界面活性剤および有機珪素
化合物よりなる群から選択される少なくとも一種の化合
物で酸化チタンもしくは水和酸化チタンの非晶性球状粒
子を処理する方法である。
以下に前記好ましい表面改質方法について簡単に説明す
る。
好ましい改質方法における重工有機チタン化合物として
は、チタンカップリング剤、たとえば−T 1−0−結
合を有する有機チタン化合物例えばイソプロピルトリイ
ソステアロイルチタネート、イソプロピルトリドデシル
ベンゼンスルホニルチタネート、イソプロとルトリス[
トリス[ジオクチルパイロホスフェ−トコチタネート、
テトライソプロピルビス[ジオクチルホスファイト)チ
タネート、テトラオクチルビス(ジトリデシルホスファ
イト)チタネート、テトラ[2,2−シアリルオキシメ
チル−t−フチル]ビス(ジトリデシル)ホスファイト
チタネート、ビス(ジオクチルパイロホスフェート)オ
キシアセテートチタネート、ビス(ジオクチルパイロホ
スフェート)エチレンチタネート、3トリオクタノイル
チタネート、イソプロピルトリオクタノイルチタネート
、イソプロピルジオクタノイルイソステアロイルチタネ
ート、イソプロピルイソステアロイルジアクリルチタネ
ート、イソプロピルトリ(ジオクチルホスフェート)チ
タネート、イソプロピルトリクミルフェニルチタネート
、イソプロピルトリ(N−アミノエチル−アミノエチル
)チタネート、ジクミルフェニルオキシアセテートチタ
ネート、ジイソステアロイルエチレンチタネート等を挙
げることかてきる。
41機チタン化合物を使用する場合には、通常、原料酸
化チタン(乾燥時重量)の5重量%以上。
好ましくは5〜20屯量%の一1合て使用する。
前記有機チタン化合物で酸化チタンの表面改質をするに
は、前記有機チタン化合物をこの化合物lに対して重量
比て0.5〜50の有機溶媒に溶解させた後、室温て酸
化チタンと前記割合になるように混合し、5〜60分攪
拌し、粉状あるいはスラリー状の処理酸化チタンを得、
これを室温〜110°Cて3〜24時間乾燥すれば良い
、なお、前記有機溶媒として、ヘキサン、アセトン、エ
タノール、トルエン等を使用することができる。
iij記アニオン系界面活性剤としては、脂肪酸アルカ
リ塩か好適である。ここで脂肪酸としては、直鎖あるい
は分岐鎖を有していても良<、 −m基酸あるいは二塩
基酸以上の多塩基酸であっても良い、アニオン系界面活
性剤としては、直鎖脂肪酸アルカリ塩か好ましく、例え
ばラウリン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、パ
ルミチン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム等を挙
げることができる。
アニオン系界面活性剤を使用して表面改質をする場合、
このアニオン系界面活性剤は、酸化チタン(乾燥時重量
)の5重量%以上、好ましくは5〜20重量%の割合て
使用するのが良い。
アニオン系界面活性剤で酸化チタンの表面改質を行う場
合、この界面活性剤1に対して重量比て0.5〜50の
水に溶解し、10〜120分攪拌した後、酸化チタンを
前記の割合になるように混合して、粉末状あるいはスラ
リー状の処理酸化チタンを得る。粉末状の処理酸化チタ
ンについては、これを室温〜110°Cで3〜24時間
乾燥すれば良い。スラリー状の処理酸化チタンについて
は、吸引濾過し、酸化チタン1に対して重量比で5〜5
0の木て洗浄し、室温〜110°Cで3〜24時間乾燥
すれば良い。
前記有機珪素化合物としては、シランカップリンタ剤た
とえば珪素原子に結合している加水分解基を有する有機
珪素化合物を挙げることかできる。ここて、加水分解基
としては、たとえば塩素、アルコキシ基あるいはアルカ
ノイル基かある。
前記有機珪素化合物の具体例として、以下の化合物な挙
げることがてきる。
CIl□=C1lSi(:見:+ 、 C112=(:
Its l (OCgll5) :+。
C11□=C1lSi(OCII+)+ 、 C11a
−CIISi(OCtl140CII+)z、C11,
−CC11ユC00C+lI+、5i(OClh):+
、Cl1□=C(Cll、)C00C,116Si(O
Cgll、CCl1.):+CI C+116Si(O
CIli)z 、 1lscs11ssi(OCII3
)3.11SCsl16Si(OCII、)s 、 C
s1lsSi(OC211s):+アミノアルキルシリ
コーン水溶液、潤滑剤変性アミノシラン、 11Jc+1lasi(OCII:+):+、1lJc
311asi(OC*lls)311aNCgflJI
ICzllaSi(OCJs):+ 、(HOCJ<)
JCJJi(OCJs)z、CH:+C00CJJII
CJJIICユHsSi(OClb)z 。
IIJ(:JJCtllJHCJaSi(OCII3)
:+ 、11JCONHCJaSi(OCHz)!、カ
チオン不飽和シラン、重合体シラン、0CNCJaS;
(OC,H,)ユ、 C2H50CONHCstlaSi(OCJs):+ 
Cs1lsCllJIIC*t1gSi (OC1l*
)*・1lci、nmCaH+ySi(OCJs)z、 [(C,115GO) 3SiC2H,−C,H3(C
H3)]□−8、ポリアルキレノキシドシラン、帯電防
止性シラン、Ca1lsNHCiHsSi(OCHz)
z 。
S i wa On −+→←0−81→「0C2Hs
l *n*t前記有機珪素化合物を使用して酸化チタン
の表面改質処理を行う場合、これを通常、酸化チタン(
乾燥時重量)の5重量%以上、好ましくは5〜40重量
%以上添加して、前記有機チタンを使用する場合と同様
に操作すれば良い。
前記酸化チタンおよび/または水和酸化チタン、あるい
は前記表面改質処理をした酸化チタンおよび/または水
和酸化チタンの非晶性球状粒子(A)は、その平均粒径
および粒径分布につき特に制限はないが、f均粒径が1
00 nm以下て、かつ粒径分布が5〜120nsの範
囲内にあるものが好ましく、特に、平均粒径が20〜b あり、かつ、粒径分布がlO〜100n麿程度の範囲内
にあるものが好ましい。
次に、前記(B)成分として用いる導電性金属または導
電性金属酸化物としては、特に制限はないか2通常の導
電性ペーストと用いられるもの。
たとえば、金、白金、ルテニウム、銀、銅などの金属あ
るいは酸化ルテニウム、酸化スズ、ペロブスカイトもし
くはペロブスカイト型複合酸化物等の導電性単独金属酸
化物もしくは導電性複合酸化物を使用することができる
。なお、これらの導電性金属、導電性酸化物は、一種屯
独で用いてもよく、混合物としてもよく1合金、金属酸
化物の複合成分として用いてもよい。
本発明の導電性粉末は、前記(A)成分すなわち酸化チ
タンおよび/または水和酸化チタンの非晶性球状粒子に
、前記(B) Ji分すなわち導電性金属および/また
は導電性酸化物を、(A)成分と(B)成分の合計を1
00重量%としたときに、該(A)成分か15〜85重
量%(すなわち該(B)成分か85〜15重量%)とな
る割合で被覆してなるものである。
ここで(A)成分の使用割合が85重量%を超えると、
所望の高い導電性を確保することができなくなったりあ
るいは被覆状態が完全でなくなり、その結果低抵抗の厚
膜導電性を形成することか困難になり、一方、(A)成
分の使用割合が15ffx 1%未満に少なくしても、
より一層の導電性向上効果が得られず経済的に不利にな
る。
本発明の導電性粉末の製造法としては、特に制限はなく
、公知の調製法など、たとえば、−数的な化学メツキ法
(蒸着法などの乾式もしくは気相法、湿式法)あるいは
、特開昭57−41:101号公報中に記載されている
ような貴金属イオンを含む水系ゲル化液を還元すること
により得る方法、特開昭58−104024号公報に開
示されている金属塩化物を用いて被覆し焼成することに
より得る方法などあるいは他の含浸法、ゾル−ゲル法、
沈着法、吸着法などと分解、還元、焼成などの処理を組
み合わせて行なう種々の調製法が適用IIf能である。
以上のようにして得られる本発明の導電性粉末は、導電
性に優れるとともに成形性にも著しく優れており、たと
えば、導電性ペースト等として低抵抗の導電性厚膜をは
じめとする種々の形状の低抵抗の導電性体の形成に好適
に使用でき、たとえば、集積回路、電極等の製造分野に
好適に利用することかてきる。
[実施例] (参考例1) 原料のチタンテトライソプロポキサイドをベーパライザ
ーにより蒸発させ、キャリヤーガスとしてヘリウムガス
を用い、これに水分量か0.05モル%となる量のスチ
ームを混入し、これらをあらかじめ酸化チタン微粒子を
内壁に付着させた内径30I―の反応容器に導入し、3
50℃において熱分解および加水分解の反応を行なった
0反応終了後、反応生成物を直ちに冷却し、冷却管表面
に付着した微粒子を捕集した。
このようにして得られた微粒子は、電子顕微鏡写真によ
り、平均粒径300人、粒径分布範囲50〜400人で
あることが分かった。また、熱分析の結果、重量減少率
(500℃まで昇温)は13.9%であった。さらに、
この微粒子のX線回折パターンを調べた結果、非晶質で
あることが確認された。
(実施例1および2) 上記参考例1て得た酸化チタンと水和酸化チタンからな
る球状粒子10gを水100m1中に懸濁させ、これを
90〜100℃の温度に過熱し、これに攪拌を加えなが
ら、それぞれ第1表に示される量の塩化ルテニウム(R
u; 34重量%含有)を水200m1に溶解したもの
からなる塩化ルテニウム水溶液を、1時間かけてゆっく
りと滴下し、この12市記反応液のpHを約2に保つよ
うに苛性ソーダ水溶液を同時に滴下し、反応終了特にp
++か5となる条件て反応を行なわしめ、次いて反応生
成物を濾別し、洗顔し、乾燥した後、600℃の温度で
焼成することにより、第1表に示される量のRuO2て
被覆された酸化チタン粉末(導電性粉末)lおよび2を
得た。これらの粉末を、0.5g用いて、圧力1111
1kg/cm2にてプレスし、半117.5ms 、厚
さlamの円板状とし、さらに圧力LLon/cm2に
てラバープレスした後、600℃にて1時間焼成した。
()られた成形品に金をQ膜状に蒸着した後、四層針法
にて、抵抗を測定した。得られた比抵抗のイ1を第1表
に示した。
(比較例1および2) 酸化チタンと水和酸化チタンからなる球状粒子に代えて
、市販の平均粒径4i0人の結晶性酸化チタン(日本エ
アロジル社P−25)を用いた以外は。
それぞれ実施例1および2と同様な手法により、導電性
粉末を作成、成形、金蒸若後抵抗を測定した。得られた
比抵抗の値を第1表に示した。
(実施例3) 硝酸銀10gを50m lの水に溶解した水溶液と。
エチレンシアミンテトラ酢酸(EDTA)のニナトリウ
ム1′i!15gを水200rrJlに溶解した水溶液
とを攪拌下に混合し、ゲル化液を得た。このゲル化液の
粘度を低下させるために、ざらに木SOm lを加えに
後、過酸化水;に水溶液(30%水溶液) 100m1
を加えた。この段階ではゲル状態に顕著な変化は見られ
なかった。別に参考例1で得た酸化チタンと水和酸化チ
タンからなる球状粒子IQgを水150m1に加えて均
一に分散させた0分散液を調製し、この分散液を、過酸
化水素水溶液を加えて得たゲル化液に加え、充分攪拌し
た。こうして得られたゲル化液を激しく攪拌しながら、
これに、水酸化ナトリウム水溶液(Na0l15 g 
725m lの木)100m1を加えるとゲル状態は瞬
間的に解消し、酸化チタン粒子表面上に銀が析出した。
この系にさらに150m1Lの過酸化水素水溶液(30
%水溶液)を加えて反応を完結させた。得られた銀被覆
粉末な症過、水洗し、次いて乾燥し、銀含徴40重量%
の灰色の導電性粉末を得た。  ・得られた乾燥導電性
粉末10g、ホウケイ酸鉛ガラスフリット0.2g、エ
チルセルロース1g、エチルセルソルブ2.5g、テル
ピネール2.5gの組成からなる混合物を三本ロール型
混練装置を用いて良く混練してペーストを得た。
得られたペーストをスクリーン印刷によりセラミック基
板上に印刷して、150℃で30分間乾燥した後、焼成
炉に入れ、この焼成炉の温度を1時間かけて800℃と
した。この800℃の温度をさらに10分間保った後、
得られた印刷板を冷却した。このようにして得られた金
属面(電極)は銀光沢を有しており、この焼成面を日本
電子■製の走査型電子Jl11微鏡を用いて反射電子像
を観察したところ、その表面に酸化チタンの存在は認め
られず、全面が銀で漕われていた。この焼成面を250
°Cのハンダ浴に浸漬したところ、金属面の全面にハン
ダが付着した。このハンダ付けされた試料の断面をX線
マイクロアナライザーで分析したところ、電極とセラミ
ックスとの密着性は良好て、かつ電極表面とハンダとの
ぬれも良好であった。これらの結果から電極表面には実
用上問題となる量の酸化チタン露出かないこと、すなわ
ち銀の酸化チタン粉末への被Yaが完全であることか確
認された。
(比較例3) 酸化チタンと水和酸化チタンからなる球状粒子に代えて
、重訳の平均粒径400人の結晶性酸化チタン粉末(【
1本エアロジル社製酸化チタン p−25)を用いた以
外は、それぞれ実施例3と同様に行なった。その結果得
られた印刷板の焼成面の電子&l11微鏡の反射電子像
をi察したところ、その表面に酸化チタンの存在が認め
られた。
ハンダ浴浸漬後の断面X線マイクロアナライザー分析で
は、電極とセラミックス、電極とハンダとの密着性か良
好でないことがわかった。
(実施例4) 硝酸銀4gを用いた他は、実施例3と同様にして行なっ
た。得られた銀被覆酸化チタン導電性粉末中の銅含量は
20重量%であった。
印刷板の焼成面の電子顕微鏡の反射電子像を観察したと
ころ、その表面に酸化チタンの存在は認められなかった
ハンダ浴浸漬後の断面X線マイクロアナライザー分析で
は、電極とセラミックスおよび電極とハンダとの密着性
は良好であった。
(比較例4) 硝酸銀2.8gを用いた他は、実施例3と同様にして行
なった。得られた銀被覆酸化チタン中の銅含量は13.
5重量%であった。
印刷板の焼成面の電子顕微鏡の反射電子像を観察したと
ころ、その表面に酸化チタンの存在が認められた。
ハンダ温浸vX1&の断面X線マイクロアナライザー分
析では、電極とセラミックス、および電極とハンダとの
密着性は良好でないことがわかった。
[発明の効果] 本発明の導電性粉末は、酸化チタンもしくは水和酸化チ
タンの非晶性球状粒子という特定の核剤を用い、これに
特定の割合の導電性金属もしくは金属酸化物を被Yaシ
ているので導電性か著しく向上した実用1著しく有利な
導電性粉末である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸化チタンおよび/または水和酸化チタンの非晶
    性球状粒子(A)に、(B)導電性金属および/または
    導電性金属酸化物を、前記(A)と前記(B)の合計を
    100重量%としたときに、15〜85重量%の割合で
    被覆してなることを特徴とする導電性粉末。
  2. (2)酸化チタンおよび/または水和酸化チタンの非晶
    性球状粒子(A)が、平均粒径100nm以下であり、
    かつ粒径分布が、5〜120nmの範囲内である特許請
    求の範囲第1項に記載の導電性粉末。
JP1309788A 1988-01-23 1988-01-23 導電性粉末 Pending JPH01188423A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007533424A (ja) * 2003-09-26 2007-11-22 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 規定の酸化バナジウムの粒度分布を有する気相酸化触媒
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