JPH0118624Y2 - - Google Patents

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JPH0118624Y2
JPH0118624Y2 JP15620783U JP15620783U JPH0118624Y2 JP H0118624 Y2 JPH0118624 Y2 JP H0118624Y2 JP 15620783 U JP15620783 U JP 15620783U JP 15620783 U JP15620783 U JP 15620783U JP H0118624 Y2 JPH0118624 Y2 JP H0118624Y2
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JP
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warp
cutting position
cut
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loom
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JP15620783U
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は織機における経糸切断位置検出装置に
関するものである。
従来技術 一般に、経糸が製織中に切断した場合には、織
布の品質維持の必要上必ず織機を停止して切断経
糸の処理を行わなければならない。すなわち、経
糸切断が発生した場合、織機を停止して切断経糸
を取出し、再び織布側につながなければならな
い。
そのため、まず経糸の切断を検出する必要があ
り、従来より第1図に示すようにワープビーム1
から送り出される経糸郡Tを経糸開口系2側へ案
内するバツクローラ3と、同経糸開口系2との間
に経糸切断検出装置4が設けられている。この検
出装置4は経糸群Tの経糸Y1本毎に透孔6aを
通して支持された導体からなるドロツパ6を電源
に接続された複数列のコンタクトバー5にそれぞ
れ挿通して構成されている。コンタクトバー5は
第2図に示すように導体5aと、同導体5aの下
部に絶縁体5bを介して挟着された抵抗体5cと
からなり、ドロツパ6が経糸Yにより支持されて
いるときには同ドロツパ6が抵抗体5cとのみ電
気的に接続しており、経糸Yが切断してドロツパ
6が落下したときには、同ドロツパ6は導体5a
及び抵抗体5cの両者に電気的に接続し、経糸切
断検出信号が発せられて機台が停止されるように
なつている。
経糸切断検出に続いて経糸切断位置を検出表示
する必要があり、従来においては経糸郡をその幅
方向に適当な幅のゾーンに分割して各ゾーンに番
号を付与しておき、切断した経糸の経糸群幅方向
の位置に応じて出力される電気信号に基づいて前
記切断経糸を含むゾーンの番号を表示する手段が
提示されている。しかしながら、このような経糸
切断位置表示手段は直観的には識別し難いもので
あり、経糸切断を容易に捜し出すことが難しい。
そこで、経糸群の幅方向に複数の表示灯を列設
し、経糸切断位置に最も近い表示灯を点灯させる
という手段が考えられるが、この場合に考慮しな
ければならないことはこの表示位置がわかりやす
いところにあつて、かつ経糸をつなぐ作業、綜絖
枠交換作業あるいきワープビーム交換作業等の妨
げとならないことである。
目 的 本考案は前記問題点を考慮しつつなされたもの
であつて、その目的は織機の操作、あるいはワー
プビーム交換、経糸つなぎあるいは綜絖枠交換と
いつた作業を妨げることなく経糸切断位置を適切
に表示し得るとともに、簡単な構成でもつて低コ
スト化を図り得る織機における経糸切断位置検出
装置を提供することにある。
構 成 前記目的を達成するため、本考案では経糸群の
上方にてその幅方向に架設されたシート押えバー
に対し、経糸群の幅方向の経糸切断位置に応じて
経糸切断位置検出部から出力される電気信号に基
づいて表示作動される複数の表示部を列設すると
いう構成を採用した。
実施例 以下、本考案を具体化した一実施例を第1〜3
図に基づいて説明すると、前記コンタクトバー5
を構成する抵抗休5cは直流電源7と閉回路を構
成するとともに、A/Cコンバータ8に接続され
ており、一方、同じくコンタクトバー5を構成す
る導体5aの一端がA/Dコンバータ8に接続さ
れている。そして、経糸Yが切断してドロツパ6
Yが落下すると、導体5aと抵抗体5cとが電気
的に接続され、直流電源7の電圧をV、抵抗体5
cの長さをL、抵抗体5cのA/Dコンバータ8
側端部からドロツパ6Yの落下点までの距離を
L′とした場合、A/Dコンバータ8には、VL′/
Lの電圧信号が送られる。すなわち、コンタクト
バー5、ドロツパ6及び直流電源7により経糸切
断位置検出部9が構成されている。
A/Dコンバータ8は経糸切断位置検出部9か
らの出力電圧VL′/Lをバイナリデジタル信号に
変換し、同デジタル信号をデコーダ10に出力す
る。同デコーダ10はA/Dコンバータ8が出力
し得るビツトパターンの数だけ準備された出力ラ
インL1,L2,L3,L4,L5,L6,L
7,L8,L9,L10のうち前記経糸切断位置
検出部9から出力されたVL′/Lに対応する特定
の出力ライン(図示の場合にはL5)に信号を出
力するものである。
ドロツパ6を通つて経糸開口系2側へ案内され
る経糸郡Tを規制するために、経糸郡Tの上方に
てその幅方向に架設されたパイプ状のシート押え
バー11上には発光ダイオードからなる複数の点
状表示部(図示の例では10個のみであり、12
A,12B,12C,12D,12E,12F,
12G,12H,12I,12Jで示す)が所定
間隔をおいて列設されており、各表示部にはそれ
ぞれ前記出力ラインが接続されている。なお、
A/Dコンバータ8、デコーダ10あるいはリー
ド線等はパイプ状のシート押えバー11内に収容
されている。
そして、第3図に示すように経糸Yが切断して
ドロツパYが落下すると、デコーダ10から出力
ラインL5に信号が出力され、表示部12Eが点
灯されるようになつている。この表示部12Eは
経糸郡Tをその幅方向において分割されたゾーン
のうちの1つのゾーンZと対応するものであり、
ゾーンZ内に含まれる経糸の切断が表示部12E
により表示されるようになつている。その他の表
示部においても同様であり、経糸郡Tのうちのい
ずれかの経糸が切断した場合、この経糸切断位置
を含むゾーンに対応する表示部が点灯されるよう
になつている。
さて、表示部12A,12B,12C,12
D,12E,12F,12G,12H,12I,
12Jはシート押えバー11上に列設されている
が、シート押えバー11の架設位置は織機の構成
上作業者の視覚からみて非常に適切な高さにあ
り、点灯している表示部と経糸切断位置とを感覚
的に結びつけ易い場所である。そのため、表示部
の点灯表示に従つて切断経糸を捜索する作業は非
常に容易である。又、シート押えバー11は経糸
つなぎ作業、耳糸つなぎあるいは交換作業、綜絖
枠交換作業さらにはワープビームの交換作業等の
障害とならない位置にあり、このような位置に表
示部を設けることは当然のことながら前述したよ
うな作業、あるいは織機の操作を阻害するおそれ
を回避するものである。
さらに、本考案では従来より取付けられている
シート押えバー11という部材に経糸切断位置表
示部を設けたので、構成の簡略化とともに低コス
ト化を図り得るものである。その上、A/Dコン
バータ8、デコーダ10あるいはリード線等がパ
イプ状のシート押えバー11内に収容されている
ので、風綿による誤動作も防止される。
なお、本考案は前記実施例のみに限定されるも
のではなく、例えば点状の表示部の代わりに、第
4図に示すように面状の表示部13を用いる等、
本考案の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更具体
化することも可能である。
効 果 以上詳述したように、本考案の経糸切断位置検
出装置は、織機の操作、あるいはワープビーム交
換、経糸つなぎあるいは綜絖枠交換といつた作業
を妨げることなく経糸切断位置を適切に表示し得
るとともに、簡単な構成でもつて低コスト化を図
り得るという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は織機の略体側面図、第2図はドロツパ
とコンタクトバーとの配設関係を示す一部破断側
面図、第3図は本発明を具体化した一実施例を示
す略体図、第4図は別例を示す略体図である。 経糸切断位置検出部……9、シート押えバー…
…11、表示部……12A,12B,12C,1
2D,12E,12F,12G,12H,12
I,12J,13、経糸郡……T、切断経糸……
Y。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 経糸群の上方にてその幅方向に架設されたシ
    ート押えバーに対し、経糸群の幅方向の経糸切
    断位置に応じて経糸切断位置検出部から出力さ
    れる電気信号に基づいて表示作動される複数の
    表示部を列設したことを特徴とする織機におけ
    る経糸切断位置検出装置。 2 表示部は発光ダイオードからなる実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の織機における経糸
    切断位置検出装置。
JP15620783U 1983-10-08 1983-10-08 織機における経糸切断位置検出装置 Granted JPS6086579U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15620783U JPS6086579U (ja) 1983-10-08 1983-10-08 織機における経糸切断位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15620783U JPS6086579U (ja) 1983-10-08 1983-10-08 織機における経糸切断位置検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6086579U JPS6086579U (ja) 1985-06-14
JPH0118624Y2 true JPH0118624Y2 (ja) 1989-05-31

Family

ID=30344758

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JP15620783U Granted JPS6086579U (ja) 1983-10-08 1983-10-08 織機における経糸切断位置検出装置

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JPS6086579U (ja) 1985-06-14

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