JPH01184523A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPH01184523A
JPH01184523A JP63008407A JP840788A JPH01184523A JP H01184523 A JPH01184523 A JP H01184523A JP 63008407 A JP63008407 A JP 63008407A JP 840788 A JP840788 A JP 840788A JP H01184523 A JPH01184523 A JP H01184523A
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JP
Japan
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vibration
coordinate
sensors
transmission plate
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP63008407A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Suzuki
範之 鈴木
Yuichiro Yoshimura
雄一郎 吉村
Kiyoshi Kaneko
潔 兼子
Atsushi Tanaka
淳 田中
Katsuyuki Kobayashi
克行 小林
Shigeki Mori
重樹 森
Shinnosuke Taniishi
谷石 信之介
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH01184523A publication Critical patent/JPH01184523A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は座標入力装置、特に振動伝達板上での振動伝達
時間に基づき振動伝達板上での指示点座標を検出する座
標入力装置に関するものである。
[従来の技術] 従来より、種々の入力方式の座標入力装置が知られてい
る。特に、抵抗膜、電極膜などを用いた入力タブレット
を使用する方式の他、振動伝達板上での振動伝達時間に
基づき振動伝達板上での指示点座標を検出する検出方式
が考えられている。
この方式は機械的構造が比較的簡略である、入力タブレ
ットにガラスなどの透明材料を使用でき、表示器などと
重ねて使用できるなどの利点を有する。
従来1弾性波を用いた指示点座標を検出する座標入力装
置として、第2図に示すような構成のものが考えられて
いる。第2図の座標入力装置は振動伝達板78から成る
入力タブレットに振動ペン73によって座標入力を行な
い、入力された座標情報をこの座標入力装置が接続され
ている情報処理装置(例えばパーソナルコンピュータな
ど)に出力するものである。
振動ペン73は振動伝達板78に弾性波を入力するため
のもので、圧電素子などからなる振動子74、振動伝達
板78に対する入力振動を増幅するホーン75.および
その支持体から構成される、また、符号72はこのペン
の振動子74の駆動回路である。符号76は振動伝達板
78中を伝わってくる弾性波を検出するための圧電素子
(センサ)である、符号77は振動伝達板78の端面で
の反射を防止する防振材である。
振動センサ76は振動伝達板78の角部などの所定位置
に3つ配置されており、それぞれの出力は前置増幅回路
80〜82を介して振動検出回路83〜85に入力され
る。振動検出回路83〜85は、ピーク検出などの波形
処理により、各センサ位置での振動検出タイミングを決
定する。
振動検出回路83〜85が振動を検出すると。
そのタイミングで計時カウンタ79の計時情報がラッチ
回路86〜88にラッチされる。
ラッチ回路86〜88の計時情報はマイクロコンピュー
タなどからなる制御装置i71に入力され、これらの時
間情報に基づき振動ペン73の入力座標が決定される。
座標演算の概要を以下に示す。
振動ペン73から入力された弾性波は振動伝達板78中
をある伝達速度Vで伝わってくるから、ペンの指示点と
センサ間の距離1は ノ=V@ t             ・・・(1)
(tは振動伝達時間) となる、Vは伝達板に用いる材料および振動の周波数な
どで決定される定数であるから、Jを知るためにはtを
計測すればよい、振動検出回路83〜85、ラッチ回路
86〜88.および計時カウンタ79はこの伝達時間t
を計測するための回路である。
制御回路71は振動ペン73を駆動するのと同時に計時
カウンタ79をOからスタートさせる。
振動ペン73で発生した振動は、距離に応じた時間、す
なわち伝達時間tを経て振動センサ76に到達する。振
動センサ76によって振動は電気信号に変換され、前置
増幅回路80〜83を経て振動検出回路83〜85に至
る。振動検出回路は振動の伝達を検知すると、振動検出
信号をラッチ回路86〜88へ出力する。ラッチ回路は
、該振動検出信号をトリガとして計時カウンタ79の出
力を取り込む、振動の伝達を検出するには弾性波の縦波
成分を先頭波として検出する方法、横波成分のエンベロ
ープ(包絡線)をとってそのピーク点を検出する方法な
どが知られている。
制御回路71はこのように計測した伝達時間から(1)
式に基づいてそれぞれのセンサとペンの距離を算出し、
後は幾何学的計算を行なって座標値を得るものである。
また、ペンの駆動を行なってから最大伝達時間(すなわ
ち、座標入力の有効エリア内においてセンサ・指示点間
の距離が最大である時の伝達時間)、回路遅延時間など
より決定される時間を過ぎても振動が検出されない場合
にはペンアップの時であるから、伝達時間の計測を打ち
切り、前記振動ペン73の駆動からの制御を繰り返す。
以上の動作を縁り返して指示点座標を検出する。
センサの数は、2個以上あれば座標値を算出することが
可能である。以下に座標計算の方法を説明する。
第3図に示すように、3つのセンサ5O1S1.S2を
伝達板の3つの角に配置する。センサSOの位置を原点
、またセンサS1、S2の位置をそれぞれ(a 、 0
)、(o 、 b)とすると、指示点P (x 、 y
)の座標値は x=a/2+(jl O+11)(jl0 =11)/
2a・・・(2)y冨b/2+(j2 o+J 2)(
j!o〒ffl 2 )/2b・・・(3)10=vΦ
to           ・・・(4)J1=v−k
l             ・−・(5)j12=v
−t2                      
       ・・・ (6)となる(ただし、to、
tl、t2はそれぞれ指示点PからセンサS0.31.
32への振動伝達時間)。
上端の2つのセンサ5O1Slだけを用いる場合には前
出の(2)式と(7)式、すなわちx =a/2+(j
l O+ 121 )(、l1O−II l)/2a=
 (2)y=87丁石i百T扁5   ・・・(7)に
よって求めることができる。
[発明が解決しようとする課題1 制御回路71の座標値演算手段には、マイクロコンピュ
ータ(CPU)が用いられる。ところで1周知のように
マイクロコンピュータの演算命令は加算、減算、論理演
算、ビットシフトなどが基本であり、乗算、除算を実行
させるには相当のステップ数(または処理時間)を必要
とする。
従って、前記(2)、(3)式中に含まれている除算部
分、すなわち (j20+11)−(j!0−j21)/2a−(9)
()O+12)  ・ ()O−j22)/2b  ・
・・(10)の計算にはかなりの時間が必要である。1
点の座標値を計算し終るまでは次の指示点のサンプリン
グをすることができないから、従来例において指示点の
サンプリングスピードを向上させるには、CPUの動作
速度を上げなければならなかった。
そのため、高速で動作可能なCPUを用いるためにコス
トがかさみ、また消費電力も増大してしまうという欠点
があった。
また、演算専用のコプロセッサを持つ方法も考えられる
が、コストがかかりすぎてしまい、安価に座標入力装置
を提供することができない。
本発明の課題は、上記の問題を解決することにある。
[課題を解決するための手段] 以−ヒの課題を解決するために、本発明においては、振
動発生手段を有する振動ペンと、振動を伝達する伝達板
と、該伝達板に設けられた振動センサとを有し、振動ペ
ンから振動伝達板を介して振動センサに入力された振動
の伝達時間から振動伝達板上での入力座標値を検出する
座標入力装置において、座標軸方向に沿って設置される
少なくとも2個の振動センナ間の距離を座標入力の分解
能の2の整数乗倍とする構成を採用した。
[作 用] 上記の構成によれば、センサ間の距離を検出分解能の2
の整数乗倍にとることによって、除算、逆数の乗算など
時間のかかる演算プロセスを2進数のビット処理に置換
でき、座標演算を簡略化できる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明の詳細な説明
する。
第1図は本発明の座標入力装置におけるセンサ配置の一
例を示している。第1図では第3図で説明した3つのセ
ンサ5O1St%S2がそれぞれ30−31間102.
4mm 、 S Om S 1間204.8mm テ装
置されている。装置の構成は第2図と同一であるものと
する。
第1図のセンサ配置によれば、座標入力の分解能は前述
の(1)式から伝達速度Vとカウンタの計時の量子化量
(単位計測時間)、すなわちカウンタクロックの周期で
規定される。つまり1分解能Δノはカウンタクロック1
周期をΔtとしてΔj2=v・ΔE         
 ・・・(11)と表される。
ここで、例えば伝達板に厚さ1騰脂のクラウンガラスを
使用し、振動ペンの振動周波数を500kHzとした場
合、伝達速度Vは2000s+#であり、ざらにカウン
タクロックの周波数を20MHzとすれば、分解能は(
11)式より 0.1■■と求められる。座標計算は、
この分解能0.11を単位長として進められる。
前述のとおり、座標値演算手段にはCPUが用いられて
いるから、距離1、座標値(x 、 y)などは分解能
0.1膳■を単位長とした2進数の整数値として表現さ
れる。
ところで、第1図に示すような間隔でセンサを配置し、
それぞれのセンサ位置を頂点とする四角形内を座標入力
の領域とする場合、ペン・センサ間の距離の最大値(f
fl m a x)は第1図中に示すようにSOとA点
の距離229.0mmである。
229.0騰脂は j! max−229,0mm<  409.8ms+
=  212X  O,1mm・・・ (12)である
から、距離を表現するのに12ビツトあれば充分である
。しかし、一般的にマイクロプロセッサの演算データ幅
は8Xmピッ) (mは正の整数)であり、この幅で処
理を行なう方が都合がよいから、本実施例では距離ある
いは座標値を表現するのに16ビツトを使用することに
する。
従って、(9)、(lO)式の計算を行なう場合、従来
は(10十)l)・(420−j21)または(JO+
j12)  ・ (20−72)という32ビツトの数
値を2aまたは2bという16ビツトの数値で割って1
6ビツトの答を得る除算、あるいは(j20+jll)
・(Jio−j21)という32ビツトの数値に(2)
、(3)式の(2a) (または(2b)−’という1
6ビツトの数値を掛けて得られた4aビツトの数値のM
SB (最上位ビット)から16ビツトのみを答とする
乗算、すなわち(MSBから16ビツトの位置に小数点
がくるように、(2a)(、(2b)4の小数点位at
設定する)を行なっていた。このような計算には、マイ
クロプロセッサは約数百ステップの処理を必要とする。
ところが1本実施例では2a、2bはそれぞれ2 a 
= 2 X O,lmm= 100000000000
08  ・・・(13)2  b  =  2”X  
O,1m鵬=  100OOOOOOOOOB    
・・・ (14)と表現される(「B」は2進数を示す
)、このように割る数が2°(nは正の整数)の場合に
はマイクロプロセッサの汎用の乗除算を命令を用いなく
ても、ビットシフト操作だけで計算が行なえることは周
知の事実である。
従って、本実施例において(9)、(10)式の計算を
行なうのに(jlO+jll)会(j20−11)とい
う32ビツトの数値を左へ4回シフトしてMSBから1
6ビツトとる、並びに(JO+j!2)・(jlO−7
2)という32ビツトの数値を左へ5回シフトしてMS
Bから16ビツトとる。という操作を行なうだけで答を
得ることができる。
一般に2mビットの数を2で割ってmビットの答を得よ
うとするには、(m)n)、2mビットの数値をn回だ
け右へシフト、あるいはmとnの差の絶対値の回数だけ
左にビットシフトし、 2mビット中の下位nビット、
あるいは上位mビットを答とすればよい。
本実施例のようにm=16の時は、32ビツトのシフト
をせいぜい8回行なえば答を得ることができる。これは
、16ビツトのシフト命令を持っているCPUならばせ
いぜい16回、8ビツトのシフト命令しか持っていない
CPUでも32回のシフト命令を実行するだけである。
これは、従来の汎用の乗除算を用いる場合に比べてl 
/100程度の演算時間しか要しない。
以上のように、本実施例によれば座標演算のうち、時間
のかかる除算部分をビットシフト処理に置き換えること
ができるから、従来に比べて座標演算に要する時間を飛
躍的に短縮できるという優れた効果がある。CPUの動
作速度、経済性との兼ね合いから見れば、低速のCPU
でも充分高速な座標演算が可能であり、また従来と同速
度でよいのであれば、クロック速度の低減によって消費
電力を低減できる。
従来例の項でも述べたように、2個のセンサを備えるだ
けでも座標演算を行なうことができる。
しかしながら、(7)式の平方根の計算をCPUで行な
うには、乗除算にも増して時間がかかる。
従って、従来はサンプリング速度がごく低速でよい場合
を除いては、2センサ方式は採用されなかった。
ところが、本発明によるセンサの配置並びに計算方法を
用いれば、(2)式の計算を短時間で行なうことができ
るので、(7)式の平方根の計算に多少の時間を要する
にしても、全体としては従来の3センサ方式の場合と大
差ない時間で座標計算を行なうことができる。従って、
サンプリング速度の観点から、従来であれば3センサ以
上の方式を採らざるを得なかった場合でも、本発明によ
れば2センサ方式で充分実用に供する座標入力装置を提
供することができる。2センサ方式によれば、センサ数
および検出処理系の構造を著しく簡略化でき、装置のコ
ストダウンが可能となる。
[発明の効果] 以上から明らかなように、本発明によれば、振動発生手
段を有する振動ペンと、振動を伝達する伝達板と、該伝
達板に設けられた振動センサとを有し、振動ペンから振
動伝達板を介して振動センサに入力された振動の伝達時
間から振動伝達板上での入力座標値を検出する座標入力
装置において、座標軸方向に沿って設置される少なくと
も2個の振動センサ間の距離を座標入力の分解能の2の
整数乗倍とする構成を採用しているので、座標演算に必
要な距離演算をビットシフトのみで行なえるため、高速
な座標演算が可能である。また、低速なマイクロプロセ
ッサによって、コプロセッサなどを用いることなく、従
来と同等あるいはそれ以上の性能を得られるため、装置
のコストを低減できるなどの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による座標入力装置の振動センサ配置を
示した説明図、第2図は座標入力装置のブロック図、第
3図は従来の振動センサ配置の説明図である。 71・・・制御装gl    73・・・振動ペン76
・・・振動センサ  7B・・・振動伝達板第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)振動発生手段を有する振動ペンと、振動を伝達する
    伝達板と、該伝達板に設けられた振動センサとを有し、
    振動ペンから振動伝達板を介して振動センサに入力され
    た振動の伝達時間から振動伝達板上での入力座標値を検
    出する座標入力装置において、座標軸方向に沿って設置
    される少なくとも2個の振動センサ間の距離を座標入力
    の分解能の2の整数乗倍とすることを特徴とする座標入
    力装置。
JP63008407A 1988-01-20 1988-01-20 座標入力装置 Pending JPH01184523A (ja)

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JP63008407A JPH01184523A (ja) 1988-01-20 1988-01-20 座標入力装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109058023A (zh) * 2018-08-17 2018-12-21 武汉大学 拓宽水泵水轮机运行稳定性区域的方法和水泵水轮机

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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