JPH01184298A - Di加工性及び耐錆性の優れた表面処理鋼板 - Google Patents

Di加工性及び耐錆性の優れた表面処理鋼板

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JPH01184298A
JPH01184298A JP746188A JP746188A JPH01184298A JP H01184298 A JPH01184298 A JP H01184298A JP 746188 A JP746188 A JP 746188A JP 746188 A JP746188 A JP 746188A JP H01184298 A JPH01184298 A JP H01184298A
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film
steel sheet
cans
plating
coating
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Yashichi Oyagi
大八木 八七
Hiroshi Nishida
浩 西田
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は缶容器、特にDI缶用鋼板に関するもので、防
錆力と優れたDI潤滑性を併せ持つ缶用表面処理鋼板に
関するものである。本発明はDI缶の他にDrD 缶胴
材、缶蓋用材料、5ガロン缶用材料にも適用できる。
(従来の技術) 缶容器を缶体という観点から分類すると、天蓋、地蓋、
胴からなる3ピ一ス缶と地蓋が一体となったものと天蓋
からなる2ピ一ス缶とに大きく分類され、2ピ一ス缶は
、現在DrD(Draw and Re−draw)缶
とD I  (Drau+ and I roning
)缶がおもに広く使用されている。このうち特にDI缶
は、ビール、炭酸飲料等を充填した飲料缶及び制汗剤、
シェービングクリーム等を充填したエアゾール缶なとが
あり、非常に生活に密着した容器であり、年々製造在数
は増加している。
DI缶を成形する加工はDI加工と呼ばれている。現在
使用されているDI缶はおもに2回の紋り加工(D r
awiB)と2ないし3回のしごき加工(I roni
ng)によって成形されており、その加工速度は180
〜250缶/分と非常に高速である。
DI加工はしごき加工が非常に過酷な加工であり、2な
いし3回のしごき加工によって被加工物の厚みが約50
%に減少する。この過酷なりI加工に素材が耐えるため
には、特に缶外面にあたる素材表面の十分な潤滑性が必
要とされる。缶外面用素材の表面潤滑性が不十分である
場合に連続でDI加工を行うと、しごき加工ダイス上に
不潤滑性物質が付着し、これによって缶外面の加工方向
にかじりとよばれる線状の加工疵が発生する。加工回数
と共に不潤滑性物質がビルドアップし、それに従ってか
じりも深くなっていき、最後には深くなったかじりがも
とで缶胴部で円周方向に缶が引きちぎられるクリップオ
フ  (CIip off)が発生する。缶外面用素材
の表面潤滑性がさらに低下すると1角目からクリップオ
フを起こす。クリップ片、 7が発生すると缶の生産性
が低下することはもとより、しごき加工ダイス及びパン
チの寿命の低下をもまねく。以上のように、缶外面用素
材の表面潤滑性はDI加工を行う上では非常に重要であ
る。
現在、DI缶に使用される材料はアルミニウムと鋼板に
Snめっきを施したぶりきとである。その使用量は飲料
缶分野ではアルミニウムの方が多く、エアゾール缶分野
ではぶつきの方が多い。この理由はいろいろあるが、主
な理由は缶の内容物の違いによる。すなわちアルミニウ
ムは有機酸に対しての耐食性には優れるが、塩素イオン
により簡単に腐食される。逆にぶりきは塩素イオンに対
しては比較的耐食性に優れるが、有機酸に対しての耐食
性に劣る。もう一つの理由として、エアゾール缶の場合
缶内圧が高いために強度が必要とされ、スチールをベー
スとしたより外が使用される。
ぶりきに関しては、錫資源の枯渇が叫ばれており、スチ
ールをベースとしたぶりきに代わるDI缶用素材の開発
が望まれている。しかしながら、特にDI缶外面にあた
る側の素材表面には上述したように十分な潤滑性が要求
されている。
ぶりきに代わるスチールをベースとしたDI缶外面用素
材としては、たとえば特公昭53−42292号公報に
見られるように縮重合燐酸塩皮膜を有する鋼板が提案さ
れているが、耐錆性が十分でなく実用化に至っていない
。また、本発明者の一人はDI缶用材料としてアルミニ
ウム皮膜とSnめっき皮膜を有する鋼板を先に提案した
。シリカ粒子をニッケル中に分散させた皮膜を有する鋼
板も提案されているが、実用性能が十分でなく、実用化
に至っていない。
さらに、フッ素樹脂を金属中に分散させためっき皮膜及
びめっき方法等の提案があるが、これらの使用目的は金
型表面、軸受け、超微粉末搬送ノズル等への利用に関す
るものであり、缶用材料、特にDI加工を受ける鋼板の
表面の潤滑性及び防錆力を向上させる目的で使用すると
いう提案はない。
(発明が解決しようとする課題) 現在用いられているぶりきDI缶は、浴室、洗面所等の
直接水がかかる場所や多湿な場所に置かれた場合には外
面の缶底部に赤錆が発生し、赤錆がタイル等を汚すこと
が問題となっている。現在、製缶メーカーではこの問題
に対しては外面缶底部まで塗装を施すことにより赤錆の
発生を抑えているが、完全ではない。また、DI加工性
と耐錆性を同時に確保するために素地鋼板表面に複数の
皮膜を複数の工程で被覆する積層鋼板を用いるのは、コ
ストの点で必ずしも有利とはいえない。
本発明は上記の実状に鑑みなされたもので、缶外面の防
錆力と優れたDI潤滑性とを併せ持つDI缶用索材を低
価格で提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の要旨は以下の通りである。
(1)少くとも鋼板の片面に、粒径が0.5μm以下の
フッ素樹脂を□容積比で0.1〜20.0%含有する膜
厚0.2〜4.0μmのフッ素樹脂複合亜鉛めっき皮膜
を有することを特徴とするDI加工性及び耐錆性の優れ
た表面処理鋼板。
(2)フッ素樹脂複合亜鉛めっき皮膜の上層にクロメー
ト皮膜または燐酸塩皮膜を有する前記(1)記載の表面
処理鋼板。
(3)鋼板の他の片面にSn系皮膜;ティンフリースチ
ール/クロミウムタイプ皮膜;有機皮膜;ティンフリー
スチール/クロミウムタイプ皮膜の上層に有機皮膜を有
する皮膜;のいずれかを有する前記(1)または(2)
記載の表面処理鋼板。
本発明の構成を図面で例示する。
前記第1の構成の例を第1図に示す。この表面処理鋼板
は、冷間圧延により製造された鋼板1と膜厚0.2〜4
.0μmの7ツ索樹脂複合亜鉛めっき皮膜2とからなっ
ている。フッ素樹脂複合亜鉛めっき皮膜2は金属亜鉛3
の中に粒径0.5μm以下の7ツ索樹脂4が容積比で0
.1〜20.0%存在する。なお、第1図は鋼板1の片
面だけにめっき皮膜を有する例であるが、鋼板1の両面
にめっき皮膜を形成することもできる。
前記第2の構成の例を第2図に示す。この表面処理鋼板
は、さらに7ツ索樹脂複合亜鉛めっき皮膜2の上層5に
クロメート皮膜あるいは燐酸塩皮膜を有する。やはり、
鋼板1の両面に皮膜を形成してもよい。
前記第3の構成の例を第3図に示す。冷間圧延により製
造された鋼板1の片面側は第2図に示す構造とし、鋼板
1の他の片面上にはSn系皮膜、ナイン7リースチール
/クロミウムタイプ皮膜、有機皮膜、ティンフリースチ
ール/クロミウムタイプ皮膜の上層に有機皮膜を有する
皮膜のいずれかの皮膜6を有する構造とする。なお、第
3図では鋼板1の片面に第2図に示す皮膜を有する例を
示したが、これに代えて片面に第1図に示す皮膜を形成
してもよい。
(作用) 本発明の表面処理鋼板は、亜鉛の持つ鉄に対する犠牲防
食性とフッ素樹脂の潤滑性とを併せ持つめっト皮膜を有
することによりDI加工性及び耐錆性が優れる。
亜鉛めっき層中に分散させる7ツ索樹脂としては、ポリ
テトラフルオロエチレン、ポリクロロト1) フルオロ
エチレン、ポリ7ツ化ビニリデン、テトラフルオロエチ
レン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、
テトフフルオロエチレンーヘキサフルオロプロピレン共
重合体、テトラブルオロエチレン−エチレン共重合体、
クロロトリテトラフルオロエチレン−フルキレン共重合
体、7フ化ビニリチン−へキサフルオロプロピレン、7
ツ化ビニリデン一クロロトリテFラフルオロエチレン共
重合体、7ツ化ビニリデン−ペンタフルオロプロピレン
共重合体、7フ化エチレンプロピレンエーテル樹脂、及
びこれらの2種以上の混合物が挙げられる。上記いずれ
のフッ素樹脂を用いた場合でも、DI潤滑性及び耐錆性
に優れるめっき皮膜が得られる。
次に、77素樹脂の粒径が0.5μ艶超になるとめっき
皮膜表面が荒れてめっき外観が悪くなる。さらに、粒径
0.5μ艶超のフッ素樹脂を用いた7ツ索樹脂複合亜鉛
めっき皮膜は、その理由は不明であるが、DI成形性が
悪く、フッ素樹脂の粒径は0.5μI11見、下に限定
した。
また、フッ素樹脂複合亜鉛めっき皮膜中の77素樹脂量
の下限値0.Ivo1%は、7ツ素樹脂のDI成形性へ
の効果が現れる最低限の含有量である。
上限値の20vo 1%超ではフッ素樹脂のDI成形性
への効果が飽和する。好ましくは1〜10vo1%がよ
い。
さらに、7ツ累樹脂複合亜鉛めっき皮膜の厚みの下限値
O0Zμ鴨は、DI成形可能な象低限の厚みである。上
限値の4.0μmnを越えるとDI成形性への効果が飽
和する。また、防錆性は皮膜の厚みが厚いほど良好とな
るが、缶コストが上がり経済的に有利でない。好ましく
は防錆性、DI成形性、経済性から0.6〜2.0μm
がよい。
以上、7ツ索樹脂複合亜鉛めっき皮膜について説明した
が、さらに前記第2の構成のようにフッ素樹脂複合亜鉛
めっき皮膜上にクロメート皮膜または燐酸塩皮膜を付加
することにより防錆性が向上する。また、前記第3の構
成のように鋼板の製缶時に缶外面となる側の片面のみに
77素樹脂複合亜鉛めっト皮膜(上層lこクロメート皮
膜または燐酸塩皮膜を有する場合を含む)を有し、缶内
面側にあたる他の片面はSn系皮膜、ティンフリースチ
ール/クロミウムタイプ皮膜、有機皮膜、ティンフリー
スチール/クロミウムタイプ皮膜の上層に有機皮膜を有
する皮膜という容器用材料として公知の皮膜を有する構
造とすることにより、従米からの内容物に対して信頼の
もてる内面皮膜をもつ容器とすることが可能である。な
お、ここでいう有機皮膜としてはビニル、変性ビニル、
エポキシ、フェノール、エポキシフェノール、エポキシ
アミノ、アクリル、エポキシ尿素、ビニルオルガノゾル
、ナイロン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエ
チレン、ポリプロピレン樹脂、及びこれらの樹脂の2種
以上からなる混合物からなる皮膜、さらにこれらの樹脂
のうち2種以上を2層以上積層することからなる皮膜も
含まれる。また、Sn系皮膜とはSnまたはSn合金め
っき、あるいはこれらのめっき皮膜上にさらにクロメー
ト皮膜または燐酸塩皮膜を形成した皮膜をいう。
(実施例) [実施例1] ゛ド記の組成の電気めっき浴を使用し、下記の条件にお
いて冷延鋼板の両面上に77素樹脂複合亜鉛めっきを行
った。
浴組成 硫酸亜鉛         300g/l硫酸ソーダ 
        50g/lカチオン性活性剤    
   1./1ポリテトラフルオロエチレン粒子(粒径
0.5μ泊以下で且つ平均粒径0.15μm)15g/
l pH4,2 条件 めっ熱温度           50℃陰極電流密度
       20 A / dm2陽 極     
     電気亜鉛板攪 拌  ポンプ式(液流速: 
301G/ m1n)めっき時間          
  6秒めっき皮膜 膜  厚                   0,
6“。
ポリテトラプルオロエチレン析出量 10vo1% 外 観          均一な灰白色注1:カチオ
ン性活性剤としてはパーフルオロアルキルアンモニウム
塩を使用した。
[実施例2] 下記組成1の電気めっ外浴を使用し、下記の条件1にお
いて冷延鋼板の片面上に77素樹脂複合亜鉛めっきを行
ってめっき皮膜1を得、さらに他の片面上に下記組成2
の電気めっき浴を使用し、下記の条件2において錫めっ
きを行ってめっき皮膜2を得、下記組成3のクロメート
処理浴を使用し、下記の条件3においてめっき鋼板の両
面にクロメート処理を行ってめっき皮膜3を得た。
浴組成1 塩化亜鉛         220g/l塩化アンモニ
ウム     250g/lカチオン性活性剤    
   1g/lテトラブルオロエチレンーパーフルオロ
アルキルビニルエーテル共重合体粒子(粒径0.5μm
以下で且つ平均粒径0.4μm)15g/l pH4,2 条件1 めっき温度          35℃陰極電流密度 
      40 A / dII12陽 極    
      電気亜鉛板攪 拌  ポンプ式(液流速:
20m/m1n)めっき時間           2
0秒めっき皮1i1 膜  厚                     
4μmテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体析出量 1 vo1% 外 観         均一な灰白色注1:カチオン
性活性剤としてはパーフルオロアルキルトリメチルアン
モニウム塩を使用した。
浴組成2 硫酸第一錫         40g/l硫  酸  
               60g/17エノール
スルホン酸    40g/lゼラチン       
    2g/lβ−す7トール        1g
/1条件2 めっ熱温度          45・C陰極電流密度
        4A/dm2陽 極        
  高純度錫板攪 件  ポンプ式(液流速:20m/
随in)めっき時間           30秒めっ
き皮膜2 膜  厚                    1
 μm外 観           均一な白色浴組成
3 重クロム酸ソーダ      25g/lp8    
          4.5条件3 浴  温                    4
5℃浸漬時間            2秒浸漬後水洗
した後に熱風乾燥 めっき皮膜3 膜  厚                  0.0
5μ船[実施例3] ド記裕組成1の電気めっき浴を使用し、下記の条件1に
おいて冷延鋼板の片面上にティンフリースチール/クロ
ミウムタイプめっきを行ってめっき皮膜1を得、さらに
他の片面上に下記浴組成2の電気めっき浴を使用し、下
記の条件2において77索樹脂複合亜鉛めっきを行って
めっき皮膜2を得、下記組成3の燐酸塩処理液を使用し
、下記の条件3においてフッ素樹脂複合亜鉛めっき面に
燐酸塩処理を行ってめっ外皮膜3を得た。さらに、ティ
ンフリースチール/クロミウムタイプめっき面上にはポ
リエチレンテレフタレートフィルムをラミネートした。
浴組成1 無水クロム酸        200g/l硫  酸 
                  2g/1条件1 めっき温度          50℃陰極電流密度 
      30A/dI112陽 極       
   鉛錫合金板攪 拌  ポンプ式(液流速:20I
6/船in)めっぎ時間          40秒め
っき皮膜1 膜  厚                   0.
1μ和浴組成2 はうふつ化亜鉛      300g/l塩化アンモニ
ウム      27g/lはうふつ化アンモニウム 
  35g/l甘草エキス          1g/
lカチオン性活性剤       1g/l非イオン性
活性剤       0.5g/ 1テトラフルオロエ
チレン−へキサフルオロプロピレン共重合体粒子(粒径
0.5μm以下で且つ平均粒径0.2μm) 5g/l テトラブルオロエチレン−エチレン共重合体粒子(粒径
0.5μ釦以下で且つ平均粒径0.2μm介) 5g/l pH4,2 条件2 めっ熱温度          35℃陰極電流密度 
      40A/dm2陽 極         
 電気亜鉛板攪 拌  ポンプ式(液流速:60随/−
1n)めっき時間          40秒めっ外皮
膜2 膜  厚                    1
 μイテトラフルオロエチレンーヘキサフルオロプロピ
レン共重合体及びテトラフルオロエチレン−エチレン共
重合体の総析出量 5vo1% 外 観         均一な灰白色性1:カチオン
性活性剤としてはパーフルオロアルキルトリメチルアン
モニウム塩を使用した。
注2:非イオン性活性剤としてはバー70ロアルキルエ
チレンオキシド付加物を使用した。
組I&3 燐酸亜鉛          10g/l燐酸カルシウ
ム        2./1条件3 スプレーコーテイング後熱風乾燥 めっき皮膜3 膜  厚                   0,
05μm[比較例1] 下記組成1の電気めっき浴を使用し、下記の条件2にお
いて冷延鋼板の両面上に錫めっトを行ってめっき皮膜1
を得、下記組成2のクロメート処理浴を使用し、下記の
条件2においてめっき鋼板の両面にクロメート処理を行
ってめっき皮膜2を得た。
浴組成1 硫酸第一錫         40g/l硫  酸  
               60g/17ヱノール
スルホン酸    40g/lゼラチン       
    2g/lβ−す7トール        1g
/1条件1 めっき温度          45℃陰極電流密度 
       4A/d随2陽 極         
 高純度錫板攪 件  ポンプ式(液流速:20m/l
l1in)めっき時間          30秒めっ
き皮1[1 膜  厚                     
1 μm外 観           均一な白色浴組
成2 重クロム酸ソーダ      25g/lpH4,5 条件2 浴  温                  45℃
浸漬時間            2秒浸漬後水洗した
後に熱風乾燥 めっき皮膜2 膜  厚                   0.
05μm[比較例2] 下記組成の電気めつき裕を使用し、下記の条件において
冷延鋼板の両面上に亜鉛めっきを行った。
浴組成 硫酸亜鉛         300g/l硫酸ソーダ 
        50g/lpH4,2 条件 めっき温度          50℃陰極電流密度 
      20A/dm2陽 極         
 電気亜鉛板攪 拌  ポンプ式(液流速:30m1m
1n)めっき時間            6秒めっき
皮膜 膜  厚                   0.
6μ狛外 観           均一な白色[比較
例3] 比較例2で作成しためっき鋼板の両面に下記の浴組成の
クロメート処理浴を使用し、下記条件においてクロメー
ト処理を行った。
浴組成 重クロム酸ソーダ      25g/lpH4,5 条件 浴  温                   45
℃浸漬時間            2秒浸漬後水洗し
た後に熱風乾燥 めっき皮膜 膜  厚                   0.
05μl以下に、実施例1〜3及び比較例1〜3で得ら
れためっき鋼板評価法を示す。
めっきの耐食性は塩水噴霧試験(S S T )で10
%赤錆が発生するまでの時間で評価した。
DI加工後のDI缶底部の耐錆性は、缶底部1cL11
についてウェットアンドドライ(Wet & Dry)
試験(水道水中にi hr/ clay浸す)を行い、
10%赤錆が発生するまでの時間で評価した。
加工性は77索樹脂複合亜鉛めっき皮膜側を缶外面とし
て10000缶連続DI加工試験を行い、かじりの発生
状況を観察し、評価した。
なお、実施例2.3についてはフッ素樹脂複合亜鉛めっ
き面のSSTを行い、7ツ索樹脂複合亜鉛めっき面をD
I缶外面として評価した。
評価結果を表1に示す。
表  1 表1の結果から、本発明の表面処理鋼板は耐錆性及びD
I加工性のいずれにおいでも優れていることがわかる。
(発明の効果) 本発明により、缶外面の防錆と優れたDI成形性が得ら
れ、赤錆発生防止のための塗装を省略することが可能で
ある。さらに、本発明は電解によって亜鉛を主としため
っき皮膜を容易に形成できるので、コスト的にも有利で
ある。また、本発明の表面処理鋼板はDI缶のみならず
、DrD 缶胴材、EOEを含む缶蓋用材料及び5ガロ
ン缶用胴及び蓋材としても使用され、適用範囲が広い。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明の構成の例を示す図である。 1・・・鋼板、2・・・フッ素樹脂複合亜鉛めっき皮膜
、3・・・金属亜鉛、4・・・フッ素樹脂、5・・・上
層、6・・・皮膜。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少くとも鋼板の片面に、粒径が0.5μm以下の
    フッ素樹脂を容積比で0.1〜20.0%含有する膜厚
    0.2〜4.0μmのフッ素樹脂複合亜鉛めっき皮膜を
    有することを特徴とするDI加工性及び耐錆性の優れた
    表面処理鋼板。
  2. (2)フッ素樹脂複合亜鉛めっき皮膜の上層にクロメー
    ト皮膜または燐酸塩皮膜を有する請求項1記載の表面処
    理鋼板。
  3. (3)鋼板の他の片面にSn系皮膜;ティンフリースチ
    ール/クロミウムタイプ皮膜;有機皮膜;ティンフリー
    スチール/クロミウムタイプ皮膜の上層に有機皮膜を有
    する皮膜;のいずれかを有する請求項1または2記載の
    表面処理鋼板。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002309241A (ja) * 2001-04-13 2002-10-23 Daizo:Kk 油中水型エアゾール製品
JP2005097712A (ja) * 2002-11-25 2005-04-14 Toyo Seikan Kaisha Ltd 表面処理金属材料及びその表面処理方法、並びに樹脂被覆金属材料、金属缶、缶蓋

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