JPH01183675A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH01183675A
JPH01183675A JP63006993A JP699388A JPH01183675A JP H01183675 A JPH01183675 A JP H01183675A JP 63006993 A JP63006993 A JP 63006993A JP 699388 A JP699388 A JP 699388A JP H01183675 A JPH01183675 A JP H01183675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
image
developing
mode
development
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63006993A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihisa Yoshino
吉野 邦久
Satoru Haneda
羽根田 哲
Hisafumi Shoji
尚史 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP63006993A priority Critical patent/JPH01183675A/ja
Publication of JPH01183675A publication Critical patent/JPH01183675A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、像担持体の周りに静電像形成手段と、少なく
ともフルカラー画像を形成するための3色のトナーを各
別に現像剤に用いている3個の現像手段とを配設して、
静電像形成毎にそれぞれ異なる1個の現像手段による現
像を少なくとも前記3個の現像手段が現像を行うまで繰
返し画像を形成するカラーモードと、静電像形成後前記
3個のうちの任意の複数の現像手段による現像を行い画
像を形成する単色モードとを選択し得る画像形成装置に
関する。
〔従来の技術〕
上述のような画像形成装置は、特開昭61−18977
号公報等によって知られている。従来のこのような画像
形成装置は、単色モードの画像形成において、形成され
た画像の色が予想と大幅に異なったり、所望の色を得る
ための現像手段の現像バイアスの設定が煩わしかったり
する問題があった。この問題の原因は、単色モードにお
いては、静電像の形成が複数の現像に対して1回しか行
われず、また複数のトナーが重なるようになるから、カ
ラーモードの現像バイアス条件を用いたのでは形成され
た画像の色がカラーモードによるものから大幅にずれる
こと、したがって、現像バイアス条件をカラーモードと
は別に設定しなければならないが、従来の画像形成装置
では現像バイアスの設定変更を現像手段毎に独立に行わ
ねばならなかったことにある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上述の問題を解消するためになされたもので
あり、単色モードにおいても所望の色の画像を形成する
現像バイアスの設定が容易にできるカラーモードと単色
モードの画像形成を選択可能な画像形成装置の提供を目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、像担持体の周りに静電像形成手段と、少なく
ともフルカラー画像を形成するための3色のトナーを各
別に現像剤に用いている3個の現像手段とを配設して、
静電像形成毎にそれぞれ異なる1個の現像手段による現
像を少なくとも前記3個の現像手段が現像を行うまで繰
返して画像を形成するカラーモードと、静電像形成後前
記3個のうちの任意の複数の現像手段による現像を行い
画像を形成する単色モードとを選択し得る画像形成装置
において、単色モードの色指定手段と、色指定手段で指
定し得る各指定に対応した各現像手段の現像バイアス値
の組合せを記憶した記憶手段と、色指定手段の指定に応
じた現像バイアス値の組合せを記憶手段から選出して現
像手段の現像バイアスを設定する設定手段とを備えて、
単色モードの現像は設定手段の設定した現像バイアスで
行われるようにしたことを特徴とする画像形成装置にあ
る。
〔作 用〕
すなわち、本発明画像形成装置においては、単色モード
の場合、色指定手段で色を指定すれば、その指定に応じ
て各現像手段の現像バイアスが設定されるようになるか
ら、現像手段毎に独立に現像バイアスを設定することな
しに所望の色の単色画像を形成することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示例によって説明する。
第1図は本発明画像形成装置の例を示す概要構成図、第
2図は像光ビーム走査装置の例を示す部分平面図、第3
図は操作パネルの例を示す部分平面図、第4図はカラー
モードの画像形成工程のタイムチャート、第5図は単色
モードの画像形成工程のタイムチャート、第6図は単色
モードの色指定手段の他の例を示す構成部材図、第7図
は各現像手段の現像バイアス条件を同じにした場合にカ
ラーモードと単色モードで得られる単色画像の色調を示
す色度グラフ、第8図はカラーモードと単色モードで単
色画像の色調に差が生ずる理由を説明するトナー付着部
の感光体表面電位グラフ、第9図は本発明画像形成装置
による色指定の単色モードで得られる単色画像の色調を
示す色度グラフ、第10図は現像ポテンシャルとトナー
付着量との関係を示すグラフである。
第1図の画像形成装置は、特に指定しない限り、原稿の
カラー画像を忠実に再現するようなカラーモードでコピ
ーを行う、すなわち、原稿を原稿載置台1上に置いてプ
ラテンカバーで押さえ、コピー枚数が1のときは直接、
1以外のときは第3図の操作パネル2のテンキーでコピ
ー枚数を指定した後、コピー釦を押せば、以下述べるコ
ピー動作が行われる。なお、指定コピー枚数は、操作パ
ネル2の表示部のコピー数表示部2aに表示され、指定
コピー枚数の変更は、クリヤーキーを押して、テンキー
で再指定することにより行われる。
コピー釦を押すと、コピー数表示部2aの表示が0にな
り、感光体ドラム3が矢印方向に回転して、クリーニン
グ装置4によってクリーニングされた感光体ドラム3の
面を帯電器5が一様に帯電する。
また、原稿載置台1または原稿読取手段6.が往復動し
て、その往動において原稿露光ランプ6aが原稿を走査
露光し、原稿面からの反射光がミラーおよび結像レンズ
を介してカラーイメージセンサ6bに入射する。カラー
イメージセンサ6bは、原稿像を色分解した例えば青(
B)、緑(G)、赤(R)の像に対応したアナログ信号
を像信号処理回路7に入力する。像信号処理回路7はB
、G、R信号からトナーの色のイエロー(Y)、マゼン
タ(M)シアン(C)、黒(BK)のデジタル像信号を
作製する。そして、この画像形成装置では十分な色再現
を行うために、像信号処理回路7は1回目の原稿走査露
光においてY信号を像光ビーム走査装置8に出力する。
詳細を第2図に示した像ビーム走査装置8は、Y信号に
よって変調したレーザビームをレーザ光源8aから光音
素子のようなビーム径変更手段8bを介して回転多面鏡
等の偏向器8Cに入射し、偏向器8cで偏向走査された
レーザビームLをf−〇レンズ等の結像レンズ8dを介
して感光体ドラム3の一様帯電面に入射する。これによ
って、感光体ドラム3の帯電面に低電位スポットの分布
から成る静電像が形成される。この静電像を現像剤にY
トナーを用いている現像器9Yによって現像し、Yトナ
ー像を形成する。このYトナー像を形成された感光体ド
ラム3の面は、不作動状態に置かれた現像器9M、 9
G、 98K 、転写前除電器10、転写器11、分離
器12、クリーニング前除電器13、クリーニング装置
4の位置を通過して、帯電器5により再び一様に帯電さ
れる。この帯電面がレーザビームLの入射位置に達した
ときに、2回目の原稿走査露光において像信号処理回路
7が例えばM信号を像光ビーム走査袋W8に出力するこ
とによって、像光ビーム走査装置8からM信号で変調さ
れたレーザビームLが入射される。これによって形成さ
れた静電像を現像剤にMトナーを用いている現像器9M
がMトナー像に現像する。これによって、感光体ドラム
3にY、Mのトナー像が形成され、このY、M)ナー像
を有する面が前と同様にレーザビームLを入射される位
置に達したときに、像光ビーム走査装置8が今度はC信
号で変調されたレーザビームLを入射する。これによっ
て形成された静電像を現像剤にCトナーを用いている現
像器9Cが現像する。それにより感光体ドラム3にY、
M、Cトナー像の合成からなるカラー画像が形成される
。このカラー画像の形成面が前と同様にレーザビームL
を入射される位置に達したときに、像光ビーム走査装置
8が今度はBK信号で変調されたレーザビームLを入射
する。これによって形成された静電像を現像剤にBK)
ナーを用いている現像器98Kが現像する。それにより
感光体ドラム3にY、M、C,BK)ナー像の合成から
なるコントラストに優れたカラー画像が形成される。
なお、現像器9Y、 9M、 9C,98K ニは、現
像X IJ−ブ上に現像剤層を感光体ドラム3に接触し
ない層厚に形成して、現像剤層からトナーを飛翔させて
静電像に付着させる非接触現像条件によるものが、作動
、不作動の切り換えを容易に行うことができ、先に形成
されているトナー像を損傷させることが少ないので、好
ましく用いられる。第4図のタイムチャートは、このよ
うな現像器9Y、 9M。
9C,98Kを用いた上述のカラー画像形成工程を示し
ている。すなわち、第4図における現像スリーブY、M
、C,BKは、それぞれ現像器9Y、 9M、 9C。
98にの現像スリーブが現像剤層の搬送を行うタイミン
グを示し、現像バイアスY、M、C,BKは、現像スリ
ーブに現像バイアス電圧を印加して現像を行うタイミン
グを示す、現像スリーブへの現像バイアス電圧の印加は
、画像形成装置の全体を制御するcpuが、第3図の色
操作釦を押してない上述のカラーモードでは、通常のカ
ラーモードである信号および第4図のタイミング信号を
制御基板に出力し、それによって制御基板が、発信回路
およびトランスあるいはさらに平滑回路を介して、操作
パネル2のY、M、C,BK濃淡指定レバーの位置に関
係なく、フルカラー画像や白黒画像の色を忠実に再現す
るような現像バイアス電圧を設定し、印加することによ
り行われる。
以上の工程によって感光体ドラム3上に形成されたカラ
ー画像は、転写前置tH10によって転写し易くされ、
給紙装置14によって送り込まれて来る転写材Pに転写
器11により転写される。カラー画像を転写された転写
材Pは、分離器12によって感光体ドラム3から分離さ
れ、定着ローラ15によってカラー画像を定着されて機
外に排出される。
このとき、コピー数表示部2aの表示が0から1に変わ
る。一方、カラー画像を転写した感光体ドラム3の面は
、クリーニング前除電器13によって残留トナーを除去
し易くされ、クリーニング装置4によって残留トナーを
除かれて、次のカラー画像形成工程に入る0以上が指定
コピー枚数回だけ繰返され、コピー数表示部2aの表示
が指定枚数に等しくなると、感光体ドラム3等が停止し
て、コピーが終了する。コピー数表示部2aの表示は、
コピー釦が所定時間内に押されなければ1に復帰する。
したがって、それ以後1以外のコピー枚数のコピーを行
う場合は、テンキーでコピー枚数を指定する。
カラーモードは、上述の例に限らず、Y、M。
Cトナー像の合成からなる画像が形成された段階で転写
材Pに転写するものでもよい、この場合は、像信号処理
回路7は、BK倍信号抽出は行わず、Y。
M、C信号のみを出力する。また、像信号処理回路7が
ページメモリを備えていて、1回の原稿操作露光で2回
目以降の像露光のためのM、 C,BK倍信号を記憶し
、それぞれの信号を像露光のタイミングで像光ビーム走
査装置8に出力するものでもよい。
カラーモードにおいて、先に操作パネル2の色操作釦を
押して、その上の表示ランプが点灯した状態でコピー釦
を押した場合は、CPUが制御基板にY、 M、 C,
BK濃淡指定レバーの位置信号を入力し、それによって
制御基板が現像器9Y、 9M。
9C,98にの現像スリーブにそれぞれY、M、C。
8に濃淡指定レバーの位置に応じた現像バイアス電圧を
印加するようになるから、記録されるカラー画像や単色
画像の色調を適当に変化させることができる。この現像
バイアス条件指定の解除は、所定時間内にコピー釦が押
されないこと、または色操作釦を再度押すことによって
行われ、解除と共に色操作釦の上の表示ランプは消灯す
る。
操作パネル2のモノ釦を押してその上の表示ランプを点
灯させた状態でコピー釦を押すと、原稿走査露光が1回
だけ行われて、像信号処理回路7はB、G、R信号から
カラーモードにおけるY。
M、  C,BK倍信号加算信号に相当するデジタル像
信号を形成して像光ビーム走査袋W8に出力し、像光ビ
ーム走査装置8は上記デジタル像信号で変調されてビー
ム径変更手段8bで拡大されたレーザビームLを感光体
ドラム3の一様帯電面に入射する。これによって形成さ
れたドツト構成の静電像は、C−M間、Y−M間、Y−
C間をそれぞれ5段階で色指定する第3図の色指定ダイ
ヤルにより図示のようにC−M間のCから3段階目の青
が指定されていた場合、第1表の再現色3の欄の直流電
圧VDeと実効値電圧700V□11周波数4 kHz
の交流電圧vAeの重畳電圧を現像スリーブに銀坂充印
加する条件で、現像器9Cと9Mにより現像される。
第   1   表 第1表は、再現色の0〜5欄がそれぞれ色指定ダイヤル
によるC位置〜B範囲の各段位置〜M位置の指定に対応
し、色指定ダイヤルがC位置またはM位置を指定してい
るときは、現像器9Cまたは9Mだけで現像が行われて
、他の現像器9M、 9Y、 98Kまたは9C,9Y
、 98Kが不作動状態に置かれることを示している。
また、色指定ダイヤルでY−M間またはY−C間の色が
指定されている場合は、第1表と同様の色指定に対応し
た直流電圧VIICと前述のような交流電圧VaCの重
畳電圧を現像パイアスミ圧とする条件で現像器9Y、 
9M、または9Y、 9Cにより現像が行われる0色指
定ダイヤルが例えばY位置を指定しているときは現像器
9Yだけで現像が行われ乞ことは言うまでもなし、)。
以上のような色指定に対応した現像バイアス値の組合せ
は、予めメモリーに記憶されており、CP[Iは、モノ
釦が押されているときは、色指定ダイヤルの指定に対応
した現像バイアス値の組合せをメモリーから読み出して
制御基板に入力する。
それによって制御基板は、現像器を選択し、その選択し
た現像器の現像スリーブに印加する電圧を決定して、C
Puからタイミング信号を受けると、色指定ダイヤルが
第3図の位置にあるBの単色画像を形成する場合は第5
図に示したように現像器9G、 9M等を駆動する。な
お、現像バイアスの交流電圧VaCは一定とし、直流電
圧Vileのみを第1表のように変えて色調を変えるよ
うにした前述の例では、メモリーに現像器と現像バイア
スの直流電圧VゆCの組合せのみを登録して置いて、交
流電圧VACは制御基板から一律に印加されるようにし
てもよい。また、交流電圧VACの電圧や周波数あるい
は波形を変えることで色調を変えるようにしてもよい。
その場合は勿論、交流電圧VACの情報(電圧1周波数
、波形)をメモリーに登録して置くことになる。
単色モードでは、現像器の配置の順番が現像器を決定す
る。第1図に示した現像器9Y、 9C,9M。
98にの配置順は、単色モードにおいてB、  G、 
 Rの色の再現領域を最も広くするための順番である。
以上によって色指定ダイヤルで指定した色の単色画像が
感光体ドラム3上に形成され、その単色画像は、カラー
モードの場合と同様に、転写材Pに転写、定着される。
そして、単色画像を転写した感光体ドラム3の表面はク
リーニング装置4によってクリーニングされて再び次の
画像形成が行われる状態に戻り、以上が指定コピー枚数
だけ繰返されて、単色モードのコピーが終了する。
単色モードの解除は、所定時間内にコピー釦が押されな
いこと、モノ釦を再度押すこと、またはモノ釦と択一的
なりK釦を押すことによって行われ、解除と共に表示ラ
ンプは消灯する。
BK釦を押し、その上の表示ランプを点灯した状態でコ
ピー釦を押すと、静電像の形成までは単色モードの場合
と同様に行われるが、現像が現像器98Kにより所定の
現像バイアス電圧を印加する条件で行われることが単色
モードと異なる。これによって白黒画像のコピーが得ら
れる。このBKモード指定の解除は、所定時間内にコピ
ー釦が押されないこと、BK釦を再度押すこと、BK釦
と択一的なモノ釦を押すことによって行われ、解除と共
に表示ランプは消灯する。
前述の単色モードあるいは上述のBにモードにおいても
、色操作釦を押して、その上の表示ランプを点灯するよ
うにすれば、現像器9Y、 9M、 9C,あるいは9
8Kによる現像がY、M、C,BK濃淡操作レバーの位
置に対応した現像バイアス条件で行われるようになる。
すなわち、単色モードで、色指定ダイヤルが第3図の位
置にあるときは、現像器9C,9Mの現像バイアス電圧
がそれぞれC,M濃淡操作レバーの位置に対応した電圧
となり、BKモードのときは現像器98にの現像バイア
ス電圧がBKii)fi濃淡操作レバー位置に対応した
電圧となって、それ以外の現像器は不作動状態に置かれ
る。これは、従来の画像形成装置における色調整方法と
同じで、各現像器9Y、 9M、 9Cの現像バイアス
が独立に変えられるから、カラーモードの場合も同様で
あるが、単色モードの場合、所望の色調の単色画像を得
ることが難しい。この難しさを緩和するために、第3図
の操作パネルは、単色モードにおける色指定ダイヤル位
置に対応した現像バイアス条件で得られる単色画像の色
、またはY、M、C濃淡操作レバー位置に対応した現像
バイアス条件で得られる単色画像の色を表示部の色ディ
スプレイ2bによって表示するようにしている。この色
ディスプレイ2bによる色表示は、モノ釦が押されて、
その上の表示ランプが点灯したときに行われ、色指定ダ
イヤルの位置が切り換えられたり、色操作釦が押されて
、その上の表示ランプが点灯したり、さらにY、M、C
濃淡操作レバーの位置が切り換えられたりすると、それ
に伴って色が変化する。この色ディスプレイ2bを見乍
らY、M、C濃淡操作レバーを操作すれば、所望の色調
の単色画像を得ることが容易になる。しかし、色指定ダ
イヤル等による色指定に基いて現像バイアス条件が決定
される単色モードにおいては、このような色ディスプレ
イ2bが無くても簡単に所望の色の単色画像を得ること
ができる。
単色モードにおける現像の現像器およびその現像バイア
ス条件を決定する色指定は、色指定ダイヤルを用いる第
3図の例に限らず、第6図に示したようなデジタイザ1
6を用いる色指定手段によってもなし得る。第6図の色
指定手段は、デジタイザ16上にx  y 、 u ’
l  v * 、 a ’l  b *等の色度図シー
ト17またはカラーバッチ配列シート18を置いて、シ
ート17または18の所望色調位置を上から入力ベン1
6aで押すことにより、その位置情報をCPUに入力す
るものである。そして、あとは色指定ダイヤルによる色
指定の場合と同様、CPUは、入力した位置情報に基き
、シート17または18の各色調位置に対応する現像器
とその現像バイアスの組合せを記憶したメモリーから入
カペジ16aで指定された色調位置に対応する現像器と
現像バイアスの組合せを読み出して制御基板に入力し、
制御基板は、それによって現像器を選択し、選択した現
像器の現像スリーブに印加する電圧を決定して、CPU
からタイミング信号を受けると、Bの単色画像を形成す
る場合は第5図に示したように現像器9C,9M等を駆
動する。これによって、所望色調の単色画像が形成され
、その単色画像は転写材に転写、定着される。この例に
よれば、3個の現像器9Y、 9M。
9Cを用いた単色画像も所望の色調で容易に形成。
記録することができる。この例においても、入力ペン1
6aで色指定したときに操作パネル2の色ディスプレイ
2bが指定された色を表示するようになし得ることは言
うまでもない。これは、カラーバッチ配列シート18を
用いる場合には必要ない。
本発明画像形成装置の色指定した単色モードによれば容
易に所望の色調の単色画像が記録できることを第7図乃
至第10図により説明する。
第7図は現像器9Y、 9M、 9Gの現像スリーブに
一450Vの直流と実効値電圧500v+ms、周波数
4 kHzの交流の重畳電圧を印加してカラーモードと
単色モードで単色画像を形成した場合の記録画像の色調
を示しており、この図において、B(1)、l)。
R(1)、 BK(1)は単色モードで得られた2色ま
たは3色のトナーの重ね合わせから成る単色画像の色調
、B(2)、  G(2)、  R(2)、 BK(3
)はカラーモードで得られた2色または3色のトナーの
重ね合わせから成る単色画像の色調、Y、M、Cはそれ
ぞれY、M。
Cトナーによる重ね合わせなしの単色画像の色調を示し
ている。なお、C,M)ナーによるB、Y。
CトナーによるGSY、MトナーによるR、Y。
M、CトナーによるBKは、単色モードの場合はBの再
現性をよくするY、  C,Mの順番で、またカラーモ
ードの場合はY、M、Cの順番で現像を行っている。こ
の図から、現像器9Y、 9M、 9Cの現像条件を同
じにした場合は、単色モードでは、カラーモードに比較
して、単色画像の色調が先に現像したトナーの色に偏る
ことが分かる。この理由は第8図によ、って説明される
第8図において、■は感光体ドラム3に帯電。
像露光、最初の現像を行った後のトナー付着部の表面電
位、すなわち単色モードで2色目の現像が行われる際の
電位を示し、■は最初のトナー像を形成された感光体ド
ラム3の面に再度帯電と前と同じ像露光とを行った後の
最初のトナー付着部の表面電位、すなわちカラーモード
で2色目の現像が行われる際の表面電位を示している。
この図から、同じ現像条件では、■すなわち単色モード
の場合の方が■すなわちカラーモードの場合よりも最初
のトナー付着部の表面電位と現像バイアスの直流成分と
の電位差が少なくて、そのために最初のトナーの上に2
色目のトナーが付着する量が少なくなり、したがって、
単色モードの場合はカラーモードの場合よりも先に画像
したトナーの色に強(支配されることが分かる。
現像バイアスを適当に変えれば、この問題を解消し、さ
らには単色画像の色調を任意に変えることができる。す
なわち、カラーモードで得られる複数の色のトナーから
成る単色画像と同様の色調の画像を単色モードで得るた
めには、2色目の現像器の現像バイアス直流成分をカラ
ーモードの現像バイアスの直流成分より上げる必要があ
る。第9図および第10図はそれを示している。
第9図において、B (1) 1〜B (1) 9は、
第1図の帯電器5による一様帯電電位を一650v、レ
ーザビームLの入射部電位を一40v、現像器9C,9
Mの現像スリーブに印加する現像バイアスを第2表の通
りに設定して、単色モードでC,Mの順に現像して得ら
れたB単色画像の色調をそれぞれ示し、このうちのB 
(1) 1は第7図のB(1)と同じである。
第2表 また、第9図のB(2)、C,Mも第7図と同じである
。このB(2)と同じ色調は、単色モードでは第2表の
B (1) 1よりも現像器9Mの現像バイアスを直流
成分Voc””  550V、交流成分の電圧VAc=
500VVstと変えることによって得られた。
第9図と第2表に見るように、現像バイアスの直流成分
と交流成分のいずれを変えても複数の色トナーの重ね合
わせから成る単色画像の色調を変えることができる。こ
のように、交流成分を変えることでも色調を変えること
はできるが、それによると細線の再現性9画像のシャー
プネースが低下するようになる。また、交流成分の周波
数を変えることで色調を変えることもできるが、それに
よっても画質が低下し易い、したがって、第1表の例に
示したように、交流成分はある程度細線の再現性を考慮
して一定に設定し、直流成分を変える方法によるのが好
ましい。
第10図は、現像ポテンシャルすなわち、現像バイアス
の直流成分とトナーを付着させる部分の感光体ドラム表
面電位との電位差が等しくなるように現像バイアスの直
流成分を設定す九ば、同一の現像性能を有する現像剤を
用いることで、単色モードの1回目の現像でも2回目の
現像でもトナー付着量をはり同じにし得ること、1回目
の現像でも2回目の現像でもトナー付着量ふよ現像ポテ
ンシャルに比例することを示している。なお、第10図
の黒塗り角は単色Cトナー像の形成におけるCトナーの
付着量を示し、白抜き角はYトナーによる現像を行って
Yトナーが0.29 mg/cm”付着している上に同
じCトナーによる現像を行った、G単色画像の形成にお
けるCトナーの付着量を示している。
以上の結果に基いて、本発明画像形成装置においては、
単色モードの色指定に応じて現像を行う現像器の現像バ
イアス直流成分を変えるようにしており、それにより第
3図の例では、第7図のY。
M、C点を結ぶ三角形の線上の任意の色調の単色画像を
形成し得るし、第6図の例では、三角形の面積以内の任
意の色調の単色画像も形成し得る。
なお、第3図のY、 M、 C,BK濃淡指定レバーも
、上述の結果に基いて、その位置に比例してそれぞれ現
像器9Y、 9M、 9C,98にの現像バイアスの直
流成分を変えるものとしている。
本発明画像形成装置は、カラーモード優先の例に限らず
、使用頻度が高いBKモードを優先にしてもよい、その
場合は、BK釦の代わりにカラー釦を設けるようになる
。また、第6図の例で述べたように、単色モードの色指
定は2台の現像器までを同時に駆動する第3図の例に限
らず、メモリー内の情報に3台または4台の現像器を駆
動するデータがあれば、3台または4台の現像器を同時
に駆動するものであってもよい。
〔発明の効果〕
本発明画像形成装置によれば、複数の色のトナーから成
る単色画像を容易に所望色調で形成することができると
言う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明画像形成装置の例を示す概要構成図、第
2図は像光ビームの走査装置の例を示す部分平面図、第
3図は操作パネルの例を示す部分平面図、第4図はカラ
ーモードの画像形成工程のタイムチャート、第5図は単
色モードの画像形成工程のタイムチャート、第6図は単
色モードの色指定手段の他の例を示す構成部材図、第7
図は各現像手段の現像バイアス条件を同じにした場合に
カラーモードと単色モードで得られる単色画像の色調を
示す色度グラフ、第8図はカラーモードと単色モードで
単色画像の色調に差が生ずる理由を説明するトナー付着
部の感光体表面電位グラフ、第9図は本発明画像形成装
置による色指定の単色モードで得られる単色画像の色調
を示す色度グラフ、第10図は現像ポテンシャルとトナ
ー付着量との関係を示すグラフである。 1・・・原稿載置台、    2・・・操作パネル、3
・・・感光体ドラム、   4・・・クリーニング装置
、5・・・帯電器、     6・・・原稿読取手段、
6a・・・原稿露光ランプ、 6b・・・カラーイメージセンサ、 7・・・像信号処理回路、 8・・・像光ビーム走査装
置、8a・・・レーザ光源、   8b・・・ビーム径
変更+段、8c・・・偏向器、     8d・・・結
像し、ンズ、9Y、 9M、 9C,911K・・・現
像器、10・・・転写前露光器、  11・・・転写器
、12・・・分離器、 13・・・クリーニング前除電器、 14・・・給紙装置、    15・・・定着ローラ、
16・・・デジタイザ、   17・・・色度図シート
、18・・・カラーパッチ配列シート。 第2図 第3図 第6図 第8図 Yトナー付着t(rrlCVcmつ 第9図 0     .5     1.0

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)像担持体の周りに静電像形成手段と、少なくとも
    フルカラー画像を形成するための3色のトナーを各別に
    現像剤に用いている3個の現像手段とを配設して、静電
    像形成毎にそれぞれ異なる1個の現像手段による現像を
    少なくとも前記3個の現像手段が現像を行うまで繰返し
    て画像を形成するカラーモードと、静電像形成後前記3
    個のうちの任意の複数の現像手段による現像を行い画像
    を形成する単色モードとを選択し得る画像形成装置にお
    いて、単色モードの色指定手段と、色指定手段で指定し
    得る各指定に対応した各現像手段の現像バイアス値の組
    合せを記憶した記憶手段と、色指定手段の指定に応じた
    現像バイアス値の組合せを記憶手段から選出して現像手
    段の現像バイアスを設定する設定手段とを備えて、単色
    モードの現像は設定手段の設定した現像バイアスで行わ
    れるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)異なる現像バイアス値の組合せは現像バイアスの
    直流成分が異なる請求項(1)に記載の画像形成装置。
  3. (3)色指定手段により指定すると、指定した色がディ
    スプレイ上に表示される請求項(1)に記載の画像形成
    装置。
JP63006993A 1988-01-18 1988-01-18 画像形成装置 Pending JPH01183675A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63006993A JPH01183675A (ja) 1988-01-18 1988-01-18 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63006993A JPH01183675A (ja) 1988-01-18 1988-01-18 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01183675A true JPH01183675A (ja) 1989-07-21

Family

ID=11653657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63006993A Pending JPH01183675A (ja) 1988-01-18 1988-01-18 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01183675A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7310483B2 (en) Image-forming apparatus and image-forming method for making development using light toner and dark toner with substantially the same hue
GB2206261A (en) Multicolor image forming method and apparatus
US7265871B2 (en) Image formation processing method and image formation processing apparatus
JP3611907B2 (ja) カラー複写機
KR100417148B1 (ko) 화상 형성 장치
JPH0276371A (ja) カラー複写機及び画像形成方法
US4998144A (en) Color palette for copiers
US5245419A (en) Color image forming apparatus and method and apparatus for processing color image
JPH01183675A (ja) 画像形成装置
JPH06106782A (ja) 適応露光色補正装置
EP0327278B1 (en) Color image forming apparatus and method and apparatus for processing color image
JPH11266366A (ja) 画像複写装置
JPH10177283A (ja) 白黒兼用カラー画像形成装置
US5204729A (en) Full color copying machine
JPH06311353A (ja) カラー画像形成装置
JP2655844B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2575699B2 (ja) カラ−複写機の色調整装置
JP2000039745A (ja) 画像形成装置
JPH01156787A (ja) 電子写真法
JP2843993B2 (ja) 多色画像形成装置
JP2003162182A (ja) 画像形成装置
JP2000270225A (ja) 画像処理方法及び装置
JP2679723B2 (ja) 階調性補正方法
JPS63114463A (ja) 画像処理装置
JPS63129769A (ja) 多色電子写真複写機