JPH01183038A - カラー受像管 - Google Patents
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- JPH01183038A JPH01183038A JP323288A JP323288A JPH01183038A JP H01183038 A JPH01183038 A JP H01183038A JP 323288 A JP323288 A JP 323288A JP 323288 A JP323288 A JP 323288A JP H01183038 A JPH01183038 A JP H01183038A
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Landscapes
- Luminescent Compositions (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、蛍光面を改良したカラー受像管に関する。
(従来の技術)
シャドウマスク型カラー受像管は、第4図に示すように
、パネル■と漏斗状のファンネル■とからなる外囲器(
3)を有し、その内側に配設されたシャドウマスク(イ
)に対向して、パネル(ト)内面に、それぞれ赤、緑、
青に発光するストライプ状の3色蛍光体層からなる蛍光
面0が形成され、ファンネル■のネック0内には、上記
3色蛍光体層を発光させるための一列配置3電子ビーム
を放出するインライン、型電子銃■が配設されている。
、パネル■と漏斗状のファンネル■とからなる外囲器(
3)を有し、その内側に配設されたシャドウマスク(イ
)に対向して、パネル(ト)内面に、それぞれ赤、緑、
青に発光するストライプ状の3色蛍光体層からなる蛍光
面0が形成され、ファンネル■のネック0内には、上記
3色蛍光体層を発光させるための一列配置3電子ビーム
を放出するインライン、型電子銃■が配設されている。
ところで、かかるカラー受像管において1、明るい外光
下でのコントラストを改善するために、3色蛍光体層の
そ、れぞれに対応して、蛍光面0にカラーフィルターを
設けるとよいことが知られている。すなわち、3色蛍光
体層のそれぞれにその発光色をできるだけ減、衰させず
に選択的に透過し、かつ蛍光面0に入射する外部光に対
して、蛍光体の発光色以外の光を選択的に吸収するよう
なフィルターを設けると、各蛍光体層の発光をそこなう
ことなく4外部光の蛍光面0での反射光量を大幅に減少
させて、コントラストのよい画像を表示することができ
る。
下でのコントラストを改善するために、3色蛍光体層の
そ、れぞれに対応して、蛍光面0にカラーフィルターを
設けるとよいことが知られている。すなわち、3色蛍光
体層のそれぞれにその発光色をできるだけ減、衰させず
に選択的に透過し、かつ蛍光面0に入射する外部光に対
して、蛍光体の発光色以外の光を選択的に吸収するよう
なフィルターを設けると、各蛍光体層の発光をそこなう
ことなく4外部光の蛍光面0での反射光量を大幅に減少
させて、コントラストのよい画像を表示することができ
る。
かかるカラーフィルターの形成方法として、特開昭50
−56146号公報には、各色蛍光体粒子をそれぞれそ
の発光色に対応したフィルター物質の微粒子で被覆し、
これらフィルター物質被着蛍光体を用いて、フィルター
層を形成する方法が示されている。そのフィルター物質
として、青色蛍光体にはアルミン酸コバルトや群青が、
赤色蛍光体にはべんがらやモリブデンオレンジが、また
緑色蛍光体には、クロムグリーンやコバルトグリーンの
顔料が用いられる。
−56146号公報には、各色蛍光体粒子をそれぞれそ
の発光色に対応したフィルター物質の微粒子で被覆し、
これらフィルター物質被着蛍光体を用いて、フィルター
層を形成する方法が示されている。そのフィルター物質
として、青色蛍光体にはアルミン酸コバルトや群青が、
赤色蛍光体にはべんがらやモリブデンオレンジが、また
緑色蛍光体には、クロムグリーンやコバルトグリーンの
顔料が用いられる。
一方、この様なカラーフィルター付蛍光体を用いたカラ
ー受像管は、特開昭54−65469号公報でも述べら
れている様に特にパネルの分光透過率が85%以上の言
わゆるクリアーパネルを用いた時に顔料添加効果を十分
に発揮する事ができる。近年カラー受像管の傾向は、高
品位化に伴ない、特にコントラスト特性に着目されてお
り、用いられるパネル透過率は、70%前後のもの(い
わゆるグレーパネル)、50%前後のもの(いわゆるテ
ィントパネル)が主流となっている。従って、カラーフ
ィルター付蛍光体を用いても、十分にその効果を発揮す
る事ができない。
ー受像管は、特開昭54−65469号公報でも述べら
れている様に特にパネルの分光透過率が85%以上の言
わゆるクリアーパネルを用いた時に顔料添加効果を十分
に発揮する事ができる。近年カラー受像管の傾向は、高
品位化に伴ない、特にコントラスト特性に着目されてお
り、用いられるパネル透過率は、70%前後のもの(い
わゆるグレーパネル)、50%前後のもの(いわゆるテ
ィントパネル)が主流となっている。従って、カラーフ
ィルター付蛍光体を用いても、十分にその効果を発揮す
る事ができない。
第1表は、透過率85%のクリアーパネル及び透過率4
9.5%のティントパネルを用いて、顔料付蛍光体及び
顔料なし蛍光体とを各々組合せた時の外光反射率を比較
したものである。
9.5%のティントパネルを用いて、顔料付蛍光体及び
顔料なし蛍光体とを各々組合せた時の外光反射率を比較
したものである。
1/3
アーパネルに比べ、ティントパネルは、約毛呼となる為
、コントラスト比としては、確かに向上するが、黒レベ
ル輝度としては、顔料有無での差が小さく、フィルター
付蛍光体の効果を十分に発揮する事ができない。
、コントラスト比としては、確かに向上するが、黒レベ
ル輝度としては、顔料有無での差が小さく、フィルター
付蛍光体の効果を十分に発揮する事ができない。
一方、顔料なし蛍光体でカラー受像管を製作した場合、
特にZnS CCu系の緑色蛍光体は、そのボディーカ
ラーが、ZnS:Ag系青蛍光体、Y20□S:Eu系
赤蛍光体に比べ黄色味を帯びる為、又紫外線に対しても
発光し易い為、外光下で評価すると、黒の画像が黄色味
を帯び異和感のある画質となってしまう。
特にZnS CCu系の緑色蛍光体は、そのボディーカ
ラーが、ZnS:Ag系青蛍光体、Y20□S:Eu系
赤蛍光体に比べ黄色味を帯びる為、又紫外線に対しても
発光し易い為、外光下で評価すると、黒の画像が黄色味
を帯び異和感のある画質となってしまう。
瓢
(発明が解決しようとする蜀題蘂)
本発明は、上記問題点を解決する為になされたものであ
り、顔料なし蛍光体で製作された蛍光面のボディーカラ
ーの黄色味を帯びる現象を改善し、透過率の低いパネル
と極微量の顔料を添加した蛍光体の組合せとからなる、
高輝度・高コントラスト・高画質のカラー受像管を得る
事を目的とする。
り、顔料なし蛍光体で製作された蛍光面のボディーカラ
ーの黄色味を帯びる現象を改善し、透過率の低いパネル
と極微量の顔料を添加した蛍光体の組合せとからなる、
高輝度・高コントラスト・高画質のカラー受像管を得る
事を目的とする。
(隨照点を解決するための手段)
本発明−はパネル内面に赤、様、青に各々発光する3色
蛍光体を被着して構成されたカラー受像管において、前
記パネルに分光透過率の低いものを用いるとともに、前
記蛍光体のうち線量光体に青顔料を1%未満、青蛍光体
に青顔料を1%未満、赤蛍光体に赤顔料を0.1%未満
各々添加することにより高輝度、高コントラストで黒レ
ベルに異和感のないカラー受像管を得ることが可能とな
る。
蛍光体を被着して構成されたカラー受像管において、前
記パネルに分光透過率の低いものを用いるとともに、前
記蛍光体のうち線量光体に青顔料を1%未満、青蛍光体
に青顔料を1%未満、赤蛍光体に赤顔料を0.1%未満
各々添加することにより高輝度、高コントラストで黒レ
ベルに異和感のないカラー受像管を得ることが可能とな
る。
(作用)
本発明で用いる蛍光体の分光反射率特性は従来の蛍光体
の反射率に比べ黄色域の反射率が低いためボディーカラ
ーの黄色味を帯びる現象抑制でき、高輝度、高コントラ
ストで黒レベルに異和感のないカラー受像管を得ること
ができる。
の反射率に比べ黄色域の反射率が低いためボディーカラ
ーの黄色味を帯びる現象抑制でき、高輝度、高コントラ
ストで黒レベルに異和感のないカラー受像管を得ること
ができる。
(実施例)
以下、図面を参照してこの発明を実施例に基づいて説明
する。
する。
なお、この例のカラー受像管の全体構成は、蛍光面を除
いて前記第4図に示したカラー受像管と同じであるので
、その説明を省略し、以下、蛍光面について述べる。
いて前記第4図に示したカラー受像管と同じであるので
、その説明を省略し、以下、蛍光面について述べる。
(実施例1)
第1図に示すように、蛍光面は、管軸と直交するパネル
(ト)の垂直軸方向に延在する黒色非発光物質からなる
一定幅のブラックストライプ層(10)と、このブラッ
クストライプ層(10)の間隙部に形成された赤、緑、
青に発光するストライプ状の3色蛍光体層(IIR)
、 (IIG) 、 (IIB)とからなり、この3色
蛍光体層(IIR) 、 (IIG) 、 (IIB)
のうち、少なくとも緑色蛍光体層(IIG)は、TiC
oAQLi系のブルー顔料からなるフィルター物質で被
覆された緑色蛍光体で形成され、蛍光体層(11G)中
に蛍光体とフィルター物質とを備える。後述する一例で
は、他の2色蛍光体層(11R) 、 (IIB)とも
、顔料なしの蛍光体蛍光体で構成する事もでき、その場
合は、アルミン酸コバルトや群青や、本発明の青顔料を
用いる事ができ、又、その添加量は、本発明の主旨から
蛍光体に対し1%未満が好ましい。又赤蛍光体層にも同
様の理由で、極微量の赤顔料(例えばベンガラや、Mo
オレンジ)を用いる事ができ、この量は0.1%未満が
好ましい。
(ト)の垂直軸方向に延在する黒色非発光物質からなる
一定幅のブラックストライプ層(10)と、このブラッ
クストライプ層(10)の間隙部に形成された赤、緑、
青に発光するストライプ状の3色蛍光体層(IIR)
、 (IIG) 、 (IIB)とからなり、この3色
蛍光体層(IIR) 、 (IIG) 、 (IIB)
のうち、少なくとも緑色蛍光体層(IIG)は、TiC
oAQLi系のブルー顔料からなるフィルター物質で被
覆された緑色蛍光体で形成され、蛍光体層(11G)中
に蛍光体とフィルター物質とを備える。後述する一例で
は、他の2色蛍光体層(11R) 、 (IIB)とも
、顔料なしの蛍光体蛍光体で構成する事もでき、その場
合は、アルミン酸コバルトや群青や、本発明の青顔料を
用いる事ができ、又、その添加量は、本発明の主旨から
蛍光体に対し1%未満が好ましい。又赤蛍光体層にも同
様の理由で、極微量の赤顔料(例えばベンガラや、Mo
オレンジ)を用いる事ができ、この量は0.1%未満が
好ましい。
上記蛍光面の形成は、まず、既知の方法によりパネル■
内面にブラックストライプ層(10)を形成する。しか
るのち、青色蛍光体を、スラリー法などの通常の方法で
パネル■内面に塗布し、乾燥したのち、シャドウマスク
を介してそのパターンを紫外線により焼付ける。そして
、温水現像により非露光部分を溶解除去し、上記ブラッ
クストライプ層(10)所定の間隙部に、ストライプ状
の青色蛍光体層(IIB)を形成する。
内面にブラックストライプ層(10)を形成する。しか
るのち、青色蛍光体を、スラリー法などの通常の方法で
パネル■内面に塗布し、乾燥したのち、シャドウマスク
を介してそのパターンを紫外線により焼付ける。そして
、温水現像により非露光部分を溶解除去し、上記ブラッ
クストライプ層(10)所定の間隙部に、ストライプ状
の青色蛍光体層(IIB)を形成する。
つぎに、緑色蛍光体に対して重量比で0.2%のTiC
oulLi系ブルー顔料をザブルー顔料をバインダーと
して被覆したフィルター物質被着蛍光体を用いて、上記
青色蛍光体層(IIB)の形成と同様の方法により、ブ
ラックストライプ(10)の所定の間隙部にストライプ
状の緑色蛍光体層(IIG)を形成する。
oulLi系ブルー顔料をザブルー顔料をバインダーと
して被覆したフィルター物質被着蛍光体を用いて、上記
青色蛍光体層(IIB)の形成と同様の方法により、ブ
ラックストライプ(10)の所定の間隙部にストライプ
状の緑色蛍光体層(IIG)を形成する。
そして、最後に赤色蛍光体を用いて、通常の方法により
、ブラックストライプ(10)の所定の間隙部に赤色蛍
光体層(11R)を形成する。
、ブラックストライプ(10)の所定の間隙部に赤色蛍
光体層(11R)を形成する。
第2図に、上記緑色蛍光体のフィルター物質として使用
したT1CoAl1Li系ブルー顔料の分光反射率を示
す。曲線(13)はその分光反射率であり、曲線(14
)は比較のために示した従来の緑色蛍光体用フィルター
物質の分光反射率、(15)は緑色蛍光体の発光スペク
トルである。
したT1CoAl1Li系ブルー顔料の分光反射率を示
す。曲線(13)はその分光反射率であり、曲線(14
)は比較のために示した従来の緑色蛍光体用フィルター
物質の分光反射率、(15)は緑色蛍光体の発光スペク
トルである。
又第3図にZnS:CuAQ蛍光体蛍光体CoAQLi
系ブルー顔料を0.2%添加した時と、比較として顔料
未添加のZnS:Cul蛍光体との分光反射率曲線を示
す。
系ブルー顔料を0.2%添加した時と、比較として顔料
未添加のZnS:Cul蛍光体との分光反射率曲線を示
す。
この第2図かられかるように、緑色蛍光体のフィルター
物質として使用したTiCoutLi系ブルー顔料の全
ブルー顔料、緑色蛍光体の発光スペクトルのピーク値(
530nm)の近くにピーク値をもち、かつそのピーク
値が緑色蛍光体の発光スペクトルの末端620nmにお
ける分光反射率の2倍以上となっており、緑色蛍光体の
発光に対して、曲線(14)に示した従来のフィルター
物質にくらべていちじるしく大きな反射率をもっている
。しかも、このTiCoAQLi系ブルー顔料は、青色
蛍光体の発光スペクトル分布領域内の450nmの近く
にもピーク値をもち、上記530nmにおける分光反射
率が450nmにおける分光反射率の0.5倍以上とな
っている。このような分光反射率特性は、このT1Co
1Li系ブルー顔料が緑色蛍光体および青色蛍光体の発
光をそこなうことなくかつ外部光に対してその特定波長
領域を吸収することを示している。
物質として使用したTiCoutLi系ブルー顔料の全
ブルー顔料、緑色蛍光体の発光スペクトルのピーク値(
530nm)の近くにピーク値をもち、かつそのピーク
値が緑色蛍光体の発光スペクトルの末端620nmにお
ける分光反射率の2倍以上となっており、緑色蛍光体の
発光に対して、曲線(14)に示した従来のフィルター
物質にくらべていちじるしく大きな反射率をもっている
。しかも、このTiCoAQLi系ブルー顔料は、青色
蛍光体の発光スペクトル分布領域内の450nmの近く
にもピーク値をもち、上記530nmにおける分光反射
率が450nmにおける分光反射率の0.5倍以上とな
っている。このような分光反射率特性は、このT1Co
1Li系ブルー顔料が緑色蛍光体および青色蛍光体の発
光をそこなうことなくかつ外部光に対してその特定波長
領域を吸収することを示している。
一方、第3図かられかる様に本発明で用いる蛍光体の分
光反射率特性は、顔料添加なしの従来の蛍光体反射率に
比べ、黄色域の反射率が低い為、ボディーカラーの黄色
味を帯びる現象を抑制する事ができる。
光反射率特性は、顔料添加なしの従来の蛍光体反射率に
比べ、黄色域の反射率が低い為、ボディーカラーの黄色
味を帯びる現象を抑制する事ができる。
第2表に上記方法により蛍光面を形成したこの実施例の
カラー受像管特性を、顔料なし蛍光体を用いたカラー受
像管と比較して示す。尚、パネルはティントパネルを用
いた。
カラー受像管特性を、顔料なし蛍光体を用いたカラー受
像管と比較して示す。尚、パネルはティントパネルを用
いた。
第2表
比較例の値を100とする時、この実施例のカラー受像
管の輝度は、実質的に低下する事なく、外光反射率を5
%低減でき、ボディーカラーの黄色味を帯びる現象を抑
制された事が示されている。
管の輝度は、実質的に低下する事なく、外光反射率を5
%低減でき、ボディーカラーの黄色味を帯びる現象を抑
制された事が示されている。
これは前記した様にTiCoAQLi系ブルー顔料かリ
ブルー顔料光体のフィルター物質の分光反射率が緑色蛍
光体の発光スペクトル分布領域に近く、しかも青色蛍光
体の発光スペクトル分布領域にも大きな分光反射率を有
する為である。尚、青顔料の添加量は、本発明の主旨か
ら、1%未満が好ましい。
ブルー顔料光体のフィルター物質の分光反射率が緑色蛍
光体の発光スペクトル分布領域に近く、しかも青色蛍光
体の発光スペクトル分布領域にも大きな分光反射率を有
する為である。尚、青顔料の添加量は、本発明の主旨か
ら、1%未満が好ましい。
(実施例2)
次に本発明の他の実施例を説明する。
実施例1と同様に、用いたパネル以外は、同じ様にカラ
ー受像管を製作した。商用いたパネルは透過率75%の
グレーパネルである。結果を第3表第3表かられかる様
に、実施例1と同様な効果が得られた。
ー受像管を製作した。商用いたパネルは透過率75%の
グレーパネルである。結果を第3表第3表かられかる様
に、実施例1と同様な効果が得られた。
以上のように、緑色蛍光体に対してT1CoAuLi系
ブルー顔料をフィルター物質として蛍光面を形成すると
、外部光の特定波長領域を選択的に吸収してコントラス
トがよく、かつ蛍光体の輝度低下が少ない明るい画像を
表示するカラー受像管とすることができる。しかも、緑
色蛍光体のフィルター物質が先に形成した青色蛍光体層
(118)中に残渣として沈着しても悪影響を与えない
ため、所要の蛍光面を容易に形成することができる。
ブルー顔料をフィルター物質として蛍光面を形成すると
、外部光の特定波長領域を選択的に吸収してコントラス
トがよく、かつ蛍光体の輝度低下が少ない明るい画像を
表示するカラー受像管とすることができる。しかも、緑
色蛍光体のフィルター物質が先に形成した青色蛍光体層
(118)中に残渣として沈着しても悪影響を与えない
ため、所要の蛍光面を容易に形成することができる。
又、緑色蛍光体のボディーカラーの黄色味を帯びる現象
を抑制する事ができるので、黒レベルが違和感のない画
像となり高画質のカラー受像管を得る事ができる。
を抑制する事ができるので、黒レベルが違和感のない画
像となり高画質のカラー受像管を得る事ができる。
なお、上記実施例において延べたように、TiC。
AQLi系ブルー顔料は、青色蛍光体の発光スペクトル
分布領域でも大きな分光反射率をもつので、これを青色
蛍光体のフィルター物質にして用いてもよい。
分布領域でも大きな分光反射率をもつので、これを青色
蛍光体のフィルター物質にして用いてもよい。
また、このようなフィルター物質被着蛍光体を用いると
、蛍光面を緑蛍光体層→青蛍光体層の順序で形成するこ
とができる。
、蛍光面を緑蛍光体層→青蛍光体層の順序で形成するこ
とができる。
分光透過率の低いパネルを用いて、線量光体には1%未
満の青顔料、青蛍光体には1%未満の青顔料、赤蛍光体
には0.1%未満の赤顔料を添加して形成された蛍光面
により、線量光体のボディーカラーの黄色味を帯びる現
象を抑制し、かつ輝度低下を伴わない為、高輝度・高コ
ントラスト又は黒レベルの違和感のないカラー受像管を
得る事ができる。
満の青顔料、青蛍光体には1%未満の青顔料、赤蛍光体
には0.1%未満の赤顔料を添加して形成された蛍光面
により、線量光体のボディーカラーの黄色味を帯びる現
象を抑制し、かつ輝度低下を伴わない為、高輝度・高コ
ントラスト又は黒レベルの違和感のないカラー受像管を
得る事ができる。
第1図(A)および(B)図はそれぞれこの発明の一実
施例カラー受像管の蛍光面の構成を示す平面側および断
面図、第2図はTiCoAQLi系ブルー顔料のリブル
ー顔料性図、第3図は蛍光体の分光反射率曲線を示す特
性図、第4図はカラー゛受像管の全体構成を示す断面図
である。 0)・・・パネル に)・・シャドウマスク
■・・・蛍光面 ■・・・電子銃(10)・
・・ブラックストライプ (IIB)・・・青色蛍光体層 (11G)・・・緑色
蛍光体層代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 竹花喜久男
施例カラー受像管の蛍光面の構成を示す平面側および断
面図、第2図はTiCoAQLi系ブルー顔料のリブル
ー顔料性図、第3図は蛍光体の分光反射率曲線を示す特
性図、第4図はカラー゛受像管の全体構成を示す断面図
である。 0)・・・パネル に)・・シャドウマスク
■・・・蛍光面 ■・・・電子銃(10)・
・・ブラックストライプ (IIB)・・・青色蛍光体層 (11G)・・・緑色
蛍光体層代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 竹花喜久男
Claims (3)
- (1) パネル内面に赤、緑、青に各々発光する3色蛍
光体を被着して構成されたカラー受像管において、前記
パネルに分光透過率の低いものを用いるとともに、前記
蛍光体のうち緑蛍光体に青顔料を1%未満、青蛍光体に
青顔料を1%未満、赤蛍光体に赤顔料を0.1%未満各
々添加した事を特徴とするカラー受像管。 - (2) 前記パネルの分光透過率を75%以下とした事
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラー受像管
。 - (3) 前記緑蛍光体に添加する青顔料の530nmの
反射率が620nmの反射率の2倍以上であり、450
nmの反射率の0.5倍以上である事を特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のカラー受像管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63003232A JP2685771B2 (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 | カラー受像管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63003232A JP2685771B2 (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 | カラー受像管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01183038A true JPH01183038A (ja) | 1989-07-20 |
JP2685771B2 JP2685771B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=11551702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63003232A Expired - Fee Related JP2685771B2 (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 | カラー受像管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2685771B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5592784A (en) * | 1979-01-04 | 1980-07-14 | Dainippon Toryo Co Ltd | Light-emitting composition |
JPS59193982A (ja) * | 1983-04-18 | 1984-11-02 | Kasei Optonix Co Ltd | 高解像度カラ−陰極線管 |
-
1988
- 1988-01-12 JP JP63003232A patent/JP2685771B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5592784A (en) * | 1979-01-04 | 1980-07-14 | Dainippon Toryo Co Ltd | Light-emitting composition |
JPS59193982A (ja) * | 1983-04-18 | 1984-11-02 | Kasei Optonix Co Ltd | 高解像度カラ−陰極線管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2685771B2 (ja) | 1997-12-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |