JPH01182616A - ワイヤの伸び吸収機構 - Google Patents

ワイヤの伸び吸収機構

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JPH01182616A
JPH01182616A JP299488A JP299488A JPH01182616A JP H01182616 A JPH01182616 A JP H01182616A JP 299488 A JP299488 A JP 299488A JP 299488 A JP299488 A JP 299488A JP H01182616 A JPH01182616 A JP H01182616A
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JP
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drum
wire
ratchet teeth
cam
elongation
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JP299488A
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Genji Iwasaki
岩崎 弦二
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Nippon Cable System Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はワイヤの伸び吸収機構に関する。本発明の伸び
吸収機構は、ワイヤを力伝達部材とし、巻取ドラムで該
ワイヤを巻き取る装置であれば、どのような分野の装置
にも適用することができる。代表的な適用例としては、
たとえば自動車などの窓ガラスを昇降させるウィンドレ
ギュレータ駆動装置がある。
[従来の技術] 従来の伸び吸収機構としては、第7図に示された装置か
ある。
この装置は、ワイヤを駆動操作する際に自動的にワイヤ
の伸びを吸収するようつぎのように構成されている。巻
取ドラム(54)は第1ドラム(55)と第2ド′ラム
(56)とからなり、閉ループ状に配索されたワイヤ(
51)の両端がそれぞれ第1ドラム(55)と第2ドラ
ム(56)に巻回されている。
巻取ドラム(54)を回転させると、ワイヤ(51)の
一端(52)を巻き取るとともに他端(53)を繰り出
し、それによってワイヤ(51)のループをいずれかの
方向に循環させることができる。第1ドラム(55)と
第2ドラム(56)のたがいに隣接する側面にはそれぞ
れ第1ラチェット歯(57)および第2ラチェット爾(
58)が形成されている。そして第1ドラム(55)と
第2ドラム(56)とは相対的に軸方向の移動か許容さ
れており、さらにウェーブワッシャ(59)によりたが
いに押圧されるように構成されている。(60)は第1
ドラム(55)に対してトルク伝達可能に連結されてい
るハンドル軸である。ラチェツト歯(57)、(58)
は、矢印(A)方向へ回転するときたがいに掛合状態に
噛み合い、矢印(B)方向へ回転するときラチェツト歯
(57)、(58)同士が押し離されてすべり合うよう
に歯形が形成されている。そしてワイヤ(51)に伸び
が生じていたばあいは、矢印(B)方向へ空転させたと
き、ワイヤ(51)の両端(52)、(53)をドラム
(54)上に余分に巻きつけるので、それによりワイヤ
(51)の伸びが吸収される。
[発明が解決しようとする課題] 前記装置においては、ワイヤ(51)の負荷が過大にな
ったばあい、たとえばウィンドレギュレータであれば窓
ガラスかストロークエンドに達してもなおハンドル軸(
60)を回転させたばあい、ワイヤ(51)に過張力に
よる伸びか生ずる。この伸びは負荷がなくなると元の長
さに戻る伸びで、見せかけの伸びであるが、前記装置で
あると、このような伸びをも吸収してしまうという問題
がある。
ワイヤの伸びが、元へ戻らない永久曲伸びであるばあい
は、これを吸収する必要があるが、見せかけの伸びのば
あいこれを吸収すると、ワイ(51)に過張力が常時作
用した状態となり、各部の摩擦を増大させ、効率を低下
させたり装置の寿命を縮めてしまうという問題が生じる
本発明は叙上の事情に鑑み、ワイヤの永久伸びのみを吸
収し、見せかけの伸びを吸収することがないようにした
伸び吸収機構を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかわるワイヤの伸び吸収機構は、(a)過負
荷時に入力側と出力側との間で回転方向の位相差が生じ
る連結手段、肋閉ループ状に配索される力伝達用のワイ
ヤ、(c)ワイヤの一端が連結され前記連結手段の出力
側と同位相で回転する第1ドラム、ワイヤの他端が連結
される第2ドラム、第1ドラムの端面に形成された第1
ラチェット歯、および第2ドラムの端面に形成されると
ともに前記第1ラチェット歯に噛み合う第2ラチェット
歯とを有する巻取ドラム、(小第1ラチェット歯と第2
ラチェット歯とをたがいに噛み合う方向に押しつける弾
発手段、(e)連結手段の入力側部材と第1ドラムとの
間に設けられたカムとカムフォロアとからなり、(f+
定格負荷状態では前記カムとカムフォロアが同位[目状
態にあってたがいに無効状態にあり、過負荷状態ではカ
ムとカムフォロアが非同位相状態にあって、第1ラチェ
ット歯と第2ラチェット歯の乗り越しスペースを強制的
に詰めるように構成されている。
なお本明細書において、「連結手段の入力側部材」とは
連結手段自体の入力側部品の他に連結手段に連結される
入力伝達部材を含む概念であり、「定格負荷状態」とは
駆動装置に定格範囲内の負荷が作用している状態、「過
負荷状態」とは定格を越える負荷が作用した状態をいう
[作 用] 本発明においては、回転入力が連結手段−第1ドラム→
第1ラチェット歯→第2ラチェット歯→第2ドラムと伝
えられ、巻取ドラムが一方向あるいは反対方向に回転さ
せられる。
定格負荷状態において、第1ラチェット歯と第2ラチェ
ット歯とがすべりあう方向に回転したとき、ワイヤに永
久伸びが生じていれば、第1ドラムと第2ドラムが相対
的に逆方向に回転して、ワイヤの伸びを巻き取ってしま
う。ワイヤに伸びが生じていなければ、弾発手段により
第1ラチェット歯と第2ラチェット歯とが噛み合うよう
に押つけられた状態で、第1ドラムと第2ドラムとが同
期して回転し、閉ループ状のワイヤを一方向あるいは他
方向に移動させる。
ワイヤに過大な負荷が作用し過負荷状態になったときは
、負荷側の巻取ドラムと入力端である連結手段の入力側
との間に回転方向の位相差が生じ、それにより連結手段
の入力側部材と第1ドラムとの間に形成されたカムとカ
ムフォロアとか非同位相状態になり、第1ラチェット歯
と第2ラチェット歯の乗り越しスペースを強制的に詰め
る。そのため第1ラチェット歯と第2ラチェット歯とが
すべらなくなり、第1ドラムと第2ドラムとの間に相対
的な逆回転が生じないようにされる。そのためたとえ過
負荷により見せかけの伸びがワイヤに発生しても、その
伸びを巻取ドラムに巻きとることがなく、見せかけの伸
びを吸収することが避けられる。
[実施例コ つぎに本発明の伸び吸収機構をウィンドレギュレータ駆
動装置に適用した実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例にかかわるウィンドレギュレ
ータ駆動装置の過負荷状態における要部断面図、第2図
は第1図のm −m線断面で示すカムとカムフォロアの
状態説明図、第3図は前記駆動装置の定格負荷状態にお
いて伸び吸収している状態の要部断面図、第4図は第3
図におけるカムとカムフォロアの状態説明図、第5図は
前記駆動装置の分解斜視図、第6図は第5図におけるシ
ョックアブソーバとウオームホイールとを裏面側から見
た斜視図である。
ウィンドレギュレータ駆動装置(1)の全体構成をまず
第5〜6図に基づき説明する。同図において、(2)は
ショックアブソーバ、(3)はウオームホイール、(4
)は巻取ドラム、(5)はケーシングである。
ショックアブソーバ(2)は本発明の構成要件である「
連結部材」である。該ショ・ツクアブソーバ(2)は円
板状の入力側プレート01)と円板状の出力側プレート
(12)との間に固定された厚肉リング状の弾性体03
)とを有している。弾性体(131としてはゴムなどの
材料が用いられ、各プレート旧)、側聞に焼付けなどの
方法で固定される。入力側プレート01)の表面にはウ
オームホイール(3)の嵌合穴09に嵌合しうる突起(
141が形成されている。
また出力側プレート(+21には、その中心部に筒状部
四が形成され、その内周面にスプラインOeが形成され
ている。
このショックアブソーバ(2)では、入力側プレート0
1)と出力側プレート02)の間に相対的な回転トルク
が作用したとき、弾性体031がねじられて入力側プレ
ート01)と出力側プレート02)との間に回転方向の
位相差が生じる。弾性体(3)にねじれが生ずる程度は
、駆動装置が定格負荷状態で運転されてるいばあいは後
述するカム機構を働かせない程度に抑え、過負荷状態に
なったときはカム機構を作用させるに足りる程度のねじ
れが発生しなければならない。
ウオームホイール(3)は駆動装置(1)が電動モータ
で駆動するばあいに必要とされる部品であり、本発明の
構成要件である「入力側部材」を構成している。ウオー
ムホイール(3)の歯面にはウオーム(+7)が噛み合
っており、このウオーム(17)には電動モータが連結
されている。またウオームホイール(3)の一端面には
嵌合穴OC4が形成され、これにショックアブソーバ(
2)の前記突起0巾が嵌合して、ウオームホイール(3
)からショックアブソーバ(2)の入力側プレートon
へ回転力が伝達されるようになっている。ウオームホイ
ール(3)の中心部には筒状部(2Bが形成されており
その筒状部(2℃の他端面には略V字状に切り欠かれた
形状のカムのが設けられている。なおこのカムのは図示
の形状に限られない。本実施例ではカムのは筒状部圓の
端面に6カ所形成されている。
巻取ドラム(4)は第1ドラムのと第2ドラムQ4とを
有している。巻取ドラム(4)には閉ループ状に配索さ
れるワイヤ(6)の両端部が連結され巻回される。第1
ドラム鰻と第2ドラムC4は双方にワイヤ(6)を巻き
つける胴部を有していてもよいが、一方のドラムにのみ
胴部を有し、他方のドラムにはワイヤ(6)の端末を連
結するだけの構成としてもよい。本実施例では第1ドラ
ムのは胴部を有しないものが採用されている。図示され
ているごとく第1ドラムのには半径方向に突出して形成
されたワイヤ係止部−を有しており、ワイヤ(6)の一
方の端末ニップル(213が係止されている。第2ドラ
ム(24にも図示されていないワイヤ係止部が形成され
ており、それにワイヤ(6)の他方の端末ニップルが係
止されている。
なおワイヤ(6)はウィンドレギュレータの従動装置を
構成するガイドレールに沿って閉ループ状に配索され、
その途中がガイドレール−Lを昇降するキャリヤに連結
されている。そして窓ガラスは該キャリヤに固定される
ようになっている。
第1ドラムのの図中右側端面には第1ラチェット歯のが
形成され、第2ドラム(24Jの図中左側端面には第2
ラチェット歯のが形成されているこれらのラチェット6
117)、因は、いずれも垂直面と傾斜面とからなるの
こ刃状の歯が円周状に形成されたものであり、第1ドラ
ムのが矢印(A)方向に回転するときたがいの歯の垂直
面が当接して掛合状態となり、矢印(B)方向に回転す
るときたがいの歯が傾斜面を乗りこえてすべり合うよう
に構成されている。
したがって、第1ドラムのの(A)方向回転には第2ド
ラム(24が連動して同方向に回転し、第1ドラムのの
(B)方向回転には第2ドラム(24が連動しないで回
転せず、両ドラムの、(24の間に相対的な回転が生ず
る。ただし第1ドラムのが(B)方向に回転するばあい
でも、ワイヤ(6)が閉ループ状に配索されているため
伸びが発生していなければ、第2ドラムQ4が(B)方
向に同期して回転する。
前記第1ドラムのの図中左側端面の中央部には筒状部四
が形成され、その外周面にスプライン(31)が形成さ
れている。このスプライン(31)はショックアブソー
バ(2)の出力側プレート02)と一体に形成されたス
プライン0■と噛み合い、回転駆動力を第1ドラムのに
伝達するものである。
第1ドラム乃の筒状部囚の周囲における端面上にはカム
フォロア(32)が形成されている。このカムフォロア
(32)は凸V字状に形成されており、円周上に2カ所
形成されている。
第2ドラム(241の胴部(33)の内部には、駆動装
置の上昇操作時の操作力を軽減するためのバランススプ
リング(図示されていない)を組み込んでおいてもよい
前記第1ドラムのとウオームホイール(3)との間には
ウェーブワッシャ(力が挾まれる。このウェーブワッシ
ャ(7)は本発明の構成要件である「弾発手段」である
ケーシング(5)には、第5図に示されるように、第2
ドラムQ4、第1ドラムの、ウェーブワッシャ(7)、
ウオームホイール(3)、ショックアブソーバ(2)の
順で入れられ、支軸(34)上に組みつけられる。そし
てショックアブソーバ(2)は支軸(34)にネジ止め
されるケーシングキャップ(5a)によってケーシング
(5)の底面側に押しつけられ、第1ラチェット歯のと
第2ラチェット歯囚とあ間にウェーブワッシャ(7)の
弾発力によってたがいに押しつけ合う力が作用するよう
に組み立てられる。
第1図には以上のごとくして組み立てられた駆動装置(
1)の要部断面が示されている。支軸(34)上には第
1ドラムのと第2ドラム(241が回転自在に支持され
ており、第1ドラムのは軸方向にも摺動自在である。第
1ドラム乃のスプライン(31)とショックアブソーバ
(21のスプラインO■とは噛み合っており、ショック
アブソーバ(2)の入力側プレート旧)とウオームホイ
ール(3)とは突起04)と嵌合穴09とで係合されて
いる。したがってウオーム(17)より伝達される回転
力は、ウオームホイール(3)−ショックアブソーバ(
2)=第1ドラムの一第1ラチェット歯の→第2ラチェ
ット歯の→第2ドラムC4と伝達され、巻取ドラム(4
)上のワイヤ(6)の一端を巻き取り他端を繰り出して
循環駆動しうるようになっている。
つぎに定格負荷時の運転状態を第3〜4図を参照しなが
ら説明する。負荷が過大でない定格運転状態においては
、ショックアブソーバ(2)の弾性体(13)が実質的
にねじられないので、入力側プレート01)と出力側プ
レート(121とは同位相を保って回転する。第1ドラ
ム力は前記出力側プレート02)とスプライン結合され
ているので、これも同位相で回転し、結局ウオームホイ
ール(3)と第1ドラムのとは同位相で回転することと
なる。
そしてこの状態ではカムのとカムフォロア(32)とは
第4図に示されているように、たがいに入れ合わされて
いるので、カム手段は無効化された状態にある。したが
ってこの状態における駆動装置(1)では、ワイヤ(6
)の駆動とワイヤ(6)の伸びの吸収とが従来例とまっ
たく同じように行われる。すなわち、ワイヤ(6)に伸
びが発生していないばあい、第1ドラムのが矢印(A)
方向に回転させられると、第1、第2ラチェット南ノ、
囚が掛合状態に噛み合って第2ドラムQ4を同方向に回
転させる。それによりワイヤ(6)を一方向に駆動する
ことができる。第1ドラムのが矢印(B)方向に回転さ
せられると、第1、第2ラチェット歯の、囚がすべり方
向に噛み合うが、ウェーブワッシャ(7)の弾発力によ
りたがいに押しつけられることと、閉ループのワイヤ(
6)の一端を引けば他端がついてくることから、第2ド
ラムQ4も同方向に回転させられ、ワイヤ(6)を他方
向に駆動することができる。
ワイヤ(6)に永久伸びが生じていたばあい、第1ドラ
ムのを(A)方向に回転させても伸びを吸収することは
できないが、(B)方向に回転させたときは第1ラチェ
ット歯■が第2ラチェットm(Hの傾斜面を乗りあげて
空転するので、第1ドラムのと第2ドラム(241とが
相対的に回転し、ワイヤ(6)の緩み分を巻き取ってし
まう。このようにしてワイヤ(6)の伸びが吸収される
第1〜2図に基づき過負荷時の運転状態を説明する。ワ
イヤ(6)に過大な負荷が作用した状態としては、たと
えば窓ガラスがストロークエンドに達したのちなおモー
タを回転させているばあいなどに生じるが、このばあい
、ワイヤ(6)には過大な張力によって無理に伸ばされ
る見せかけの伸びが発生する。このとき第1ドラムのが
矢印(A)方向に回転しても元々伸び吸収機能が働かな
いので問題ないが、矢印(B)方向に回転したときはつ
ぎのようにして伸び吸収機構が働くのが防止される。
すなわち、過負荷状態にもかかわらず、モータが回転し
、ウオームホイール(3)が回転させられたときは、シ
ョックアブソーバ(2)の弾性体Oaがねじられて、入
力側プレート(+2)との間で回転方向の位相差が生じ
る。このとき入力側プレート(11)とウオームホイー
ル(3)とは同位相であり、出力側プレート02)と第
1ドラムのとは同位相であるから、ウオームホイール(
3)と第1ドラムの間には位相差が生じている。したが
って第2図に示されるように、カムのはカムフォロア(
32)とは非同位相となり、第2図に示すように第1ド
ラムのを矢印(c)方向に強制移動させる。この結果、
第1ラチェット歯のと第2ラチェット歯のとが強制的に
噛み合わされ、たがいに分離できない状態となるので、
たとえ第1ドラムのを(B)方向に回転させても、第1
ドラムのと第2ドラム(24との間に相対的な回転が生
じてしまうことがない。そのようにしてワイヤ(6)に
生じている見せかけの伸びを吸収することが防止される
つぎに本発明の他の実施例を説明する。
前記実施例では電動モータで駆動する装置であるが、ハ
ンドルで回転操作する手動式の装置にも適用することが
できる。この場合ショックアブソーバの入力側プレート
にハンドル軸からの回転力を伝えるようにし、出力側プ
レートと第1ドラムとの間にカムとカムフォロアからな
るカム手段を設けるとよい。
また前記実施例ではウオームホイール(3)にカムのを
形成し第1ドラムのにカムフォロア(32)を形成した
が、これを逆にウオームホイール(3)にカムフォロア
(32)を形成し、第1ドラムのにカムのを形成しても
よい。
以上に本発明の詳細な説明したが、本発明はその要旨を
逸脱しない範囲で種々の変更例を採用することができる
[発明の効果] 本発明においてはワイヤの永久伸びのみを吸収し、見せ
かけの伸びを吸収することがないので、効率の低下がな
くワイヤや装置の寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかわるウィンドレギュレ
ータ駆動装置の過負荷状態における要部断面図、第2図
は第1図の(1) −(f)(11線断面で示すカムと
カムフォロアの状態説明図、第3図は前記駆動装置の定
格負荷状態において伸び吸収している状態の要部断面図
、第4図は第3図におけるカムとカムフォロアの状態説
明図、第5図は前記駆動装置の分解斜視図、第6図は第
5図におけるショックアブソーバとウオームホイールと
を裏面側から見た斜視図、第7図は従来の伸び吸収機構
の断面図である。 (図面の主要符号) (1):ウインドレギュレータ駆動装置(2):ショッ
クアブソーバ (3)ニラオームホイール (4):巻取ドラム (6):ワイヤ (7)二ウェーブワッシャ (225=カ ム (23=第1ドラム (241=第2ドラム (21:第1ラチェット歯 の:第2ラチェット歯 (32) :カムフォロア 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)過負荷時に入力側と出力側との間で回転方向
    の位相差が生じる連結手段、 (b)閉ループ状に配索される力伝達用のワイヤ、(c
    )ワイヤの一端が連結され前記連結手段の出力側と同位
    相で回転する第1ドラム、ワイヤの他端が連結される第
    2ドラム、第1ドラムの端面に形成された第1ラチェッ
    ト歯、および第2ドラムの端面に形成されるとともに前
    記第1ラチェット歯に噛み合う第2ラチェット歯とを有
    する巻取ドラム、 (d)第1ラチェット歯と第2ラチェット歯とをたがい
    に噛み合い方向に押しつける弾発手段、(e)連結手段
    の入力側部材と第1ドラムとの間に設けられたカムとカ
    ムフォロアとからなり、(f)定格負荷状態では前記カ
    ムとカムフォロアが同位相状態にあってたがいに無効状
    態にあり、過負荷状態ではカムとカムフォロアが非同位
    相状態にあって、第1ラチェット歯と第2ラチェット歯
    とを強制的に噛み合せるようにしてなるワイヤの伸び吸
    収機構。
JP299488A 1988-01-08 1988-01-08 ワイヤの伸び吸収機構 Pending JPH01182616A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995000734A1 (en) * 1993-06-24 1995-01-05 Rockwell Body And Chassis Systems Australia Pty. Ltd. Line tensioning device
JP2002180737A (ja) * 2000-12-13 2002-06-26 Johnan Seisakusho Co Ltd ウィンドウレギュレータ用回転機構

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WO1995000734A1 (en) * 1993-06-24 1995-01-05 Rockwell Body And Chassis Systems Australia Pty. Ltd. Line tensioning device
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