JPH01182237A - 換気扇の梱包装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ）産業上の利用分野 本発明は、前面に凸部を有する換気扇の梱包装置に関す
る、 燗　従来の技術 本発明に先行する技術として、実公昭５８−３７８３５
号公報に記載の換気扇の梱包装置がある。

この換気扇の梱包装蓋は緩衝体にて保持せしめた換気扇
を外箱に収納するものに於て、緩衝体は換気扇本体が嵌
合する開口を有し、換気扇鍔部下面および外箱内面に当
接する環状枠部と、枠部の内縁より垂下してその下縁が
外箱に当接する側面保持部と、枠部の対向する外縁より
鍔部の厚みに合わせた高さの間隔片を介して鍔部上面に
被さり、互いが突き合わされるカバー部とを相互に連結
−体に形成したもので、鍔部上面と外箱間にカバー部を
介在させている。

＃Ｐｊ　　発明が解決しようとする課題従来の技術は、
換気扇本体の横方向への移動を環状枠部の開口部分での
み行なっていることから、落下時等の衝撃が換気扇本体
の開口との接触部分に集中して応力が作用し、換気扇本
体にねじれるような力が作用することになる。

本発明は、衝撃に対する緩衝能力を向上せしめると共に
、換気扇の緩衝体への保持力を向上せしめた換気扇の梱
包装置を提供することを目的とする。

に）課題を解決するための手段 本発明は、前面に凸部を有する換気扇を緩衝体にて保持
せしめて外箱に収納するものに於て、緩衝体全１枚の段
ボール紙を折曲切断して形成し、緩衝体は換気扇本体が
嵌合する開口を有し、換気扇鍔部下面および外箱内面に
当接する環状枠部と、枠部の内縁より垂下してそのＦ緑
が外箱に当接する側面保持部と、枠部の対向する外縁よ
り鍔部の厚みに合わせた高さの間隔片を介して鍔部の前
面に被さり、凸部が嵌合する切込みと凸部に被さる切込
み形成片とを形成したカバー部とを形成する手段でもっ
て課題を解決するものである。

（ホ）作用 本発明は、カバー部に切込みと切込み形成片を形成し、
換気扇鍔部の前面に形成する凸部に切込みが嵌合するこ
とで、環状枠部の中央に形成された開口とで換気扇本体
の保持が行なわれる。

切込み形成片が凸部に被さることで凸部に加わる衝撃力
を切込み形成片が吸収する。

（へ）実施例 第１図乃至第５図と、第６図乃至第８図とに示す実施構
造に基づき、本発明の構成を具体化して説明する。

まず、再実施構造にて梱包される換気扇（１）について
、第２図と第６図に基づき説明する。

換気扇（１）は四角筒状換気扇本体（２）と、本体（２
）の一端部に張り出すように着脱自在に装着される前カ
バー体（３）とを有する。本体（２）及び前カバー体（
３）は板金を折曲接合、板金をプレス加工、合成樹脂に
てモールド成型することで形成される。本体（２）の一
端部に形成した鍔片に前カバー体（３）を係脱する。本
体（２）より張出する前カバー体（３）の周縁部が鍔部
（６）となる。本体（２）の他端部には開閉自在のシャ
ツタ板を枢支し、内部に支持杆にて送風羽根を回転する
電動機を支持している。前カバー体（３）には送風羽根
を囲む風洞を形成し、風洞に連続して前カバー体（３）
の前面に環状の凸部（４）を形成している。送風羽根は
電動機の回転軸にスピンナ（５）にて着脱自在に装着す
る。本構造の換気扇（１）においてはスピンナ（５１は
凸部（４）より突出している。

換気扇（１）の梱包装置は第１の構造として第１図乃至
第５図に示す構造となっており、以下説明する。

梱包装置は、換気扇（１）を保持する緩衝体（社）と、
緩衝体Ｉを収納する外箱図とを有する。緩衝体圓と外箱
（社）は段ポール紙を折曲・接合して形成する。

外箱■は第３図に示す展開図の構造となり、Ａ式ケース
と称される。外箱図は外箱＠の開口を閉ざす内フラツプ
（至）と外フラップ圓の大きさを最小限の大きさとした
もので、外フラツプα台を閉ざし突き合わすことで、外
箱＠の開口を閉ざし、内フラツプαＪの大きさを外フラ
ップα勾と同一として略長方形の１枚の段ボール紙より
無駄なく形成できる。

緩衝体圓は１枚の段ボール紙の中央にＨ状切込み（２）
を形成して、側面保持部（至）を観音開き状に開いて換
気扇本体（２）を挿入嵌合する開口αηを形成し、開口
αηの周囲に環状枠部Ｑｌを形成している。環状枠部側
の外形寸法は外箱■内面に嵌合する寸法となる。側面保
持部αｅは本体２の長さより大きく、本体（２１に沿っ
て配設して下縁が外箱−内面に当接する。換気扇本体（
２）は開口αηに嵌合することで環状枠部α引こ沿う方
向への移動を阻止され、鍔部（６）が環状枠部側へ載置
されることで開口（１９へのより以上の挿入が阻止され
、側面保持部αＱにて外箱■に本体（２）が当接しない
。

環状枠部αＱの対向する外側縁には外箱（２）内面に沿
って配設され、鍔部（６］の厚みに合わせた高さの間隔
片α優を形成している。間隔片器より折曲退役すること
で、前カバー体（３）に被さるカバー部固を形成してい
る。カバー部■には凸部（４）の外周側に略合致する曲
率の円弧状切込み（社）を形成し、切込み（社）より半
円板状切込み形成片■を引き起こしている。カバー部■
は前カバー体（３）に被さり、第５図に示す如く切込み
圓が凸部（４）に嵌合することで前カバー体（３）に対
するカバー部■の移動が阻止され、切込み（社）より引
き起こされた形成片（支）は第１．２．５図の如く折り
たたまれて凸部（４）に被さり、形成片■は第２図に示
す如く凸部（４）と外箱にとの間に介在されることにな
る。折りたたまれた形成片器にて、凸部（４）より突出
するスピンナ（５）の収納空間が形成される。

緩衝体圓にて保持された換気扇（１）を外箱＠に収納す
ると第２図に示す如くなり、換気扇（１）は本体（２）
の開口αηによる保持とカバー部■の切込み■による凸
部（４）の保持とにて外箱■内に安定に緩衝効果よく収
納される。強度の弱い前カバー体（３）は形成片器にて
外箱（２）に加えられた外力が吸収されて緩衝力が向上
し、破損事故が減少する。

第６図乃至第８図に基づき第２の構造について説明する
。なお、前述の第１の構造とはその基本構成は同＝であ
るため、同一符号を各図面に付し各部の詳細な説明は第
１の構造の説明を援用し、違う部分の構造について説明
する。

緩衝体（１））の形成片（支）は折りたたまず、引き起
こしたまま切込み（社）に嵌合する部分の凸部（４）に
被せる。外箱＠の内フラップ日の端部を折り曲げて緩衝
片■を形成し、緩衝片のを形成片■に重ねるように内フ
ラツプ（至）を閉ざす。外箱（２）はＡ式ケースを用い
ているが、内フラツプ（２）を−度折曲することは外箱
回の機能を低下することなく行なえる。

前述の同構造において、形成片■を折りたたんだ場合は
元に戻ろうとするし、内フラツプαＪを折り曲げた場合
も元に戻ろうとする力が発生することから、外箱＠を開
梱するｌζついては、内フラツプ側が外側に押し出され
、開梱しやすくなる。

（ト）発明の効果 本発明は、カバー部の切込みを凸部に嵌合させたことで
、換気扇の緩衝体による保持が開口と切込みの２箇所で
行なえ、衝撃吸収は向上し、切込み形成片を緩衝部とス
ペーサとして兼用して梱包材数の低減が図られる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明を示し、第１図乃至第５図は第１の構造で、
第１図は緩衝体の斜視図、第２図は梱包状態の断面図、
第３図は外箱の展開図、第４図は緩衝体の展開図、第５
図は要部斜視図、第６図乃至第８図は第２の構造で、第
６図は断面図、第７図は緩衝体の斜視図、第８図は同展
開図である。 （１）・・・換気扇、（２）・・・本体、（３）・・・
前カバー体、（４）・・・凸部、（５）・・・スピンナ
、αＤ・・・緩衝体、■・・・外箱、αＱ・・・側面保
持部、０η・・・開口、α訓・・環状枠部、弱・・・間
隔片、■・・・カバー部、（社）・・・切込み、■・・
・形成片。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）前面に凸部を有する換気扇を緩衝体にて保持せし
   めて外箱に収納するものに於て、緩衝体を１枚の段ボー
   ル紙を折曲切断して形成し、緩衝体は換気扇本体が嵌合
   する開口を有し、換気扇鍔部下面および外箱内面に当接
   する環状枠部と、枠部の内縁より垂下してその下縁が外
   箱に当接する側面保持部と、枠部の対向する外縁より鍔
   部の厚みに合わせた高さの間隔片を介して鍔部の前面に
   被さり、凸部が嵌合する切込みと凸部に被さる切込み形
   成片とを形成したカバー部とを形成したことを特徴とす
   る換気扇の梱包装置。