JPH01182200A - 宇宙用機器の地上試験装置 - Google Patents

宇宙用機器の地上試験装置

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JPH01182200A
JPH01182200A JP703688A JP703688A JPH01182200A JP H01182200 A JPH01182200 A JP H01182200A JP 703688 A JP703688 A JP 703688A JP 703688 A JP703688 A JP 703688A JP H01182200 A JPH01182200 A JP H01182200A
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JP
Japan
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space equipment
strain
antenna
deployment
development
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Pending
Application number
JP703688A
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English (en)
Inventor
Hideki Nukada
秀記 額田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH01182200A publication Critical patent/JPH01182200A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば宇宙用機器の地上試験装置に関する
(従来の技術) 従来の宇宙用機器として例えば第5図に示すような展開
アンテナ101の地上試験装置を例えば第6図及び第7
図に示す、同図において、アンテナ101は周方向に配
設された複数のアンテナへタル103を備えている。ア
ンテナへタル103はそれぞれ展開軸105を中心とし
て回動し、アンテナ101が収納状態および使用状態に
展開する構成となっている。ここで、第5図におけるア
ンテナ101は使用状態におけるパラボリックな形状に
固定されている。
このようなアンテナ101の宇宙における無重力状態を
再現するために地上における展開試験においては、何ら
かの重力に対する補償を施す必要がある。そこで、アン
チナベタル103の回動端に吊り紐107の一端を連結
し、この吊り紐107を固定された定滑車109に掛け
て他端に吊り紐107に加えられるアンテナへタル10
3の重力と等価重量を持つカウンタウェイト111が連
結されている。従って、アンチナベタル103は自重と
等価な張力を有する吊り紐107に吊り下げられている
即ち、11!皿がml gのアンチナベタル103を支
持することにより、展開軸105にはmlgLlなるモ
ーメントが働いている。ここで、Llは展開軸105と
アンチナベタル103の重心位置Cまでの距離を示して
いる。そして、カウンタウェイト111の重量m2 g
により吊り紐107にm2gL2なる逆方向のモーメン
トが加えられて−いる。ここで、Llは展開軸105か
らアンチナベタル103の回動端までの距離である。そ
して、ml gLl =m2 gL2となるようにカウ
ントウェイト111の重量m2 gを設定することによ
り、アンチナベタル103の重力によるモーメントが展
開動作に及ぼす影響をキャンセルすることができる。
しかしながら、このような従来の装置にあっては、定滑
車109の位置が固定されているため、アンテナ101
の展開動作に伴い第8図のように吊り紐107が定滑車
109とアンチナベタル103の回動端との間で垂直方
向からずれが生じる。
このため、カウンタウェイト111の重量m2 gと吊
り紐107の張力とが異って正確な重力補償が行えず宇
宙用機器の地上試験に限界があった。
また、定滑車109が固定されていると、吊り紐107
によりアンテナへタル103を吊り下げる位置が制約さ
れていた。即ち、例えば凹曲面上のアンチナベタル10
3の展開方向に対する中間部を吊り紐107により吊り
下げた場合、アンテナへタル103の収納状態側への展
開動作に件ない吊り紐107がアンチナベタル103の
回動端と干渉して展開動作に支障を来たす恐れがある。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように従来の装置では、吊り紐が宇宙用機器の重
力方向からずれて重力補償が正確になされず宇宙用機器
の地上試験に限界があるとともに、展開動作に影響を及
ぼす恐れがある。
この発明は、上記問題に着目してなされたもので、展開
動作に影響を与えることなく、より正確な重力補償をす
ることができる宇宙用機器の地上試験装置の提供を目的
とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、上記課題に着目してなされたもので、収納
状態及び使用状態に展開自在な宇宙用機器を吊り下げる
吊り紐と、この吊り紐に加えられる前記宇宙用機器の重
量による垂直方向の張力を補償するための補償手段とを
備えた宇宙用機器の地上試験装置であって、前記補償手
段を前記宇宙用機器の展開方向に対して移動自在に構成
し、この補償手段を移動させる駆動手段と、前記宇宙用
機器の展開動作により吊り紐に加えられる展開方向への
張力の分力を検出する検出手段と、この検出手段の検出
に基づいて前記吊り紐が展開方向に対して垂直になるよ
う前記駆動手段の駆動を制御する制御手段とを備えたこ
とを特徴とする宇宙用機器の地上試験装置を備える構成
とした。
(作用) 上記構成において、宇宙用機器が展開されると検出手段
が吊り紐に加えられる展開方向への張力の分力を検出し
、制御手段がこの分力に基づいて補償手段を移動させ宇
宙用機器を吊り下げる吊り紐が宇宙用機器の展開動作に
追従して垂直状態を保持する。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図乃至第4図は、この発明の一実施例に係わる宇宙
用機器の地上試験装置を示している。
まず、構成を説明すると、宇宙用機器として展開型のア
ンテナ1は、周方向に配設された複数のアンテナへタル
3を備えている。アンチナベタル3は展開用モータ5に
連結された展開軸7を中心として回動自在となっており
、アンテナ1が収納状態及び使用状態に展開自在となっ
ている。そして、アンテナ1は使用状態においてパラポ
リツクな形状に固定され、凹曲面9が形成される。
アンテナ1に形成される凹曲面9の上方には、各アンテ
ナへタル3の展開方向に沿って略水平な一対のレール1
1が延設されている。このようなレール11上には補償
手段を構成するキャリア13がアンテナ位置の展開方向
に対して移動自在に設けられている。即ち、キャリア1
3にはコロ15が設けられ、コロ15はレール11に係
合している。コロ15は例えば第4図に示すモータ(駆
動手段)17により駆動され、これによりキャリア13
がレール11上をアンテナ1の展開方向に移動する。
キャリア13の下部には、アンテナへタル3の重力補償
を行うためのワイヤ支持片19が薄肉部21.22を介
して設けられている。ワイヤ支持片19には定滑車23
.23が回転自在に設けられている。定滑車23.23
はアンテナ1の展開方向に対して離れた位置に配置され
ている。
定滑車23.23には吊り紐としてワイヤ25が掛けら
れている。ワイヤ25の一端はアンチナベタル3の回動
端にフック27を介して連結され、ワイヤ25の他端に
はフック29を介して補償手段を構成するカウンタウェ
イト31が連結されている。カウンタウェイト31の重
量は、従来例と同様に展開軸7におけるアンテナへタル
3のモーメントと吊り合う大きさとなっている。そして
、ワイヤ25はアンテナへタル3が吊り下げられた側と
カウンタウェイト31が吊り下げられた側とで垂直にな
っている。
薄肉部21.22はアンテナ1の展開方向に対して薄肉
となっており、同方向に対して離れた位置に垂直な面を
有して配置されている。そして、薄肉部21.22には
薄肉部21.22の歪を検出する検出手段として一般的
な第1乃至第4の歪ゲージ33.35.37.39が設
けられている。
第1乃至第4の歪ゲージ33.35,37.39は、例
えば薄肉部21.22のカウンタウェイト31側から順
に配置されている。
このような第1乃至第4の歪ゲージ33.35゜37.
39は、ブリッジ回路41を構成している。
即ち、電源43のプラス側には第2及び第3の歪ゲージ
35.37の一端が接続され、第2の歪ゲージ35の他
端には第1の歪ゲージ33の一端が接続される一方、第
3の歪ゲージ37の他端には第4の歪ゲージ39の一端
が接続されている。また、第1及び第4の歪ゲージ33
.39の他端は電源43のマイナス側に接続されている
。そして、第1及び第2の歪ゲージ33.35の接続点
と第3及び第4の歪ゲージ37.39の接続点とは、そ
れぞれ演算部(制御手段)45の入力ボートに接続され
ている。
演算部45は両接続点の電位差e6を演算することによ
り、キャリア13に対するワイヤ支持片19の歪量及び
歪方向を検出してワイヤ25に加えられるアンテナ1の
展開方向への張力の分力を演算することができる。演算
部45の出力ボートはモータドライバ47を介してモー
タ17に接続されている。そして、演算部45により演
算されたワイヤ25の展開方向への分力に基づいてモー
タ17が駆動され、キャリア13がレール11上を移動
する。
次に作用を説明する。
上記構成において、展開用モータ5を駆動することによ
りアンテナへタル3が展開動作を開始すると、アンチナ
ベタル3の回動端に連結されたワイヤ25が垂直方向よ
り所定角度をもってずれワイヤ支持片19を介して剪断
力により薄肉部21゜22に微少型が生じる。
そして、第1乃至第4の歪ゲージ33.35゜37.3
9がこの薄肉部21.22の微少型を検出し、その歪量
及び歪方向に応じてモータ17を駆動して、キャリア1
3を薄肉部21.22の歪方向へ歪量に応じて移動させ
る。
これにより、アンテナへタル3の展開動作に追従してワ
イヤ25を展開方向に対して垂直になるようキャリア1
3を移動させることができる。従って、カウンタウェイ
ト31によるアンテナへタル3の重力補償をより正確に
行うことができる。
また、アンテナへタル3の展開動作に伴ないキャリア1
3が移動するため、アンチナベタル3の展開方向に対す
る中間部をワイヤ25により吊り下げても展開動作中に
ワイヤ25がアンチナベタル3の回動端と干渉するのを
抑え展開動作に与える影響を抑えることができる。
尚、この発明は上記実施例のものに限定されず、他の要
旨を逸脱しない範囲内においても同様に適用することが
できる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、宇宙用機器の
重力による垂直方向の張力を補償する補償手段を展開方
向に対して移動自在に構成し、この展開方向への張力の
分力を検出して補償手段を移動させる構成とした。この
ため、展開動作に影響を与えず地上におけるより正確な
重力補償を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係わる宇宙用機器の地上
試験装置の要部を示す概略的な斯面図、第2図は第1図
の斜視図、第3図は第2図の全体的な斜視図、第4図は
第1図の電気的な構成を示す図、第5図は従来例に係る
宇宙用機器として展開アンテナを示す図、第6図は第5
図の地上試験装置の斜視図、第7図は第6図の作用説明
図、第8図は第7図の問題点を示す図である。 1・・・アンテナ(宇宙用機器) 13・・・キャリア(補償手段) 17・・・モータ(駆動手段) 25・・・ワイヤ(吊り紐) 31・・・カウンタウェイト(補償手¥1)45・・・
演算部(制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)収納状態及び使用状態に展開自在な宇宙用機器を
    吊り下げる吊り紐と、この吊り紐に加えられる前記宇宙
    用機器の重量による垂直方向の張力を補償するための補
    償手段とを備えた宇宙用機器の地上試験装置であって、
    前記補償手段を前記宇宙用機器の展開方向に対して移動
    自在に構成し、この補償手段を移動させる駆動手段と、
    前記宇宙用機器の展開動作により吊り紐に加えられる展
    開方向への張力の分力を検出する検出手段と、この検出
    手段の検出に基づいて前記吊り紐が展開方向に対して垂
    直になるよう前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする宇宙用機器の地上試験装置。
  2. (2)前記検出手段は、前記補償手段に形成された前記
    展開方向の薄肉部に設けられた歪ゲージであることを特
    徴とする請求項1記載の宇宙用機器の地上試験装置。
  3. (3)前記吊り紐は、前記宇宙用機器の展開方向に対す
    る中間部に連結されていることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の宇宙用機器の地上試験装置。
JP703688A 1988-01-18 1988-01-18 宇宙用機器の地上試験装置 Pending JPH01182200A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02106500A (ja) * 1988-10-14 1990-04-18 Natl Space Dev Agency Japan<Nasda> アンテナ地上展開試験装置
JPH02106499A (ja) * 1988-10-14 1990-04-18 Natl Space Dev Agency Japan<Nasda> アンテナ地上展開試験装置
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CN104590593A (zh) * 2015-01-16 2015-05-06 西北工业大学 航天器地面微重力实验中心引力标定方法

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