JPH01181624A - 樹脂材料の気力輪送方法及び装置 - Google Patents

樹脂材料の気力輪送方法及び装置

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JPH01181624A
JPH01181624A JP14029887A JP14029887A JPH01181624A JP H01181624 A JPH01181624 A JP H01181624A JP 14029887 A JP14029887 A JP 14029887A JP 14029887 A JP14029887 A JP 14029887A JP H01181624 A JPH01181624 A JP H01181624A
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治 松井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、デジタルオーディオデスクやレンズなどの高
い品質の要求される樹脂成形品の製造に好適に使用され
る樹脂材料の輸送方法及びその装置に関する。
(冑景技術〕 レンズやデジタルオーディオディスクなどの成形品は、
他の樹脂成形品とは異なり、問い品質が要求されるため
、樹脂材料を成形機ホッパーに輸送する時に異物混入の
ないこと、及び乾燥させた樹脂材料が輸送管路の途中で
再度吸湿しないことなどの厳しい条件が必要とされてい
る。
従来のシステムでは、材料供給ステーションより供給さ
れた樹脂材料を除湿乾燥ステージジンにおいて所定の水
分率に乾燥させた後、材料処理ステーションに設けた成
形機ホッパーに供給するようにしているが、樹脂材料の
輸送途中における再吸湿を防止するため、樹脂材料は成
形機の処理量  。
に見合わせて成形機ホッパーにバッチ方式により輸送す
る工夫がなされている。しかし、システム内の処理ステ
ーション間の材料移送は、制御弁を開閉して制御してい
るため、弁の摺動部に材料が噛み込むことが多く、異物
混入の問題は十分に解決されていないのが現状である。
また、従来のシステムでは、材料を空気輸送する場合に
、輸送効率を向上させるため、輸送管路内に送り出す空
気の風量を太き(しているが、このために輸送管路の摩
耗が激しくなり、耐久面でも劣るものであった。
〔発明の目的〕
本発明は、畝上の事情に鑑みてなされたもので輸送効率
が良い上に異物の混入がな(、配管などの摩耗が少ない
ために耐久性にも優れた気力輸送方法と、この方法を簡
易な構成で効率的かつ安価に実施できる気力輸送装置を
提供することを目的としている。
〔発明の構成〕゛ 上記目的を達成するため提案される本発明方法は、材料
供給ステーションより供給された樹脂材料を、除湿乾燥
ステージ式ンにおいて除湿乾燥した後、材料輸送管路を
介して複数の成形機ホッパーを設けた材料処理ステーシ
ョンに気力輸送する方法の改良であって、特に上記除湿
乾燥ステーションで除湿乾燥された材料を、輸送タンク
と連結された管路の途中に設けたガス噴射ノズルを駆動
して、輸送タンク内に強制移送することにより該□輸送
タンク内に一旦収容し、その後輸送タンクを密閉保持し
た状態にして、この輸送タンク内に収容された材料を、
上記複数の成形機ホッパーのうち材料補給13号を発信
した成形機ホッパーに対して順次バッチ圧送する一方、
上記材料補給信号を発信した成形機ホッパーを含む稼働
中の成形機ホッパーに対しては、それぞれのホッパー内
に設けたヒータを加熱すると同時に、上記材料輸送管と
は異なる別の送気管路を介してホッパー内の材料に乾燥
された加圧ガスを送給することを特徴とする。
また、同時に提案される本発明システムは、所定量の樹
脂材料を収容する材料受入れタンクを有した材料供給ス
テーションと、この材料供給ステーションより樹脂材料
を受入れて除湿乾燥させる除湿乾燥装置を有した除湿乾
燥ステーションと、この除湿乾燥ステーションの除湿乾
燥装置に収容された材料を逐次受は入れて密閉収容する
輸送タンクと、この輸送タンクに材料輸送管路を介して
分岐接続された複数の成形機ホッパーとを備えた樹脂材
料の気力輸送装置であって、特に上記除湿乾燥装置と上
記輸送タンクとを接続する連結管には、加圧ガスを噴射
して材料を強制移送させるガス噴射ノズルが設けられ、
かつ上記成形機ホッパーの各々は、上記材料輸送管路と
は異なる送気管路を介して気力源に接続されるとともに
そのホフバー内部にヒータを有し、上記気力源より送給
された乾燥された加圧ガスを導入してホッパー内を循環
させる予熱装置を備えた構成にしたことを特徴とする構
成にしたことを特徴とする。
〔発明の効果〕
このような本発明では、在来のシステムに比べて、次の
ような利点がある。
(1)圧送輸送方式を採用しているため、吸引輸送方式
のように外部からの異物を吸い込むことがな(、輸送途
中における異物混入の問題が解消される。
(2)システム内の各処理ステーション間の材料輸送は
、制御弁の開閉を直接行う方法ではなく、各ステーショ
ン間を接続する連結管の途中に、ガス噴射ノズルを設け
、このノズルから加圧ガスを噴射して、材f4を強制移
送しているので、材料移送の流れを制御弁により遮断す
る従来のシステムのような、制御弁の動作時における材
料の噛み込みが確実に防止される。
(3)除湿乾燥後に成形機ホッパーに輸送される材料は
、1バッチ輸送車位毎に輸送タンク内に一旦収容され、
この輸送タンクを密閉した後、各成形機ホッパーに移送
するので材料の混入比を大きくできる。このため、低い
輸送スピードで高い輸送効率を得ることができ、輸送ス
ピードの低下により配管の摩耗も防止でき耐久性も改善
される。
また、材料供給管路も内径の小さいものが使用できるの
で、配管も小さくでき、システムも小型にして安価に構
成できる。
(4)成形機ホッパーは、ヒータを内蔵した直接加熱方
式であり、稼働時にはヒータが加熱されると同時に、気
力源からは材料輸送管路とは異なる別の送気管路を介し
て乾燥された加圧ガスが送給されるので材料の再吸湿が
未然に防止できる。また、このようにして成形機ホッパ
ー内に送給される加圧ガスは、輸送媒体とは異なり僅か
な風量(微圧)で十分なため気力源の負担も小さ(でき
る。
さらに、このような方法で、成形機ホッパー内の材料の
再吸湿が防止できるため、成形機ホッパーにはブロアー
を設ける必要がなく、構造もシンプルにできる。
(5)除湿乾燥された後の材料は、輸送タンク内に一旦
収容された後、輸送タンクを密閉保持して各成形機ホッ
パーに低速で圧送されるために、輸送のための風量は従
来のブロアー式に比べて僅かで良い。このため、気力源
としては、小容量のコンプレッサーでよ(、低露点の加
圧エアーを容易に生成できる。
〔実施例〕
以下に、添付図を参照して本発明の一実施例を説明する
第1図は、本発明システムの概略構成図を示している。
システムは、材料供給ステーションA1材料貯蔵ステー
ションB、除湿乾燥ステーションC1材料処理ステーシ
ョンDより形成されている。
lはコンプレッサーで構成された空気源、2は材料供給
ステーションAを構成する材料受入れタンク、3は材料
受入れタンク2内に収容された材料を一時的に収容する
材料貯蔵ステーションBを構成する貯蔵サイロであり、
受入れタンク2から供給された材料を一時的に貯蔵する
。4はルーツブロアーであり、受入れタンク2に収容さ
れた樹脂材料を貯蔵サイロ3に圧送する空気源となる。
材料受入れタンク2には、フレキシブルコンテナ20内
の樹脂材料が収容され、このコンテナ20内の樹脂材料
が受入れタンク2内に収容されると、ルーツブロアー4
が駆動され、材料輸送管21を介してタンク2内の樹脂
材料が貯蔵サイロ3内に圧送される。
貯蔵サイロ3は、受入れタンク2よりも大容量(通常は
数倍程度)のホッパー31を有しており、受は入れタン
ク2より圧送されて来る材料を一時的に貯蔵し、材料の
受入れタンク2内への顯繁な投入作業をなくすためシス
テムの規模に応じて付設される。このホンパー31の側
壁には、後述するような構造の2個のサンプリング筒3
2.32が設けられており、材料の検査時にはこのサン
プリング筒32.32のいずれかよりサイロ3内に収容
された材料の一部を放出させ採取できるようになってい
る。
この貯蔵サイロ3内に収容された材料は、後述するよう
な構造のガス噴射ノズル5を駆動することにより耐圧構
造とされた補助ホンパー6内に圧送される。この圧送は
バルブ7が先ず開かれてから噴射ノズル5が駆動されて
、サイロ3からホッパー6内に材料が移送される。ホン
パー6内の材料が所定量に達すると、噴射ノズル5の駆
動はホンパー6のレベル計61がOFFとなることによ
って停止され、材料移送の完了後はバルブ7が閉じられ
密閉される。
空気源であるコンプレッサー1は、補助ホンパー6内の
材料を除湿乾燥装置8に移送するときに駆動され、コン
プレッサー1が駆動されると、ガス供給管23を介して
材料輸送管22に加圧ガスが供給され、この時補助ホッ
パー6内の材料は、材料輸送管22内を比較的高い濃度
(jH人比が大きい)で、かつ低速度で除湿乾燥装置8
に圧送され、除湿乾燥装置8のホンパー81内に収容さ
れる。
材料が除湿乾燥ステーションC1つまり除湿乾燥装置8
内に収容されると、送風装置9が作動されて除湿乾燥装
置8のホッパー81内には除湿された熱風が循環送給さ
れる。樹脂材料は、この熱風を所定時間受けて所定の水
分率に乾燥され、乾燥された材料は次いで輸送タンク1
0に送給される。輸送タンク10への材料移送も、中間
に介在させたガス噴射ノズル5をバルブ7と連動的に駆
動して上記した補助ホンパー6への移送と同様にして行
われる。
輸送タンク10内に収容された材料は、材料処理ステー
ションCに送給され、材料輸送管24に分岐接続された
複数の成形機ホンパー13内に選択的に供給される。回
倒では、このために材料輸送管24には、各成形機ホッ
パー13に対応した三方向切替弁12・・・を設けてお
り、成形機ホッパー13・・・のうちレベル計が材料レ
ベルの下限を検知し材料補給信号を発信したものがある
と、このホンパー13・・・に対応した切替弁12が開
かれて材料の供給を許容する。
本発明では、この切替弁12の開動作が完了した時に初
めて、輸送タンク10内の材料が材料輸送管24内に圧
送され、その圧送が完了したく例えば1バツチ輸送の完
了〉時に、開いていた切替弁12が閉じられるので、切
替弁12の開閉動作による材料の噛み込みは防止される
成形機のホッパー13内の材料が上限レヘルに達すると
、輸送タンク10からの材料供給も停止され、供給が完
了した時点で切替弁12は閉じられる。
かくして、フレキシブルコンテナー20内の材料は、受
入れタンク2−貯蔵サイロ3−補助ホツバ−6を介して
除湿乾燥装置8で乾燥された後、輸送タンクlO内に収
容され、その後輸送タンク10より材料輸送管24を介
して材料補給信号を発信した成形機ホッパー13にバッ
チ方式による選択的供給がなされる。
次いで、本発明装置の各処理部の構成を説明する。
第2図は、貯蔵ステーションBを示している。
貯蔵サイロ3は、材料受入れタンク2より大容量のホン
パー31を有しており、このホンパー31の側壁には材
料を採取するためのサンプリング筒32.32を設けて
いる。材料受入れホンパー2より送られた材料は、ホッ
パー31の上部に設けた材料導入管31aよりホッパ−
31内部に投入され、この時材料と一緒に送られて来る
加圧ガスは、材料導入管31aと対向してホッパー31
の上部に設けた排気管31bより放出される。
ホッパー31には材料レヘルを検出するため2つのレベ
ル計33.33を有しており、それぞれが材料の上限、
下限を検出する。材料レヘルが上限になると受入れタン
ク2からの材料の供給は停止され、材料レヘルが下限と
なると材料供給が開始される。
貯蔵サイロ3の下方には、サイロのホンパー31内の材
料を落下放出するための排出バルブ34が設けられてお
り、連結管35を介して補助ホッパー6が接続されてい
る。そして、この補助ホンパー6の上部には、メタルタ
ッチのボールバルブ36を設けており、上記した連結管
35の途中には、後述する構造の加圧ガス噴射ノズル5
が設けられている。
補助ホッパー6は、それ自体が耐圧構造となっており、
その上部に設けたボールパルプ36を閉じると、密閉さ
れてホッパ−31内部は気密に保たれる。
このような構造の補助ホッパー6の下部は、その一方が
加圧ガス供給管23を介して気力源1に接続されており
、他方は材料輸送管24に接続されている。なお、23
aは、圧送効率を良くするため、補助タンク6内の材料
を圧送する時に、気力alより送給されて来る加圧ガス
をホッパーの上部に導入する分岐管であり、37は加圧
ガス噴射ノズル5の排気(材料を移送した後の加圧ガス
)を排気管31bに導入するための連結管を示している
第2a図は、貯蔵サイロの側壁に設けたサンプリング筒
を示している。
このサンプリング筒32は、ガスパージ機構を有してお
り、このガスパージ機構はホンパー31の側壁より所定
の傾度θをもって立ち上がらせた延出部32aの途中に
、ガス噴射ノズル30を設けて構成されている。このガ
ス噴射ノズル30は、内筒管301と外筒管302とを
同心状に組合わせて形成した2重構造体となっており、
内筒301は、一端に鍔部301aを設け、他端の外周
縁に先細状のテーバ部301bを設けて形成されている
。他方の外筒管302は、内筒管301を収容したとき
に、内筒管301の外周縁に形成された先細テーパ部3
01bとの間で環状のオリフィス部30aを形成する内
腔を形成した拡径開口部302aを一端に有した構造と
なっている。そして、このような2重構造体は、図に示
したように、内筒管301の鍔部301aが外筒管30
2の拡径開口部302aの内腔の下端に形成した凹所3
02bに嵌入されるようにして内筒管301を外筒管3
02の拡径開口部302aに収容し、更に延出部32a
のフランジ32bとの間にパツキン材303を介在させ
てから、接続部にクランプバンド304などを緊締させ
て接続する。なお、環状空隙30bに通じた突出枝管3
0cは、加圧ガスの導入管である。
このようなサンプリング筒32のガス噴射ノズル30の
上方には、U字状のエルボ33を設けて頂部を形成して
おり、この頂部を形成したU字状のエルボ33のガス噴
射ノズル30の反対側には、操作ハンドル34aの回動
操作により排出口38aを開閉できるバルブ34を設け
た直管38を垂下接続している。このような構造をなす
ガスパージ機構を有したサンプリング筒32では、材料
の採取時にはバルブ34を開き、ガス噴射ノズル30を
駆動して加圧ガスを噴射させれば、ホンパー31内に貯
溜されていた材料は、この時のガス噴射圧により筒32
の延出部32aを上昇して頂部に達した後に、直管38
内を落下して排出口38aより放出される。そして、排
出口38aより放出された材料が必要なWだけ採取され
た時点で、ガス噴射ノズル30からの加圧ガスの噴射を
停止させると、延出部32aの立ち上がり角度θが材料
の残留を生じない安息角を考慮した角度に設定している
ので、サンプリング筒32内の材料は自らの自重により
ホッパ−31内部に戻ろうとし、ホッパー31内の材料
レベルがサンプリング筒32の開口32C位置より低下
したときには、自重によりホッパー31内に落下して材
料がサンプリング筒32内に残留することが防止される
第3図、第3a図は、材料の除湿乾燥ステーションCを
示したものである。
除湿乾燥装置8は、縦長のホッパー81の内部に材料を
乾燥させるために熱風を吹き出すデフユーザ83を設け
ている。ホッパー81の外部には、ヒータ86と除湿材
を内蔵した乾燥フィルター85を付設しており、ヒータ
86のエアー導入口86aより導入したエアーをヒータ
86により加熱し、乾燥フィルター85を介して除湿し
た後は、連結管84を介してホンパー81内に導入し、
デフユーザ83より乾燥された熱風を吹き出して、ホッ
パー81内に収容された材料を乾燥させる構造となつて
おり、材料を乾燥した熱風は、ホンパー81の上部に設
けた排気管88より放出され、送風装置(第1図におい
て9で示す)に送られ、ここで濾過されたエアーは再び
ヒータ86のエアー導入口86aより導入されて、循環
する。このような構造の除湿乾燥装置のホンパー81の
下方には、連結管35を介して輸送ホンパー10が接続
されている。なお、81aはホッパ−81内部の状態を
視認するために設けた開閉可能な構造とされた透視窓で
ある。
この輸送タンクlOは、上記した補助ホンパー6と同じ
構造となっており、所定容量の耐圧構造容器本体10a
の上部にメタルタッチのボールバルブ16を設け、除湿
乾燥装置80ホンパー81に接続された連結管35には
ガス噴射ノズル5を設けている。なお、11は輸送タン
ク10の材料レベルを検知するレベル計を示しており、
89はガス噴射ノズル5より噴射されたガスを放出する
排気口を示し、この排気口89は排気管(不図示)に接
続される。
この輸送タンク10の各部のうち、容器本体lOaを除
(補助ホッパー6と対応した部分には、lO番代の同一
符号を付して説明を省略する。
輸送タンク10の下方には、T字状の分岐管lObを設
けており、その一方はガス圧供給管26を介して気力r
A1に接続され、他方はレジューサ27を介して材料輸
送管24に接続されて成形機ホッパー13・・・と連結
されている。
第4図は、材料処理ステーションDに設けた成形機ホッ
パーの構造を示している。
図に示したように、成形機ホッパー13は、ホッパー本
体13aの中央上部より非通気性の保護筒14aを垂下
させ、この保護筒14aの内部に電熱&?! 14 b
を設けた予熱装置14を有している。
気力源lより送気管路25を介して送給された加圧ガス
は、レギュレータ13bにより風圧が調節された後、ホ
ッパー本体13aの上部に設けた導入口13Cより保護
LJ 14 a内に導入され、保護筒14a内で加熱さ
れた後、保護筒14aの下側に設けた開口部14cより
放出される。
この開口部14cには、加圧ガスに混入したゴミを除去
するための焼結フィルター16が設けられている。なお
、13dはヒータの加熱温度などを調節する制御3m盤
である。
また、材料輸送管24より加圧ガスとともに圧送されて
来る材料は、拡大配管17により減速され、ホッパー本
体13aの上部側壁に設けた材料導入口18より内部に
投入され、他方材料移送後の加圧ガスは排気口19より
外部に放出される。
このような構造の成形機ホンパー13は、ブロアーなど
の送風装置を設けておらず、予熱装置14により気力源
1より圧送されて来る乾燥された加圧エアーを内部に導
入して材料に熱風を与える構造なので、構造もシンプル
で安価に構成できる。
本発明の第一の実施例では、材料移送に多量のガスを要
する材料供給ステーションAから材料貯蔵ステーション
Bへの圧送供給の気力源としてルーツブロアー4を使用
しており、貯蔵ステーションBから除湿乾燥ステーショ
ンCへの圧送供給の気力源としてコンプレッサーエアー
をしているが、本発明はこのようなものに限定されず、
後述するように、両者の圧送にコンプレ7サーエアーを
使用しても良く、コンプレッサーエアーを使用する場合
には、乾燥エアーが容易に得られるために、移送時にお
ける再吸湿の問題をより一層効果的に防止できる。
また、本発明における気力源としては、加圧エアー以外
にも不活性ガスを使用でき、特に輸送媒体に不活性ガス
を用いて、システム内を閉ループ循環させる構成にした
場合には材料の移送時の酸化も効果的に防止でき、より
いっそう品質の畜い形成品が得られることはいうまでも
ない。
第5図は、各処理ステーション間に材料を移送する場合
に、好適に使用されるガス噴射ノズル5の構造を示した
もので、バルブの開閉制御時の材料の噛み込みを防止す
るために使用される。その基本的な構造は、第5図に示
したように、2つのホッパー70.80を連結する連結
管路35の途中に、加圧ガスを噴射して材料を強制移送
するノズル50を設けてあり、このノズル50の駆動と
連結管35の下流側に設けたバルブ7の開閉制御を連動
させて材料を移送する。このガス噴射ノズル50は、内
筒管50aと外筒管50bとを同心状に組合わせて形成
した2重構造体となっており、貯蔵サイロ3のサンプリ
ング筒32に設けたガス噴射ノズルと同様な構造になっ
ている。なお、50Cはノズル50を連結管35に固設
するためのクランプハンドである。
このガス噴射ノズルの制御は、前述したように、連結管
35の下流側に設けたホンパー80のバルブ7を開いて
から加圧ガスを噴射し、材料がこの加圧ガスにより下流
側の処理ステーションに設けたホンパー80内に完全に
収容された後に、バルブ7を閉めて移送を完了させる。
この噴射ノズルは、第一の実施例では、貯蔵ステーショ
ンB、除湿乾燥ステーションCに設けられており、材料
移送時にのみ気力源1より導入した加圧ガスを材料輸送
管内に噴射させて材料を強制的に圧送させる+laとし
ている。
第6図は、本発明の第二の実施例を示したものである。
この実施例では、材料を輸送する輸送媒体のすべてにコ
ンプレッサエアーを用いており、材料を材料供給ステー
ションAから除湿乾燥ステーションCに移送させる1次
輸送と、除湿乾燥ステーションCにおいて乾燥された材
料を材料処理ステーションAに移送させる2次輸送のい
ずれの輸送媒体に対してもコンプレッサーエアーによる
乾燥空気を使用しており、各ステーションからの排気を
コンプレッサーに戻す閉ループ循環を構成している。ま
た、この第二の実施例では、貯蔵ステーションBは省略
されているが、他の構成は第一の実施例と同様であるの
で説明は省略する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の第一の実施例を示す系統図、第
2図は材料貯蔵ステーションの構造別図、第2a図は、
貯蔵サイロに設けたガスパージ機構を有した突出筒の構
造説明図、第3図=≠#;井は除湿乾燥ステーションの
構造説明正面図、第31図はその側面図、第4図は成形
機ホッパーの構造説明図、第5図はガス噴射ノズルの構
造説明図、第6図は本発明の第二の実施例を示す系統図
である。 (符号の説明) A・・・材料供給ステーシコン B・・・貯蔵ステーション C・・・除湿乾燥ステーション D・・・材料処理ステーション 1.4・・・気力源 2・・・材料受入れホッパー 3・・・貯蔵サイロ 5・・・ガス噴射ノズル 6・・・補助ホッパー 8・・・除湿乾燥装置 9・・・送風装置 10・・・輸送タンク 21.22・・・材料輸送管路 23・・・加圧ガス供給管路 24・・・材料輸送管路 25・・・送気管路 13・・・成形機ホッパー 14・・・予熱装置 特許出願人   株式会社松井製作所 代 理 人   弁理士 中井宏行 31a ノ 第3a図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)材料供給ステーションより供給された樹脂材料を
    、除湿乾燥ステーションにおいて除湿乾燥した後、材料
    輸送管路を介して複数の成形機ホッパーを設けた材料処
    理ステーションに気力輸送する方法において、 上記除湿乾燥ステーションで除湿乾燥された材料を、輸
    送タンクと連結された管路の途中に設けたガス噴射ノズ
    ルを駆動して、輸送タンク内に強制移送することにより
    該輸送タンク内に一旦収容し、その後輸送タンクを密閉
    保持した状態にして、この輸送タンク内に収容された材
    料を、上記複数の成形機ホッパーのうち材料補給信号を
    発信した成形機ホッパーに対して順次バッチ圧送する一
    方、上記材料補給信号を発信した成形機ホッパーを含む
    稼働中の成形機ホッパーに対しては、それぞれのホッパ
    ー内に設けたヒータを加熱すると同時に、上記材料輸送
    管とは異なる別の送気管路を介して該ホッパー内の材料
    に乾燥された加圧ガスを送給することを特徴とする樹脂
    材料の気力輸送方法。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項記載の輸送方法におい
    て、樹脂材料の輸送媒体としてコンプレッサーにより生
    成された加圧乾燥エアーを使用しており、この加圧乾燥
    エアーをシステム内の管路に閉ループ循環させるように
    した樹脂材料の気力輸送方法。
  3. (3)特許請求の範囲第(1)項記載の輸送方法におい
    て、樹脂材料の輸送媒体として窒素ガスなどの不活性ガ
    スを使用しており、この不活性ガスをシステム内の管路
    に閉ループ循環させるようにした樹脂材料の気力輸送方
    法。
  4. (4)所定量の樹脂材料を収容する材料受入れタンクを
    有した材料供給ステーションと、この材料供給ステーシ
    ョンより樹脂材料を受入れて除湿乾燥させる除湿乾燥装
    置を有した除湿乾燥ステーションと、この除湿乾燥ステ
    ーションの除湿乾燥装置に収容された材料を逐次受け入
    れて密閉収容する輸送タンクと、この輸送タンクに材料
    輸送管路を介して分岐接続された複数の成形機ホッパー
    とを含んだ樹脂材料の気力輸送装置であって、上記除湿
    乾燥装置と上記輸送タンクとを接続する連結管には、加
    圧ガスを噴射して材料を強制移送させるガス噴射ノズル
    が設けられ、かつ上記成形機ホッパーの各々は、上記材
    料輸送管路とは異なる送気管路を介して気力源に接続さ
    れるとともにそのホッパー内部にヒータを有し、上記気
    力源より送給された乾燥された加圧ガスを導入してホッ
    パー内を循環させる予熱装置を備えた構成にしたことを
    特徴とする樹脂材料の気力輸送装置。
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