JPH01181008A - 調理用ガスバーナ - Google Patents

調理用ガスバーナ

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JPH01181008A
JPH01181008A JP622888A JP622888A JPH01181008A JP H01181008 A JPH01181008 A JP H01181008A JP 622888 A JP622888 A JP 622888A JP 622888 A JP622888 A JP 622888A JP H01181008 A JPH01181008 A JP H01181008A
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flame
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cylinder
pilot flame
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば中華料理などを行うガスレンジなど
に好適に用いられるガスバーナに関する。
従来の技術 従来からガスバーナの立消えを防止するために、ガスバ
ーナの炎孔の途中から分岐孔を形成し、袖火を設け、該
袖火によって主炎を加熱し、連続点火していた。
発明が解決すべき課題 上述したような従来技術では、袖火のための分岐孔は主
炎孔を包囲して設けられており、したがって袖火は主炎
の外方に位置する。また分岐孔はよほど大きくないと、
袖火の充分な効果が得られなかったり、また逆に大きす
ぎると逆火しやすくなってしまう、また燃料ガスの分岐
孔からの噴出速度をおとして袖火が吹消えしないように
する必要があった。
本発明の目的は、上述の問題点を解決し、主炎の点火効
率がよく、したがって吹消えすることがなく、かつ熱効
率のよいガスバーナを提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、外筒と、 外筒の内面との間に環状の燃料供給通路を形成すべく外
筒と同心に配置され、その一端部が外筒の一端部を貫通
して、他端部が外筒の他端部よりも軸線方向内方に位置
される内筒と、 内筒の他端部でかつ中央部近傍に種火を形成すべく内筒
の中央部を貫通して配置される種火用燃料供給管と、 外筒の内面との間で前記燃料供給通路に連なるノズル孔
を形成すべく内筒の外面よりも半径方向外方に延びた位
置で、前記外筒と同心の環状片を有し、内筒の前記他端
部に装着されて種火を外囲する種火部材とを含むことを
特徴とするガスバーナである。
作  用 本発明に従えば、外筒の内面と内筒の外面とによって燃
料供給通路が形成される。内筒の一端部は外筒の一端部
を貫通して設けられ、また内筒の他端部は外筒の他端部
の軸線方向内方に位置して設けられる。内筒の他端部に
は種火部材が設けられる。この種火部材に設けられる環
状片と、外筒の内面とによって燃料供給通路に連なるノ
ズル孔が形成される。これによって燃料供給通路および
ノズル孔を流過して、たとえば都市ガスなどの燃料ガス
が外筒および内筒の他端部側から噴出する。
また種火用燃料供給管が内筒の中央部を貫通して配置さ
れ、内筒の他端部で半径方向中央部付近に種火が形成さ
れ、かつ前記種火部材によって種火が外囲される。この
ように種火がノズル孔の半径方向内方に形成され、これ
によって主炎が連続的に前半され、主炎の連続着火が実
現される。したがってガスバーナの吹消えが防止される
実施例 第1図は本発明の一実施例のガスバーナ1の断面図であ
り、第2図はガスバーナ1の一部を切欠いた側面図であ
り、第3図はガスバーナ1の分解斜視図である。第1図
〜第3図を参照して、ガスバーナ1の構成について説明
する。ガスバーナ1は、大略的に外筒2と、内筒3と、
種火部材4と、種火用燃料ガス供給管5とから形成され
る。外筒2の内周面と、内筒3の外周面とによってたと
えば都市ガスなどの燃料ガスが流過する環状の燃料ガス
供給通路6が形成される。また外筒2の内周面と、種火
部材4の外周面とによって環状のノズル孔7が形成され
る0種火用燃料ガス供給管5は、内筒3の中央部を貫通
して配置される。
外筒2は、上筒8と下端9とから成る。上筒8は直円筒
状の筒部10を有する。筒部10の上端部には半径方向
内方に向かってかつ僅かに上方に向かって突出部11が
環状に形成される。筒部10の下端部付近には半径方向
外方に延びる7ランジ12が形成される。フランジ12
には周方向に沿って等間隔をあけて複数の透孔13が設
けられる。上筒8は、上方および下方に向けて開口して
いる。
下端9は、上筒8と同様に直円筒状の筒部14を有する
。筒部14の上端部には、半径方向外方に延びるフラン
ジ15が形成される。フランジ15の半径方向途中には
、上方に向けて環状突起16が設けられる。環状突起1
6の内径は、前記上筒8のフランジ12の外径とほぼ等
しく形成される。フランジ15の環状突起16の半径方
向内方には、周方向に沿って等間隔をあけて複数のねじ
孔17が設けられる。ねじ孔17は、前記上筒8の7ラ
ンジ12に設けられる挿通孔13に対応する位置に設け
られる。フランジ15の環状突起16の半径方向外方に
は、周方向に沿って等間隔をあけて複数の取付孔18が
設けられる。下端9の筒部14の下端部には、半径方向
内方に延びるフランジ19が形成される。フランジ19
には、周方向に沿って等間隔をあけて複数の挿通孔20
が設けられる。下端9の筒部14には、下端9の軸線に
垂直な一直線に平行な軸線を有する直円筒状の接続部2
1が形成される。筒部14の内径は、上筒8の筒部10
の外径とほぼ等しく形成される。
上筒8と下端9とは、上f!J8の筒部10の下端部1
0aが下端9の筒部14の上端部内周面に嵌合し、さら
に下部9のフランジ15の上面に上筒8のフランジ12
の下面が当接して、たとえばねじ22の軸部がフランジ
12に設けられる挿通孔13を挿通し、フランジ15に
形成されるねじ孔17に螺合することによって一体的に
固定される。
内筒3は、大略的に有底円筒状に形成され、円板状の底
部25と、底部25の周縁部から上方に立設される側壁
26とを有する。側壁26の上端部付近には、内筒3の
軸線に垂直な軸線を有するねじ孔27が設けられる。ね
じ孔27にはたとえばボルト28が螺合する。側壁26
の上端部付近には半径方向外方に延びるフランジ29が
形成される。フランジ29には下端9の挿通孔20に対
応する位置に、複数の挿通孔30が形成される。
底部25の中央部には挿通孔31が形成され底部25の
軸線を通る一直線上に軸線に対称な位置に嵌合孔32,
33が形成される。嵌合孔32,33の周縁部から下方
に向けてボス34.35が設けられる。ボス34.35
には、その軸線に垂直な軸線を有するねじ孔36.37
が設けられ、たとえばボルト38.39が螺合する。嵌
合孔32゜33には、それぞれフレームロッド40、点
火プラグ41の一端が挿入され、ボルト38.39を締
結することによってその仮説が防止される。また底部2
5には、ねじ孔42が設けられ、ニップル43が螺合さ
れる。内筒3は、下端9に挿入され、内筒3のフランジ
29の下面が下端9のフランジ19の上面に当接し、た
とえばボルト44の軸部が内筒3のフランジ29に設け
られる挿通孔30と、下端9のフランジ19に設けられ
る挿通孔20とを挿通し、たとえば蝶ナツト45に螺合
することによって固定される。このとき内筒3の上端部
は、外筒2の軸線方向内方に位置する。このように外筒
2と、内筒3とが一体的に固定され、これによって外F
J2の内周面と内筒3の外周面とによって環状の燃料ガ
ス供給通路6が形成される。
内筒3の上方には、種火部材4が配置される。
種火部材4は円板状の水平部50と、水平部50の周縁
部から上方に立設される側壁51と、側壁51と軸線を
同じくし、側壁51の外径より小さな外径を有する垂下
部52とを有する。水平部50の中央部には挿通孔53
が形成される。また水平部50の前記内f13の底部2
5の嵌合孔32゜33に対応する位置には、透孔54.
55が形成される。透孔54,55には、前記フレーム
ロッド40および点火プラグ41の他端部が挿通する。
透孔54を挿通したフレームロッド40の先端部には、
カバー48が設けられ、カバー48は、たとえばねじ4
9によって種火部材4の水平部50に固定される。側壁
51の外径は、上筒8の内径より小さく内筒3の外径よ
り大きく形成される。
種火部材4は、垂下部52が内筒3の筒部26の上端部
付近の内周面に嵌合し、ボルト28を締結することによ
って固定される。このようにして種火部材4の側壁51
の外周面と、上筒8の筒部10の内周面とによって環状
のノズル孔7が形成される。
種火用燃料ガス供給管5は、大略的に直円筒状に形成さ
れ、その両端部5a、5bは小径に形成される1種火用
燃料ガス供給管5には、その軸線に沿って種火用燃料ガ
ス供給路57が形成される。
種火用燃料ガス供給路57は、種火用燃料ガス供給管5
の一端部5a付近で種火用燃料ガス供給5の軸線に垂直
な軸線を有する貫通孔61に連通している。また種火用
燃料ガス供給路57の一端部5a側には内ねじ62が刻
設される0種火用燃料ガス供給管5の他端5bは、内1
!J3の挿通孔31を挿通し、一端5aは、種火部材4
の挿通孔53を挿通して設けられる1種火用燃料ガス供
給管5他端5bの内筒3の外方へ突出している部分には
、たとえば略し字状の管継手58が座金59を介して接
続され、さらにニップル60が接続される。
種火用燃料ガス供給管5−多端5aは、上筒8の上端部
まで延び、直円筒状の支持部材63に外囲される。支持
部材63には、種火用燃料ガス供給管5の貫通孔61に
対応する位置に、透孔65゜66が設けられる。また支
持部材63には、ねじ孔67が設けられ、たとえばボル
ト68が螺合する。このボルト68を締結することによ
って支持部材63を、種火用燃料ガス供給管5に固定し
、さらに種火用燃料カズ供給管5と種火部材4とを固定
することができる。支持部材63の外周面と、種火部材
4の側壁51の内周面とによって種火空間64が形成さ
れる。
種火用燃料ガス供給管5および支持部材63の上端部に
は、案内部材70が配置される。案内部材70は大略的
に逆円錐台状に形成される基部71と、基部71の周縁
部から上方に立設される側壁72とを含む、基部71の
中央部には挿通孔73が設けられる。挿通孔73の上端
部付近は、大略的に逆円錐台状に形成される凹所74を
有する。
案内部材70は、たとえばねじ75の軸部が挿通孔73
を挿通し、種火用燃料ガス供給管5の他端部5aに形成
される内ねじ62に螺合することによって固定される。
これによって種火用燃料ガス供給管5の一端5a側は、
閉塞される。また案内部材70の基部71の上端部付近
において支持部材63の外周面と上筒8の突出部11の
内周面とによって、噴出ロア7が形成される。
このような構成を有するガスバーナ1の動作について説
明する。まず種火用燃料ガスが種火用燃料ガス供給管5
に形成される種火用燃料ガス供給路57および貫通孔6
1を流過し、さらに支持部材63に設けられる透孔65
.66から種火空間64に流入する。また種火用空気は
、内筒3の底部25に設けられるニップル43から内筒
3の内面3aを流過し、種火部材4の透孔54,55か
ら種火空間64に流入する。これによって種火用燃料ガ
スと、種火用空気とが混合し、種火用混合ガスとなる。
この種火用混合ガスは、点火プラグ41によって点火さ
れ、種火が種火空間64内に環状に形成される。またフ
レームロッド40によって種火の状態が検出される。
次に主炎用の燃料ガスは、ガスバーナ1の外部で、たと
えば混合器などによって空気と予混合されて、上筒9に
設けられる接続部21から燃料ガス供給通路6内に圧送
される。このとき接続部21は、下問の軸線に垂直な一
直線に平行な直線を有しており、すなわち上筒9の筒部
14に漬込して設け°られている。したがって混合ガス
は、燃料ガス供給通路6内を回動しつつ、バーナ1上方
へ流過する。さらに混合ガスは、参照符Aで示されるよ
うにノズル孔7を流過して、噴出ロア7から案内部材7
0の基部71の外周面71aに沿って上方へ流出する。
このとき種火によって混合ガスは点火され、主炎が形成
される。混合ガスが燃料ガス供給通路6からノズル孔7
を経てガスバーナ1の上方へ流出するとき、ノズル孔7
の軸線に垂直な断面が燃料ガス供給通路6の軸線に垂直
な断面より小さく形成されているため、混合ガスは、燃
料ガス供給通路6からノズル孔7に流過する際に、圧力
および流速が増加する。さらにノズル孔7を流過した混
合ガスは、ノズル孔7の参照符A方向下流付近で急激に
膨張する。これによって混合ガスの一部が参照符Bで示
されるように種火空間64内へ流入し、再循環領域が形
成される。これによって主炎の連続着火が実現され、し
だがって主炎の吹消えが防止される。
このように接続部21からの混合ガスの供給を適宜行う
ことによって、必要に応じて主炎を形成することがでる
。さらに種火が随時形成されているため、主炎が吹消え
することが防止される。
第4図は本発明の一実施例のガスバーナ1を使用したガ
ス燃焼機器81の断面図であり、第5図はガス燃焼機器
81の平面図である。ガス燃焼機器81はたとえばガス
レンジなどである。このガス燃焼機器81のケーシング
82内には、ガスバーナ1が収納される。ケーシング8
2の上部を構成する天板82a上には、環状の受台84
が設けられる。この受台84には、周方向に沿って等間
隔をあけて複数の突部85が形成される。この突部85
には、内ねじが形成される。天板82aには、挿通孔8
6が形成されており、この挿通孔86を挿通して上方に
開口した有底筒体87が備えられる。この有底筒体87
の上端には、フランジ87aが形成されており、このフ
ランジ87aは、前記突部85に乗載され、ねじ88は
前記突部85に形成された内ねじ85aに螺合し、こう
して有底筒体87がケーシング82に取付けられる。
フランジ87aには五徳89が乗載され、この五徳89
にたとえば中華鍋79が載置される。
前記突部85を設けることによってフランジ87aと天
板82aとの間に間隙が形成される。この間隙に空気が
流通することによって天板82aが極端に過熱されるこ
とが防止される。
有底筒体87の底部には、ガスバーナ1が取付けられる
。有底筒体87の内方向側には、受皿91が備えられる
。この受皿91は、有底筒体87の内周面に沿って延び
、かつ底部付近で前記ガスバーナ1を外囲して構成され
る。したがって有底筒体87と受皿91、ならびに受皿
91とガスバーナ1との間に空間92が形成される。し
たがってこの受皿91は、鍋79からの煮こぼれの受は
用とともに、後述するような燃焼用二次空気の空気流通
路を形成する働きを成す。
受皿91と鍋79との間で、ガスバーナ1の燃焼室93
が規定される。なお前記受皿91は、その上端部に係合
凹所91aが形成されており、この係合凹所91aが有
底筒体87に形成されている係合筒部87bに係合して
、有底筒体87に装着される。したがって受皿91を有
底筒体87に簡単に着脱することができ、この受皿91
を比較的大きくすることができる。したがって煮こぼれ
が生じたとき確実に煮こぼれを受けるとともに、受皿9
1が汚損された場合にも簡単に脱着して水洗いなどを容
易に行うことが可能となる。
第6図は、ガス燃焼機器81の系統図である。
第4図および第5図をも参照してファン100は、ライ
ン!8を介して処理回路113に接続される。
スイッチSW1はライン!7を介して処理回路113に
接続される。ファン100は、スイッチSW1の押圧操
作によって付勢される。このファン100から圧送され
た空気は、空気供給管路101を通過して燃焼用−時空
気として、弁装置90内に送られる。空気供給管路10
1の途中には、バイパス管路103他一端が連通し、こ
のバイパス管路103の多端は、有底筒体87から前記
空間92に連通している。また前記空気供給管路101
には、弁装置90とバイパス管路103の分岐点との間
で種火用空気供給管路104他端が連通し、この種火用
空気供給管路104の多端は、ガスバーナ1の内筒3に
設けられるニップル43に接続される。
たとえば都市ガスなどの燃料ガスは、電磁弁■1を介し
てガバナ105によって一定圧に調整され、ガス供給管
路106を通過し、弁装置90に供給される。弁装置9
0の操作桿52の操作によって燃焼用−次空気と、燃料
ガスとが予混合され、この混合ガスは管路108を介し
て接続部21からガスバーナ1に供給される。
また燃料ガスの一部は、電磁弁V2を介してガバナ10
9で一定圧力に調整されて、種火用燃料ガス供給管路1
10を通過して種火用燃料ガス供給管5からガスバーナ
1の種火空間64に供給される0点火プラグ41は、ラ
イン11を介して処理回路113に接続される。またフ
レームロッド40は、ライン/2を介して処理回路11
3と接続される。この処理回路113には、アースライ
ン!3が接続されるとともに、ライン!4を介してスイ
ッチSW2が接続される。また処理回路113は、ライ
ン!5を介して電磁弁■1に接続され、またライン16
を介して電磁弁v2に接続される。なおスイッチSWI
、SW2は、ガス燃焼機器81のケーシング82の前面
部操作パネルに取付けられている。
このような構成を有するガス燃焼機器81の燃焼動作に
ついて説明する。まずスイッチSWIを押圧操作する。
これによってファン100が付勢され、管路101から
管路104を経てガスバーナ1に種火用空気が供給され
る。またこれとともに燃焼用−次時空気が管路101を
介して弁装置90内に与えられる0次にスイッチSW2
を押圧操作する。これによって電磁弁■2が閉弁状態か
ら開弁状態と成り、燃料ガスが種火用として電磁弁■2
にガバナ109を経て管路110を通過して、ガスバー
ナ1に与えられる。これと同様に処理回路113は、ラ
イン11を介して点火プラグ41の一方の電極に高電圧
を印加する。これによって着火動作が行われ、ガスバー
ナ1の種火空間64に種火が形成される。このとき処理
回路113では、ファン100が付勢されていることが
確認されて、点火プラグ41の着火動作が行われる。
このような状態で種火がフレームロッド40によって検
出されると、検出信号が処理回路113に与えられ、こ
れによって処理回路113は電磁弁v1を閉弁状態から
開弁状態とする。したがって燃料ガスが電磁弁Vl、ガ
バナ105、管路106を通過し、弁装置90に供給さ
れる。これによって弁装置90では、操作桿52の繰作
によって燃焼用−時空気と、燃料ガスとを予混合し、こ
の混合ガスは、管路108からガスバーナの燃料ガス供
給通路6に供給される。これによってガスバーナ1では
前記種火によって主炎が着火される。
この主炎は、参照符A(第1図参照)で示すように案内
部材70に沿って上昇する。一方バイパス管103から
空間92内に燃焼用二次空気として供給された空気は、
燃焼用二次空気供給口92a(第4図参照)から上方に
搬出される。したがって案内部材70に沿って延びた主
炎に、燃焼用二次空気供給口92aから燃焼用二次空気
が供給され、高負荷燃焼が行われる。このようにして燃
焼用二次空気を強制的に供給して、高負荷燃焼を行うよ
うにしたので、燃焼効率を向上することができる。また
ファン100からの圧送空気の一部を燃焼用二次空気と
して送り、残余の空気を燃焼用−次空気として用いるた
め、予混合皮を小さくすることができ、かつ混合ガスの
流速を小さくすることができる。したがって燃音も極め
て小さくすることが可能となる。これによっても吹消え
かさらに防止される。
またこのガス燃焼機器81では、燃焼用二次空気が空間
92の上部まで流入することができるため、燃焼室93
の冷却を行う作用を果たし、これによって燃焼室93が
むやみに過熱されることが防がれる。
第7図は本発明の他の実施例のガスバーナ1aの断面図
であり、第8図は第7図の切断面線■−■から見た断面
図であり、第9図はガスバーナ1aの一部を切欠いた側
面図である0本実施例は前述の実施例に類似し、対応す
る部分には同じ参照符を付す、注目すべきは、本実施例
において内筒3の底部25の中央部と、種火部材4の水
平部分50の中央部とを貫通して筒体120が配置され
る。筒体120の種火部材4側端部には、案内部材12
1が配置される。案内部材121は筒体120の前記端
部を外囲する筒部122と、筒部122に連接して設け
られる中空逆円錐台状の案内部123とを含む、この案
内部材121と、筒体120とによって大略的に漏斗状
に形成される。
これによってたとえば煮こぼれが生じた場合に、案内部
材121の案内部123の内面から筒体120の内周面
を通り、煮こぼれした煮汁などがガスバーナ1aの下方
に導かれる。これによってガスバーナ1aの煮汁などに
よる吹消えを防止することができる。
また内筒3の内周面と筒体120の外周面との間で内1
13の底部25と、種火部材4の水平部50とを貫通し
て、種火用燃料ガス供給管125が設けられる0種火用
燃料ガス供給管125の一端は、種火空間64内に突出
し、他端は、内筒3の底部25に固定される。これによ
って種火用燃料ガスが種火空間64内に導かれ、種火空
間64で種火が環状に形成される。
このような構成にすることによっても、前述の実施例と
同様な効果を期待することができ、さらにたとえば鍋な
どからの吹きこぼれによる煮汁によって、ガスバーナ1
aの主炎が吹消えすることが防止される。
第10図は、本発明のさらに他の実施例の案内部材12
1a付近の断面図である0本実施例は前述の実施例に類
似し、対応する部分には同じ参照符を付す、注目すべき
は本実施例において案内部材121aの上端部には、そ
の開口部を覆って網状体130が設けられる。これによ
ってたとえば鍋などからの吹きこぼれ時に煮汁だけでな
く、固形物などが吹きこぼれてきた場合に、網状体13
0によって受けることができ、筒体120が固形物によ
って詰まることが防がれ、吹きこぼれした煮汁だけを確
実に筒体120の内周面から下方に導くことが可能とな
る。
また前述の実施例では、都市ガスが用いられたけれども
LPガスを用いた場合にも、本発明に従うガスバーナ1
,1aは、好適に実施することができる。
さらにまた前述の各実施例において、案内部材70.1
21.121aの外周面をたとえば凹凸状に形成するこ
とによって燃焼用ガス、したがって主炎を上方に導くた
めの、経路を形成するようにしてもよい。
効  果 以上のように本発明によれば、外筒の内面と内筒の外面
とによって環状の燃料供給通路が形成される。また種火
部材の環状片の外周面と、外筒の内周面とによってノズ
ル孔が形成される。さらに種火部材は種火を外囲して、
内筒に装着される。
このように種火をノズル孔の半径方向内方に形成し、ノ
ズル孔から流出する燃料ガスを種火によって連続的に加
熱することによって、主炎の連続点火が実現される。し
たがって主炎の吹消えが防止される。またノズル孔が種
火の外方に位置するため、逆火などが生じることがなく
、またノズル孔からの燃料ガスの噴出速度を落として、
種火が吹消えしないようにする必要がない、したがって
、点火効率がよく、熱効率の良いガスバーナが実現され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のガスバーナ1の断面図、第
2図はガスバーナ1の一部を切欠いた側面図、第3図は
ガスバーナ1の分解斜視図、第4図は本発明の一実施例
のガスバーナ1を使用したガス燃焼機器81の断面図、
第5図はガス燃焼機器81の平面図、第6図はガス燃焼
機器81の系統図、第7図は本発明の他の実施例のガス
バーナ1aの断面図、第8図は第7図の切断面線■−■
から見た断面図、第9図はガスバーナ1aの一部を切欠
いた側面図、第10図は本発明のさらに他の実施例の案
内部材121a付近の断面図である。 1.1a・・・ガスバーナ、2・・・外筒、3・・・内
筒、4・・・種火部材、5,125・・・種火用燃料ガ
ス供給管、6・・・燃料ガス供給通路、7・・・ノズル
孔、8・・・上筒、9・・・上筒、51・・・側壁、5
7・・・種火用燃料ガス供給路、64・・・種火空間 第1図 第2図 第8図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 外筒と、 外筒の内面との間に環状の燃料供給通路を形成すべく外
    筒と同心に配置され、その一端部が外筒の一端部を貫通
    して、他端部が外筒の他端部よりも軸線方向内方に位置
    される内筒と、 内筒の他端部でかつ中央部近傍に種火を形成すべく内筒
    の中央部を貫通して配置される種火用燃料供給管と、 外筒の内面との間で前記燃料供給通路に連なるノズル孔
    を形成すべく内筒の外面よりも半径方向外方に延びた位
    置で、前記外筒と同心の環状片を有し、内筒の前記他端
    部に装着されて種火を外囲する種火部材とを含むことを
    特徴とするガスバーナ。
JP622888A 1988-01-14 1988-01-14 調理用ガスバーナ Granted JPH01181008A (ja)

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JP622888A JPH01181008A (ja) 1988-01-14 1988-01-14 調理用ガスバーナ

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JPH041249B2 JPH041249B2 (ja) 1992-01-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008202811A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Toho Gas Co Ltd ガスバーナ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57145119U (ja) * 1981-03-05 1982-09-11

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JPS57145119U (ja) * 1981-03-05 1982-09-11

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