JPH01180411A - 表面プロフィール測定方法 - Google Patents
表面プロフィール測定方法Info
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Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ロール等の被測定物の表面に沿わせるようにして移動さ
せ、該距離センサがその配置間隔分移動する都度の距離
測定値に基づき被測定物の表面プロフィールを測定する
方法に関する。
面プロフィールが悪化し、被圧延材の品質が劣化するの
で、該圧延ロールの表面プロフィールを定期的に計測す
る必要がある。
ンサを被測定物(圧延ロール)に沿わせるように、間隔
分ずつ移動させながら被測定物までの距離を測定し、こ
の距離測定値及び他の未知数からなる多数の連立−次方
程式を得、これを解くことにより、表面プロフィールを
測定する方法を多数提案した(特願昭59−28128
7号、特願昭60−65931号、特願昭60−230
557号公報等)。
号にて提案された測定方法について説明する。
測定方法の実施状態を示す模式的平面図、第2図は第1
図の左側断面図である。
れた圧延ロールlの表面からその径方向に適長離隔した
位置には、該圧延ロール1の軸長方向に平行にして1対
のレール2.2を並設しである。レール2.2間には測
定ユニット3の直方体状のセンサ取付台3aを跨設しで
ある。センサ取付台3aの下面中央には該センサ取付台
3aよりも狭幅であって、略同長の長手寸法を有する角
柱状の螺合体3bを固着しである。螺合体3bの中央に
は長手方向にネジ穴3cを穿設してあり、該ネジ穴3c
にはレール2.2間にこれに平行に横架した螺杵4を螺
合させである。螺杵4の一側端部は電動機5の出力軸に
連結してあり、該電動機5の駆動により回転される。螺
杵4が回転すると、これに螺合した螺合体3b、つまり
測定ユニット3は図中白抜矢符で示す測定方向に螺条送
りされることになる。
動機5の出力軸と一体回転する螺杵4の回転数、換言す
ればこれにより螺条送りされる測定ユニット3の移動量
に応じた数だけのパルスを発し、このパルスを演算装置
lOに与える。
けの距離を隔てて5個の距離センサ31.32゜33.
34.35を並設しである。なお、距離センサの数は5
個に限るものではなく、3個以上であればよい。各距離
センサ31,32.33,34.35の圧延ロール1側
には夫々の接触子31a、32a、33a、34a、3
5aが位置している。各接触子31a、 32a、 3
3a、 34a、 35aの高さ位置は圧延ロール1の
軸心の高さ位置と同一に定められている。そして、圧延
ロール1の表面に凹凸が存在する場合でも、接触子31
a、32a、33a、34a。
圧で摺接するように、センサ取付台3a上に固定された
距離センサ31.32.33.34.35夫々のセンサ
本体31b、32b、33b、34b、35bに弾持さ
れている。距離センサ31.32.33.34.35は
圧延ロール1の表面〜センサ本体31b、32b、33
b、34b、35b−夫々の間の離隔―離を測定し、測
定結果を演算装置lOに入力する。
数することにより、測定ユニット3が距離センサ配置間
距離りだけ移動したことを検出するとiの都度各距離セ
ンサ3t、、i2,33,34;3s出力y7.。
づき次に述べるような演算を実行することにより、各距
離センサ31.32.33.34.35の移動中の偏位
量1首振量及び表面プロフィール値を求める。
測定位置(i=n)迄移動し、その都度各距離セジサ3
1.32.33.34.35出力を読込んだとすると、
演算装置10は各距離センサ31.32.33.34.
35夫々についてn個、合計5n個の距離測定値)’
i+j(i = 1,2−n、j−1,2=n+4)を
得る。演算装置lOはこの5n個の距離測定値Y :+
j夫々について下記(4)式に示す5n個の連立−次
方程式を得る。
量 ki :第i測定タイミングにおける各距離セイサの首
振量 yj :第j測定点における真の距離値。
を中央の距離センサ33としており、この結果距離セン
サ32.34の首振量はki、また距離センサ31.3
5の首振量は2に、となる。
、同士を除く)のうち、これらを同一にOにする点を結
ぶ直線が圧延ロール1の表面に対して成る傾きを有する
ような直線が得られる組合せを選択する。選択された組
合せの2個の未知数をOとし、最小2乗法を用いて前記
(4)式を解き、真のプロフィール値を求める。
、を未知数として含んだま連立方程式を解くので、未知
数の個数が多く、計算量が多大であってメモリ容量が大
きい計算機を必要とするという問題点があった。
方程式を解(前に、前処理として(rxr)行列を用い
た線形演算処理を行って、偏位量d、及び首振量に、の
未知数を消去することにより、従来方法に比して未知数
の個数が減少し、メモリ容量が小さい計算機でもプロフ
ィールを測定できるプロフィール測定方法を提供するこ
とを目的とする。
等間隔にてr、 (r≧3)個配した距離センサを、被
測定物の表面に沿わせるようにして移動させ、該距離セ
ンサがその配置間隔分移動する都度の距離測定値を得、
これに基づき被測定物の表面プロフィールを測定する方
法において、r個の内の任意の1個の距離センサの前記
被測定物の表面に接近、離反する方向への偏位量、前記
距離センサに対する他のr−1個の距離センサ夫々の前
記方向への首振量及びこれらの偏位■1首振量がない場
合の真の距離を未知数とし、これらと前記距離測定値と
の関係を表す下記(1)式のr本の方程式からなる連立
方程式を、距離センサのn回の各測定タイミングにてn
組作成し、(r×1)ベクトル1本にて構成され、下記
(2)、 (3)式の条件を満足する(r X r)行
列を用いてこれらのnMLの各連立方程式に対して線形
演算を施し、前記偏位量及び首振量を未知数から消去し
たr−n本の方程式を得、これらのr−n本の方程式に
おける任意の未知数2個を任意の値に設定して、前記r
・n本の方程式を解くことにより表面プロフィールを測
定することを特徴とする。
t・ t++ = y i*+ d
A + Dot 1)kt’I i+i+
roi=yi+r6i di
””(1))’t+++r−z =3’tar−*
d!+ (rot−r+2)k+y++i+r−+
=yi+r−+ d= + (roi−r +1
)kt但し、 )’:+j”第1番目の測定タイミングにおける第j測
定点の距離測定値 d、 :第1番目の測定タイミングにおけの距離セン
サの偏位量 に、 :第、i番目の測定タイミングにおけの距離セ
ンサの首振量 roi :首振の支点となる距離センサの番号−1y
、 :第j測定点の真の距離値 −mL I min 2 ”’ min r−t
mio r ”” 0 ”’(2)r oi mi
n I +(r oi ’ 1)’mi+ 2 + ”
” + min rai+ m in rai+!+・
・・+(ret−r +2)mt、r−+ + (ro
t r +1)mi、r=0
・・・(3)但し、 mi、、 :第1番目の測定タイミングにおける(r
×r)行列を構成する(r×1)ベクトル 〔作用〕 本発明の表面プロフィール測定方法にあっては、r個の
距離センサにて得られる距離測定値V inj、未知数
である偏位量dl、首振量に!及び真の距離値yjに関
する前記(1)式の如き連立方程式を複数組閣る。次い
でこれらの連立方程式の各組に対して、前記(2)、
(31の条件を満たす(r X r)行列を用いて線形
演算処理を施す。そうすると未知数である偏位量di及
び首振量に、が消去される。
を得るための装置構成は従来技術にて説明した第1図及
び第2図に示すものと同一であり、ここでは説明を省略
する。
の配置間隔分ずつ1回移動される都度、下記(5)式の
如きr本の連立方程式を得る。
”:、a−+ =yi、、 −a、 ” Dot−1)
kty肯◆「。+7)’i+r。、−d、
−(5)Y:+t*r−t’ = Ft*r−t
dt + (rot−r +2)ki)’=+t*r
−+ = 3’i+r−+ di ” (jo!−
r +1)ki(i=1.2・・・n) 但し、 yτ、j :第1番目の測定タイミングにおける第j測
定点の距離測定値 dl :第1番目の測定タイミングにおける距離セン
サの偏位量 ki :第1番目の測定タイミングにおける距離セン
サの首振量 r”’at :首振の支点となる距離センサの番号−
1yj :第j測定点の真の距離値 つまり、第1番目の測定タイミングにおいて第(rot
+1)番百距離センサを首振りの支点としている。
+(roi−1)、(r、=−2)、・・・、1.Q、
−1,・・・+(ret−r +2)+(r o !−
r + l )と順次lずつ規則的に減少している。従
ってこ□のような性質を利゛用して下記(6)、 (?
)式を同時に満たす縦ベクトルにて構成される(r×r
)行列M、を、(5)式を行列表現した式に左から掛け
るという線形演算を下記(8)式のように施すと、(6
1式の条件によりd、が消去され、(7)式の条件によ
りにムが消去される。
1m L y ”” 0 ”’ (6)r oimi+
1 + (rot 1)mi、2 +・・・+
mi、j。1 + m = + rai 、t+”’+
Croi r+2)mt、r−t + (re正r
+1)mi、r=0
・・・(7)但し、 mi、、:第1番目の測定タイミングにおける(r×r
)行列を構成する(r×1)ベクトル (以下余白) Mム ・Y、=Mi ・X1 ここで例えばr””5+ ro、=2とする場合にお
ける、各縦ベクトルm五+I + mi、z + mi
、3 + mi+4 +mi、sとこれらによって構成
される(5 X 5)行列Mlの一例を示すと下記(9
)式の如くなる。
いて、(r X r)行列M、は同一のものを用いる必
要はなく、前記(61,(71の条件を満たしておれば
任意の行列M、を設定してよい。例えば下記(9)式に
示す行列M!に替えて、下記αΦ式に示す(5×5)行
列M籠′を用いてもよい。
、、に、は完全に消去され、前記(8)式は下記α0式
の如く書き改められる。
るQl)式の如きn組、っまりr−n本の方程式を一括
して行列表現すると下記側式の如くなり、続いて未知数
yl、・・・2 y□f、−1の表記の重複を改めると
下記01式の如くなる。
n×1)行列 X: (r−nX1)行列Q−Y
−Q−A、 −X’ 但し、 A、+ (r −nx (n+r−1)
)行列 X’ : ((n+r−1)Xi)行列
次に上記01式において、(n+r−1)個の未知数y
、〜y@5r−1の内の任意の2個の未知数y1゜y、
を選んで、これらの未知数を任意の具体的な値(ys=
y□、’It=VtI’)と指定する。そうすると2個
の未知数Ys、Ytは未知数群から外され、前記(2)
式は下記04)式の如くなる。なお■式において未知数
ベクトルX#はα1式からFm+7zが消去されたもの
であり、X″にかかる係数行列 A8はA、の
第S列及び第を列を消去圧縮したちのであり、(y□+
3’t+)”にかかる係数行列A。
((n+r−3)XI)行列次に上記Q4)式に基
づき未知数ベクトルX″を求める。一般に係数行列Q−
Atは縦長であり、最小2乗法によりX#を求める場合
には下記QT9式の如くなる。
・(Q−Ax)!=(At” ・QT −Q−At
)−’・At” ” Q’ところで未知数ベクトルX
″には偏位量d1及び首振量にムが含まれていないので
、d!及びk。
列Q−A8に左から((n+r−3)×r−n1行行列
を掛けて正則な正方行列として解くことができる。つま
り前記0嚇式はこの行列Bを用いて下記ae式の如く解
くこともできる。
Q−A21−1−B−Q−Y この00式の如き解法にあっては最小2乗法を用いるこ
とな(未知数を求めているので解法の自由度が拡がる。
に、を含んだまま連立方程式を解いたが、本発明の測定
方法では得られた連立方程式から未知数d、、に、を消
去した後、連立方程式を解くこととなり、従来では(3
n+r−3)個あった未知数の個数を本発明では(n+
r−3)個まで低減できる。この結果、本発明ではメモ
リ容量が小さな計算機でも計算が可能となり、また計算
時間の短縮化を図ることができる。
M、は1種類に限るものではなく、前述の(6)、(7
)の条件を満たす場合には自由に設定でき、解法の自由
度を拡げることができる。
用いて表面プロフィール値を測定した場合について説明
する。この実施例は距離センサを5個(r=5)使用し
、測定点として7点を選定したものであり、測定タイミ
ング数は3回(n −3)である、なお、模擬表面プロ
フィールの形状は第1.3.6.7測定点■、■、■、
■の凹凸が同一であり、これに対して第2測定点■が1
鶴、また第4,5測定点■、■が2fi突出した形状と
する。 r”5.n=3であるので距離測定値として1
5個のデータが得られる。このデータを下記第1表に示
す。
つまり未知数d!及びに、を消去するための(5X5)
行列M、として下記顛式に示すものを用いる。
としてylを、またytとしてy?を選択し、その任意
の値をy□=Vr+”On 3’t+”)’t+−〇
と指定すると、前記α旬式は具体的には下記0−式とな
る。
四式は具体的には下記01式の如くなり、未知数Yt−
Yhの値が求められる。
Ax’ ・Q” ・Q−Y第5図はこの測定結果を
図示したグラフであり、横軸は測定点の位置を示し、縦
軸は基準線からの凹凸量を示している。第5図から理解
される如(本実施例では被測定物の表面プロフィールが
精度よく再現されている。
、M3として下記C!呻弐に示す如き行列を用いた場合
における未知数X#を算出すると下記(21)式の如く
なり、この場合にあっても高精度に表面プロフィールを
測定することができる。
は、得られた連立方程式に線形演算を施して未知数であ
る偏位量及び首振量を消去した後この連立方程式を□解
くので、未知数の個数を低減でき、この結果メモリ容量
が小さい計算機においても測定可能であり、しかも計算
時間の短縮化を図ることもできる。 。
的平面図、第2図は第1図の左側断面図、第3図は測定
点、偏位量9首振量を説明するための模式図、第4図は
模擬表面プロフィールを示す模式図、第5図は測定した
プロフィール結果を示すグラフである。 1・・・圧延ロール 3・・・測定ユニッ) 10・
・・演算装置 31 、32.33.34.35・・・
距離センサー 特 許 出願人 住友金属工業株式会
社代理人 弁理士 河 野 登 夫−X4
口 If 口〉 ′J/、31!1 11.5I!l
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、移動方向に等間隔にてr(r≧3)個配した距離セ
ンサを、被測定物の表面に沿わせるようにして移動させ
、該距離センサがその配置間隔分移動する都度の距離測
定値を得、これに基づき被測定物の表面プロフィールを
測定する方法において、 r個の内の任意の1個の距離センサの前記被測定物の表
面に接近、離反する方向への偏位量、前記距離センサに
対する他のr−1個の距離センサ夫々の前記方向への首
振量及びこれらの偏位量、首振量がない場合の真の距離
を未知数とし、これらと前記距離測定値との関係を表す
下記(1)式のr本の方程式からなる連立方程式を、距
離センサのn回の各測定タイミングにてn組作成し、(
r×1)ベクトルr本にて構成され、下記(2)、(3
)式の条件を満足する(r×r)行列を用いてこれらの
n組の各連立方程式に対して線形演算を施し、前記偏位
量及び首振量を未知数から消去したr・n本の方程式を
得、これらのr・n本の方程式における任意の未知数2
個を任意の値に設定して、前記r・n本の方程式を解く
ことにより表面プロフィールを測定することを特徴とす
る表面プロフィール測定方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) 但し、 y^m_i_,_j:第i番目の測定タイミングにおけ
る第j測定点の距離測定値 d_i:第i番目の測定タイミングにおける距離センサ
の偏位量 k_i:第i番目の測定タイミングにおける距離センサ
の首振量 r_o_i:首振の支点となる距離センサの番号−1 y_j:第j測定点の真の距離値 −m_i_,_1−m_i_,_2−・・・−m_i_
,_r_−_1−m_i_,_r=0・・・(2) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(3) 但し、 m_i_,_.:第i番目の測定タイミングにおける(
r×r)行列を構成する(r×1) ベクトル
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63005065A JPH01180411A (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 | 表面プロフィール測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63005065A JPH01180411A (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 | 表面プロフィール測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01180411A true JPH01180411A (ja) | 1989-07-18 |
Family
ID=11600987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63005065A Pending JPH01180411A (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 | 表面プロフィール測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01180411A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002137139A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-05-14 | Mitsuboshi Belting Ltd | 環状ベルト体の移送方法及び移送装置 |
JP2006071372A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Sunway Burekkusu:Kk | 路面断面プロファイルの測定方法 |
-
1988
- 1988-01-12 JP JP63005065A patent/JPH01180411A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002137139A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-05-14 | Mitsuboshi Belting Ltd | 環状ベルト体の移送方法及び移送装置 |
JP2006071372A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Sunway Burekkusu:Kk | 路面断面プロファイルの測定方法 |
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