JPH0543254B2 - - Google Patents

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JPH0543254B2
JPH0543254B2 JP61310953A JP31095386A JPH0543254B2 JP H0543254 B2 JPH0543254 B2 JP H0543254B2 JP 61310953 A JP61310953 A JP 61310953A JP 31095386 A JP31095386 A JP 31095386A JP H0543254 B2 JPH0543254 B2 JP H0543254B2
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center line
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equation
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Sadao Kawashima
Yoshiichi Mori
Takashi Moryama
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、圧延鋼板などの被測定物につい
て、その中心線プロフイールを測定するための方
法に関する。
(従来の技術とその問題点) 圧延鋼板などの被測定物の中心線プロフイール
を測定する方法としては、たとえば特開昭59−
65710号公報に開示されている方法がある。この
公報に開示されている方法では、被測定物の中心
線プロフイールを、下記の(1)式のようなn次多項
式で表現する。
f(x)=oi=0 Cixi ……(1) ただし、第6図に示すように、xは被測定物1
の長手方向の位置座標であり、f(x)はxの位置に
おける中心線プロフイールFのy方向(x方向に
直角な方向)の座標である。また、Ci(i=0〜
n)は未定係数である。そして、第6図の3点
x1,x2,x3の位置における中心線座標f(x1),f
(x2),f(x3)を、3台の幅計(図示せず)を用
いて測定する。すると、2点(x1,f(x1)),
(x2,f(x2))を通る直線l(第7図)がx=x3
位置で有するy座標値y3とx=x3ので実測された
中心線座標f(x3)とのずれ距離DLは、次の(2)式
のように求まる。
DL=(L1/L2)[f(x2)−F(x1)] +f(x1)−f(x3) ……(2) ただし、L1、L2は幅計の間の距離であつて、
(3)、(4)式で与えられる。
L1=x3−x1 ……(3) L2=x2−x1 ……(4) そして、(1)、(3)、(4)式を(2)式に代入すると、上
記ずれ距離DLは次のように書直すことができる。
DL=(L1/L2oi=2Ci(x2−x1) +oi=2 Ci(x1 i−x3 i) ……(5) (5)式から明らかなように、ずれ距離DLは(n
−1)個の係数Ci(i=2〜n)を用いて表現さ
れていることがわかる。このため、幅計の位置を
固定したままで被測定物1をx方向に移動させつ
つ(n−1)回の測定を行なつて、(2)式から(n
−1)個のずれ距離DLの値を求め、それぞれの
測定におけるx1−x3の値とずれ距離DLの値とを
(5)式に代入すれば、Ci(i=2〜n)についての
(n−1)個の連立1次方定式を得ることができ
る。そして、これを解くことによつてCi(i=2
〜n)を求めることができる。ただし、x−y座
標系は被測定物1の移動とともにx方向に移動
し、それによつてx1−x3の値も変化するものと考
える。
また、残りの係数C0、C1は、上記(n−1)
回の測定のうちの任意の1回において、2つの幅
計で測定された実測値の組(たとえば(x1,f
(x1))、(x2,f(x2))を(1)式に代入することに

つて求めることができる。
ところが、このような方法で被測定物1の中心
線プロフイールを求める場合には、被測定物1を
x方向に移動させる際に被測定物1に横振れやx
−y面内の回転が生じてしまうという事情があ
る。そして、このような横振れや回転が生ずると
各データの組の間の関係が狂つてしまうため、こ
れらに対する対策をとる必要が生ずる。このう
ち、横振れの影響は、上記従来技術においても除
去されている。それは、横振れによつてf(x1
〜f(x3)が一様にずれても、(2)式からわかるよ
うに、このずれは[f(x2)−f(x1)]、[f(x3

f(x1)]の演算過程でキヤンセルされてしまうか
らである。
しかしながら、上記従来技術では回転に対する
対策がとられていないため、被測定物1が回転す
ることによつて誤差が大きくなつてしまうという
問題がある。
(発明の目的」 この発明は従来技術における上述の問題の克服
を意図しており、測定プロセスの間に被測定物が
回転しても正確な中心線プロフイールを測定する
ことのできる中心線プロフイール測定方法を提供
することを目的とする。
(目的を達成するための手段) 上述の目的を達成するため、この発明にかかる
中心線プロフイール測定方法では、被測定物の
中心線プロフイールを(n+1)個の未定係数を
有するn次多項式で表現するとともに、前記n次
多項式の関数形に基づいて前記中心線プロフイー
ルの局所的な曲率を(n−2)次多項式で表現し
ておき、前記被測定物の中心線位置を検出する
3台以上の中心線位置検出手段を前記被測定物に
対向可能な位置に配設し、前記3台以上の中心
線位置検出手段のそれぞれの配設位置における前
記被測定物の中心線位置を、前記被測定物と前記
中心線位置検出手段とを相対的に並進移動させつ
つ、(n−1)回以上検出し、前記(n−1)
回の検出のそれぞれについて、検出された各中心
線位置を通る円の半径と、前記局所的な曲率を表
現する前記(n−2)次多項式との関係から、前
記(n+1)個の未定係数のうちの(n−1)個
の未定係数を決定し、残りの2個の未定係数
を、前記中心線位置検出手段による任意の1回の
中心線位置検出結果と前記n次多項式との関係に
基づいて決定して、前記中心線プロフイールを特
定する。
(実施例) A 装置の配置 第1図はこの発明を圧延鋼板の中心線プロフ
イール測定に適用した一実施例における各装置
の配置を示す図である。第1図において、被測
定物(圧延鋼板)1はx方向に搬送されるよう
になつており、このx方向に沿つて3台のオフ
センタ計11〜13が配設されている。これら
のオフセンタ計11〜13は、それぞれの配設
位置x1〜x3における中心線プロフイールFの、
搬送中心線Gからのオフセンタ量を測定する。
それに基いて、x1〜x3の位置における被測定物
1のy方向の中心線位置座標f(x1)〜f(x3
が求められる。ただし、y方向は水平面内でx
方向に直角な方向である。このため、これらの
オフセンタ計11〜13は、この発明における
「中心線位置検出手段」として機能する。なお、
被測定物1がx方向に移動して行くにつれてx
−y座標系もx方向に移動して行くが、被測定
物1が回転しても座標系には回転させないもの
とする。
このようにして得られた中心座標データは演
算装置2に与えられる。この演算装置2は以下
に詳述する原理に基づいて、被測定物1の中心
線プロフイールFを求める演算を行なう。そこ
で、以下では、この原理について説明する。
B 測定原理 まず、中心線プロフイールFは、既述した特
開昭59−65710号公報の技術と同様に、下記の
n次の多項式で表現されるものとする。
f(x)=oi=0Cixi ……(6) ただし、(1)式と同様に、この式は(n+1)
個の未定係数Ci(i=0〜n)を含んでいる。
次に、3点(x1,f(x1))、(x2,f(x2))、
(x3,f(x3))を通る円の半径Rを求める(第
2図参照)。これは、周知の円の方程式から求
めることができ、その結果は(7)式のようにな
る。
R=(α2+β21/2 ……(7) ただし、 α≡[B2(A1 2+B1 2)−B1(A2 2+B2 2)] /[2(A1+B2−A2+B1)] ……(8) α≡[A1(A2 2+B2 2−A2(A2 1+B2 1)] /[2(A1B2−A2B1)] ……(9) A1≡x1+x3、A2≡x2+x3 ……(10) B1≡F(x1)−f(x3) ……(11) B2≡F(x2)−f(x3) ……(12) である。
一方、方程式y=f(x)で記述される曲線の局
所的な曲率(曲率半径ρの逆数)がd2f(x)/
dx2)になつていることは周知の通りである。
このため、(7)〜(12)式で定まる半径Rが点(x2
f(x2))における中心線プロフイールFの局所
的な曲率半径ρに近似的に等しいものとする
と、 1/R≒1/ρ=d2f(x)/dx2x=x2 ……(13) か成立する。この(13)式の右辺に(6)式を代入する
と次の(14)式が得られる。
1/R=oi=2i(i−1)Cix2 i-2 ……(14) この(14)の右辺は、(n−1)個の未定係数Ci(i
=2〜n)を含んだ(n−2)次多項式であ
る。このため、被測定物1をx方向に並進移動
させつつ(n−1)回の測定を行ない、それぞ
れの測定において得られるα、β、x2の値を(14)
式に代入すると、Ci(i=2〜n)についての
(n−1)個の連立1次方程式が得られる。そ
して、これを解くことによつてCi(i=2〜n)
を定めることができる。
残りの2個の係数C0、C1については、ひと
つの実測時において任意の2台のオフセンタ計
(たとえば11,12)で得られた座標値の組
(x1e、f(x1e))、(x2e、f(x2e))をそれぞれ
(6)式に代入して次の(15)、(16)式を特定し、この連
立方程式を解けばよい。
f(x1e)=oi=0 Cix1e i ……(15) f(x2e)=oi=0 Cix2e i ……(16) すなわち、(15)、(16)式から得られる(17)、(18)式を
解くことになる。
x1eC1+C0=f(x1eoi=2 Cix1e ……(17) x2eC1+C0=f(x2eoi=2 Cix2e ……(18) ここで、このようにして中心線プロフイール
F(=f(x))を特定して行くにあたつての回転
の影響を検討してみる。被測定物1が搬送中に
回転すると、x1〜x3、f(x1)〜f(x3)の値は
回転しなかつた場合に対して異なつたものにな
るが、半径Rの変化は小さい。以下、この点を
確認する。ただし、簡単化のために原点まわり
の角度θだけの回転を考える。すると、θ<<
1の場合には、回転後の座標値xi、g(xi)と
して次の(19)、(20)式が得られる。
xi=xi+f(xi)θ ……(19) g(xi)=xiθ+f(xi) ……(20) ただし、i=1、2、3である。このため、
回転後のAi、Bi(i=1、2)をそれぞれA′i
B′i(i=1、2)と書くと、これらは次のよう
になる。
A′1=x′1−x′3=A1−B1θ ……(21) A′2=x′2−x′3=A2−B2θ ……(22) B′1=g(x1)−g(x3) =A1−B1θ ……(23) B′2=g(x2)−g(x3) =A2θtB2 ……(24) すると、(8)、(9)式の分母に現われる量: (A′1B′1B′−A′2B′1) は次の値へと変換される。
A′1B′2−A′2B′1 =(A1−B2θ)(A2θ+B2) −(A2−B2θ)(A1θ+B1) =(A1B2−A2B1+H(θ2) ……(25) ただし、H(θ2)はθ2以上のオーダーの高次
量を示す。
したがつて、θの1次までの範囲では、 A′1B′2−A′2B′1=A1B2−A2B1 ……(26) が成立することがわかる。また、(8)式の分子に
対応する量は、 B′2(A′2 1+B′2 1)−B′1(A′2 2+B′2 2) =B2(A2 1+B2 1)−B1(A2 2+B2 2) +θ[A2(A2 1+B2 1)−A1(A2 2+B2 2)]+H(θ2

……(27) に変換される。さらに、(9)式の分子に対応する
量は、 A′1(A′2 2+B′2 2)−A′2(A′2 1+B′2 1) =A1(A2 2+B2 2)−A2(A2 1+B1 2) +θ[−B1(A+B2 2)+B2(A1 2+B2 1)]+(θ2

……(28) に変換される このため、回転後の半径R′は、(7)〜(9)式お
よび上記(26)〜(28)式によつて計算する
と、θの1次の項がキヤンセルして、 R′=R+H(θ2) (29) となることがわかる。つまり、θの1次までの
範囲では半径Rは不変であることが証明された
ことになる。
また、式(29)から、曲率1/Rについても
同様に、 1/R′=1/R+J(θ2) ……(29a) が導かれる。ここで、J(θ2)はH(θ2)と同じ
く、θの2次以上の高次の関数を現す。すなわ
ち、曲率もθの1次までの範囲では不変である
ことが示される。
このため、(14)式を用いて中心線プロフイール
Fの関数形f(x)を定めれば、搬送中に被測定物
1がある程度回転しても、正確な中心線プロフ
イールFを得ることが可能となる。
前述の特開昭59−65710号公報に開示される
従来技術との差異を明確にするために、この従
来技術についても同様の定量的な評価を行う。
回転後のずれ距離DL′、式(2)〜(3)、及び(19)、
(20)から、 DL′=a−b・θ/c−d・θ・(c・θ+d)+a
・θ+ b ……(2−1) が得られる。
ここで、定数a、b、c、dは、 a=X3−X1 ……(2−1a) b=f(X3)−fX1) ……(2−1b) c=X2−X1 ……(2−1c) d=f(X2)−fX1) ……(2−1d) である。式(2−1)は更に、 DL′=a・d−b・c/c・(1−d/c・θ)+K (θ2) ……(2−2) と書き表すことができる。ここで、関数K(θ2
は、前述のH(θ2)と同様に、θの2次以上の
高次関数を表す。式(2−2)から明らかなよ
うに、回転後のずれ距離DL′は、θの1次の項
を含んでいる。これに対して、回転後の曲率
1/R′は前述のようにθの1次の項を含まな
い。
このことは、搬送中における被測定物1の回
転に起因してプロフイールFに現れる誤差が、
この実施例の方法においては、従来技術に比べ
て本質的に小さいことを証明している。以上の
評価に当たつては、簡単化を意図して前述のよ
うに原点まわりの角度θの回転を評価の対象と
した。しかしながら、容易に理解し得るよう
に、最終的に得られる式(29)、(29a)および
式(2−2)は、任意の位置における点を中心
とした回転に対しても、全く同様に表現し得
る。
C 実施例の具体的処理 次に、第3図を参照して、この実施例におけ
る具体的処理を説明する。この動作は、第1図
の演算装置2(たとえばマイクロコンピユー
タ)を中心として行なわれる。
まず、第3図のステツプS1では、被測定物
1が3台のオフセンタ計11〜13の下方の位
置まで搬送されてきたかどうかを判定する。こ
れは、たとえば第1図の右端のオフセンタ計1
3の出力が与えられているかどうかによつて判
定してもよく、他のセンサを用いて判断しても
よい。
被測定物1がオフセンタ計11〜13の下方
にまで搬送されてくると中心線プロフイール測
定が開始される(ステツプS2)。すなわち、所
定の時間幅Δtごとに位置x1〜x3が次のように
更新される(ステツプS3)。
xi←xi+vΔt(i=1、2、3)……(30) ただし、vは搬送速度である。またx1〜x3
初期値は、測定開始時の被測定物1の位置と、
オフセンタ計11〜13の相互距離とから定め
られる。
そして、3台のオフセンタ計11〜13から
測定値f(x1)〜f(x3)を取込み(ステツプ
S4)、演算装置2内のメモリ(図示せず)に、
xiの値と対応させて記憶する。
以上動作が(n−1)回繰返されるとデータ
の取込みは完了する(ステツプS5)。そして、
これらのデータから、時刻Δt、2Δt、…、(n
−1)Δtにおけるそれぞれの半径Rの逆数を、
(7)〜(12)式を用いて求める。また、これらの各時
刻におけるx2の値から、(14)式の右辺における量
i(i−1)x2 i-2(i=2〜n)を求める(ス
テツプS6)。そして、これらのデータを(7)〜
(12)、(14)式に代入して得られる(n−1)個の連
立方程式を解いて、係数Ci(i=2〜n)を求
める(ステツプS7)。
さらに、上記ステツプS7で求めたCi(i=2
〜n)の値を(17)、(18)式に代入するとともに、ス
テツプS4で取込んだデータのうち1組の(x1
f(x1))、(x2,f(x2))の値をそれぞれ
(x1e′,f(x1e))、(x2e′,f(x2e))と考えて
(17)、(18)式に代入し、これらを解くことによつて
当残りの係数C0、C1を求める(ステツプS8)。
このようにして中心線プロフイールFの関数形
f(x)が求まると、この関数形f(x)を表現するデ
ータを第1図の演算装置2から所望の機器へ出
力し、中心線プロフイールFの測定を完了す
る。
D データ例 第4図および第5図は、以上の原理に基づく
中心線プロフイールの測定データ例を、シユミ
レーシヨン結果として示す図である。すなわ
ち、まず第4図に示すように、 f(x)=0.3sin(2πx/40) ……(31) で示される正弦波状の中心線プロフイールFを
持つた圧延鋼板を被測定物1として想定する。
ただし、x、f(x)の単位は[m]である。ま
た、オフセンタ計11〜13の設置間隔を1
[m]とし、n=10の多項式を使用した。
その結果、x=0[m]の位置で誤差をゼロ
とした場合の、位置xごとに測定誤差は第5図
に示すようになる。この第5図からわかるよう
に、上記方法による測定誤差は最大でも4[mm]
となり、十分な高精度測定が行なわれることが
わかる。
E 変形例 上記実施例では圧延鋼板を被測定物とした
が、他の物体を被測定物としてもよいことは
もちろんである。ただし、この発明は帯状物
体の中心線プロフイール測定に最も適してい
る。
圧延鋼板などの中心線プロフイール測定に
この発明を適用した場合には、測定結果をエ
ツジヤーや仕上げ圧延工程にフイードバツク
することによつて板幅制御も可能となる。そ
して、この場合には余分な幅マージンが不要
となり、幅落ちによる不良品の発生率も減少
して歩留りが向上することになる。
オフセンタ計などの中心位置検出手段と被
測定物とは相対的に並進移動させればよく、
必ずしも被測定物を移動させる必要はない。
n多項式の係数は(n+1)個であり、こ
のうちの(n−1)個の係数を上記(14)式など
に基いて定めるわけであるが、そのための中
心位置測定回数は(n−1)回以上であれば
よく、(n−1)回に限定されるものではな
い。(n−1)回よりも多い回数だけ測定を
行なつたときには、誤差論などに基づく統計
処理によつて未定係数を定めればさらに精度
が向上する。オフセンタ計を4台以上設け、
検出された4個以上の中心線位置のそれぞれ
を近似的に通る円の半径Rを求めてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、曲率
という観点から注し線プロフイールを定めるよう
にしているため、測定プロセスの間に被測定物が
回転しても正確な中心線プロフイールを測定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の実現に適した装
置の配置図、第2図は円の半径Rの説明図、第3
図は実施例の具体的処理を示すフローチヤート、
第4図および第5図は実施例のシミユレーシヨン
例を示すグラフ、第6図および第7図は従来技術
の説明図である。 1……被測定物、2……演算装置、11〜13
……オフセンタ計、F,f(x)……中心線プロフイ
ール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被測定物の中心線プロフイールを(n+1)
    個の未定係数を有するn次多項式で表現するとと
    もに、前記n次多項式の関数形に基づいて前記中
    心線プロフイールの局所的な曲率を(n−2)次
    多項式で表現しておき、 前記被測定物の中心線位置を検出する3台以上
    の中心線位置検出手段を前記被測定物に対向可能
    な位置に配設し、 前記3台以上の中心線位置検出手段のそれぞれ
    の配設位置における前記被測定物の中心線位置
    を、前記被測定物と前記中心線位置検出手段とを
    相対的に並進移動させつつ、(n−1)回以上検
    出し、 前記(n−1)回の検出のそれぞれについて、
    検出された各中心線位置を通る円の半径と、前記
    局所的な曲率を表現する前記(n−2)次多項式
    との関係から、前記(n+1)個の未定係数のう
    ちの(n−1)個の未定係数を決定し、 残りの2個の未定係数を、前記中心線位置検出
    手段による任意の1回の中心線位置検出結果と前
    記n次多項式との関係に基づいて決定して、前記
    中心線プロフイールを特定することを特徴とする
    中心線プロフイール測定方法。
JP31095386A 1986-12-25 1986-12-25 中心線プロフイ−ル測定方法 Granted JPS63163110A (ja)

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JPS63163110A (ja) 1988-07-06

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