JPH01178932A - 光スイッチ - Google Patents
光スイッチInfo
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- JPH01178932A JPH01178932A JP33601787A JP33601787A JPH01178932A JP H01178932 A JPH01178932 A JP H01178932A JP 33601787 A JP33601787 A JP 33601787A JP 33601787 A JP33601787 A JP 33601787A JP H01178932 A JPH01178932 A JP H01178932A
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Landscapes
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、牛導体材料を用いた元スイッチに関する。
2つの入出力ボート間の光信号の接続を切り換える元ス
イッチは光伝送、光変換に於ける最も重要な構成要素で
ある。このような光スイッチは光導波路により方向性結
合器、交叉1分岐等を形成し、その部分の屈折率を物理
光学効果を利用して変化させることにより実現できる。
イッチは光伝送、光変換に於ける最も重要な構成要素で
ある。このような光スイッチは光導波路により方向性結
合器、交叉1分岐等を形成し、その部分の屈折率を物理
光学効果を利用して変化させることにより実現できる。
現在屈折率変化を得るだめの手段として一次電気元学効
果(ボ、ケルス効果)が最も広く用いられているが、比
較的電気光学係数の大きなLiNbo3等の強誘電体材
料を用いても実用的に得られる比屈折率変化は10−s
台と小さく、素子の小型化が難しい。
果(ボ、ケルス効果)が最も広く用いられているが、比
較的電気光学係数の大きなLiNbo3等の強誘電体材
料を用いても実用的に得られる比屈折率変化は10−s
台と小さく、素子の小型化が難しい。
これに対して近年半導体多重量子井戸(MQW)構造の
積層面に垂直な方向に一4界を印加した際ζ吸収端近傍
の波長で大きな屈折率変化が生じることが報告され、こ
れを利用した元スイッチが提案されている(IJE子通
信学会論文誌E、オg68巻737〜739頁、198
5年)。
積層面に垂直な方向に一4界を印加した際ζ吸収端近傍
の波長で大きな屈折率変化が生じることが報告され、こ
れを利用した元スイッチが提案されている(IJE子通
信学会論文誌E、オg68巻737〜739頁、198
5年)。
ここでこのMQW構造の電界による屈折率変化の原理に
ついて説明する。
ついて説明する。
MQW構造とは、電子波動の波長(ド・ブロイ波長)程
度の厚みの半導体層をそれよシパンドギャ、プの広い半
導体ではさんだ量子井戸(QW)を層厚方向に多重に形
成したもので電子、正孔波動の二次元化によりバルク材
料とは犬きく異なる物性を示すことから注目されている
。
度の厚みの半導体層をそれよシパンドギャ、プの広い半
導体ではさんだ量子井戸(QW)を層厚方向に多重に形
成したもので電子、正孔波動の二次元化によりバルク材
料とは犬きく異なる物性を示すことから注目されている
。
第3図(a)、#)はMQW構造に層に垂直な方向に光
を伝搬させた際の吸収端近傍の光の吸収係数及び屈折率
スペクトラムの電界による変化の様子を示すものである
0層に垂直の電界Eがない場合には吸収係数スペクトラ
ムには重い正孔(hh)。
を伝搬させた際の吸収端近傍の光の吸収係数及び屈折率
スペクトラムの電界による変化の様子を示すものである
0層に垂直の電界Eがない場合には吸収係数スペクトラ
ムには重い正孔(hh)。
軽い正孔(!h)と電子の準位間の遷移に対応したエキ
シトン吸収ピークが見られ、これに対応して屈折率スペ
クトラムには大きな段差が見られム電界Eを印加してい
くと、電子、正孔準位のシフトが生じ吸収端の長波長側
への移動がおこる。この際エキシトン吸収ピークは多少
のブロードニングを生ずるものの10”V/cmg度の
強電界に於いても安定に存在する。
シトン吸収ピークが見られ、これに対応して屈折率スペ
クトラムには大きな段差が見られム電界Eを印加してい
くと、電子、正孔準位のシフトが生じ吸収端の長波長側
への移動がおこる。この際エキシトン吸収ピークは多少
のブロードニングを生ずるものの10”V/cmg度の
強電界に於いても安定に存在する。
・電界Eの印加による吸収端シフトに対応して。
屈折率スペクトラム上の段差も長波長側に移動する。こ
のため屈折率変化が生じる訳でその絶対1直FiIXI
O’V/!ifo[J”?’IO”(D:1r−1”
に及ぶことが報告されておシ、この現象を利用した交叉
導波路全反射型光スイッチの設計結果ではスイッチ部長
数100μm以下の小型光スイッチが可能であることが
報告されている。この光スイッチは半導体材料を用いて
いるため光源、受光器とのモノリシ、り集積化も可能で
ある。
のため屈折率変化が生じる訳でその絶対1直FiIXI
O’V/!ifo[J”?’IO”(D:1r−1”
に及ぶことが報告されておシ、この現象を利用した交叉
導波路全反射型光スイッチの設計結果ではスイッチ部長
数100μm以下の小型光スイッチが可能であることが
報告されている。この光スイッチは半導体材料を用いて
いるため光源、受光器とのモノリシ、り集積化も可能で
ある。
ここで説明したMQWの層に垂直な方向の電界印加によ
る屈折率変化は本質的に吸収係数の変化を伴なう。従っ
てこの現象を利用した元スイッチでは光の切換と共に大
きな光損失が生じてしまう。
る屈折率変化は本質的に吸収係数の変化を伴なう。従っ
てこの現象を利用した元スイッチでは光の切換と共に大
きな光損失が生じてしまう。
また屈折率変化の符号は第3図(b)よシわかるように
短波長側から順に■、e、oとなる領域が生じ。
短波長側から順に■、e、oとなる領域が生じ。
電界強度と共にその領域の幅が変化するため、デバイス
設計の際にこの点を考慮に入れなければならない。
設計の際にこの点を考慮に入れなければならない。
本発明の目的はこのような問題を除き、小型で光源、受
光器等のモノリシック集積化が可能でかつ光の切換に伴
う損失変化が小さい元スイッチを提供することにある。
光器等のモノリシック集積化が可能でかつ光の切換に伴
う損失変化が小さい元スイッチを提供することにある。
基板上に2本の光導波路が交差した交差部あるいは互い
に近接して方向性結合器を形成した方向性結合器部また
は1本の光導波路が分岐したY分岐を有し、交差部ある
いは方向性結合器部またはY分岐部に屈折率変化を生じ
させる手段を有する光スイッチに於いて、少なくとも屈
折率変化を生じさせるべき部分の光導波路が、ド・ブロ
イ波長程度の専みの第1の半導体層と前記第1の半導体
層よりバンドギャップの広い第2の半導体層によ多構成
される量子井戸を積層方向に少なくとも1つ含む構造で
あシ、前記構造の前記量子井戸に量子井戸の各層に平行
な方向に電界を印加する手段と、前記電界が印加される
童子井戸に近接する量子井戸に垂直な方向に電界全印加
する手段とから成っていることを特徴とする。
に近接して方向性結合器を形成した方向性結合器部また
は1本の光導波路が分岐したY分岐を有し、交差部ある
いは方向性結合器部またはY分岐部に屈折率変化を生じ
させる手段を有する光スイッチに於いて、少なくとも屈
折率変化を生じさせるべき部分の光導波路が、ド・ブロ
イ波長程度の専みの第1の半導体層と前記第1の半導体
層よりバンドギャップの広い第2の半導体層によ多構成
される量子井戸を積層方向に少なくとも1つ含む構造で
あシ、前記構造の前記量子井戸に量子井戸の各層に平行
な方向に電界を印加する手段と、前記電界が印加される
童子井戸に近接する量子井戸に垂直な方向に電界全印加
する手段とから成っていることを特徴とする。
本発明は多重量子井戸(MQW)構造に特有な室温エキ
シトンによる共鳴吸収の消失にともなう屈折率変化を前
記共鳴吸収のシフトによる屈折率変化を併用したもので
ある。まず、@記共鳴吸収の消失にともな5屈折率変化
の原理について説明する。
シトンによる共鳴吸収の消失にともなう屈折率変化を前
記共鳴吸収のシフトによる屈折率変化を併用したもので
ある。まず、@記共鳴吸収の消失にともな5屈折率変化
の原理について説明する。
第4図1a) 、 tb)はMQW構造の各層に水平な
電界E、rによる層に垂直に伝搬する光に対する吸収係
数、屈折率の変化の傾向を示す図である。層に水平な電
界B/lが印加されていない際には吸収端近くの吸収係
数スペクトラムには基低準位のlい正孔(hh)、軽い
正孔(Ilh)と電子との間の遷移に関係した2つのエ
キシトン吸収ピークが明瞭に見られる。屈折率スペクト
ラムにはエキシトン吸収ピークに対応して大きな段差が
生じる。これに対しE u、を印加した際には量子井戸
(QW)層内でエキシトンのイオン化が生じ吸収係数ス
ペクトラム上ではエキシトン共鳴による吸収ピークが消
失し、バンドギヤyプのrenornalizat i
onが生じる。この際′X要なことは吸収端の位置の変
化は電界が層に垂直な場合(E工)に比べ大幅に小さい
ことである。一方屈折率スペクトラム上に生じていた段
差はエキシトン吸収の存在によるものであった訳である
から、Eηの印加によりエキシトン吸収ピークが消滅す
れば、屈折率スペクトラム上の段差も消える。従って吸
収端近傍の波長に於て大きな屈折率変化が得られる。し
かも第4図(b)から明らかなように、この屈折率変化
の符号は吸収端の長波長側では負、短波長側では正とい
う単純な変化をする。吸収端の長波長側でit電界が層
に垂直な場合のように吸収端の移動をともなわないため
大きな損失変化は生じない。
電界E、rによる層に垂直に伝搬する光に対する吸収係
数、屈折率の変化の傾向を示す図である。層に水平な電
界B/lが印加されていない際には吸収端近くの吸収係
数スペクトラムには基低準位のlい正孔(hh)、軽い
正孔(Ilh)と電子との間の遷移に関係した2つのエ
キシトン吸収ピークが明瞭に見られる。屈折率スペクト
ラムにはエキシトン吸収ピークに対応して大きな段差が
生じる。これに対しE u、を印加した際には量子井戸
(QW)層内でエキシトンのイオン化が生じ吸収係数ス
ペクトラム上ではエキシトン共鳴による吸収ピークが消
失し、バンドギヤyプのrenornalizat i
onが生じる。この際′X要なことは吸収端の位置の変
化は電界が層に垂直な場合(E工)に比べ大幅に小さい
ことである。一方屈折率スペクトラム上に生じていた段
差はエキシトン吸収の存在によるものであった訳である
から、Eηの印加によりエキシトン吸収ピークが消滅す
れば、屈折率スペクトラム上の段差も消える。従って吸
収端近傍の波長に於て大きな屈折率変化が得られる。し
かも第4図(b)から明らかなように、この屈折率変化
の符号は吸収端の長波長側では負、短波長側では正とい
う単純な変化をする。吸収端の長波長側でit電界が層
に垂直な場合のように吸収端の移動をともなわないため
大きな損失変化は生じない。
一方、室温エキシトンの共鳴吸収のシフトにともなう屈
折率変化は層に垂直な電界E上が印加されることにより
屈折率スペクトラム上に生じてい是大きな段差もシフト
する。この際のシフトは層に逆バイアスが印加される際
には第3図tb+のように長波長側へのシフトである。
折率変化は層に垂直な電界E上が印加されることにより
屈折率スペクトラム上に生じてい是大きな段差もシフト
する。この際のシフトは層に逆バイアスが印加される際
には第3図tb+のように長波長側へのシフトである。
従って吸収端近傍の波長では屈折率変化の量はこれらの
層に平行な電界による変化n77、と垂直な電界による
変化nユの和になる。
層に平行な電界による変化n77、と垂直な電界による
変化nユの和になる。
エキシトン吸収ピークの消失がここで述べたように1−
に水平な方向の電界によるエキシトンのイオン化により
生じることFi雑誌「フィジカル・レビz −B (P
hysical Review 8月、第32巻104
3〜1060頁(1985年)に述べられているがこの
他に2バンドギヤ、プより高エネルギーな光の照射、及
びフリーキャリア注入によってもおこすことができる(
h誌「ジャーナル・オプ・オプティカル・ンテエティ・
オプ・アメリカA (Journal of 0pti
cal 5ociety of AnericaA月第
2巻、1135〜1142頁(1985年)。
に水平な方向の電界によるエキシトンのイオン化により
生じることFi雑誌「フィジカル・レビz −B (P
hysical Review 8月、第32巻104
3〜1060頁(1985年)に述べられているがこの
他に2バンドギヤ、プより高エネルギーな光の照射、及
びフリーキャリア注入によってもおこすことができる(
h誌「ジャーナル・オプ・オプティカル・ンテエティ・
オプ・アメリカA (Journal of 0pti
cal 5ociety of AnericaA月第
2巻、1135〜1142頁(1985年)。
また、エキシトン吸収ピークの移動によりエキシトン吸
収ピークの長波長側で屈折率が正に変化することは雑誌
[エレクトロニクス・レターズ(Electronic
s Ieffers月第22巻888〜889頁(19
86年)に述べられている。
収ピークの長波長側で屈折率が正に変化することは雑誌
[エレクトロニクス・レターズ(Electronic
s Ieffers月第22巻888〜889頁(19
86年)に述べられている。
本発明はこのようなエキシトン吸収ピークの消失にとも
なう屈折率変化をエキシトン吸収ピークの移動にともな
う屈折率変化を併用して光スイッチに応用したものであ
る。以下本発明につき実施例により詳細に説明する。
なう屈折率変化をエキシトン吸収ピークの移動にともな
う屈折率変化を併用して光スイッチに応用したものであ
る。以下本発明につき実施例により詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は本発明による元スイッチの第1の実施例を示す
図でこの実施例は本発明を交叉導波路全反射型スイッチ
に適用したものである。材料系としてはGaAs/Aj
GaAs系材料を用いた場合につき説明するがInGa
AsP/InP、InGaAsPI n A lj A
s系等室温で安定なエキシトン吸収ピークが観測でき
るMQW構造が製作できる材料系であれば2本発明が適
用可能なことはどう迄もない。
図でこの実施例は本発明を交叉導波路全反射型スイッチ
に適用したものである。材料系としてはGaAs/Aj
GaAs系材料を用いた場合につき説明するがInGa
AsP/InP、InGaAsPI n A lj A
s系等室温で安定なエキシトン吸収ピークが観測でき
るMQW構造が製作できる材料系であれば2本発明が適
用可能なことはどう迄もない。
実施例の上面図第1図(a)、斜視図第1図(blを参
照し本実施例の製作方法について説明する。
照し本実施例の製作方法について説明する。
n型GaAs基板4上にすべてノンドープでGaAsバ
、ファ層5(hみ0.1 fi m ) e AA!o
、siG a 64B A Sクラッド層6 (1μm
)、GaAs/A16.3g oallJI AsMQ
Wガイド層7(1μm)。
、ファ層5(hみ0.1 fi m ) e AA!o
、siG a 64B A Sクラッド層6 (1μm
)、GaAs/A16.3g oallJI AsMQ
Wガイド層7(1μm)。
をM2R法により連続成長する。G a A S /
A j 64soallJI As MQWガイド層7
は厚み100AのGa As 、 A16.Haall
*@II As層を50周期交互に積層したものである
(以下では簡単のためAIのモル比を略して記述する)
。次にフォトリングラフィ法により1111!10μm
、交叉角lO〜206の交叉パターンのマスクをエビ層
側に形成し1反応性イオン・ビームエツチング法により
マスク以外のMQWガイド層7を工、チングする。この
際工、チングd M Q Wガイド層7の途中で止める
ように制御した。このエツチングにより2本の装荷型チ
ャンネルガイド7a、7bによる交叉導波路が形成され
る。次に広い方の交差角の2等分線A−A’に対称に狭
い方の交差角の2等分線B−B’に沿って工、チングさ
れたMQWガイド1−面にシ璽ットキー電極1a、1b
を形成する。この電極は層に平行な方向に電界を印加す
るための電極である。
A j 64soallJI As MQWガイド層7
は厚み100AのGa As 、 A16.Haall
*@II As層を50周期交互に積層したものである
(以下では簡単のためAIのモル比を略して記述する)
。次にフォトリングラフィ法により1111!10μm
、交叉角lO〜206の交叉パターンのマスクをエビ層
側に形成し1反応性イオン・ビームエツチング法により
マスク以外のMQWガイド層7を工、チングする。この
際工、チングd M Q Wガイド層7の途中で止める
ように制御した。このエツチングにより2本の装荷型チ
ャンネルガイド7a、7bによる交叉導波路が形成され
る。次に広い方の交差角の2等分線A−A’に対称に狭
い方の交差角の2等分線B−B’に沿って工、チングさ
れたMQWガイド1−面にシ璽ットキー電極1a、1b
を形成する。この電極は層に平行な方向に電界を印加す
るための電極である。
次に、この平行電界印加領域に交わらないようにA−A
’およびB−13’に対称にエツチングされていないM
QWガイド層面にシ璽、トキー電極2a* 2bを形成
する。さらに、オーミック性電極3をn−GaAs基板
4面上に形成し、最後にA −A′に平行に入出射端面
をへき開によ多形成した。
’およびB−13’に対称にエツチングされていないM
QWガイド層面にシ璽、トキー電極2a* 2bを形成
する。さらに、オーミック性電極3をn−GaAs基板
4面上に形成し、最後にA −A′に平行に入出射端面
をへき開によ多形成した。
第1図(alはデバイスの上面図を示すものである。
シ冒ット中−電極1a、lbは交差チャネルガイド3a
、3bの小さい方の交差角の2等分線B−B′に沿っ
て、大きい方の交差角A−A’に対称な位置にチャネル
の交差部の外側に形成しである。尚、実際にはボンディ
ングのためのパッド及び引き出し線も形成しているが図
では省略した。
、3bの小さい方の交差角の2等分線B−B′に沿っ
て、大きい方の交差角A−A’に対称な位置にチャネル
の交差部の外側に形成しである。尚、実際にはボンディ
ングのためのパッド及び引き出し線も形成しているが図
では省略した。
第2図は大きい方の交差角の2等分ml、 A/を含
みデバイスの各I−に垂直な面での断面図を示すもので
ある。この図を用いて本実施例の動作機構について説明
する。第1図(a)における2つのショットキー電極1
a、lb間に′−圧を印加した場合を考える。ここで例
えばシヨ、トキー′成極1a側をプラス、Ib側をマイ
ナスにバイアスしたとするとシッットキー電極1aは順
バイアス、lbは逆バイアスとなp、1bから2aに向
かって空乏層が延びていく、従ってla 、Ib間には
MQWガイド層7に平行な電界が印加される。
みデバイスの各I−に垂直な面での断面図を示すもので
ある。この図を用いて本実施例の動作機構について説明
する。第1図(a)における2つのショットキー電極1
a、lb間に′−圧を印加した場合を考える。ここで例
えばシヨ、トキー′成極1a側をプラス、Ib側をマイ
ナスにバイアスしたとするとシッットキー電極1aは順
バイアス、lbは逆バイアスとなp、1bから2aに向
かって空乏層が延びていく、従ってla 、Ib間には
MQWガイド層7に平行な電界が印加される。
この場合には先に説明したようにエキシトンのイオン化
によるエキシトン吸収ピークの消滅が生じて屈折率変化
が誘起される。この屈折率変化はエキシトン吸収ピーク
の長波長側では負の変化を示し、ntr領域10でこの
変化が生ずる。以上の電圧を印加する際同時にオーミッ
ク電極3を1aと同・1位にシ曹ットキー電極2a 、
2bを1bと同電位となるように電圧を印加すると、
2a、2bは逆バイアスとなるから2a、2bからオー
ミック′−極3に向かって空乏層が延びていく。従って
。
によるエキシトン吸収ピークの消滅が生じて屈折率変化
が誘起される。この屈折率変化はエキシトン吸収ピーク
の長波長側では負の変化を示し、ntr領域10でこの
変化が生ずる。以上の電圧を印加する際同時にオーミッ
ク電極3を1aと同・1位にシ曹ットキー電極2a 、
2bを1bと同電位となるように電圧を印加すると、
2a、2bは逆バイアスとなるから2a、2bからオー
ミック′−極3に向かって空乏層が延びていく。従って
。
2a、2bと3の間にはMQWガイド層7に垂直な電界
が印加される。この場合には先に説明したようにエキシ
トン吸収ピークのシフトにより屈折率変化が誘起され、
エキシトン吸収ピークの長波長側では正の屈折率変化を
示す。この変化領域がn上領域9a、9bである。従っ
て、シ曹、トキー′成極1a、1bおよび2a 、2b
の間の部分lOでは、−!わシのJm9a、9bよシも
相対的に屈折率の低下部分を作ることができ、全反射を
起こすことができる。この際の屈折率の変化1=1第5
図のように層に水平な電界および垂直な電界をそれぞれ
単独で用いる際よシも両方の和で決まるため。
が印加される。この場合には先に説明したようにエキシ
トン吸収ピークのシフトにより屈折率変化が誘起され、
エキシトン吸収ピークの長波長側では正の屈折率変化を
示す。この変化領域がn上領域9a、9bである。従っ
て、シ曹、トキー′成極1a、1bおよび2a 、2b
の間の部分lOでは、−!わシのJm9a、9bよシも
相対的に屈折率の低下部分を作ることができ、全反射を
起こすことができる。この際の屈折率の変化1=1第5
図のように層に水平な電界および垂直な電界をそれぞれ
単独で用いる際よシも両方の和で決まるため。
相対的に大きな屈折率の変化vi−得ることができる。
従って、チャネルガイド・交差角も大きくとれるため、
スイッチサイズを小型にすることが可能である。
スイッチサイズを小型にすることが可能である。
第1図(alを用いて実際のスイッチ動作について説明
する。ここでは切換える光の波長としてMQWガイド層
7の吸収端(バンドギヤ、プ波長λg=0.85μm)
よシ長波長側を考え、0.875μmを選んだ。チャン
ネルガイド7aに入射した光8aはショットキー電極1
a 、Ib間および2a。
する。ここでは切換える光の波長としてMQWガイド層
7の吸収端(バンドギヤ、プ波長λg=0.85μm)
よシ長波長側を考え、0.875μmを選んだ。チャン
ネルガイド7aに入射した光8aはショットキー電極1
a 、Ib間および2a。
3間に′1圧を印加しない時にはそのまま直進し出射光
8bとして出射される。この際チャネルガイド7a、7
bの交叉角が10〜20’と大きいためチャンネルガイ
ド7bへのクロストークは一30dB以下である。シ胃
、トキー電極1a、Ib間に電圧を印加した際にはン1
.トキー1極lのIb間の交差部のMQWガイド11!
7にマイナスの屈折率変化が誘起きれ、シ凹ットキー電
極2aとオーミ、り1極3間に′1圧を印加した際には
シ璽ットキー隠極2aの直下のMQWカイト層7にプラ
スの屈折率変化が誘起される。このため入射光8aはチ
ャンネルガイド7b14Ilに全反射され、出射光8c
となる。この際の屈折率変化の大きさは積層面に水平な
電界による変化が相対変化Δn / nとして〜−10
″″!であり、積ノー面に垂直な電界による変化もΔn
/ nとして〜+10″″虞程度であるので相的的な
屈折率差Fi〜2 X l O−”となるため交差角が
lθ〜32°の光導波路で全反射型スイッチを得ること
ができる。
8bとして出射される。この際チャネルガイド7a、7
bの交叉角が10〜20’と大きいためチャンネルガイ
ド7bへのクロストークは一30dB以下である。シ胃
、トキー電極1a、Ib間に電圧を印加した際にはン1
.トキー1極lのIb間の交差部のMQWガイド11!
7にマイナスの屈折率変化が誘起きれ、シ凹ットキー電
極2aとオーミ、り1極3間に′1圧を印加した際には
シ璽ットキー隠極2aの直下のMQWカイト層7にプラ
スの屈折率変化が誘起される。このため入射光8aはチ
ャンネルガイド7b14Ilに全反射され、出射光8c
となる。この際の屈折率変化の大きさは積層面に水平な
電界による変化が相対変化Δn / nとして〜−10
″″!であり、積ノー面に垂直な電界による変化もΔn
/ nとして〜+10″″虞程度であるので相的的な
屈折率差Fi〜2 X l O−”となるため交差角が
lθ〜32°の光導波路で全反射型スイッチを得ること
ができる。
ここで述べたように屈折率変化は先にも述べたようにM
QWの績)−面に平行な方向の電界の他。
QWの績)−面に平行な方向の電界の他。
光照射、゛−流注入に−↓っても起こすことができるが
光照射、電流注入では自由キャリアの緩和過程が含まれ
るため応答スピードが数m secに制限される。これ
に対し積層面に平行な電界の効果はエキシトンのポテン
シャル変形を生じさせることであるため応答速度は素子
容量Cと抵抗分Rで決まるC8時定数で決まり数p s
ec程度も可能である。
光照射、電流注入では自由キャリアの緩和過程が含まれ
るため応答スピードが数m secに制限される。これ
に対し積層面に平行な電界の効果はエキシトンのポテン
シャル変形を生じさせることであるため応答速度は素子
容量Cと抵抗分Rで決まるC8時定数で決まり数p s
ec程度も可能である。
本実施例では交叉4波路全反射型光スイッチに本発明を
適用した例を示したが、本発明のポイントはMQWの績
ノー面に平行な電界印加により得られる屈折率変化と積
ノー面に垂直な′電界印加により得られる屈折率変化を
伴用することにちゃ、スイ、チの構造として方向性結合
器型、Y分岐型等既に知られている種々の構造に適用可
能なことは明らかである。
適用した例を示したが、本発明のポイントはMQWの績
ノー面に平行な電界印加により得られる屈折率変化と積
ノー面に垂直な′電界印加により得られる屈折率変化を
伴用することにちゃ、スイ、チの構造として方向性結合
器型、Y分岐型等既に知られている種々の構造に適用可
能なことは明らかである。
4波路構造は、実施例ではMQWガイド層を一部エッチ
ングしてチャンネルガイドを形成したり1型4彼路構造
としたが、他の構造1例えば1MQWガイド層上に更に
クラ、ド層を設け、このクラ、ド層を一部工、チングし
てリプ構造とし1MQWMQWガイドノー中的な屈折率
差が生じるようにした構造、あるいはMQWガイド層上
にストライプ状の誘電体膜を形成した装荷型導波路構造
、さらにはflilQWガイド層中に不純物を尋人して
不純物導入領域と非導入領域とで屈折率を異ならしめて
導波路を形成する構造や、MQWガイド層をストライプ
状に設けてこの両側を半導体ノー等で埋め込んだ埋め込
み構造等どのような4(&4構造としてもよい。
ングしてチャンネルガイドを形成したり1型4彼路構造
としたが、他の構造1例えば1MQWガイド層上に更に
クラ、ド層を設け、このクラ、ド層を一部工、チングし
てリプ構造とし1MQWMQWガイドノー中的な屈折率
差が生じるようにした構造、あるいはMQWガイド層上
にストライプ状の誘電体膜を形成した装荷型導波路構造
、さらにはflilQWガイド層中に不純物を尋人して
不純物導入領域と非導入領域とで屈折率を異ならしめて
導波路を形成する構造や、MQWガイド層をストライプ
状に設けてこの両側を半導体ノー等で埋め込んだ埋め込
み構造等どのような4(&4構造としてもよい。
また、実施例ではMQWガイド層上に設けた′電極はシ
肩ツ)=?−型としたが、他のタイプ、例えは絶縁膜上
に金属電極を設けたMOS型、あるいは、不純物を拡散
しこの接合部を利用して′越谷を印加する接合型等どの
ような構造としてもよい。
肩ツ)=?−型としたが、他のタイプ、例えは絶縁膜上
に金属電極を設けたMOS型、あるいは、不純物を拡散
しこの接合部を利用して′越谷を印加する接合型等どの
ような構造としてもよい。
以上詳細に説明したように本発明によれば小型でモノリ
シ、り集積がロエ能でかつ元の切換にともなう損失変化
が小さい元スイッチが得ら1Lる。
シ、り集積がロエ能でかつ元の切換にともなう損失変化
が小さい元スイッチが得ら1Lる。
第1図、l142図は本開明の実施例乞示す図、第3図
、第4図は従来の光スイッチの動作原理となるMQWの
屈折率変化を説明するための図、第5図は本発明によっ
て相対的な屈折率差が大きくとれることを説明するため
の図である。 la 、lb 、2a 、2b・−・−シ箇、トキー電
極。 3・・・・・・オーミ、り電極、4・・・・・・Ga人
3基板、5・・・・・・ノンドープGaAs層、6・・
・・・・ノンドープAIG a A s層、7・・・・
・・ノンドープMQWガイド層、7a、7b・・・・・
・チャンネルガイド。 代理人 弁理士 内 原 晋 ギ 1 図 茅 21!I 芽4 面 蘇−
、第4図は従来の光スイッチの動作原理となるMQWの
屈折率変化を説明するための図、第5図は本発明によっ
て相対的な屈折率差が大きくとれることを説明するため
の図である。 la 、lb 、2a 、2b・−・−シ箇、トキー電
極。 3・・・・・・オーミ、り電極、4・・・・・・Ga人
3基板、5・・・・・・ノンドープGaAs層、6・・
・・・・ノンドープAIG a A s層、7・・・・
・・ノンドープMQWガイド層、7a、7b・・・・・
・チャンネルガイド。 代理人 弁理士 内 原 晋 ギ 1 図 茅 21!I 芽4 面 蘇−
Claims (1)
- 基板上に2本の光導波路が交差した交差部あるいは互い
に近接して方向性結合器を形成した方向性結合器部また
は1本の光導波路が分岐したY分岐部を有し、前記交差
部あるいは方向性結合器部またはY分岐部に屈折率変化
を生じさせる手段を備えている光スイッチに於いて、少
なくとも屈折率変化を生じさせるべき部分の光導波路が
、ド・ブロイ波長程度の厚みの第1の半導体層と前記第
1の半導体層よりバンド・ギャップの広い第2の半導体
層により構成される量子井戸を積層方向に少なくとも1
つ含む構造であり、前記構造の前記量子井戸に量子井戸
の各層に平行な方向に電界を印加する手段と、前記電界
が印加される量子井戸に近接する量子井戸に垂直な方向
に電界を印加する手段とから成っていることを特徴とす
る光スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33601787A JPH01178932A (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 | 光スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33601787A JPH01178932A (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 | 光スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01178932A true JPH01178932A (ja) | 1989-07-17 |
Family
ID=18294835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33601787A Pending JPH01178932A (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 | 光スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01178932A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08148701A (ja) * | 1994-11-23 | 1996-06-07 | Korea Electron Telecommun | 歪曲成長層を利用した金属/半導体接合ショットキーダイオード光素子 |
-
1987
- 1987-12-29 JP JP33601787A patent/JPH01178932A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08148701A (ja) * | 1994-11-23 | 1996-06-07 | Korea Electron Telecommun | 歪曲成長層を利用した金属/半導体接合ショットキーダイオード光素子 |
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