JPH01178592A - 防水工事用アスファルト溶解釜 - Google Patents

防水工事用アスファルト溶解釜

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JPH01178592A
JPH01178592A JP70888A JP70888A JPH01178592A JP H01178592 A JPH01178592 A JP H01178592A JP 70888 A JP70888 A JP 70888A JP 70888 A JP70888 A JP 70888A JP H01178592 A JPH01178592 A JP H01178592A
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asphalt
filter
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mist
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Eiichi Tajima
田島 栄一
Sadayoshi Takagi
高木 貞好
Takayoshi Imai
隆良 今井
Kanesada Kuchiki
包定 朽木
Masataka Matsumoto
正孝 松本
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TAJIMA LE-FUINGU KK
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TAJIMA LE-FUINGU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、防水工事における固体アスファルトを加熱・
溶融する防水工事用アスファルト溶解釜に関する。
〔従来技術と問題点〕
従来防水工事におい゛C,アスファルトを加熱・溶融し
、この溶融アスファルトを用いてアスファルトルーフイ
ング類を積層するアスファルト防水工法は、信頼性が高
いため国内で広く採用されているのが現状である。この
アスファルト防水工法で使用される防水工事用アスファ
ルトは袋詰□された固体の状態で工事現場に搬入される
。これを防水工事用アスファルト溶解釜を用いて加熱・
溶融させる。
この時の溶融アスファルトの温度は300℃程度に達す
るため加熱・溶融により発散する煙・臭気はかなり激し
い、特に市街地では公害につながるとの強い指摘をされ
る傾向が強い。
これを改善するため現在とられている方法は、防水工事
用アスファルト溶解釜に別途用意する脱臭装置を接続し
、排気流中の煙・臭気を除去する方式を用いている。こ
の方式に対する一般的な評価は非常に高く、脱煙・脱臭
に関しては極めて効果があると言われている。しかし乍
ら使用者からは次のような指摘がされているのも事実で
ある。防水工事用アスファルト溶解釜と脱臭装置をフレ
キシブルホースを用いて接続しているため作業スペース
を広くとってしまうこと、更に移動の際にこの2つを分
解するか、接続した状態で注意しながらの作業となるた
め移動が大変であること、実際の現場ではこの防水工事
用アスファルト溶解釜を順次移動させて作業を行うため
フレキシブルホースが損傷して煙・臭気が漏出する可能
性が高いこと、フレキシブルホース自体がかなり高温に
なり、顔や手が触れると火傷の危険性が有ること等が言
われている。
上記の様に防水工事用アスファルト溶解釜と脱臭装置が
分離されていることにより、作業時の安全性と作業効率
の面で問題が残されている。
〔目  的〕
本発明の目的は、この様な従来の欠点を改善し、無煙・
無臭のコンパクトな防水工事用アスファルト溶解釜を提
供することである。
〔構  成〕 本発明は、溶解釜の本体に簡便な脱煙・脱臭装置を組み
込み、一体化させたことを特徴とするものである。脱煙
・脱臭装置は本発明のフィルター部、再燃焼バーナーが
その役割を担っている。溶解釜から発生する悪臭の原因
は、オイルミストにあるが、オイルミストはその粒子径
の分布が極めて広いので、大きいものはフィルター部で
除去し、小さいものは再燃焼バーナーでもやして除去す
る。
釜本体の材質、形状、実効容量について特に指定はない
が、固形アスファルト仕込量160〜320眩程度の実
効容量を有するのが望ましい。また燃焼室内側は適当な
耐火材料で被覆する必要がある。
燃焼用バーナーは特に指定はないが、総発熱量2万〜2
0万Kcal/hr程度の火力で、燃料として灯油、軽
油、A重油が使用できるのが望ましい。
フィルター部はフィルターボックスと着脱自在のフィル
ター材から成り、フィルターボックスの材質、形状は特
に指定はないが、100〜3000.ffl程度の有効
断面積を有するのが望ましい。フィルター材の厚みは、
厚ければ長時間使用できるし、薄いと短時間で交換が必
要となる。厚みは結果的にはフィルターの圧力損失とし
て表われてくるので、ブロワ−の能力との関係で適切な
圧力損失を示す厚みを決定すればよい。また排気パイプ
との接続は煙・臭気の漏出がないことが必要である。
フィルター材の材質は例えば石英繊維、溶融シリカ繊維
、セラミックファイバー、ガラス繊維、金属メツシュが
ある。
吸引装置はフィルター材の種類にもよるが、ブロワ−の
吐き出し特性が静圧60mmAq以上、風量5rri’
/min以上の能力を備えている必要がある。また排気
流は高温なので耐熱構造とする必要がある。
本発明においては、ブロワ−の能力とフィルター能力と
の巧みな組合せがとくによい結果を与える。
ブロワ−能力とフィルター能力の関係は。
ブロワ−静?l 60 = 500111mAq好まし
くは150〜250mmAq ブロワー排風15−50rr+”/+jn好ましくは7
〜10rn’/ll1inフィルター圧力損失5〜20
0a+mAq好まし、くは20=70+++n+Aqフ
ィルター断面積100〜3000cd好ましくは400
〜1000d の組合せがよい。
〔実施例〕
次に本発明の実施の一例を説明する。
図百に於て、この図は本発明の実施例を模式的に表した
断面図である。該防水工事用アスファルト溶解釜はアス
ファル1−仕込量200檎程度の実効容量を有する。下
部に燃焼用バーナー1を有し燃焼室2で燃焼しアスファ
ルトを加熱・溶融する。固形アスファルトは仕込口3よ
り投入し1、lO〜40−程度の固形アスファルトを投
入できる大きさとする。又温度計4を設置し温度管理を
行うが、この温度計をバーナー1に接続し危険温度にな
るとバーナーが自動的に切れるようにしアスファルトの
過熱を防止する。更にほこの温度計により燃焼の自動制
御を行うようにすると便利である。溶融アスファルトの
排気流中のミストは次の要領にて除去・処理する。該防
水工事用アスファルト溶解釜の上蓋に排気パイプ5を設
け、フィルターボックス7に接続する。排気流をフィル
ターボックスに導くためフィルターボックス横に吸引用
排気ブロワ−8を設置する。このブロワ−により排気流
中のミストは高速でフィルター材6に衝突し1粒子増大
・拡散現象を起しフィルター下部に滴下する。しかしな
がらミスト粒子の中で超微細な粒子径のものはこのフィ
ルターを通過してしまう、そこでフィルターを通過した
排気流を大気中に放散せず再燃焼ノズル9にて再度燃焼
室に送り込んで燃焼処理を行う、このようにして排気流
中のミストを完全に除去してから煙突10より大気中に
放出する。吸引用排気ブロワ−の吐き出し特性は、静圧
60〜500mmAq程度で効率良く粒子増大・拡散現
象を起こすことを確認した。またフィルター材の交換方
法は金属製枠にガラス繊維マットを固定したフィルター
カセットを装着するだけの簡単な方式にした。
〔効  果〕
上記の様に本発明による防水工事用アスファルト溶解釜
は非常にコンパクトな構造で、脱煙・脱臭機構も一体化
されたものであるため、防水工事に於て、無煙・無臭の
効果があるばかりでなく作業時の危険性を極力小さくし
安全性の向上に大きな効果を有するとともに、脱煙・脱
臭装置から発生する容易に燃焼する成分のエネルギーの
有効利用を可能としたものである。また、運搬時や作業
に伴う防水工事用アスファルト溶解釜の移動も簡単に行
えるので9作業効率の向上にも効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の模式的な断面図である。 l・・・燃焼用バーナー  2・・・燃焼室3・・・ア
スファルト仕込み口 4・・・温度計      5・・・排気バイブロ・・
・フィルター材 7・・・フィルターボックス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、防水工事に使用するアスファルト溶解釜において、
    アスファルト溶解釜、その上部に設けられた排気口に接
    続した排気パイプ、フィルター部を介して該排気パイプ
    に接続した排気ブロワー、排気ブロワーからの排気を移
    送するための移送管、移送管の先端に取付けられており
    、再燃焼ノズルの近傍で開口している再燃焼ノズル、ア
    スファルト溶解釜を加熱するための加熱バーナーよりな
    ることを特徴とする防水工事用アスファルト溶解釜。
JP70888A 1988-01-07 1988-01-07 防水工事用アスファルト溶解釜 Expired - Fee Related JPH0832888B2 (ja)

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