JPH0117842Y2 - - Google Patents

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JPH0117842Y2
JPH0117842Y2 JP1981157306U JP15730681U JPH0117842Y2 JP H0117842 Y2 JPH0117842 Y2 JP H0117842Y2 JP 1981157306 U JP1981157306 U JP 1981157306U JP 15730681 U JP15730681 U JP 15730681U JP H0117842 Y2 JPH0117842 Y2 JP H0117842Y2
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JP
Japan
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antenna
fitting
connecting rod
hollow
hollow part
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JP1981157306U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車などの車両に対してアンテナ
を樹立状に取付るために用いられる支持具に関す
るもので、さらに詳しくは、アンテナを起立させ
たり倒したりすることを自由に行ない得るように
した車両用アンテナの支持具に関するものであ
る。
従来の車両用アンテナの支持具にあつて第6図
に示す如くアンテナ取付体20fの下端部23f
をテーパー状に形成し、本体8fにおける上部の
中空部10fもそれに適合する形状に形成したも
の(例えば実開昭53−71352号公報開示のもの)
は、アンテナ倒置状態においてアンテナの先が上
下に揺れると本体8f内のスプリング力によりア
ンテナが自動的に起立状態に復帰してしまつた
り、反対にアンテナ樹立状態において上下方向の
振動が加わるとアンテナの樹立状態が不安定にな
るその上に、本体8fの中空部に雨水が入る等の
欠点があつた。
そこで本考案は上記欠点を除くと共に、より安
定な通信の確保をも可能にできるようにした車両
用アンテナの支持具を提供しようとするものであ
る。
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。第1図乃至第5図において、1は支持具、2
は接続具で、支持具1を自動車などの車両に機械
的に接続し、また送受信機に電気的に接続するた
めに用いられる周知の物であつて、周知の取付具
を介して自動車の屋根に取り付けられ、また周知
の如く同軸ケーブル等の伝送線の一端が接続され
る。尚伝送線の他端は自動車内の送受信機に接続
される。6は車両用アンテナで、一般にホイツプ
アンテナと称される細い棒状のものが用いられ
る。次に上記支持具1について詳しく説明する。
8は本体を示し中空の筒状に形成されている。9
は本体8の下部に設けられた連結要素で、図示さ
れるように接続具2における連結ねじに螺着し得
るようにした雌ねじを以つて構成されている。尚
この連結部9は接続具2に対する機械的な固定並
びに電気的な接続を行なうようになつている。1
0は中空部を示し、第2図に示されるようにその
中間部に設けられた鍔片11を境界としてその下
側のばね存置空間10a、上側の嵌入空間10b
に分割されている。上記ばね存置空間10a及び
嵌入空間10bの内周面はいずれも上下方向にわ
たつて半径が一定の同筒面となつている。尚ばね
存置空間10aの半径と嵌入空間10bの半径と
は相互に異ならしめてもよい。12はばね受面を
示し、上記鍔片11の下面をもつて構成してあ
る。14は鍔片11の中央部分に設けられた透孔
で真円形に形成してある。15は嵌合面を示し、
図示される様なテーパー状に形成されている。次
に16は連結杆で、透孔14に上下動及び回動自
在に挿通させてある。17は連結杆16の下端に
備えられたばね受座で、円板状に形成されてい
る。18はばね受座17とばね受面12の間に介
設させた引き下げばねを示し、連結杆16を下方
に向けて付勢するようになつている。尚この引き
下げばね18としては引つ張りばねを用いて、そ
の一端を連結杆16に他端を連結杆16よりも下
方位置する本体8に連結してもよい。次に20は
アンテナ取付体を示す。このアンテナ取付体20
に於て、21はアンテナ取付体の上部の軸心位置
に穿設されたアンテナ挿入孔で、前記アンテナ6
を挿入可能な直径に形成してある。尚挿入孔21
に挿入されたアンテナ6の固定は周知の押しねじ
22でもつて行なうようにしてある。23はアン
テナ取付体20の下部に備えられた嵌入部を示
し、その外周面は上下方向にわたつて半径が一定
の円筒面に形成してある。又その半径はこの嵌入
部23が前記嵌入空間10bに僅かなゆとりをも
つて嵌入し得る大きさに形成されている。24は
嵌入部23の下部に形成された連結溝を示し、そ
こには連結杆16の上端部を存置させてある。上
記嵌入部23は枢着ピン25を以つて連結杆16
の上端部に枢着してあり、取付体20が本体8に
対して起倒及び回動自在となるようにしてある。
26は環状部材を示し、その上部がアンテナ取付
体20の外周面に水密的に取付けてある。その取
付方法は本例では圧入手段が用いられている。し
かしこの環状部材26はアンテナ取付体20と一
材に形成することも可能である。27は環状部材
26における嵌合面を示し、前記嵌合面15と水
密的にぴつたりと嵌合し得る様なテーパー面に形
成されている。この環状部材26の下端は図示さ
れるように本体8における嵌合面15の外周側に
位置させてある。尚上記各部材はアンテナ6と接
続具2との電気的接続を確実ならしめるよう導電
性の良好な金属材料で形成される。
次に上記構成の支持具1の操作について説明す
る。まず起立状態にあるアンテナ6を倒したい場
合には、引き下げばね18のばね力に抗してアン
テナ取付体20を手で上方に引上げる。そして嵌
入部23の下端が嵌入空間10bから抜出したな
らばアンテナ取付体20を第4図に示されるよう
に傾倒させる。これによつてアンテナ6を倒置さ
せた状態とすることが出来る。この状態において
は、嵌入部23の外周面が前記のように上下方向
にわたつて半径が一定の円筒面となるように形成
してある為、第5図からも明らかなように嵌入部
23における下端の一部23a,23aが中空部
10における上方の開口部の孔縁10cよりも外
方に張出した状態となつている。従つて前記アン
テナ6を倒置させた状態においてそのアンテナに
第4図に於ける矢印30方向の力即ちアンテナを
樹立状態に起こす方向の力が加わつても、前記嵌
入部23の下端の一部23aが孔縁10cに当接
してアンテナが不用意に起き上つてしまうことが
防止される。
次にアンテナを起立させる場合にはアンテナ取
付体20を手で持つて第4図の矢印30方向に起
こす。この場合その初期においては下端の一部2
3aが孔縁10cに当接する。しかしそれに抗し
てアンテナ取付体20を矢印30方向に起こすこ
とにより、連結杆16がばね18のばね力に抗し
てわずかに上方へ引き上げられ、その状態でアン
テナ取付体20の矢印30方向の起立が可能とな
る。そしてやがて嵌入部23の下端の全面が嵌入
空間10bと対向する状態となると、引き下げば
ね18のばね力によつて嵌入部23は嵌入空間1
0b内に引き込まれ、嵌合面27が嵌合面15と
嵌合して第2図及び第3図に示されるようなアン
テナの樹立状態となる。この状態に於ては、嵌入
空間10bの内周面及び嵌入部23の外周面が何
れも円筒状に形成されている為、アンテナ取付体
20が多少上方へ引上げられても前記両面の密接
な対向状態はそのままに維持される。従つてアン
テナ取付体20の不用意な傾倒は防止される。
以上のようにこの考案にあつては、アンテナ取
付体20が起倒自在となつているから、アンテナ
6を起立させてその高さを高くしたり横方へ倒し
て低くしたりできる特長がある。
しかも本考案にあつては、アンテナ取付体20
の嵌入部23は連結杆16を介して下方へ付勢さ
れていると共に、中空部10の内周面及び嵌入部
23の外周面は第2図及び第3図に示される如く
対向する構成であるから、アンテナ樹立状態にお
いて車両の上下振動によりアンテナ取付体20が
本体8から浮き上りかけても、上記嵌入部23の
外周面と中空部10の内周面の対向状態を密接な
ままに維持することができ、アンテナ樹立状態の
維持を確実に行ない得る実用効果がある。
その上、嵌入部23の外径は中空部10の内径
に対応させて太径にしてあるその上に、嵌入部2
3における枢着点は、嵌入部23をアンテナ倒置
位置から樹立位置に向けて移動させる過程におい
て、投影的に見て、中空部10の開口縁10cよ
りも嵌合部23の下端23aの通る軌跡が外方に
張り出した位置を通過するように設定してあるか
ら、第4図の倒置状態でアンテナ6の先が振動に
より浮き上がつた場合でも、嵌入部23の斜状に
なつて下端縁23aは中空部10の孔縁10cに
係合しアンテナ6の無用の樹立を防止する効果が
ある。
このことはアンテナ倒置状態で野山の凸凹道路
面を走行した場合において車両の揺れによりアン
テナ6がはね上りかけた場合でも、嵌入部23が
中空部10内に引き込まれてアンテナ6が樹立状
態に自動復帰してしまうことを阻止することがで
き、アンテナ6が不用意に樹立して山林の枝に当
たつて折損することを確実に防止できる実用上の
効果がある。
さらに本考案にあつては、アンテナ6を樹立さ
せて車を走行させながら通信をしている状態にお
いて降雨があつた場合、車の上下振動で嵌入部2
3が僅かに上下動しても、環状部材26の存在に
より上方からの雨水を本体8の外周側に流下させ
てそれが本体10の内部に入ることを阻止するこ
とができ、本体8内に水が入ることによつて通信
用周波数での電気的特性が一時的に変化すること
を防止し、安定な通信を確保できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は接
続具と支持具とアンテナとを連結した状態を示す
斜視図、第2図は支持具の縦断面図、第3図は第
2図における−線断面図、第4図はアンテナ
取付体を傾倒させた状態を示す断面図、第5図は
第4図の状態の平面図、第6図は従来例を示す第
5図と同様の図。 8…本体、10…中空部、16…連結杆、20
…アンテナ取付体、23…嵌入部、6…アンテ
ナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部には車両に対する連結要素9を有し上部に
    は上方が開口した中空部10を有する本体8と、
    下部には上記中空部10に挿入する為の嵌入部2
    3を有し上部にはアンテナ6の取付部を有するア
    ンテナ取付体20と、上記中空部10内に中空部か
    ら上方へ向けての出没を自在に挿入した連結杆1
    6とから成り、上記アンテナ取付体20の嵌入部
    23には上記連結杆16の上端部を枢着すると共
    に、上記連結杆16は下方へ向けて付勢してある
    車専用アンテナの支持具において、上記中空部1
    0の内周面は上下方向にわたつて半径が一定の円
    筒面に形成し、一方上記嵌入部23の外径は上記
    中空部10に対して同軸線方向からの挿入を可能
    にする範囲で中空部10の内径に対応する太径に
    形成し、更に嵌入部23における連結杆16の枢
    着点は、嵌入部23をアンテナ倒置位置から樹立
    位置に向けて移動させる過程において、投影的に
    見て嵌合部23の下端23aの通る軌跡が中空部
    10の開口縁10cよりも外方に張り出した位置
    を通過するように設定してあり、更に上記アンテ
    ナ取付体には、上記嵌入部23が上記中空部10
    内に引き込まれたアンテナ樹立状態において、下
    端が上記本体8の上部外周に位置するようにした
    環状部材26の上端を固着してあることを特徴と
    する車両用アンテナの支持具。
JP15730681U 1981-10-22 1981-10-22 車両用アンテナの支持具 Granted JPS5864111U (ja)

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JP15730681U JPS5864111U (ja) 1981-10-22 1981-10-22 車両用アンテナの支持具

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JP15730681U JPS5864111U (ja) 1981-10-22 1981-10-22 車両用アンテナの支持具

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Publication Number Publication Date
JPS5864111U JPS5864111U (ja) 1983-04-30
JPH0117842Y2 true JPH0117842Y2 (ja) 1989-05-24

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ID=29949834

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JP15730681U Granted JPS5864111U (ja) 1981-10-22 1981-10-22 車両用アンテナの支持具

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3082815B2 (ja) * 1993-03-26 2000-08-28 日産自動車株式会社 車両用シートベルト装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS432492Y1 (ja) * 1965-03-06 1968-02-01

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616810Y2 (ja) * 1976-11-17 1981-04-20
JPS5837123Y2 (ja) * 1978-04-15 1983-08-22 第一電波工業株式会社 アンテナの回転ホイツプ

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS432492Y1 (ja) * 1965-03-06 1968-02-01

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JPS5864111U (ja) 1983-04-30

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