JPH01177530A

JPH01177530A - 立体カメラの支持機構

Info

Publication number: JPH01177530A
Application number: JP63001195A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Miura; 謙一三浦; Hiromichi Kobayashi; 小林　宏通
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-01-08
Filing date: 1988-01-08
Publication date: 1989-07-13
Also published as: US4879596A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は、立体視画像を得るための２台のカメラを、
位置調整可能に支持する立体カメラの支持機構に関する
。

（従来の技術）周知のように、互いに独立した２台のカメラを所定間隔
離間させて設置し、同一の被写体を撮影して両カメラか
ら得られる各映像信号を時分割処理することにより、人
間の眼の両眼視差による映像差と輻轢視角とを利用して
、立体視画像を得る技術が開発されてきている。

第４図は、このようにして立体視画像を得るためのシス
テムを示している。すなわち、所定間隔離間されかつ所
定の輻轢角をもって設置されたカメラ１１．１２から出
力される映像信号を、時分割処理回路１３で立体視用の
映像信号に変換してをニターテレビジョン１４で画像表
示させる。そして、こ　　。

の表示画面を、使用者が、時分割処理回路１３の時分割
処理に同期して駆動される液晶シャッタ眼鏡１５を通し
て見ることにより、立体視がなされる。

ここで、２台のカメラ１１．１２は、第５図に示すよう
に、立体視をする仮想画面１６上で映像が正確に一致す
るように、その間隔ｌ及び輻轢角θが調整されるととも
に、図中Ｙ方向（垂直方向）及びＸ方向（水平方向）の
ずれやカメラ１１．１２の光軸回りの回転ずれ等がない
ように調整される必要がある。

しかしながら、２台のカメラ１１．１２を、上述したよ
うに位置調整して設置することは、その作業か非常に煩
雑で困難であり、調整時間も長くかかるという問題が生
じる。

（発明が解決しようとする課題）以上のように、２台のカメラを用いて立体視画像を得よ
うとする従来のシステムでは、良好な立体視画像が得ら
れるように各カメラの位置を調整することが困難で、時
間がかかるという問題を有していた。

そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので
、２台のカメラの位置調整作業を容易化し短時間で調整
作業を行ない得る極めて良好な立体カメラの支持機構を
提供することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）すなわち、この発明に係る立体カメラの支持機構は、第
１及び第２のカメラに内蔵される各撮像素子を、それぞ
れ光軸の回りに回動調整可能に支持するとともに、第１
のカメラを取付基体に一方向に首振り調整可能に支持し
、かつ、第２のカメラを取付基体に第１のカメラの移動
方向と直交する方向に首振り調整可能に支持するように
構成したものである。

（作用）上記のような構成によれば、第１及び第２のカメラに内
蔵される各撮像素子を、それぞれ光軸の回りに回動調整
する作業と、第１のカメラを一方向に首振り調整する作
業と、第２のカメラを第１のカメラの移動方向と直交す
る方向に首振り調整する作業との、４種類の調整作業を
行なうだけで第１及び第２のカメラの位置調整を行なう
ことができ、２台のカメラの位置調整作業を容易化し短
時間で調整作業を行なわせることができる。

（実施例）以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第１図において、１７はメインフレームで
、２台のカメラ１８．１９がそのカメラレンズ部１８ａ
　、　１９ａを同方向に向けて並設されている。また、
これらカメラ１８．１９内には、カメラレンズ部１８ａ
　、　１９ａで撮影した画像を、電気的な映像信号に変
換するための撮像素子（図示せず）が設けられている。

ここで、上記カメラ１８は、第２図に示すように、メイ
ンフレーム１７の一端部に取着されたサブフレーム２０
に支持されている。この場合、カメラ１８は、第２図（
Ｃ）に示すように、ねじ２１．２１が、カメラ１８の図
中上下に穿設された略円弧状の長孔１８ｂ。

１８ｂを遊挿して、サブフレーム２０に形成されたねじ
孔２０ａ　、　２０ａに螺着されることにより、サブフ
レーム２０に対してピボット点２２を中心に垂直方向、
つまり図中矢印Ａ、Ｂ方向に首振り調整可能となされて
いる。

一方、上記カメラ１９は、メインフレーム１７の他端部
に取着されたサブフレーム２３に支持されている。この
場合、カメラ■９は、第２図（ａ）に示すように、ねじ
２４．２４が、カメラ１９の図中左右に穿設された略円
弧状の長孔１９ｂ　、　１９ｂを遊挿して、サブフレー
ム２３に形成されたねじ孔２３ａ　、　２３ａに螺着さ
れることにより、サブフレーム２３に対してピボット点
２５を中心に垂直方向、つまり図中矢印Ｃ，Ｄ方向に首
振り調整可能となされている。

また、第３図（ａ）に示すように、カメラ１８内には、
前述した撮像素子２６が収容されている。この撮像素子
２６は、カメラ１８の裏側開口部１８ｃを閉塞するホル
ダー２７に取着されており、そのリード足２８ａがホル
ダー２７に形成された長孔２７ａを遊挿して外部に突出
されている。

そして、上記撮像素子２６は、第３図（ｂ）に示すよう
に、ねじ２８．２ｇが、ホルダー２７の縁部に穿設され
た略円弧状の長孔２７ｂ　、　２７ｂを遊挿して、カメ
ラ１８に形成されたねじ孔１８ｄ　、　１８ｄに螺着さ
れることにより、光軸の回りに回動調整可能となされて
いる。

なお、カメラ１９内に収容されている図示しない撮像素
子も、上記と同様にホルダー２９に取着されており、こ
のホルダー２９がねじ３０．３０によってカメラ１９に
螺着される際、回動位置の調整を行なうことにより、光
軸の回りに回動調整可能となされている。

」１記実施例のような構成によれば、カメラ１８をカメ
ラ１９に対して垂直方向に光軸が一致するように首振り
調整するとともに、カメラ１９をカメラ１８に対して所
定の輻轢角となるように首振り調整し、ホルダー２７．
２９を回動させて撮像素子２６を光軸の回りに回動調整
するという４種類の調整を行なうだけで、２台のカメラ
１８．１９の位置を容易に短時間で調整することができ
る。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。

［発明の効果コ以上詳述したようにこの発明によれば、２台のカメラの
位置調整作業を容易化し短時間で調整作業を行ない得る
極めて良好な立体カメラの支持機構を提供することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る立体カメラの支持機構の一実施
例を示す外観図、第２図（ａ）乃至（ｃ）はそれぞれ同
実施例の上面図、正面図及び側面図、第３図（ａ）、（
ｂ）はそれぞれ同実施例の側断面図及び裏面図、第４図
は立体視画像を得るためのシステムを示すブロック構成
図、第５図は２台のカメラの位置調整を説明するための
図である。１１、１２・・・カメラ、１３・・・時分割処理回路、
１４・・・モニタテレビジョン、１５・・・液晶シャッ
タ眼鏡、１６・・・仮想画面、１７・・・メインフレー
ム、１８．１９・・・カメラ、２０・・・サブフレーム
、２１・・・ねじ、２２・・・ピボット点、２３・・・
サブフレーム、２４・・・ねじ、２５・・・ピボット点
、２６・・・撮像素子、２７・・・ホルダー、２８・・
・ねじ、２９・・・ホルダー、３０・・・ねじ。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦（ａ）第２図（ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】

互いに独立した第１及び第２のカメラを用いて立体視画
像を得るシステムにおいて、前記第１及び第２のカメラ
に内蔵される各撮像素子をそれぞれ光軸の回りに回動調
整可能に支持する第１の支持機構と、前記第１のカメラ
を取付基体に一方向に首振り調整可能に支持する第２の
支持機構と、前記第２のカメラを前記取付基体に前記第
１のカメラの移動方向と直交する方向に首振り調整可能
に支持する第３の支持機構とを具備してなることを特徴
とする立体カメラの支持機構。