JPH01177344A - めっき浴交換方法およびめっき浴交換装置 - Google Patents
めっき浴交換方法およびめっき浴交換装置Info
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- JPH01177344A JPH01177344A JP155488A JP155488A JPH01177344A JP H01177344 A JPH01177344 A JP H01177344A JP 155488 A JP155488 A JP 155488A JP 155488 A JP155488 A JP 155488A JP H01177344 A JPH01177344 A JP H01177344A
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Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、連続溶融金属めっきにおけるめっき浴の交換
方法およびめっき浴交換装置に関する。
方法およびめっき浴交換装置に関する。
く先行技術とその問題点〉
連続溶融めっきは、溶融状態のめつき金属の浴に連続的
に走行する鋼帯を所定時間浸漬し、次いでめっき浴から
引き上げた銅帯の表面にガ゛スワイビングを施して所定
のめつき目付量に調整することにより11帯の表面に所
望のめっきを施すめっき法であり、その代表的なものに
溶融亜鉛めっきがある。
に走行する鋼帯を所定時間浸漬し、次いでめっき浴から
引き上げた銅帯の表面にガ゛スワイビングを施して所定
のめつき目付量に調整することにより11帯の表面に所
望のめっきを施すめっき法であり、その代表的なものに
溶融亜鉛めっきがある。
本来、亜鉛めっき鋼板は、耐食性に優れるため建材用、
家電用および自動車用鋼板として広く用いられているが
、溶融亜鉛めっきは、電気亜鉛めりきに比べ、現状では
表面性状は劣るものの、消費エネルギーが少なく、めっ
き液のコストが安く、また容易に厚目付が可能であるた
め、亜鉛めっき鋼板を量産する上で注目されている。
家電用および自動車用鋼板として広く用いられているが
、溶融亜鉛めっきは、電気亜鉛めりきに比べ、現状では
表面性状は劣るものの、消費エネルギーが少なく、めっ
き液のコストが安く、また容易に厚目付が可能であるた
め、亜鉛めっき鋼板を量産する上で注目されている。
ところで、このような連続溶融亜鉛めっきにおいては、
純亜鉛浴を用いる他、亜鉛と素地鋼との界面に固くても
ろいFe−Znの合金層(r相: F es Z n2
+)の成長を抑制しめつき密着性を向上させるために亜
鉛洛中に ^Lを添加する場合、あるいはめつき表面に
スパングル(華模様)を形成するためにpbを添加する
場合があり、さらに、亜鉛めつt!鋼板の用途等に応じ
て亜鉛浴への^βやpbの添加率が異なる。
純亜鉛浴を用いる他、亜鉛と素地鋼との界面に固くても
ろいFe−Znの合金層(r相: F es Z n2
+)の成長を抑制しめつき密着性を向上させるために亜
鉛洛中に ^Lを添加する場合、あるいはめつき表面に
スパングル(華模様)を形成するためにpbを添加する
場合があり、さらに、亜鉛めつt!鋼板の用途等に応じ
て亜鉛浴への^βやpbの添加率が異なる。
このように、めつき成分の異なる溶融亜鉛めっきを、同
一めっきラインにおいて行う場合には、予め浴成分の異
なる複数のめつき浴を用意し、それらを適宜交換して使
用する必要がある。
一めっきラインにおいて行う場合には、予め浴成分の異
なる複数のめつき浴を用意し、それらを適宜交換して使
用する必要がある。
従来、このめっき浴の交換は、次のような方法により行
われていた。 第5図に示すように、レール10上を水
平方向に移動可能な台車3a13b上に、それぞれ異種
のめっき浴2a、2bが搭載されており、一方、ジンク
ロール71、コレクティングロールフ2、スタビライジ
ングロール73等で構成される浴中機器7およびその上
方の浴上機器(図示せず)を着脱可能とし、めっき浴2
aをめっき浴2bに交換する場合には、めっきラインを
停止し、鋼f6を切断するとともに浴中機器7および浴
上機器を取り外し、めっき位置11にあるめっき浴2a
を図中左方へ移動し、次にめっき浴2bをめっき位置1
1へB動し、再び浴中機器7および浴上機器を取り付け
るとともに切断された鋼板6を溶接して接続し、めつき
°を再開する。
われていた。 第5図に示すように、レール10上を水
平方向に移動可能な台車3a13b上に、それぞれ異種
のめっき浴2a、2bが搭載されており、一方、ジンク
ロール71、コレクティングロールフ2、スタビライジ
ングロール73等で構成される浴中機器7およびその上
方の浴上機器(図示せず)を着脱可能とし、めっき浴2
aをめっき浴2bに交換する場合には、めっきラインを
停止し、鋼f6を切断するとともに浴中機器7および浴
上機器を取り外し、めっき位置11にあるめっき浴2a
を図中左方へ移動し、次にめっき浴2bをめっき位置1
1へB動し、再び浴中機器7および浴上機器を取り付け
るとともに切断された鋼板6を溶接して接続し、めつき
°を再開する。
しかるに、上述した従来のめっき浴交換方法では、銅帯
の切断、溶接作業および浴中機器等の脱着作業に多大な
労力および時間を要し、特に浴中機器の脱着は、浴中機
器の分解、組み立て、またはクレーンによる吊り上げ、
吊り降しにより行われ、しかもめっき浴上での作業を伴
うため、作業が困難で安全面での問題も多く、能率が悪
いものであった。 さらに、これらの作業は人間が手作
業で行うため、危険を伴うという欠点もあった。
の切断、溶接作業および浴中機器等の脱着作業に多大な
労力および時間を要し、特に浴中機器の脱着は、浴中機
器の分解、組み立て、またはクレーンによる吊り上げ、
吊り降しにより行われ、しかもめっき浴上での作業を伴
うため、作業が困難で安全面での問題も多く、能率が悪
いものであった。 さらに、これらの作業は人間が手作
業で行うため、危険を伴うという欠点もあった。
めっき浴の交換に長時間を要することは、めっきライン
の停止時間が長くなることであり、亜鉛めつき鋼板の生
産性の低下につながるため好ましくない。
の停止時間が長くなることであり、亜鉛めつき鋼板の生
産性の低下につながるため好ましくない。
〈発明の目的〉
本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消するも
ので、より少ない労力で短時間に安全にめっき浴の交換
を行なうことがでるめっき浴交換方法およびめっき浴交
換装置を提供することにある。
ので、より少ない労力で短時間に安全にめっき浴の交換
を行なうことがでるめっき浴交換方法およびめっき浴交
換装置を提供することにある。
〈発明の構成〉
上記目的を達成するために、本発明者らは従来めっき浴
を移動するために行なわれていた浴中機器の着脱および
銅帯の切断、接続を行わずにめっき浴を交換する方法に
ついて鋭意研究した結果、めっき浴の交換に際し、浴中
機器および銅帯はそのままにしておき、めつき浴を水平
方向および垂直方向に所定の順序で移動させてめっき浴
の交換を行うことを見い出し、本発明に至った。
を移動するために行なわれていた浴中機器の着脱および
銅帯の切断、接続を行わずにめっき浴を交換する方法に
ついて鋭意研究した結果、めっき浴の交換に際し、浴中
機器および銅帯はそのままにしておき、めつき浴を水平
方向および垂直方向に所定の順序で移動させてめっき浴
の交換を行うことを見い出し、本発明に至った。
即ち、本発明は、連続溶融金属めっきラインにおいて溶
融金属めっき浴を交換するに際し、 今までめっきに供していためつき浴を、浴中機器がめつ
き液中に浸漬している状態のめつき位置から、前記浴中
機器が除外され、水平方向にg動可能な下降位置まで下
降させ、 前記下降位置にあるめっき浴を排除位置へ移動させ、 次いで、待機位置で待機している新たなめつき浴を空席
となっている前記下降位置へ8勤させ、 前記下降位置にあるめっき浴を前記めっき位置まで上昇
させることによりめりt!浴の交換を行うことを特徴と
するめっき浴の交換方法を提供するものである。
融金属めっき浴を交換するに際し、 今までめっきに供していためつき浴を、浴中機器がめつ
き液中に浸漬している状態のめつき位置から、前記浴中
機器が除外され、水平方向にg動可能な下降位置まで下
降させ、 前記下降位置にあるめっき浴を排除位置へ移動させ、 次いで、待機位置で待機している新たなめつき浴を空席
となっている前記下降位置へ8勤させ、 前記下降位置にあるめっき浴を前記めっき位置まで上昇
させることによりめりt!浴の交換を行うことを特徴と
するめっき浴の交換方法を提供するものである。
また、本発明は、連続溶融金属めっきに用いられる溶融
金属めりき浴を交換するためのめっき浴交換装置であっ
て、 複数のめっき浴と、 前記各めっき浴を搭載し水平方向へ8肋させうる台車と
、 前記めっき浴を上昇、下降させる昇降手段とを有するこ
とを特徴とするめっき浴交換装置を提供するものである
。
金属めりき浴を交換するためのめっき浴交換装置であっ
て、 複数のめっき浴と、 前記各めっき浴を搭載し水平方向へ8肋させうる台車と
、 前記めっき浴を上昇、下降させる昇降手段とを有するこ
とを特徴とするめっき浴交換装置を提供するものである
。
このめっき浴交換装置において、前記昇降手段は、前記
各台車に設置されているのが好ましい。
各台車に設置されているのが好ましい。
または、前記昇降手段は、前記めっき浴を前記台車ごと
昇降させるものであるのが好ましい。
昇降させるものであるのが好ましい。
以下、本発明のめつき浴交換方法およびめつき浴交換装
置を添付図面に示す好適実施例について詳細に説明する
。
置を添付図面に示す好適実施例について詳細に説明する
。
まず、本発明のめっき浴交換方法について、第1図に基
づき説明する。 成分が同一または異なる溶融亜鉛めっ
き浴2a、2b・・・が用意されており、これらのめっ
き浴は水平方向(第1図中左右方向)および垂直方向に
移動可能となっている。 現在めっき浴2aにて溶融亜
鉛めっきを行なっているのをめつき浴2bに交換する場
合には、ます鋼帯6の走行を停止し、めっき位置11に
あるめっき浴2aをめっき位置直下の下降位置12まで
下降させ、次いでそのめつき浴2aをめつき浴の排除位
置14へ8勤し、その後待機位置13にて待機している
めっき浴2bを空席となっている下降位置12へ8勤し
、次いでそのめつき浴2bをめっき位置11まで上昇さ
せ、再び鋼f6の走行を開始する。
づき説明する。 成分が同一または異なる溶融亜鉛めっ
き浴2a、2b・・・が用意されており、これらのめっ
き浴は水平方向(第1図中左右方向)および垂直方向に
移動可能となっている。 現在めっき浴2aにて溶融亜
鉛めっきを行なっているのをめつき浴2bに交換する場
合には、ます鋼帯6の走行を停止し、めっき位置11に
あるめっき浴2aをめっき位置直下の下降位置12まで
下降させ、次いでそのめつき浴2aをめつき浴の排除位
置14へ8勤し、その後待機位置13にて待機している
めっき浴2bを空席となっている下降位置12へ8勤し
、次いでそのめつき浴2bをめっき位置11まで上昇さ
せ、再び鋼f6の走行を開始する。
ジンクロール71、コレクティングロール72およびス
タビライジングロール73等で構成される浴中機器7は
固定されており、めっき浴2bがめつき位置11にある
ときは、浴中機器7はめっき液(溶融亜鉛)8中に所定
深さまで浸漬するようになっている。
タビライジングロール73等で構成される浴中機器7は
固定されており、めっき浴2bがめつき位置11にある
ときは、浴中機器7はめっき液(溶融亜鉛)8中に所定
深さまで浸漬するようになっている。
また、めっき浴2a、2bが下降位置12にあるときは
、めっき浴2a、2bを水平方向へ8勤させても浴中機
器7とめっき浴2a、2bとが接触しない程度にそれら
が踵間した状態となっている。
、めっき浴2a、2bを水平方向へ8勤させても浴中機
器7とめっき浴2a、2bとが接触しない程度にそれら
が踵間した状態となっている。
従来では、めっき浴を交換する場合、めっき浴を移動す
るために鋼帯6を切断し、浴中機器7を取り外す(クレ
ーンで吊るか、または分解する)必要があったが、本発
明のめっき浴交換方法では、鋼帯6の切断、接続、およ
び浴中機器7の脱着を行わず、めっき浴を水平方向およ
び垂直方向に所定の順序で移動させるだけでよいため、
短時間に少ない労力でしかも安全にめつき浴の交換を行
うことができる。
るために鋼帯6を切断し、浴中機器7を取り外す(クレ
ーンで吊るか、または分解する)必要があったが、本発
明のめっき浴交換方法では、鋼帯6の切断、接続、およ
び浴中機器7の脱着を行わず、めっき浴を水平方向およ
び垂直方向に所定の順序で移動させるだけでよいため、
短時間に少ない労力でしかも安全にめつき浴の交換を行
うことができる。
次に、このようなめっき浴交換方法を実施するためのめ
っき浴交換装置の好適例について説明する。 第2図は
、本発明のめっき浴交換装置の構成例を模式的に示す部
分断面側面図である。 同図に示すように、めっき浴交
換装置1は、レール10上を車輪31の転勤により水”
平方向に移動しつる複数の台車3a、3b、3cを有し
、各台車3a、3b、3c上にはそれぞれ浴成分が異な
るめっき浴2a、2b、2cがフレーム32を介して載
置されている。 なお、以下の説明では、めっき浴2a
はめっき位置11にて現在めっきを行りているめっき浴
、めつき浴2bは次にめっきを行うために待機位置13
にて待機しているめっき浴、めつき浴2Cは既にめっき
が終了した後排除位置14に排除されためっき浴とする
。
っき浴交換装置の好適例について説明する。 第2図は
、本発明のめっき浴交換装置の構成例を模式的に示す部
分断面側面図である。 同図に示すように、めっき浴交
換装置1は、レール10上を車輪31の転勤により水”
平方向に移動しつる複数の台車3a、3b、3cを有し
、各台車3a、3b、3c上にはそれぞれ浴成分が異な
るめっき浴2a、2b、2cがフレーム32を介して載
置されている。 なお、以下の説明では、めっき浴2a
はめっき位置11にて現在めっきを行りているめっき浴
、めつき浴2bは次にめっきを行うために待機位置13
にて待機しているめっき浴、めつき浴2Cは既にめっき
が終了した後排除位置14に排除されためっき浴とする
。
各台車3a、3b、3cには、それぞれめっき浴を上昇
、下降させる昇降装置4a、4b。
、下降させる昇降装置4a、4b。
4cが設置されている、この昇降装置4a。
4b、4cとしては、例えばジヤツキ、油圧シリンダー
等が挙げられるが、めっき浴のIi量が太きく (20
0〜500ton程度)、めっき位置で固定使用するた
め低速昇降が行なえ、かつ確実に固定できる電動式ジヤ
ツキのようなものが好ましい。
等が挙げられるが、めっき浴のIi量が太きく (20
0〜500ton程度)、めっき位置で固定使用するた
め低速昇降が行なえ、かつ確実に固定できる電動式ジヤ
ツキのようなものが好ましい。
なお、このようなめつき浴交換装置1は、めっきライン
におけるスペース上の問題から、地面9より下方に形成
された溝(ビット)91内に設置されているのが好まし
い、 そして、例えば、めっき位置11においてめっき
浴2aの上部が地面9とほぼ同じレベルになるようにす
る場合、溝91の深さLlは、レール10の高さ、台車
3aの高さ、フレーム32の高さ、昇降装置4aのスト
ローク、およびめつき浴2aの高さの合計に等しい。
におけるスペース上の問題から、地面9より下方に形成
された溝(ビット)91内に設置されているのが好まし
い、 そして、例えば、めっき位置11においてめっき
浴2aの上部が地面9とほぼ同じレベルになるようにす
る場合、溝91の深さLlは、レール10の高さ、台車
3aの高さ、フレーム32の高さ、昇降装置4aのスト
ローク、およびめつき浴2aの高さの合計に等しい。
第3図および第4図は、それぞれ本発明のめっき浴交換
装置の他の構成例を模式的に示す部分断面側面図および
部分断面正面図である。
装置の他の構成例を模式的に示す部分断面側面図および
部分断面正面図である。
これらの図に示すように、めっき浴交換装置1°におい
ては、各台車3a、3b、3c上にそれぞれめっき浴2
a、2b、2Cが直接搭載されており、各台車には個別
の昇降装置が設置されていない。
ては、各台車3a、3b、3c上にそれぞれめっき浴2
a、2b、2Cが直接搭載されており、各台車には個別
の昇降装置が設置されていない。
めっき位置11の直下の溝9!の底部には、レール敷設
面92より更に下方へ凹部93が形成され、この凹部9
3内にはめつき浴2aを台車3aごと昇降させることが
できる昇降装置5が設置されている。
面92より更に下方へ凹部93が形成され、この凹部9
3内にはめつき浴2aを台車3aごと昇降させることが
できる昇降装置5が設置されている。
この昇降装置5についても前記と同様に電動式ジヤツキ
を用いるのが好ましく、そのねじ軸51.51の上端に
は、台車3aを載置するための載置盤52が固着されて
いる。
を用いるのが好ましく、そのねじ軸51.51の上端に
は、台車3aを載置するための載置盤52が固着されて
いる。
また凹部93は、載置[52が最も下降したときでもね
じ軸51.51の下端が接触しない程度の深さを有する
縦穴94.94を有している。
じ軸51.51の下端が接触しない程度の深さを有する
縦穴94.94を有している。
ガイド53.53は、めっき浴の昇降時またはめっき位
置で、水平力がねじ軸51.51に作用しないように保
護する役割りを果すものである。
置で、水平力がねじ軸51.51に作用しないように保
護する役割りを果すものである。
このようなめ)き浴交換装置1′は、前述しためりき浴
交換装置1に比べて次のような利点がある。
交換装置1に比べて次のような利点がある。
まず第1に、めつき浴交換装置1は各台車3a、3b、
3c毎にそれぞれ昇降装置4a、4b、4c、を設置す
る必要があるが、め9き浴交換装置1°はめつき位置直
下に1つの昇降装置5を埋設すればよいため、設備コス
トの低減が図れる。
3c毎にそれぞれ昇降装置4a、4b、4c、を設置す
る必要があるが、め9き浴交換装置1°はめつき位置直
下に1つの昇降装置5を埋設すればよいため、設備コス
トの低減が図れる。
第2に、地面9に対するめつき位置11の関係を同じく
する場合、めっき浴交換装置1を設置する場合の溝91
の深さLlに比べ、めっき浴交換装置1′を設置する場
合の溝91の深さり、の方が小さくてよい、 即ち、め
っき浴交換装置1°では、台車3a、3b、3cに昇降
装置が設置されていないため、Llは、約フレーム32
の高さ分だけり、より小さく、よって、めっき位置直下
に昇降装置5埋設用の凹部93を形成する必要はあるも
のの、めつぎ浴搬送のために比較的長距離を要する溝9
1を掘る深さが浅くてよいという施工上の利点がある。
する場合、めっき浴交換装置1を設置する場合の溝91
の深さLlに比べ、めっき浴交換装置1′を設置する場
合の溝91の深さり、の方が小さくてよい、 即ち、め
っき浴交換装置1°では、台車3a、3b、3cに昇降
装置が設置されていないため、Llは、約フレーム32
の高さ分だけり、より小さく、よって、めっき位置直下
に昇降装置5埋設用の凹部93を形成する必要はあるも
のの、めつぎ浴搬送のために比較的長距離を要する溝9
1を掘る深さが浅くてよいという施工上の利点がある。
以上の説明ではめっき浴の水平方向の移動は第1図〜第
3図において左右方向となっているが、本発明ではこれ
に限らず、第1図〜第3図において紙面に垂直方向、即
ちめっきラインと直交する方向にめっき浴を89させる
ものでもよい。
3図において左右方向となっているが、本発明ではこれ
に限らず、第1図〜第3図において紙面に垂直方向、即
ちめっきラインと直交する方向にめっき浴を89させる
ものでもよい。
なお、本発明のめっき浴交換方法およびめっき浴交換装
置は、連続浴融亜鉛めっきに限らず、例えば錫、アルミ
ニウム等の金属またはこれらを含む合金による連続溶融
めっきにも適用することができる。
置は、連続浴融亜鉛めっきに限らず、例えば錫、アルミ
ニウム等の金属またはこれらを含む合金による連続溶融
めっきにも適用することができる。
また、溶融亜鉛めっきの場合でも、めっき浴の成分は純
亜鉛に限らず、Zn−1!合金(例えば、5wt% へ
fL−95wt%Zn合金)、Zn−^f−Pb合金(
例えば、0.01〜0.2+wt% Pb−0,1〜0
. 2wt% ^1−Zn)、Zn −Aj!−St金
合金例えば、1.4wt%5t−43,6wt%Zn−
55+yt%八k)等の亜鉛系合金が可能である。
亜鉛に限らず、Zn−1!合金(例えば、5wt% へ
fL−95wt%Zn合金)、Zn−^f−Pb合金(
例えば、0.01〜0.2+wt% Pb−0,1〜0
. 2wt% ^1−Zn)、Zn −Aj!−St金
合金例えば、1.4wt%5t−43,6wt%Zn−
55+yt%八k)等の亜鉛系合金が可能である。
本発明においては、前記異種または同種の金属、あるい
は同種金属のなかでも合金の成分、含有率が異なるもの
等の複数のめつき浴を用意し、これらのうちから任意に
選択されためっき浴を交換して使用することができる。
は同種金属のなかでも合金の成分、含有率が異なるもの
等の複数のめつき浴を用意し、これらのうちから任意に
選択されためっき浴を交換して使用することができる。
〈発明の作用〉
以下、本発明のめっき浴交換装置の作用を具体的に説明
する。
する。
第2図に示すように、めっき位置11においては、めっ
き浴2aにより溶融金属(亜鉛)めつきが行われている
。 即ち、スナウト(図示せず)から出た焼鈍済の鋼帯
6はジンクロール71によりめっき液8中に浸漬され、
コレクティングロール72により湾曲(C反り)が矯正
され、続いてスタビライジングロール73により揺動を
、止めてバス芯を安定させ、再びめっき液8から引き上
げられ、その後ガスワイピング(図示せず)によりめっ
き目付量が調整される。
き浴2aにより溶融金属(亜鉛)めつきが行われている
。 即ち、スナウト(図示せず)から出た焼鈍済の鋼帯
6はジンクロール71によりめっき液8中に浸漬され、
コレクティングロール72により湾曲(C反り)が矯正
され、続いてスタビライジングロール73により揺動を
、止めてバス芯を安定させ、再びめっき液8から引き上
げられ、その後ガスワイピング(図示せず)によりめっ
き目付量が調整される。
めっき浴2aをめっき浴2bに交換する場合には、次の
手順で行う、 まず、めっきラインを停止し、台車3a
に設置された昇降装置4aを作動して、めっき位置11
にあるめっき浴2aをめっき位置直下の下降位置12ま
で徐々に下降させる。
手順で行う、 まず、めっきラインを停止し、台車3a
に設置された昇降装置4aを作動して、めっき位置11
にあるめっき浴2aをめっき位置直下の下降位置12ま
で徐々に下降させる。
次に、レール10上を台車3aを移動させ、めっき浴2
aを排除位置14へ移動させる。
aを排除位置14へ移動させる。
このとき、それまで排除位置14にあフた台車3C上の
めっき浴2Cは他の位置へ移動しておく、 めっき浴2
aは、その上部が浴中機器7の下部より低い位置まで下
降しているため、めっき浴2aを排除位置14へ移動す
る際、めっき浴2aが浴中機器7に接触することはない
。
めっき浴2Cは他の位置へ移動しておく、 めっき浴2
aは、その上部が浴中機器7の下部より低い位置まで下
降しているため、めっき浴2aを排除位置14へ移動す
る際、めっき浴2aが浴中機器7に接触することはない
。
次に、レール10上を台車3bを移動させ、待機位置1
3にて待機していためっき浴2bを下降位置12へfJ
wJさせる。 このときも、前記と同様めっき浴2b
の上部が浴中機器7に接触することはない。
3にて待機していためっき浴2bを下降位置12へfJ
wJさせる。 このときも、前記と同様めっき浴2b
の上部が浴中機器7に接触することはない。
次に、台車3bに設置された昇降装置4bを作動して、
めっき浴2bをめっき位置11まで徐々に上昇させる。
めっき浴2bをめっき位置11まで徐々に上昇させる。
めっき浴2bの上昇に伴って、浴中機器7および鋼帯
6がめつき液8中に浸漬される。 めっき浴2bをめっ
き位置11にて固定した状態でめつきラインの稼動を再
開し、新たに交換されためっき浴2bにて鋼帯6に溶融
めっきがなされる。
6がめつき液8中に浸漬される。 めっき浴2bをめっ
き位置11にて固定した状態でめつきラインの稼動を再
開し、新たに交換されためっき浴2bにて鋼帯6に溶融
めっきがなされる。
第3図および第4図に示すめつき浴交換装置1°では、
レール敷設面29下に設置された昇降装置5によりめっ
き浴をその台車ごと昇降させる点が上記作用と異なる。
レール敷設面29下に設置された昇降装置5によりめっ
き浴をその台車ごと昇降させる点が上記作用と異なる。
即ち、第3図に示すように、昇降装置5の載置盤52
上に台車3aが載置された状態でめっき浴2aがめつき
位置11に停止されており、この状態から昇降装置5を
作動してめっき浴2aおよび台車3aを徐々に下降させ
ると、第4図に示すように、まず台車3aの車輪31.
31がレール10.10上に接触し、ざらに載置盤52
が下降して台車3aの下面(裏面)から離脱する。 台
車3aの下面と載置盤52の上面との間には所定のギャ
ップがあるため、台車3a等を8勤するのに何ら支障は
ない。
上に台車3aが載置された状態でめっき浴2aがめつき
位置11に停止されており、この状態から昇降装置5を
作動してめっき浴2aおよび台車3aを徐々に下降させ
ると、第4図に示すように、まず台車3aの車輪31.
31がレール10.10上に接触し、ざらに載置盤52
が下降して台車3aの下面(裏面)から離脱する。 台
車3aの下面と載置盤52の上面との間には所定のギャ
ップがあるため、台車3a等を8勤するのに何ら支障は
ない。
また、下降位置12へ8勤されためっき浴2bを上昇さ
せるときは、前記とは逆に、まず載置盤52が台車3a
の下面に係合し、ざらに載置盤52が上昇して車輪31
.31がレール10.10より離脱する。
せるときは、前記とは逆に、まず載置盤52が台車3a
の下面に係合し、ざらに載置盤52が上昇して車輪31
.31がレール10.10より離脱する。
〈発明の効果〉
本発明のめっき浴交換方法およびめっき浴交換装置によ
れば、めっき浴を所定順序で8肋するだ・けでよく、従
来のように銅帯の切断、接続および浴中機器等の脱着を
行う必要がないため、より少ない労力で短時間に、しか
も安全にめっき浴の交換を行うことができる。
れば、めっき浴を所定順序で8肋するだ・けでよく、従
来のように銅帯の切断、接続および浴中機器等の脱着を
行う必要がないため、より少ない労力で短時間に、しか
も安全にめっき浴の交換を行うことができる。
従って、めっき浴交換中のめつきラインの停止時間が短
かくなり、ラインの稼動率が高まる。
かくなり、ラインの稼動率が高まる。
第1図は、本発明のめつき浴交換方法を模式的に示す概
念図である。 第2図および第3図は、それぞれ本発明のめっき浴交換
装置の構成例を示す部分断面側面図である。 第4図は、第3図に示すめっき浴交換装置の部分断面正
面図である。 第5図は、従来のめっき浴交換方法を示す部分断面側面
図である。 符号の説明 1.1′・・・めりき浴交換装置、 2 a 、 2 b 、 2 c ・・・めっき浴
、3 a、 3 b、 3 c・・・台車、31・・・
車輪、 32・・・フレーム、 4 a 、 4 b 、 4 c 、 5 ・・・昇降
装置、51・・・ねじ軸、 52・・・載置盤、 53・・・ガイド、 6・・・銅帯、 7・・・浴中機器、 71・・・ジンクロール、 72・・・コレクティングロール、 73・・・スタビライジングロール、 8・・・めっき液、 9・・・地面、 91・・・溝、 92・・・レール敷設面、 93・・・凹部、 94・・・縦穴、 10・・・レール、 11・・・めっき位置、 12・・・下降位置、 13・・・待機位置、 14・・・排除位置 FIG、4
念図である。 第2図および第3図は、それぞれ本発明のめっき浴交換
装置の構成例を示す部分断面側面図である。 第4図は、第3図に示すめっき浴交換装置の部分断面正
面図である。 第5図は、従来のめっき浴交換方法を示す部分断面側面
図である。 符号の説明 1.1′・・・めりき浴交換装置、 2 a 、 2 b 、 2 c ・・・めっき浴
、3 a、 3 b、 3 c・・・台車、31・・・
車輪、 32・・・フレーム、 4 a 、 4 b 、 4 c 、 5 ・・・昇降
装置、51・・・ねじ軸、 52・・・載置盤、 53・・・ガイド、 6・・・銅帯、 7・・・浴中機器、 71・・・ジンクロール、 72・・・コレクティングロール、 73・・・スタビライジングロール、 8・・・めっき液、 9・・・地面、 91・・・溝、 92・・・レール敷設面、 93・・・凹部、 94・・・縦穴、 10・・・レール、 11・・・めっき位置、 12・・・下降位置、 13・・・待機位置、 14・・・排除位置 FIG、4
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 連続溶融金属めっきラインにおいて溶融金属め
っき浴を交換するに際し、 今までめっきに供していためつき浴を、浴中機器がめっ
き液中に浸漬している状態のめっき位置から、前記浴中
機器が除外され、水平方向に移動可能な下降位置まで下
降させ、 前記下降位置にあるめっき浴を排除位置へ移動させ、 次いで、待機位置で待機している新たなめっき浴を空席
となっている前記下降位置へ移動させ、 前記下降位置にあるめっき浴を前記めっき位置まで上昇
させることによりめっき浴の交換を行うことを特徴とす
るめっき浴の交換方法。(2) 連続溶融金属めっきに
用いられる溶融金属めっき浴を交換するためのめっき浴
交換装置であって、 複数のめっき浴と、 前記各めつき浴を搭載し水平方向へ移動させうる台車と
、 前記めっき浴を上昇、下降させる昇降手段とを有するこ
とを特徴とするめっき浴交換装 置。 (3) 前記昇降手段は、前記各台車に設置されている
請求項2に記載のめっき浴の交換装 置。 (4) 前記昇降手段は、前記めっき浴を前記台車ごと
昇降させるものである請求項2に記載のめっき浴の交換
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP155488A JPH01177344A (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | めっき浴交換方法およびめっき浴交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP155488A JPH01177344A (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | めっき浴交換方法およびめっき浴交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01177344A true JPH01177344A (ja) | 1989-07-13 |
Family
ID=11504745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP155488A Pending JPH01177344A (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | めっき浴交換方法およびめっき浴交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01177344A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100505729B1 (ko) * | 2000-12-26 | 2005-08-05 | 주식회사 포스코 | 용융아연 도금욕 십자형 교환을 위한 케이블 이중이송장치 |
EP1736269A1 (de) * | 2005-06-21 | 2006-12-27 | Linde Aktiengesellschaft | Wellenlötmaschine mit quer zu einer Werkstückförderbahn bewegbaren auswechselbarem Lotbad |
-
1988
- 1988-01-07 JP JP155488A patent/JPH01177344A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100505729B1 (ko) * | 2000-12-26 | 2005-08-05 | 주식회사 포스코 | 용융아연 도금욕 십자형 교환을 위한 케이블 이중이송장치 |
EP1736269A1 (de) * | 2005-06-21 | 2006-12-27 | Linde Aktiengesellschaft | Wellenlötmaschine mit quer zu einer Werkstückförderbahn bewegbaren auswechselbarem Lotbad |
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