JPH0117438Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0117438Y2 JPH0117438Y2 JP1984178031U JP17803184U JPH0117438Y2 JP H0117438 Y2 JPH0117438 Y2 JP H0117438Y2 JP 1984178031 U JP1984178031 U JP 1984178031U JP 17803184 U JP17803184 U JP 17803184U JP H0117438 Y2 JPH0117438 Y2 JP H0117438Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core rod
- screw
- solidified
- compression cylinder
- hopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 12
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 7
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 3
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Refuse Collection And Transfer (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
本考案は都市ごみ中の軽量物、たとえば紙屑、
繊維屑類、高分子系物質等を圧縮固化して、固形
燃料としたり、埋立に用いたりする固化成型物を
製造する分野で利用されるものである。
繊維屑類、高分子系物質等を圧縮固化して、固形
燃料としたり、埋立に用いたりする固化成型物を
製造する分野で利用されるものである。
(b) 従来の技術
スクリユー固化装置はケーシングの前端に連接
した圧縮筒の内面とスクリユーの前端に固着した
円筒状の芯杆の外面との摩擦抵抗により都市ごみ
中の軽量物は固化成型される。
した圧縮筒の内面とスクリユーの前端に固着した
円筒状の芯杆の外面との摩擦抵抗により都市ごみ
中の軽量物は固化成型される。
このとき発生する水蒸気、ガス等は芯杆により
形成された固化成型物の中心孔を通つて排出され
ることになる。
形成された固化成型物の中心孔を通つて排出され
ることになる。
しかし、芯杆上の水蒸気、ガス等は排出通路が
ないため、内部にたまつてしまい、この圧力が高
くなると固化成型物が完全に固化成型される前に
圧縮筒より飛び出してしまい、完全な固化成型物
が得られないという問題があつた。
ないため、内部にたまつてしまい、この圧力が高
くなると固化成型物が完全に固化成型される前に
圧縮筒より飛び出してしまい、完全な固化成型物
が得られないという問題があつた。
(c) 考案が解決しようとする問題点
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、芯杆に内外を連通させる多数の連通口を
設け、固化成型時発生する水蒸気、ガス等をこの
連通口より芯杆の内部及び中心孔を通して外部へ
排出することにより完全な固化成型物ができるよ
うにしたものである。
もので、芯杆に内外を連通させる多数の連通口を
設け、固化成型時発生する水蒸気、ガス等をこの
連通口より芯杆の内部及び中心孔を通して外部へ
排出することにより完全な固化成型物ができるよ
うにしたものである。
(d) 問題点を解決するための手段
本考案の特徴とするところは、ホツパーから投
入した都市ごみ中の軽量物を前記ホツパーの下部
に連接したケーシング内に挿入されたスクリユー
により前方の圧縮筒に移送し、前記圧縮筒の内面
の摩擦抵抗により前記軽量物を固化成型するよう
にしたスクリユー固化装置において、前記スクリ
ユーの前端には、スクリユーと軸心が一致し、先
端を開口させた円筒状の芯杆を固着し、この芯杆
の円周上には多数の連通口を穿設し、前記連通口
は連通口の芯杆の回転方向と反対の面と、その接
線でなす角θを鋭角とし、外側の開口面積を内側
の開口面積より大としたことである。
入した都市ごみ中の軽量物を前記ホツパーの下部
に連接したケーシング内に挿入されたスクリユー
により前方の圧縮筒に移送し、前記圧縮筒の内面
の摩擦抵抗により前記軽量物を固化成型するよう
にしたスクリユー固化装置において、前記スクリ
ユーの前端には、スクリユーと軸心が一致し、先
端を開口させた円筒状の芯杆を固着し、この芯杆
の円周上には多数の連通口を穿設し、前記連通口
は連通口の芯杆の回転方向と反対の面と、その接
線でなす角θを鋭角とし、外側の開口面積を内側
の開口面積より大としたことである。
(e) 実施例
以下図面により本考案の一実施例について説明
すると、1は都市ごみ中の軽量物を投入するホツ
パーで、このホツパー1の下部には、円筒形状の
ケーシング2の後部が連接されており、このケー
シング2の前端にはケーシング2と同一形状の圧
縮筒3が連接されている。
すると、1は都市ごみ中の軽量物を投入するホツ
パーで、このホツパー1の下部には、円筒形状の
ケーシング2の後部が連接されており、このケー
シング2の前端にはケーシング2と同一形状の圧
縮筒3が連接されている。
前記ケーシング2内には、ケーシング2と略同
一長さの主軸4と、この主軸4に螺旋状に設けら
れた羽根5とからなるスクリユー6が内装されて
おり、このスクリユー6の前端にはスクリユー6
の主軸4と軸心が一致する芯杆7を固着してあ
り、スクリユー6とともにケーシング2後部側に
設けられた駆動装置8によつて、第1図の矢印方
向に回転させられるようになつている。
一長さの主軸4と、この主軸4に螺旋状に設けら
れた羽根5とからなるスクリユー6が内装されて
おり、このスクリユー6の前端にはスクリユー6
の主軸4と軸心が一致する芯杆7を固着してあ
り、スクリユー6とともにケーシング2後部側に
設けられた駆動装置8によつて、第1図の矢印方
向に回転させられるようになつている。
前記羽根5は第1羽根5aと第2羽根5bとの
2段となつており、第1羽根5aは主軸4の前部
より後方に、第2羽根5bは前端部にそれぞれ固
着されている。
2段となつており、第1羽根5aは主軸4の前部
より後方に、第2羽根5bは前端部にそれぞれ固
着されている。
ところで、前記芯杆7の円周上には多数の連通
口9,9…を穿設してあり、この連通口9は第2
図に示すように、芯杆7の矢印の回転方向と反対
の面10と、この面10の外端との接線Lとでな
す角θを鋭角にすることにより、連通口9の外側
の開口面積Aを内側の開口面積aより大としてあ
る。
口9,9…を穿設してあり、この連通口9は第2
図に示すように、芯杆7の矢印の回転方向と反対
の面10と、この面10の外端との接線Lとでな
す角θを鋭角にすることにより、連通口9の外側
の開口面積Aを内側の開口面積aより大としてあ
る。
本考案は前記の如き構成で、次に作用について
説明すると、まず駆動装置8を作動させ、スクリ
ユー6を第1図の矢印方向に回転させる。その
後、都市ごみ中の軽量物をホツパー1に投入する
と、軽量物はホツパー1内を通過してケーシング
2内に入る。
説明すると、まず駆動装置8を作動させ、スクリ
ユー6を第1図の矢印方向に回転させる。その
後、都市ごみ中の軽量物をホツパー1に投入する
と、軽量物はホツパー1内を通過してケーシング
2内に入る。
ケーシング2内に入つた軽量物はスクリユー6
の第1羽根5aにより前方に圧縮されながら移送
され、予圧縮された軽量物が第1羽根5aと第2
羽根5bとの間の中間部に充満する。次に、予圧
縮された軽量物は第2羽根5bにより切断、圧縮
され、圧縮筒3の内面と、芯杆7の外面とによる
摩擦抵抗により固化成型されるとともに芯杆7に
より中心孔11を形成された固化成型物12が圧
縮筒3の先端より排出される。
の第1羽根5aにより前方に圧縮されながら移送
され、予圧縮された軽量物が第1羽根5aと第2
羽根5bとの間の中間部に充満する。次に、予圧
縮された軽量物は第2羽根5bにより切断、圧縮
され、圧縮筒3の内面と、芯杆7の外面とによる
摩擦抵抗により固化成型されるとともに芯杆7に
より中心孔11を形成された固化成型物12が圧
縮筒3の先端より排出される。
このとき、芯杆7より前方で発生する水蒸気、
ガス等は前記中心孔11を通つて外方へ排出さ
れ、また芯杆7上の水蒸気、ガス等は芯杆7に設
けた多数の連通口9,9…を通り、芯杆7の内部
及び中心孔11を通つて外部へ排出される。
ガス等は前記中心孔11を通つて外方へ排出さ
れ、また芯杆7上の水蒸気、ガス等は芯杆7に設
けた多数の連通口9,9…を通り、芯杆7の内部
及び中心孔11を通つて外部へ排出される。
更に、軽量物が圧縮筒3の内面と芯杆7の外面
とによる摩擦抵抗により固化成型されるときの圧
力により連通口9,9…には固化物13が第2図
破線で示すように押し出されるが、芯杆7の矢印
の回転方向と反対の面10を傾斜させているので
前記固化物13は押しもどされて連通口9をつま
らせることはなく、たとえ固化物13が連通口
9,9…につまつたとしても、連通口9,9…の
外側を内側より大きくしているので芯杆7をたた
くだけで取り除くことができる。
とによる摩擦抵抗により固化成型されるときの圧
力により連通口9,9…には固化物13が第2図
破線で示すように押し出されるが、芯杆7の矢印
の回転方向と反対の面10を傾斜させているので
前記固化物13は押しもどされて連通口9をつま
らせることはなく、たとえ固化物13が連通口
9,9…につまつたとしても、連通口9,9…の
外側を内側より大きくしているので芯杆7をたた
くだけで取り除くことができる。
ところで、前記固化成型物12の中心孔11は
燃料として使用する場合、燃焼を促進させるのに
も役立つものである。
燃料として使用する場合、燃焼を促進させるのに
も役立つものである。
(f) 考案の効果
以上の如く本願考案は、芯杆に多数の連通口を
設け、発生する水蒸気、ガス等をこの連通口を通
して外部へ排出するようにしたので、圧縮筒より
不完全な固化成型物の飛び出しがなくなり、完全
な固化成型物ができる。
設け、発生する水蒸気、ガス等をこの連通口を通
して外部へ排出するようにしたので、圧縮筒より
不完全な固化成型物の飛び出しがなくなり、完全
な固化成型物ができる。
また、固化物が連通口に入ろうとするが、芯杆
の回転方向と反対の連通口の面を傾斜させてある
ので、固化物は押しもどされて連通口をつまらせ
ることはない。
の回転方向と反対の連通口の面を傾斜させてある
ので、固化物は押しもどされて連通口をつまらせ
ることはない。
更に、たとえ固化物がつまつたとしても、連通
口の外側を内側より大きくしているので芯杆をた
たくだけで取り除くことができる。
口の外側を内側より大きくしているので芯杆をた
たくだけで取り除くことができる。
第1図は本考案の全体の縦断面図、第2図は連
通口の詳細図、第3図は連通口に固化物が押し出
された状態の詳細図、第4図は固化成型物の縦断
面図である。 1はホツパー、2はケーシング、3は圧縮筒、
6はスクリユー、7は芯杆、9は連通口である。
通口の詳細図、第3図は連通口に固化物が押し出
された状態の詳細図、第4図は固化成型物の縦断
面図である。 1はホツパー、2はケーシング、3は圧縮筒、
6はスクリユー、7は芯杆、9は連通口である。
Claims (1)
- ホツパーから投入した都市ごみ中の軽量物を、
前記ホツパーの下部に連接したケーシング内に挿
入されたスクリユーにより前方の圧縮筒に移送
し、前記圧縮筒の内面の摩擦抵抗により前記軽量
物を固化成型するようにしたスクリユー固化装置
において、前記スクリユーの前端にはスクリユー
と軸心が一致し、先端を開口させた円筒状の芯杆
を固着し、この芯杆の円周上には多数の連通口を
穿設し、前記連通口は連通口の芯杆の回転方向と
反対の面と、その接線でなす角θを鋭角とし、外
側の開口面積を内側の開口面積より大としてなる
スクリユー固化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984178031U JPH0117438Y2 (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984178031U JPH0117438Y2 (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6192495U JPS6192495U (ja) | 1986-06-14 |
JPH0117438Y2 true JPH0117438Y2 (ja) | 1989-05-19 |
Family
ID=30735600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984178031U Expired JPH0117438Y2 (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0117438Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2700660B2 (ja) * | 1988-05-30 | 1998-01-21 | 住友重機械工業株式会社 | 粉粒体の連続脱気装置 |
JP5530042B1 (ja) * | 2014-01-08 | 2014-06-25 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 炭化物の製造方法及び炭化物の製造システム |
-
1984
- 1984-11-22 JP JP1984178031U patent/JPH0117438Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6192495U (ja) | 1986-06-14 |
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