JPH01173070A - デジタルカラー複写装置 - Google Patents

デジタルカラー複写装置

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JPH01173070A
JPH01173070A JP33458187A JP33458187A JPH01173070A JP H01173070 A JPH01173070 A JP H01173070A JP 33458187 A JP33458187 A JP 33458187A JP 33458187 A JP33458187 A JP 33458187A JP H01173070 A JPH01173070 A JP H01173070A
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JP
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color
image
recording
memory
delay
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JP33458187A
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Hiroshi Arai
博 荒井
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、デジタルカラー複写機に関し、特に、Y(イ
エロー)9M(マゼンタ)、C(シアン)などの複数の
基本色を記録するために、複数の記録系(例えば感光体
ドラム)を、記録紙の搬送方向に並べて配置し、各色の
記録プロセスを順次に処理してカラー画像を再現するよ
うに構成されたデジタルカラー複写装置に関する。
[従来の技術] この種のデジタルカラー複写装置は、イメージスキャナ
とプリンタとで構成される。イメージスキャナにおいて
は、原稿画像をR(レッド)、G(グリーン)及びB(
ブルー)に光学フィルタで色分解して読取る。プリンタ
においては、例えば、BK(ブラック)、C,M、Yの
順に所定の間隔で並べられた各色の感光体ドラムを利用
して、各色の画像を記録紙上に面順次に記録し、カラー
画像を再現する。
ところで、各色の記録系は物理的に互いに離れた位置に
存在するので、各色の画像を記録するタイミングは互い
に異なっているが、イメージスキャナが出力するR、G
、Bの画像信号は、全ての色が同一のタイミングで現わ
れる。
そこで、従来よりこの種の複写機においては、イメージ
スキャナが出力する信号のタイミングをプリンタの各色
の記録タイミングに合わせるために、画像信号を一時的
に保持して遅延させるメモリが設けられている。この遅
延メモリを備えることにより、膨大なメモリ容量を必要
とするフレームメモリを設けることなく、1回の画像読
取走査及び1回の画像再現プロセスで、1枚のカラー画
像を再現できる。
ところで、各色の記録系に設けられる遅延メモリの複数
を組合せろことにより、1色のみのフレームメモリを構
成することができる。フレームメモリを有する装置にお
いては1例えば、第1の原稿画像をフレームメモリ上に
予め読込み、第2の原稿画像を読取りながらフレームメ
モリ上の画像を読出し、第1の原稿画像と第2の原稿画
像とを合成して1枚のコピーに記録する。ということが
可能になる。
しかし、複数の遅延メモリによって構成されるフレーム
メモリを利用して画像の合成を行なう場合には、遅延メ
モリが利用できないので、イメージスキャナが出力する
第2の原稿画像の情報を遅延させて出力することができ
ない。従って、第2の原稿画像の記録色は、記04g搬
送経路の最も上流に位置する記録系の色のみに限定せざ
るを得なかった。
[発明の目的] 本発明は、上述のようなデジタルカラー複写機において
、複数の単色画像を合成して記録する場合に、専用のフ
レームメモリを必要とすることなく、合成される各々の
画像の記録色を任意に指定可能にすることを目的とする
[発明の構成] 上記目的を達成するため、本発明においては、記録色指
定手段;画像読取手段が出力する画像情報を、遅延手段
を迂回し、前記複数の記録手段のうち前記記録色指定手
段によって指定された色に対応するものに印加する、信
号処理手段;及び前記記録色指定手段によって指定され
た色に応じて。
前記画像読取手段の読取開始タイミングを1画像記録タ
イミングに対して相対的に変えるタイミング変更手段;
を設ける。
即ち、イメージスキャナの読取走査の開始タイミングを
、画像記録プロセスのタイミングに対して調整すること
によって1画像情報の出力タイミングが、指定された色
の記録系の記録タイミングと一致するように時間を調節
する。その場合、イメージスキャナで読取られた画像情
報は、遅延メモリをバイパスし、直接、所定色の記録系
に印加される。
従って、本発明は特に、遅延メモリをフレームメモリと
して利用し、複数の原稿画像を合成して記録する場合に
極めて有用である。
後述する好ましい実施例においては、フレームメモリの
アドレス情報を生成するアドレスカウンタに、データを
プリセットする回路を設け、そのプリセットデータを、
指定色に応じて設定する。
これによれば、フレームメモリから読出される画像情報
の位置と記録プロセスのタイミングとの関係を任意に調
整できるので、フレームメモリに記憶された画像の記録
色(単色)も、任意に選択できる。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の、図面を参照した
実施例説明により明らかになろう。
[実施例] 第2図に、本発明を実施する一形式のデジタルカラー複
写機の機構部の構成要素を示し、第7図に電装部の構成
概要を示す6 まず第2図を参照すると、原稿1はプラテン(コンタク
トガラス)2の上に置かれ、原稿照明用蛍光灯31,3
□により照明され、その反射光が移動可能な第1ミラー
41.第2ミラー42および第3ミラー43で反射され
、結像レンズ5を経て。
ダイクロイックプリズム6に入り、ここで3つの波長の
光、レッド(R)、グリーン(G)およびブルー(B)
に分光される6分光された光は固体撮像素子であるC 
OD 7 r 、 7 gおよび7bにそれぞれ入射す
る。すなわち、レッド光はC0D7rに、グリーン光は
COD7gに、またブルー光はC0D7bに入射する。
蛍光灯31t32と第1ミラー41が第1キヤリツジ8
に搭載され、第2ミラー42と第3ミラー43が第2キ
ヤリツジ9に搭載され、第2キヤリツジ9が第1キヤリ
ツジ8の172の速度で移動することによって、原稿1
からCCDまでの光路長が一定に保たれ、原画像読み取
り時には第1および第2キヤリツジが右から左へ走査さ
れる。キャリッジ駆動モータ10の軸に固着されたキャ
リッジ駆動プーリ11に巻き付けられたキャリッジ駆動
ワイヤ12に第1キヤリツジ8が結合され、第2キヤリ
ツジ9上の図示しない動滑車にワイヤ12が巻き付けら
れている。これにより、モータ10の正、逆転により、
第1キヤリツジ8と第2キヤリツジが往動(原画像読み
取り走査)、復動(リターン)し、第2キヤリツジ9が
第1キヤリツジ8の1/2の速度で移動する。
第1キヤリツジ8が第2図に示すホームポジションにあ
るとき、第1キヤリツジ8が反射形のフォトセンサであ
るホームポジションセンサ39で検出される。この検出
態様を第3図に示す、第1キヤリツジ8が露光走査で右
方に駆動されてホームポジションから外れると、センサ
39は非受光(キャリッジ非検出)となり、第1キヤリ
ツジ8がリターンでホームポジションに戻ると、センサ
39は受光(キャリッジ検出)となり、非受光から受光
に変わったときにキャリッジ8が停止される。
ここで第7図を参照すると、COD 7 r + 7 
g t7bの出力は、アナログ/デジタル変換されて画
像処理ユニット100で必要な処理を施こされて、記録
色情報であるブラック(BK)、イエロー(Y)、マゼ
ンダ(M)およびシアン(C)それぞれの記録付勢用の
2値化信号に変換される。2値化信号のそれぞれは、レ
ーザドライバ112bk。
112y、 112mおよび112Cに入力され、各レ
ーザドライバが半導体レーザ43 bk= 43 y*
 43 raおよび43cを付勢することにより、i2
録色信号(2値化信号)で変調されたレーザ光を出射す
る。
再度第2図を参照する。出射されたレーザ光は、それぞ
れ1回転多面at 3bk、  13)’t  13m
および13cで反射され、f−θレンズ14bk、 1
4y。
14+sおよび14cを経て、第4ミラー15bk。
15yt15mおよび15cと第5ミラー16bk。
16y、16■および16cで反射され、多面鏡面倒れ
補正シリンドリカルレンズ17bk、  17y。
17mおよび17cを経て、感光体ドラム18bk。
18yp18mおよび18cに結像照射する。
回転多面鏡13bk、  13y、  1311および
13cは。
多面鏡駆動モータ4 lbk、 41y、 41mおよ
び41cの回転軸に固着されており、各モータは一定速
度で回転し多面鏡を一定速度で回転駆動する。
多面鏡の回転により、前述のレーザ光は、感光体ドラム
の回転方向(時計方向)と垂直な方向、すなわちドラム
軸に沿う方向に走査される。
シアン色記録装置のレーザ走査系を詳細に第4図に示す
、43cが半導体レーザである。感光体ドラム18cの
軸に沿う方向のレーザ走査(2点鎖線)の一端部におい
てレーザ光を受光する関係に光電変換素子でなるセンサ
44cが配設されており、このセンサ44cがレーザ光
を検出し検出から非検出に変化した時点をもって1ライ
ン走査の始点を検出している。すなわちセンサ44cの
レーザ光検出信号(パルス)がレーザ走査のライン同期
パルスとして処理される。マゼンタ記録装置。
イエロー記録装置およびブラック記録装置の構成も第4
図に示すシアン記録装置の構成と全く同じである。
また第2図を参照すると、感光体ドラムの表面は、図示
しない負電圧の高圧発生装置に接続されたチャージスコ
ロトロンl 9bk、  19y、 19mおよび19
cにより一様に帯電させられる。記録信号によって変調
されたレーザ光が一様に帯電された感光体表面に照射さ
れると、光導?!現象で感光体表面の電荷がドラム本体
の機器アースに流れて消滅する。ここで、原稿濃度の濃
い部分はレーザを点灯させないようにし、原稿濃度の淡
い部分はレーザを点灯させる。これにより感光体ドラム
18bk、  18y、  18mおよび18cの表面
の、原稿濃度の濃い部分に対応する部分は一800vの
電位に、原稿濃度の淡い部分に対応する部分は−too
v程度になり、原稿の濃淡に対応して、静電潜像が形成
される。この静電潜像をそれぞれ、ブラック現像ユニッ
ト20bk、イエロー現像ユニット20 ywマゼンダ
現像ユニット20mおよびシアン現像ユニット20cに
よって現像し、感光体ドラム18bk、 18y、 1
8mおよび18cの表面にそれぞれブラック、イエロー
、マゼンタおよびシアントナー画像を形成する。
尚、現像ユニット内のトナーは攪拌により正に帯電され
、現像ユニットは、図示しない現像バイアス発生器によ
り一200v程度にバイアスされ、感光体の表面電位が
現像バイアス以上の場所に付着し、原稿に対応したトナ
ー像が形成される。
一方、転写紙カセット22に収納された記録紙267が
送り出しローラ23の給紙動作により繰り出されて、レ
ジストローラ24で、所定のタイミングで転写ベルト2
5に送られる。転写ベルト25に載せられた記録紙は、
転写ベルト25の移動により、感光体ドラム18bk、
  18y、  18mおよび18cの下部を順次に通
過し、各感光体ドラlz 18bkt 18y、 18
mおよび18cを通過する間、転写ベルトの下部で転写
用コロトロンの作用により、ブラック、イエロー、マゼ
ンタおよびシアンの各トナー像が記録紙上に順次転写さ
れる。
転写された記録紙は次に熱定着ユニット36に送られそ
こでトナーが記録紙に固着され、記録紙はトレイ37に
排出される。
一方、転写後の感光体面の残留トナーは、クリーナユニ
ット2 lbk、 21y、 21mおよび21cで除
去される。
ブラックトナーを収集するクリーナユニット21bkと
ブラック現像ユニット20bkはトナー回収パイプ42
で結ばれ、クリーナユニット21bkで収集したブラッ
クトナーを現像ユニット20bkに回収するようにして
いる。尚、感光体ドラム18yには転写時に記録紙より
ブラックトナーが逆転写するなどにより、クリーナユニ
ット21y。
21mおよび21cで集取したイエロー、マゼンタおよ
びシアントナーには、それらのユニットの前段の異色現
像器のトナーが入り混っているので、再使用のための回
収はしない。
第5図にトナー回収パイプ42の内部を示す。
トナー回収パイプ42の内部には、トナー回収オーガ4
3が入っている。オーガ43はコイルスプリングで形成
され、チャネル形に曲げられたトナー回収パイプ42の
内側で自由に回転可能である。
オーガ43は図示しない駆動手段により、一方向に回転
駆動され、オーガ43の螺旋ポンプ作用によりユニット
21bkに収集されているトナーが現像ユニット20b
kに送られる。
記録紙を感光体ドラム18bkから18cの方向に送る
転写ベルト25は、アイドルローラ26゜駆動ローラ2
7.アイドルローラ28およびアイドルローラ30に張
架されており、駆動ローラ27で反時計方向に回転駆動
される。駆動ローラ27は、軸32に枢着されたレバー
31の左端に枢着されている。レバー31の右端には図
示しない黒モード設定ソレノイドのプランジャ35が枢
着されている。プランジャ35と軸32の間に圧縮コイ
ルスプリング34が配設されており、このスプリング3
4がレバー31に時計方向の回転力を与えている。
次に第6図に示すタイムチャートを参照して、複写機構
主要部の動作タイミングを説明する。第6図は2枚の同
一フルカラーコピーを作成するときのものである。第1
キヤリツジ8の露光走査の開始とほぼ同じタイミングで
レーザ43bkの、記録信号に基づいた変調付勢が開始
され、レーザ43c、43mおよび43yはそれぞれ、
感光体ドラム44bkから44c、44mおよび44y
の距離分の、転写ベルト25の移動時間Tc、Tmおよ
びTyだけ遅れて変調付勢が開始される。転写用コロト
ロン29bk、 29c、 29mおよび29yはそれ
ぞれ、レーザ43bk、 43c、 43mおよび43
yの変調付勢開始から所定時間(感光体ドラム上の、レ
ーザ照射位置の部位が転写用コロトロンまで達する時間
)の遅れの後に付勢される。
第7図を参照する1画像処理ユニット100は、COD
 7 r y 7 gおよび7bで読み取った3色の画
像信号を、記録に必要なブラック(BK)、イエロー(
Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)の各記録信号
に変換する。各々記録/非記録に対応付けて二値化され
たBK、C,M、Yの記録信号は、メモリユニット10
8を通って、各々のレーザドライバに印加される。C,
M、Yの各記録信号は、メモリユニット108の内部で
、第6図に示す時間Ty+ TmおよびTcだけそれぞ
れ遅延される。
これらの時間Ty、TmおよびTcは、各色記録系間の
距離に対応している。即ちこの例では第11図に示すよ
うに、ドラム18bkに対して、他のドラム18c、1
8m及び18yが110mm。
220mm及び330mmだけ離れている。これらのド
ラム18bk、18c、18m及び18yで転写紙上の
同一の位置に記録を行ないカラー画像を再現するために
は、ドラム18bkの位置を基準にすると、ドラム18
c、18m及び18yについては、それぞれ、転写紙の
搬送方向で、110mm、220mm及び330mm相
当分、画像記録のタイミングを遅らせる必要がある。
そこで1画像処理ユニット100に設けたメモリユニッ
ト108を通すことによって、その遅れを実現している
。メモリユニット108には、C1M及びYの各色に対
応付けたメモリが備わっている。各色のメモリは、遅れ
時間の間に現われる画像信号を一時的に保持し、遅れ時
間を経過した時に読み出して出力する。従って、各メモ
リの容量は、各色の遅れ時間の間に現われる情報の量に
対応している。
この例では、画像読取の主走査方向幅がA3サイズの短
辺の大きさ(297mm)であるので、第12a図に示
すように、C,M、Yの各色に、それぞれ297X11
0mm、297X220mm。
297X330mmの大きさの画像情報を保持しうるメ
モリ容量になっている。更に具体的に言えば、画素密度
が15.75ドツト/ m mであり、1画素に1ビツ
トを割当てであるので、C,M及びYの各メモリには、
それぞれ、8.106.974ビツト。
16.209.270ビツト及び24.316.244
ビツトが必要である。そこで、この例では、C,M及び
Yの各メモリを、それぞれ、1メガビツトのメモリ8個
16個及び24個用いて構成しである。
但し、上記のようにメモリユニット108が遅延用メモ
リとして機能するのはフルカラーモードの場合であり、
他のモードでは別の用途に利用される。
即ち、画像1枚分を記憶するメモリがあれば、イメージ
スキャナ(COD7 r、7 g、7 b)から読んだ
画像とメモリ上の画像とを重ね合わせて同時に記録でき
るので、画像の合成ができる。ところが、各色のメモリ
は各色記録系で必要とされる遅延時間に相当する最小限
のメモリしか備えていないので、各色のメモリは画像1
枚分を記憶する能力を有していない、そこで、この実施
例では、複数色のメモリを組合せて1つのメモリユニッ
トとすることによって、画像1枚分の記憶を可能にして
いる。具体的に言うと、第12b図に示すように、Cメ
モリとYメモリとを組合せることによってA3サイズよ
り大きな、297X440mmの大きさの画像メモリを
実現している。なおこの場合、Mメモリは使用されない
第10図に、第2図の装置に備わった操作部300の外
観を示す、第10図を参照すると、この操作部には、プ
リントキー301.テンキー302、タッチパネル30
3.カラーキー304.モードキー305,306及び
307が備わっている。プリントキー301は、コピー
動作開始を指示するのに利用され、テンキー302は数
値を入力するために利用される。タッチパネル303は
、各種表示機能と入力機能を備えており、この例では色
処理2階調処理、移動、イレース、変倍等の状態設定を
行なうのに利用される。カラーキー群304には、Y、
M、C,BK、R,G、B及びFC(フルカラー)の各
キーを備えており、各色モードを指定するのに利用され
る。Y、M、C及びBKは、2つずつ備わっている。一
方は、第1画像の記録色CL1の指定に利用され、他方
は。
第2画像の記録色CL2の指定に利用される。この例で
は、単色の第1画像と第2画像とを合成し、1枚のコピ
ー上に記録できる。
モードキー305,306及び307は、特別に備わっ
たキーである。即ち、モードキー305は内部のメモリ
ユニット108を時間遅延のために利用するデイレイモ
ードと、それを画像1フレ一ム分の蓄積用メモリとして
利用するフレームモードとを切換えるデイレイ/フレー
ムキーである。
また、モードキー306は、原稿画像を読んでメモリユ
ニット108に蓄積するリードモードと、メモリユニッ
ト108上の画像情報を出力するライトモードとを切換
えるリード/ライトキーである。またモードキー307
は、メモリユニット108上の画像とイメージスキャナ
からの画像とを合成出力する合成モードと、メモリユニ
ット108上の画像を連続的に(繰り返し)出力する連
続モードとを切換える合成/連続キーである。
第8図に、メモリユニット108の一部(画像信号系統
)の構成を示す。第8図を参照すると、データセレクタ
501.メモリ502.バッファ503、データセレク
タ504.デコーダ505゜513、ゲート回路506
,511,512及びバッファ508が備わっている。
メモリ502は、Y、M、C及びBKの各部に区分され
ており、Y。
M、及びCはデータ保持用のメモリをそれぞれ所定容量
有している。つまり、Y、M及びCの部分は、それぞれ
、1Mビットのメモリを24個、16個及び8個備えて
いる。なおりKの部分は単なるバッファである。
このメモリユニットに入力されるY、M、C及びBKの
画像信号と、このメモリユニットから出力される各色の
画像信号との関係は、メモリユニットの動作モードに応
じて様々に変わる。モード信号5cr1は、操作部に備
わったカラーキー304によって指定される記録色CL
1に対応しており、Y、M、C及びBKの各色の時に、
それぞれ、00.01,10及び11の状態に設定され
る。
また、モード信号5cr2は、操作部に備わったカラー
キー304によって指定される記録色CL2に対応して
おり、Y、M、C及びBKの時に、それぞれ、00,0
1,10及び11の状態に設定される。モード信号R/
W及びD/Fの状態は。
それぞれ、操作部のモードキー306及び305によっ
て指定される。領域信号AREAは、主制御ユニット2
00から出力される。
通常コピー時、即ちモードキー305によってデイレイ
モードが選択されると、信号D/Fが高レベルH(1)
になる。その場合、入力されるY、M。
C及びBKの各画像信号は、データセレクタ501を介
して、それぞれ、メモリ502のY、M。
C及びBKの各入力端子に印加される。また、メモリ5
02のY、M、C及びBKの各出力端子から出力される
信号は、バッファ508を介して、各色に割当てられた
出力端子にそれぞれ出力される。従ってこの場合、Y、
M、C,BKの4色の信号が出力されるが、Y、M及び
Cの各信号はメモリユニット108内において、各々所
定時間だけ遅延される。
モードキー305によってフレームモードが選択される
と、信号D/Fが低レベルL(0)になる。
その場合、入力されるY、M、C及びBKの各信号は、
データセレクタ504を通り、データセレクタ501を
通ってメモリ502の入力端子に印加される。データセ
レクタ504は、入力されるY、M、C及びBKの信号
から指定記録色CLlに対応するもの(読込色)を選択
し、データセレクタ501のAグループの全入力端子に
印加する。
従って、指定された色(CLI)の画像信号が。
メモリ502のY、M、C及びBKの全ての入力端子に
同時に印加される。
モードキー306によってライトモードが指定されると
、指定された色(CLI)に応じて、ゲート回路511
が制御される。メモリ502のY。
M、C及びBK端子から出力される信号の論理和が、ゲ
ート回路G4を通って、ゲート回路511に印加される
。従って、指定した記録色(CLI)に応じた記録系に
、メモリ502が出力する信号が印加される。
また、メモリユニット108の入力端子に印加されるB
Kの画像信号は、他の信号ラインを通って、メモリ50
2を通らずに、ゲート回路512の4つのゲートに直接
印加される。ゲート回路512は、モード信号5cr2
によって制御される。即ち、指定色CL2が、BK、C
,M及びYであると、ゲート回路512に印加されるB
K画像信号は、それぞれ、オアゲートGA、GB、GC
及びGDを通って、各色の記録系にBK、C,M及びY
色信号として印加される。
つまり、この例ではメモリ502に一時的に記憶した第
1の原稿画像と、イメージスキャナでその時に読取られ
たメモリ502を通らない第2の原稿画像とを同一の記
録プロセスにおいて記録系に出力し、1枚の記録紙上に
2つの画像を重ねて記録できる。この場合、第1原稿画
像を記録する色は、指定色CLIの変更により任意に選
択できるし、第2原稿画像を記録する色は、指定色CL
2の変更により任意に選択できる。
なお、この実施例では、第10図に示すように、指定色
CL1とCL2とを独立したキーによって指定可能に構
成しであるが、両方の色の組合せ全ての各々にそれぞれ
1つのキーを割り当ててもよい、つまり、BK−BK、
BK−C,BK−M。
BK−Y、C−BK、C−C,C−M、C−Y。
M−BK、M−C,M−M、M−Y、Y−BK。
Y−C,Y−M及びY−Yの各々の色の組合せに対応付
けた16個の色指定キーでキー304を置き替えてもよ
い。
メモリユニット108には、メモリ502のY。
M及びCの各々のアドレス信号を発生する回路が鍔わっ
でいる。マゼンタ用のアドレス発生器は、この例では単
に遅延用のアドレスを発生するだけなので、図示しない
が、従来と同様に、遅延時間に対応する数値に設定され
たn進カウンタを主体として構成されている。しかしイ
エローYとシアンCのメモリに関しては、通常の遅延モ
ードの他に、YとCを組合せて1つのフレームメモリと
して扱い、情報を蓄積するり一ドモードと情報を出力す
るライトモードがあるので、特別なアドレス発生回路が
備わっている。
第1図に、メモリ502のYメモリとCメモリの制御回
路の構成を示す、第1図を参照すると、アドレス情報を
発生する回路として、Y色用のアドレス発生器600と
6色用のアドレス発生器650が備わっている。アドレ
ス発生19650自体は、Cメモリ502 (C)を遅
延用のメモリとして動作させるためのアドレス情報のみ
を出力するので、従来のアドレス発生回路と同様に、単
に遅延時間に対応する数値に設定されたn進カウンタを
主体に構成されている。但し、Cメモリ502 (C)
のアドレス情報(CASも含む)は、データセレクタ6
60及び670によって、アドレス発生器600が出力
する情報とアドレス発生器650が出力する情報とのい
ずれか一方を選択的に使用する構成になっている。
メモリ502(Y)は、24個の1メガビツトのメモリ
チップで構成されており、いずれのメモリチップを選択
するかが、24本のカラム・アドレス・ストローブ信号
ライン(CAS)の状態によって決定される。同様に、
メモリ502(C)は8個のメモリチップで構成されて
おり、メモリチップを選択するために、8本のCAS信
号ラインを備えている。なお、メモリ502 (Y)、
(C)に印加される20ビツトのアドレス信号は、内部
で上位10ビツトのグループと下位10ビツトのグルー
プに区分され、ストローブ信号に同期して、10ビツト
のロウアドレスと10ビツトのカラムアドレスとを時分
割で各メモリチップのアドレス端子に与えるように構成
されている。
アドレス発生器600の具体的な構成を第9図に示す、
第9図を参照する。605が、アドレスを生成するため
のカウンタであり、計数値をプリセット可能な25ビツ
トカウンタである。このカウンタ605の出力の25ビ
ツトのうち、下位桁の20ビツトがアドレス信号ADR
8Yとして出力される。また、上位桁の5ビツトは、デ
コーダ604でデコードされ、32のカラム・アドレス
・ストローブ信号CASOY〜CAS31Yを生成する
。第1図に示すように、アドレス発生器600から出力
される32の信号CASQY−CAS31Yのうち、下
位8個(7)CASOY−CAS7Yがデータセレクタ
660に印加され、上位24個のCAS8’/−CAS
31Yがメモリ5o2(Y)のCAS端子に印加される
カウンタ605のプリセットデータ端子りには、データ
セレクタ601の出力端子が接続されている。データセ
レクタ601のAグループの入力端子は接地されている
。Bグループの入力端子には、主制御装置200からデ
ータDVIが印加される。
602は、カウンタ605の出力値と主制御装置200
が設定する数値DV2とを比較する比較器であり、カウ
ンタ605の計数値を決定する。また、603はデータ
セレクタ、606はフリップフロップである。
信号PSTBは同期制御回路114が出力するデータク
ロックパルスである。また、アドレス発生器600に入
力される信号RAS、CAS、W/Eは、メモリチップ
を制御する信号であり、クロックパルスPSTBの1/
2周期及び174周期の信号に基づいて生成されている
。信号C3ETは主制御袋!200がソフトウェアで作
り出す信号であり、フレームモードが指定された時に、
プリントキーの押下をトリガとして発生する。
まず、アドレス発生器600のデイレイモードでの動作
を説明する。この場合、信号D/Fが高レベルHであり
、データセレクタ601はBグループの入力端子を選択
し、データセレクタ603は入力C2(又はC3)を選
択する。また、デコーダ604はゲートが開いた状態に
なる。主制御装置200は、数値DVIとし1”Qf−
Qdをセットし、数値DV2としてQfをセットする。
ここで、Qfは、1フレームの大きさのメモリアドレス
に対応する数値であり、Qdは遅延時間に相当する数値
である。遅延時間は色によって異なり、Y色の場合33
0mmの距離を転写紙が移動するのに要する時間である
カウンタ605は、RCOが出力されると、ロード信号
が印加されて、データセレクタ601の出力するプリセ
ットデータ(Qf−Qd)をプリセットして計数を開始
し、計数値がQfに達すると、再びQf−Qdに戻って
計数を行なう。つまり。
Qf−QdからQfまでの間で繰り返し計数を行なうQ
d進カウンタとして動作する。
理解し易いように数値を転写紙搬送方向の長さに換算し
て説明すると、Qfは440mm、Qdは330mmに
相当する。第12b図に示すようにCメモリをアドレス
の下位側に配置しYメモリをその上側のアドレスに配置
した場合、Qf−QdとQfとの間の領域は、ちょうど
Yメモリの領域に対応する。つまり、デイレイモードに
おいては、アドレス発生器600はメモリ502(Y)
のためのアドレスのみを発生する。具体的には、32ラ
インのCAS償号CASOY−CAS31’/のうち、
上位の24ラインのみに信号が現われるので、遅延時間
Qdに対応するYメモリ502 (Y)のみをアクセス
する。
この場合、第1図に示すデータセレクタ660゜670
がアドレス発生器650の出力信号を選択するので、C
メモリ502 (C)のアドレス情報は、アドレス発生
器650が生成する。
デイレイモードにおけるアドレス発生器600の動作タ
イミングを第13a図に示すので参照されたい、このデ
イレイモードでは、第14b図に示すような所謂、リー
ド・モディファイ・ライトサイクルを実行することにな
る。つまり、RAS信号及びCAS信号の立ち下がりで
ローアドレス及びカラムアドレスをラッチして、そのア
ドレスの記憶データを端子D outに出力する。rτ
1信号及びσAS信号がローレベルの間にWE倍信号立
ち下げると、入力端子Dinにセットされたデータがラ
ッチしたアドレスに書込まれる。従って、1サイクルで
同一のアドレスに対して読出しと書込みを行なうことに
なる。
次に、フレームモードでしかもリードモードの場合のア
ドレス発生器600の動作を説明する。
この場合、信号D/Fが低レベルL、信号R/Wが高レ
ベルHであるから、データセレクタ601はAグループ
の入力端子を選択し、データセレクタ603は入力C1
を選択する。
信号C3ETが現われると、データセレクタ603を介
してカウンタ605にロード信号が印加されるため、デ
ータセレクタ601の出力する0が、カウンタ605に
プリセットされる。同時に、フリップフロップ606が
クリアされる。カウンタ605は0から順次カウントア
ツプする。カウンタ605の計数値がQfに達すると、
比較器602の出力端子(P≧Q)がLになり、ゲート
回路G12及びデータセレクタ603を介して、ロード
信号がカウンタ605に印加されるので、カウンタ60
5は再び0をプリセットして計数を繰り返す。また、比
較器602の出力端子(P≧Q)がLになると、フリッ
プフロップ606の出力端子がHにセットされるので、
それ以降、デコーダ604のゲートが閉じ、信号CAS
OY−CAS31Yは全てHになる。アドレス発生器6
00の動作タイミングを第13b図に示すので参照され
たい。
つまり、フレームモードのリードモードでは、生成され
るアドレス情報は0〜Qfの間を繰り返すが、最初にア
ドレスがQfに達すると、即ち1枚分の画像の蓄積が終
了すると、それ以降はCAS信号が現われなくなる。ま
た、第1図に示すデータセレクタ660,670は、C
メモリ502(C)のアドレス情報として、アドレス発
生器600からの信号を選択する。
従って、この場合のアドレス空間は、第12b図に示す
ように、CメモリとYメモリとが連続する1つのアドレ
ス領域に割当てられることになり、実質的にCメモリと
Yメモリとの境界はなくなる。
これにより、A3サイズの原稿画像1枚分の1色分の画
像情報をメモリユニット108内に記憶可能になる・ また、1枚分の画像の蓄積が終了すると、それ以降はC
AS信号が現われなくなるので、メモリ動作は、第14
a図に示すリフレッシュサイクルになり、記憶されたデ
ータはそのままメモリ上に保持される。
次に、フレームモードでしかもライトモードの場合のア
ドレス発生器600の動作を説明する。
この場合、信号D/F及びR/Wが低レベルLであるか
ら、データセレクタ601はBグループの入力端子を選
択し、データセレクタ603は入力端子COを選択する
。また、主制御装置200は、カラーキー304で指定
された(記録系の)色に対応する遅延時間の値Qdを計
算し、Qf−Qdを設定値DVIとしてメモリユニット
108に設定し、フレーム値Qfを設定値DV2として
設定する。
最初に信号C3ETが現われると、データセレクタ60
3を介してカウンタ605にロード信号が印加され、デ
ータセレクタ601の出力する設定値DVI (Qf−
Qd)がカウンタ605にプリセットされ、クロックパ
ルスPSTBの計数が開始される。カウンタ605の計
数値がQfに達すると、比較器602の出力端子(P≧
Q)がLになり、ゲート回路Gllを介してカウンタ6
05にクリア信号が印加される。従って、カウンタ60
5は、Qf−QdからQfまで計数した後、Oにクリア
され、その後は0からQfまでの計数を繰り返す。
つまり、カウンタ605は最初に遅延時間Qdの間、Q
f−Qd−Qfまで計数を行ない、その後はフレームメ
モリ(502(c+v))全体を順次にアクセスする。
この場合のアドレス発生器600の動作タイミングを第
13c図に示すので参照されたい。
再び第8図を参照する。上述のように、この例では、フ
レームモードを指定し、リードモードを指定すれば、Y
、M、C,BKのうちカラーキー304で指定した色の
画像情報がデータセレクタ504.501を介してメモ
リ502に印加される。画像情報のうち、最初の297
X110mmの領域の情報は、アドレス発生器600が
生成するアドレス情報によって、0色のメモリがアクセ
スされそれに記憶される。最初の297X110mmの
領域が終了すると、アドレス発生器600が生成するア
ドレス情報によって、Y色のメモリがアクセスされ、そ
れに画像情報が記憶される。
従って、0色のメモリとY色のメモリとの組合せによっ
て、原稿1枚分の1色の画像情報が保持される。
また、フレームモードを指定し、ライトモードを指定す
れば、所定の遅延時間(Q d )の後、まず0色のメ
モリがアクセスされ、それに記憶された画像情報がゲー
ト回路G4に出力され1次にY色のメモリがアクセスさ
れ、それに記憶された画像情報がゲート回路G4に出力
される。ゲート回路G4は入力信号の論理和を出力する
ので、その出力には記憶された原稿1枚分の画像情報が
得られる。この画像情報は、Y、M、C,BKのうち、
カラーキー304で指定された記録系に出力される。
新しい原稿を読みながら記録を行なえば、メモリに記憶
された前の原稿の画像信号と新しい原稿の画像信号とが
合成されて出力される。
操作部に備わった合成/連続キー307で合成モードを
指定すると、第9図に示す信号C/Rが高レベルHにな
るので、ゲート回路G16の出力端子がLになり、書き
込みストローブ信号WEOが出力され、メモリはリード
・ライト・サイクルを実行し、メモリの記憶データは記
録動作の度に更新される。また、合成/連続キー307
で連続モードを指定すると、第9図に示す信号C/πが
低レベルLになるので、ゲート回路G16の出力端子が
Hになり、書き込みストローブ信号WHOの出力が禁止
される。この場合、メモリは第14c図に示すリードサ
イクルを実行するので、データの読み出しを行なっても
、記憶したデータが更新されることはない。この連続モ
ードでは、原稿の読取りを1回行なった後は、原稿読取
りプロセスは省略し、メモリユニット108から読み出
したデータの記録動作のみを繰り返し行なう、このため
、コピーサイクルが短縮され、高速コピー動作が実現す
る。
ここで、主制御装置200の動作について説明を追加す
る。主制御装置200は、カラーキー304によって記
録色が指定されると、第15a図及び第15b図に示す
r色指定」処理を実行する。
即ち、各回に示すように、まず、キーの押下状態を入力
して指定色CL1及びCL2を読取り、指定色CLI、
CL2に応じた処理を行なう。まず、CLlが指定され
ると、それがBK、C,M、Yのいずれかを識別し、そ
の結果に応じて、遅延時間の値Qdを決定する。即ち、
転写紙の搬送方向の距離に換算して表わせば、CLIが
BK、C。
M及びYの時には、それぞれ、0.110mm。
220mm及び330mm相当の時間がQdに設定され
る。そして、Qf−Qdの値がDVIとして、またQf
がDV2として、それぞれ第9図に示す回路に設定され
る。
また、指定色CL2が指定されると、それがBK。
C,M、Yのいずれかを識別し、その結果に応じて、遅
延時間の値Td2を決定する。即ち、転写紙の搬送方向
の距離に換算して表わせば、CL2がBK、C,M及び
Yの時には、それぞれ、0゜110mm、220mm及
び330mm相当の時間がTd2に設定される。このよ
うにして設定された遅延時間Td2は、イメージスキャ
ナの走査開始を遅らせるのに利用される。
即ち、第15c図に示すように制御する。プリントキー
301が押下されて、コピースタート状態になると(記
録系の動作が開始すると)、タイマTMをスタートする
。そして、タイマTMの値を遅延時間Td2と比較する
。TMの値がTd、2以上になると、イメージスキャナ
に対して走査スタート指示を与える。
つまり、記録系(プリンタ)はプリントキー301の押
下に同期して動作を開始するが、イメージスキャナの走
査は、プリントキー301が押された後、Td2に応じ
た遅延時間の後で開始される。
従って、Td2に応じて、記録系の画像記録プロセスと
画像読取走査との相対的なタイミングが変更される。
通常は、イメージスキャナの走査開始タイミングと記録
量系の作像プロセス開始のタイミングとはほぼ一致して
おり、転写紙がBK色の記録系を通る時に、イメージス
キャナで原稿画像が読取られる。遅延用のメモリを利用
する場合には、イメージスキャナから出力される画像信
号に遅延をかけることによって、BK色の記録タイミン
グの画像信号を、C,M、Yの各色の記録タイミングに
変換することができる。ところが、この実施例の合成モ
ードにおいては、遅延メモリをフレームメモリとして利
用するため、画像信号を遅延させるためのメモリは存在
しない。しかし、合成モードでは、1つの画像のi2@
色は単色に限定されるので、イメージスキャナの走査タ
イミングを、記録すべき色の記録系の位置に合わせて遅
延させることによって、イメージスキャナが、直接、色
に応じて遅延された信号を出力するので、遅延メモリを
使用する必要がなくなる。
第16図に、合成モードにおける動作タイミングを示す
。第16図においては、レジストローラ駆動のタイミン
グが、記録系のタイミングを代表している。第16図を
参照すると、指定色CL2に応じて、スキャナスタート
のタイミングが、記録系のタイミングに対して相対的に
変化するのが分かる。また、指定色CL1に応じて、フ
レームメモリ (502)の読出しアドレスと記録のタ
イミングとの対応が変化するのが分かる。
なお、上記実施例では、C色メモリとY色メモリとを組
合せて1つのフレームメモリを構成したが、必要なメモ
リ容量が得られる場合には他のメモリの組合せに変更し
てもよい。また、C,M。
Y全てを組合せて1つのフレームメモリを構成してもよ
い。
[効果] 以上のとおり、本発明によれば、膨大なメモリを必要と
する専用のフレームメモリを特別に用いなくとも、画像
合成ができ、しかも、合成を行なう第1画像と第2画像
との記録色を任意に変更しろる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第7図のメモリユニット108の一部分の構
成を示すブロック図である。 第2図は1本発明を実施する一形式のデジタルカラー複
写機の機構部の構成概略を示す正面図である。 第3図は第2図に示すキャリッジ8の一部分を拡大して
示す斜視図、第4図は第2図に示すシアン記録装置部の
分解斜視図、第5図はブラック記録装置部のトナー回収
パイプを破断して示す拡大斜視図である。 第6図は、実施例の原稿読み取り走査タイミング、記録
付勢タイミング及び転写付勢タイミングの関係を示すタ
イムチャートである。 第7図は、第2図に示す装置の電装部の構成概略を示す
ブロック図である。 第8図及び第9図は、第7図に示すメモリユニット10
8の一部分をそれぞれ示す電気回路図である。 第10図は、第2図の装置の操作部300の外観を示す
正面図である。 第11図は、ドラム18bk、18c、18m及び18
yの位置関係を示す正面図である。 第12a図及び第12b図は、それぞれ、デイレイモー
ド及びフレームモードにおけるメモリユニット108内
のメモリアドレス割当てを示すマツプである。 第13a図、第13b図及び第13c図は、それぞれ、
デイレイモード、リードモード及びライトモードにおけ
るアドレス発生器600の動作を示すタイムチャートで
ある。 第14a図、第14b図及び第14c図は、それぞれ、
メモリ502に使用したダイナミックメモリの、リフレ
ッシュサイクル、リードライトサイクル及びリードサイ
クルにおける信号タイミングを示すタイムチャートであ
る。 第15a図、第15b図及び第15c図は、第7図の主
制御ユニット200の一部の動作を示すフローチャート
である。 第16図は、合成モードにおける動作タイミングを示す
タイムチャートである。 1:原稿        2ニブラテン31 y32 
:蛍光灯   41〜43:ミラー5:変倍レンズユニ
ット 6:ダイクロイックプリズム 7r、7g、7b : CCD     8 :第1キ
ャリッジ9:第2キヤリツジ 10:キャリッジ駆動モータ 11:プーリ       12:ワイヤ13bk、1
3y、13+a、13c :多面鏡14bk、14y、
14m、14c : f−θレンズ15bk、15y、
15m、15c、16bk、16y、16+w、16c
 :ミラー17bk、 17y、 17m、 17c 
ニジリントリカルレンズ18bk、18y、18m、1
8c :感光体ドラム19bk、19y、19m、19
c :チャージスコロトロン20bk 、 20y 、
 20m 、 20c :現像器21bk、21y、2
1m、21c :クリーナ22;給紙カセット   2
3:給紙コロ24ニレジストローラ  25:転写ベル
ト26.2g、30 :アイドルローラ 27:駆動ローラ 29bk 、 29y 、 29m 、 29c :転
写コロトロン31ニレバー      32:軸 33:ピン     34:圧縮コイルスプリング35
:黒複写モード設定用ソレノイドのプランジャ36:定
着器     37:トレイ 39:ホームポジションセンサ 40:キャリッジガイドバー 41bk、41y、41m、41c :多面鏡駆動モー
タ42:トナー回収パイプ 43bk、43y、43+s、43c :レーザ44b
k、44y、44m、44c :ビームセンサ45:感
光体ドラム駆動モータ 46:モータドライバ 100:画像処理ユニット10
1:シェーディング補正回路 102:マルチプレクサ 103:γ補正回路104:
補色生成回路 105:マスキング処理回路 106二階調処理回路 107:黒分離・下色除去回路 108:メモリユニット 112bk、112c、112m、112y :レーザ
ドライバ114:同期制御回路 200:主制御装置(タイミング変更手段)300:操
作部     301ニブリントキー302:テンキー
    303:タッチパネル304:カラーキー(記
録色指定手段)305.306,307 :モードキー
501.504,505,601,603 :データセ
レクタ502.502(Y)、502(C) :メモリ
(遅延手段)503.508 :バッファ 506、Gl〜G4:ゲート回路 512:ゲート回路(信号処理手段) 600.650 ニアドレス発生器 602:比較器   604:デコーダ605:カウン
タ  606:フリツブフロップ660.670:デー
タセレクタ 名4 図 声5 図 毛6図 g!1藺 第11図 T312a図       fit2bg第13c図 第14a図 賢冒 zン7 °w−1″° を二81/It慄14b図 【2コニH,L+又パhちdイ月ミ 悌14c l’li ロ:H,L1:畳、関比

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿画像を走査して画像情報を複数の基本色に分
    解して読取る画像読取手段、物理的に互いに離れた位置
    に配置された複数の記録手段、所定の記録媒体を前記複
    数の記録手段の配列方向に向けてその記録部に沿う形で
    搬送する搬送手段、前記複数の記録手段の間隔と前記記
    録媒体の搬送速度とに応じた情報遅延時間を生成する遅
    延手段、及び前記画像読取手段から出力される画像情報
    を前記遅延手段を介して前記記録手段に与え所定の画像
    を再現する記録制御手段、を備えるデジタルカラー複写
    装置において: 記録色指定手段; 前記画像読取手段が出力する画像情報を、 前記遅延手段を迂回し、前記複数の記録手段のうち前記
    記録色指定手段によって指定された色に対応するものに
    印加する、信号処理手段;及び前記記録色指定手段によ
    って指定された色に応じて、前記画像読取手段の読取開
    始タイミングを、画像記録タイミングに対して相対的に
    変えるタイミング変更手段; を備えるデジタルカラー複写装置。
  2. (2)前記信号処理手段は、少なくとも1フレームの画
    像情報を記憶するフレームメモリ手段を備え、前記画像
    読取手段の第1回の画像読取で得られた画像情報を前記
    フレームメモリ手段に一時的に記憶し、前記画像読取手
    段の第2回の画像読取で得られる画像情報と前記フレー
    ムメモリ手段に記憶された画像情報とを合成して前記記
    録手段に印加する、前記特許請求の範囲第(1)項記載
    のデジタルカラー複写装置。
  3. (3)前記記録色指定手段は、第1画像色指定手段と第
    2画像色指定手段とを備え、前記信号処理手段は、前記
    フレームメモリ手段が出力する画像情報と前記複数の記
    録手段との対応を、前記第1画像色指定手段の指定色に
    応じて切換える第1の信号選択手段と、前記画像読取手
    段の第2回の画像読取で得られる画像情報と前記複数の
    記録手段との対応を、前記第2画像色指定手段の指定色
    に応じて切換える第2の信号選択手段とを備える、前記
    特許請求の範囲第(2)項記載のデジタルカラー複写装
    置。
  4. (4)前記フレームメモリ手段は、それの読み書きのメ
    モリアドレスを順次に切換えるアドレスカウンタ、及び
    該アドレスカウンタに数値をプリセットするプリセット
    手段を備え、前記タイミング変更手段は、前記プリセッ
    ト手段の数値を、前記第1画像色指定手段の指定色に応
    じて切換える、前記特許請求の範囲第(3)項記載のデ
    ジタルカラー複写装置。
  5. (5)前記フレームメモリ手段は、前記遅延手段として
    設けられた各色の遅延メモリの複数を組合せて構成され
    た、前記特許請求の範囲第(2)項、第(3)項又は第
    (4)項記載のデジタルカラー複写装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04147161A (ja) * 1990-10-09 1992-05-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラー画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04147161A (ja) * 1990-10-09 1992-05-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラー画像形成装置

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