JPH01173026A - 耐熱性感光材料組成物 - Google Patents

耐熱性感光材料組成物

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JPH01173026A
JPH01173026A JP33490387A JP33490387A JPH01173026A JP H01173026 A JPH01173026 A JP H01173026A JP 33490387 A JP33490387 A JP 33490387A JP 33490387 A JP33490387 A JP 33490387A JP H01173026 A JPH01173026 A JP H01173026A
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polymer
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JP33490387A
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Kouzaburou Matsumura
松村 光三良
Toru Kiyota
徹 清田
Takashi Yamamoto
隆 山本
Kiyouko Nagaoka
長岡 經子
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Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、耐熱性高分子となる新規な感光性重合体組成
物に関するものである。
近年、電子材料や光学材料として、耐熱性をもつ高分子
材料の開発が活発に行われてきている。とりわけ、半導
体集積回路の高集積化にと゛もないジャンクションコー
ト膜、パッシベーション膜、バッファーコート膜、α線
遮蔽膜などの表面保護膜や、多層配線用層間絶縁膜のよ
うな半導体素子用絶縁膜、あるいは多層プリント基板用
絶縁膜等への用途が期待されている。
〔従来の技術〕
従来、感光性を有する耐熱性材料としては、例えば、ポ
リイミドの前駆体であるポリアミド酸のエステル側鎖に
、二重結合等の活性官能基を導入したポリマーや、ポリ
アミド酸と二重結合等の活性官能基を有するアミン化合
物との混合物等が知られている(特公昭55−3027
5号公報、特公昭55−41422号公報、特開昭57
−168942号公報、特開昭54−145794号公
報)。
これらのポリマーまたは混合物は、必要に応じて、光増
感剤や光重合性モノマーと共に混合物として使用されて
いる。
一般的な使用方法として例えば、層間絶縁膜を形成する
場合では、組成物の溶液を基板上に塗布、乾燥後フォト
マスクを通して紫外線等の活性光線を照射し、現像によ
りパターンを形成の後、400℃程度の温度で加熱しイ
ミド化させるといった方法がとられている。
(発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、従来の感光性重合組成物においてはポリ
イミドの前駆体であるポリイミド酸のエステル側鎖に、
二重結合等の活性官能基を導入したポリマーや、ポリア
ミド酸と二重結合等の活性官能基を有するアミン化合物
との混合物等では、ベースとなる感光性重合体組成物そ
のものに紫外線等の活性光線に対する十分な感度がなく
、架橋効率が低いために実用に必要な十分な感度が得ら
れなかったり、もしくは活性光線の照射後、露光部と未
露光部に十分な溶解度差を与えることが出来ず、現像時
に露光部にパターンが溶出しやすく、微細なパターンを
解像することができないといった問題点を持っていた。
従来法ではこれらを補うために、これらの感光性樹脂組
成物に、光重合性モノマー等を混合させることによる改
良が試みられてきた。しかしながら感光性千ツマ−の添
加による改良では、これら感光性千ツマ−は感光性重合
体組成物に対して相当量添加しなければ効果がなく、そ
の結果、同改良法によるものでは最終的な加熱処理の際
に多量の揮発分を生成し、塗膜は大きく収縮してしまい
、得られたパターンの寸法精度か著しく低下してしまう
といった問題点があった。またさらに感度の面において
は、活性光線のエネルギーが感光性モノマーそのものの
重合にも消費されてしまうため感度の向上には限界があ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を無くし、高
感度で解像度の良好な感光性重合体組成物を提供するに
ある。
本発明者は、特定構造を有するポリアミド酸のエステル
と特定構造を有する不飽和基含有重合体とを組み合わせ
た組成物にビスアジド系の光開始剤を添加したものが、
極めて効率的に架橋を形成しうることを見出だした。そ
の結果、高感度化が達成でき、また露光部と未露光部と
の溶解度差が大きくなる事により、高い解像性を示す本
発明組成物を創成するに至った。
すなわち、本発明よりなる高感度で解像度の良好な感光
性重合体組成物の特徴は、 (i)一般式 %式%[1] (但し、[I]式中R1% R2は炭素環式基、複素環
式基を表し、R3は架橋可能なエチレン性二重結合を含
む基を示す。また主鎖と−COOR3基は、互いにオル
ト位もしくはベリ位の関係にある。)で表わされる繰り
返し単位を主成分とするポリマ100重量部と、(11
)一般式 (但し、[!1]式中R4は、水素、低級アルキル基、
−0)1.−0R5,−R(、OH,−5LR5、−C
ool。
−COOR5,−NR5、−NH(但し、式中R3は低
級アルキル基、R6はアルキレン基を表す。)から選択
された基を表し、nはOまたは1である。)で表される
芳香族ビスアジド化合物o、i〜100重量部と、 (iii )一般式 %式% (但し、[III 1式中R7は、水素原子、炭素数1
〜4のアルキル基もしくは炭素数1〜4のアルコキシ基
を示す。)で表される炭素−炭素二重結合を含むジエン
系モノマーを重合して得られる重合体組成物1〜400
重量部と、 (iv)必要に応じて加えた増感剤 の以上(i)〜(iv)からなるところにある。
上記一般式[Nで示されたポリアミド酸エステルは、加
熱処理によってポリイミドとなり得るものであり、これ
らポリイミドは耐熱性を有する。この一般式[1]で表
される繰り返し単位を主成分とするポリマーは、一般式
[1]で示されるポリアミド酸エステルのみから成るも
のでも、これと他の繰り返し単位の共重合体であっても
良い。これらの例としては、ポリエステルアミド酸、ポ
リヒドラジンアミド酸などがあげられる。
一般式[1F中のR,、R2は、ポリイミドとした際の
耐熱性の面から含芳香族有機基、含複素環有機基が望ま
しい。ただしポリイミドに耐熱性を与えるものならば特
にこれらに限定はされない。R1として具体的には、 −0()o4’>  会so3@− 等を例示することができる (式中、結合手はポリマー
主鎖のカルボニル基との結合を表わし、エステル基(−
COOR1)は結合手に対してオルト位もしくはべり位
に位置する)。
R2として具体的には、 等を例示することができる。
さらに前記一般式[【コにおける一GOOf13基はエ
チレン性二重結合を有する基であ)てこの様なものとし
て例えば −C−0−R8−NR、o−C−C=C)I 2II 
      II 1 0      01(、。
(式中R8は炭素数1ないし6のアルキレン基、R8は
H又はC)+3 、 R+oはH、CH3又はC2+1
5、R11RI2はそれぞれH、CH3、ハロゲン原子
、mは1ないし6、kはO又は1である。) で示される基等を例示することができる。
−数式[II ]で示されるビスアジド化合物としては
、 等を好適な例としてあげることができるがこれらに限定
されるものではない。
一般式[II 1で示されるビスアジド化合物の配合割
合は、−数式[IIで表される繰り返し単位を主成分と
するポリマー100重量部に対して0.1重量部以上1
00重量部以下がよく、さらに好ましくは、0.5重量
部以上50重量部以下で用いるのが望ましい。この範囲
を逸脱すると、現像特性、保存安定性に悪影響をもたら
す。
一般式[III ]で示される不飽和二重結合を含む重
合物としては、ボ1ノイソブレン、ポリブタジェン、等
のジエン系ボ1ツマ−等h<ti子適なイブ11として
あげられるが、ビスアジド[II ]と効率良く架橋反
応を引き起こすものであるならcfよく、これらに限定
されなし1゜ ここでこれらの重合体の分子量ct t o o以上、
1000000以下カ(良く、さらにり予ましくは10
0以上100000以下で用しするのカイ好ましい。分
子量か低すぎると、現イ象ロ寺)<タン形成の際十分な
効果り号得られず、また逆に分子量が高すぎれはン容解
性、基板との密着+主に悪景三響をもたらす。
ここで重合物[110の配合害11合G士−nt式[1
1で表される繰り返し単位を主成分とするボ1ツマー1
00重量部に対して5重量部以上100重量部以下が望
ましし1゜上言己道色囲を逸脱すると、現像性、最終生
成物のボ1ノイミばの■q質に悪景三舌をもたらす。
本発明による感光性重合体組成物は上記構成成分を適当
な有機溶剤に溶解した溶液状態で用いるが、この場合用
いる溶剤としては溶解性の点より非プロトン性極性溶媒
が望ましく、N−メチル−2−ピロリドン、N−アセチ
ル−2−ピロリドン、n−ベンジル−2−ピロリドン、
N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセ
トアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホ
ルトリアミド、N−アセチル−ε−カプロラクタム、ジ
メチルイミダゾリジノンなどが例としてあげられる。こ
れらは単位で用いても良いし、混合して用いることも可
能である。溶剤の量は一般式[IIで表される繰り返し
単位を主成分とするポリマー、−数式[II ]で表さ
れるビスアジド化合物、−数式[III ]で表される
不飽和二重結合を含む重合物の総和を100重量部とし
たとぎ、これに対して100重量部以−トート000重
量部以下で用いるのが良く、さらに好ましくは200重
二部具上5000重量部以下で用いるのが好ましく、こ
の範囲を逸脱すると、製膜性に著しい悪影響をもたらす
上記組成物には感度向上の目的で適宜増感剤を添加して
も差し支えないが、添加量は一般式[11で表される繰
り返し単位を主成分とするポリマー、−数式[II ]
で表されるビスアジド化合物、−数式[III ]で現
される不飽和二重結合を含む重合物の総重量の0.1重
量部以上10重量部以下で用いるのが望ましく、この範
囲を逸脱すると現像性、最終生成物のポリイミドの耐熱
性に悪影響をもたらす。
次に本発明の感光性重合体組成物を用いて耐熱性のパタ
ーンもしくは被膜を形成する方法の一例を以下に示す。
本感光性重合体組成物をシリコンウェハー等の基板上に
スピンコーティング等の方法により塗布し、コンベクシ
ョンオーブン中50 N100℃もしくはホットプレー
ト上100〜150℃の温度で加熱処理する。さらに基
板上で塗膜となった感光性重合体組成物にフォトマスク
を通して紫外線等の活性光線を照射する。ここで用いる
光源は紫外線に限らず、可視光線、放射線であっても差
し支えない。さらにその後現像液により未露光部を溶解
除去することによりネガ型のパターンを得る。
現像液としては、N−メチル−2−ピロリドン、N−ア
セデル−2−ピロリドン、n−ベンジル−2−ピロリド
ン、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチル
アセトアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホ
スホルトリアミド、N−アセチル−ε−カプロラクタム
、ジメチルイミダゾリジノン等の非プロトン性極性溶媒
を単独もしくは、メタノール、エタノール、イソプロピ
ルアルコール、ベンゼン、トルエン、キシレン、メチル
セロソルブなどのポリアミド酸の非溶媒との混合液とし
て用いることができる。
現像によって形成されたパターンは次にリンス液によっ
て洗浄し、現像溶媒を除去する。リンス液には現像液と
の混和性の良いポリアミド酸の非溶媒を用いるが、メタ
ノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、メチルセロソルブなどが好適
な例としてあげられる。
上記の処理によって得られたパターンのポリマーはさら
に150〜450℃の温度で加熱し、ポリイミド前駆体
を閉環、イミド化させて、イミド環や他の環状基を持つ
耐熱性ポリマーのパターンを得る事ができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の組成物は系中にブレンド
した反応性の高い重合体が架橋剤として働くため、紫外
光による架橋が効率よく生じ、感度が向上するとともに
解像度も向上できる。
したがって、これらの組成物は、半導体集積回路の高集
積化に伴ないますます激しい要求性能を求められてぎて
いるジャンクションコート膜、パッシベーション膜、バ
ッファーコート膜、α線遮蔽膜などの表面保護膜や、多
層配線用層間絶縁膜のような半導体素子用絶縁膜、ある
いは多層プリント基板用絶縁膜等の電子材料への応用が
可能となる。
〔実施例〕
次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの例によってなんら限定されるものでは
ない。
実施例1 反応容器中にピロメリット酸二無水物21.81:(0
,1モル)を入れγ−ブチロラクトン100 gに溶解
した。次いで2−ヒドロキシエチルメタクリレート27
.0g (1,0モル)を加えた混合液に氷零下でピリ
ジン33.0g (1,5モル)を滴下した。
加え終えてからさらに8時間、氷零下で反応させた。
さらにこの反応溶液に4.4゛−ジアミノジフェニルエ
ーテル16.0g (0,1モル)を加えた。滴下後、
室温下で、8時間反応を進行させ、ポリイミドエステル
前駆体の溶液を得た。このポリマー溶液はさらに垂部精
製後、乾燥し、ポリイミドエステル前駆体30gを得た
上記によって得られたポリイミドエステル前駆体20g
をN、−メチル−2−ピロリドン60gに溶解させ、さ
らに2.6−ジ(4°−アジドベンザル)シクロへキサ
ノン3.38g (0,008モル)並びにポリイソプ
レン4gを溶解し、次いで5gm孔のフィルタを用いて
加圧濾過した。
得られた溶液をスピンコーターでシリコンウェハー上に
回転塗布、次いでコンベクションオーブン中で65℃、
30分間加熱し、膜厚2.0μmの塗膜を得た。この塗
膜をフォトマスクで密着被覆し、コンタクトアライナ−
を用いて、高圧水銀灯下、紫外線を照射した。受光面で
の紫外線強度は、365nmの波長で11.2 m W
 /cdであった。露光後、N−メチル−2−ピロリド
ン1容、イソプロピルアルコール1容からなる混合溶液
で現像し、ついでイソプロピルアルコールでリンスして
最小線幅23mのシャープなパターンを得た。感度(現
像後の膜厚が初期膜厚に対してl/2となる照射量)は
30mJ/crn’であった。
またこの塗膜を400℃、2時間、加熱処理した後、熱
重量減少を測定したところ、5%重量減少温度は460
℃であった。
実施例2 実施例1で得たポリイミドエステル前駆体20gをN−
メチル−2−ピロリドン60gに7容解させ、さらに2
.6−ジ(4°−アジドシンナミリデン) −4−te
rtブチルシクロへキサノンl、68g (0,004
モル)並びにポリイソプレン4gを溶解し、次いで5μ
m孔のフィルタを用いて加圧濾過した。得られた組成物
の溶液を実施例1と同様にスピンコーターでシリコンウ
ェハー上に回転塗布、次いでコンベクションオーブン中
で65℃、30分間加熱し、膜厚2.Opmの塗膜を得
た。この塗膜を実施例1と同様な方法で露光試験を行フ
たところ、最小線幅2pmのシャープなパターンを得た
。感度(現像後の膜厚が初期膜厚に対して1/2とな2
る照射量)は20mJ/cdであった。またこの塗膜を
400℃、2時間、加熱処理した後、熱重量減少を測定
したところ、5%重量減少温度は458℃であった。
実施例3 実施例1で得たポリイミドエステル前駆体20gをN−
メチル−2−ピロリドン60gに溶解させ、さらに2.
6−ジ(4゛−アジドシンナミリデン) −4−ter
tブチルシクロへキサノン1.68g (0,004モ
ル)並びにポリブタジェン4gを溶解し、次いで5μm
孔のフィルタを用いて加圧濾過した。得られた組成物の
溶液を実施例1と同様にスピンコーターでシリコンウェ
ハー上に回転塗布、次いでコンベクションオーブン中で
65℃、30分間加熱し、膜厚2,0μmの塗膜を得た
。この塗膜を実施例1と同様な方法で露光試験を行った
ところ、最小線幅2pmのシャープなパターンを得た。
感度(現像後の膜厚が初期膜厚に対して1/2となる照
射量)は25mJ/cm2であった。またこの塗膜を4
00℃、2時間、加熱処理した後、熱重量減少を測定し
たところ、5%重量減少温度は455℃であった。
実施例4 実施例1と同様に反応容器にベンゾフェノンテトラカル
ボン酸二無水物32.2g (0,1モル)を入れγ−
ブチロラクトン100gに溶解した。次いで2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート27.Og (1,0モル)
を加えた混合液に水平下でピリジン33.0g (1,
5モル)を滴下した。加え終えてからさらに8時間、水
平下で反応させ、さらにこの反応溶液に4.4°−ジア
ミノジフェニルエーテル16.0g (0,1モル)を
加えた。滴下後、室温下で、8時間反応を進行させ、ポ
リイミドエステル前駆体の溶液を得た。このポリマー溶
液はさらに単11iff精製後、乾燥し、ポリイミドエ
ステル前駆体30gを得た。
上記によって得られたポリイミドエステル前駆体20g
をN−メチル−2−ピロリドン60gにt8解させ、さ
らに2.6−ジ(4°−アジドベンザル)シクロへキサ
ノン3.35 g(0,008モル)並びにポリイソプ
レン4gを溶解し、次いで5μm孔のフィルタを用いて
加圧濾過した。
得られた溶液をスピンコーターでシリコンウェハー上に
回転塗布、次いでコンベクションオーブン中で65℃、
30分間加熱し、膜厚2.0μmの塗膜を得た。この塗
膜をフォトマスクで密着被覆し、コンタクトアライナ−
を用いて、高圧水銀灯下、紫外線を照射した。受光面で
の紫外線強度は、365nmの波長で8.2 mW/c
m”であった。露光後、N−メチル−2−ピロリドン1
容、イソプロピルアルコール1容からなる混合溶液で現
像しついでイソプロピルアルコールでリンスして最小線
幅2pmのシャープなパターンを得た。感度(現像後の
膜厚が初期膜厚に対して1/2どなる照射量)は28m
J/crr?であった。
またこの塗膜を400℃、2時間、加熱処理した後、熱
重量減少を測定したところ、5%重量減少温度は440
℃であった。
実施例5 実施例1と同様に反応容器にピロメリット酸二無水物2
1.8g (0,1モル)を入れγ−ブチロラクトン1
00 gに溶解した。次いで2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート270g(1,0モル)を加えた混合液に氷
τ下でピリジン3:]、Og (1,5モル)を滴下し
た。加え終えてからさらに8時間、水平下で反応させ、
さらにこの反応溶液に4,4゜−ジアミノジフェニルメ
タン19.8g (0,1モル)を加えた滴下後、室温
下で、8時間反応を進行させ、ポリイミドエステル前駆
体の溶液を得た。
このポリマー溶液はざらに単離精製後、乾燥し、ポリイ
ミドエステル前駆体30gを得た。
上記によって得られたポリイミドエステル前駆体20g
をN−メチル−2−ピロリドン60gに1容解させ、さ
らに2.6−ジ(4゛−アジドベンザル)シクロへキサ
ノン3.368 (o、ooaモル)並びにポリイソプ
レン4gを溶解し、次いで5μm孔のフィルタを用いて
加圧濾過した。
得られた溶液をスピンコーターでシリコンウェハー上に
回転塗布、次いでコンベクションオーブン中で65℃、
30分間加熱し、膜厚2、OPmの塗膜を得た。この塗
膜をフォトマスクで密着被覆し、コンタクトアライナ−
を用いて、高圧水銀灯下、紫外線を照射した。受光面で
の紫外線強度は、365r+mの波長で8.2 mW/
crn’であった。露光後、N−メチル−2−ピロリド
ン1容、イソプロピルアルコール1容からなる混合溶液
で現像しついでイソプロピルアルコールでリンスして最
小線幅2μmのシャープなパターンを得た。感度(現像
後の膜厚が初期膜厚に対して1/2となる照射量)は2
8 m J /crn’であった。
またこの塗膜を400℃、2時間、加熱処理した後、熱
重量減少を測定したところ、5%重量減少温度は440
℃であった。
実施例6 実施例1と同様に反応容器にベンゾフェノンテトラカル
ボン酸二無水物32.2g (0,1モル)を入れγ−
ブチロラクトン100 gに溶解した。次いで2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート270g (1,0モル)
を加えた混合液に氷;下でピリジン33.0g (1,
5モル)を滴下した。加え終えてからさらに8時間、水
平下で反応させ、さらにこの反応溶液に4,4°−ジア
ミノジフェニルメタン19.8g (0,1モル)を加
えた滴下後、室温下で、8時間反応を進行させ、ポリイ
ミドエステル前駆体の溶液を得た。このポリマー溶液は
ざらに単離精製後、乾燥し、ポリイミドエステル前駆体
30gを得た。
上記によって得られたポリイミドエステル前駆体20g
をN−メチル−2−ピロリドン60gに溶解させ、さら
に2.6−ジ(4°−、アシドベンザル)シクロへキサ
ノン3.368 (o、ooaモル)並びにポリイソプ
レン4gを溶解し、次いて5μm孔のフィルタを用いて
加圧濾過した。
得られた溶液をスピンコーターでシリコンウェハー上に
回転塗布、次いでコンベクションオーブン中で65℃、
30分間加熱し、膜厚2、Opmの塗膜を得た。この塗
膜をフォトマスクで密着被覆し、コンタクトアライナ−
を用いて、高圧水銀灯下、紫外線を照射した。受光面で
の紫外線強度は、365nmの波長で8.2 mW/c
m”であった。露光後、N−メチル−2−ピロリトン1
容、イソプロピルアルコール1容からなる混合溶液で現
像しついでイソプロピルアルコールでリンスして最小線
幅2μmのシャープなパターンを得た。感度(現像後の
膜厚が初期膜厚に対して1/2となる照射量)は33m
J/crn’であった。
またこの塗膜を400℃、2時間、加熱処理した後、熱
重量減少を測定したところ、5%重量減少温度は445
℃であった。
実施例7 実施例1と同様に反応容器にピロメリット酸二無水物2
1.8g (0,1モル)を入れγ−ブチロラクトン1
00gに溶解した。次いで2−ヒドロキシエチルメタク
リレート270g(1,0モル)を加えた混合液に氷τ
下でピリジン33.0g (1,5モル)を滴下した。
加え終えてからさらに8時間、氷τ下で反応させ、さら
にこの反応溶液に2.8−ジアミノジフェニレンオキサ
イド12.6g (0,1モル)を加えた滴下後、室温
下で、8時間反応を進行させ、ポリイミドエステル前駆
体の溶液を得た。このポリマー溶液はさらに単離精製後
、乾燥し、ポリイミドエステル前駆体27gを得た。
上記によって得られたポリイミドエステル前駆体20g
をN−メチル−2−ピロリドン60gに溶解させ、さら
に2.6−ジ(4゛−アジドベンザル)シクロへキサノ
ン3.36g (0,008モル)並びにポリイソプレ
ン4gを溶解し、次いで5#Lm孔のフィルタを用いて
加圧濾過した。得られた溶液をスピンコーターでシリコ
ンウェハー上に回転塗布、次いでコンベクションオーブ
ン中で65℃、30分間加熱し、膜厚2.0μmの塗膜
を得た。この塗膜をフォトマスクで密着被覆し、コンタ
クトアライナ−を用いて、高圧水銀灯下、紫外線を照射
した。受光面での紫外線強度は、365nmの波長で8
.2 mW/crn’であった。露光後、N−メチル−
2−ピロリドン1容、イソプロピルアルコール1容から
なる混合溶液で現像しついでイソプロピルアルコールで
リンスして最小線幅211mのシャープなパターンを得
た。感度(現像後の膜厚が初期膜厚に対してl/2とな
る照射量)は30mJ/crr?であった。またこの塗
膜を400℃、2時間、加熱処理した後、熱重量減少を
測定したところ、5%重量減少温度は450℃であった
比較例1 実施例1で得たポリイミドエステル前駆体20gをN−
メチル−2−ピロリドン60gに溶解させ、さらに2.
6−ジ(4°−アジドベンザル)シクロへキサノン3.
36g (0,008モル)並びにテトラエチレングリ
コールジアクリレート4gを溶解し、次いで5pm孔の
フィルタを用いて加圧濾過した。得られた組成物の溶液
を実施例1と同様にスピンコーターでシリコンウェハー
上に回転塗布、次いでコンベクションオーブン中で65
℃、30分間加熱し、膜厚2.0μmの塗膜を得た。こ
の塗膜を実施例1と同様な方法で露光試験を行ったとこ
ろ、感度(現像後の膜厚が初期膜厚に対してl/2とな
る照射量)は200 mJ/cm”であった。また解像
可能なパターンの最小線幅は、5μmであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (i)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [ I ] (但し、[ I ]式中R_1、R_2は炭素環式基、複
    素環式基を表し、R_3は架橋可能なエチレン性二重結
    合を含む基を示す。また主鎖と−COOR_3基は、互
    いにオルト位もしくはペリ位の関係にある。)で表わさ
    れる繰り返し単位を主成分とするポリマー100重量部
    と、 (ii)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (但し、[II]式中R_4は、水素、低級アルキル基、
    −OH、−OR_5、−R_6OH、−SiR_5、−
    COOH、−COOR_5、−NR_5、−NH(但し
    、式中R_5は低級アルキル基、R_6はアルキレン基
    を表す。)から選択された基を表す。nは0または1で
    ある。)で表される芳香族ビスアジド化合物0.1〜1
    00重量部と、 (iii)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[III] (但し、[III]式中R_7は、水素原子、炭素数1〜
    4のアルキル基もしくは炭素数1〜4のアルコキシ基を
    示す。)で表される炭素−炭素二重結合を含むジエン系
    モノマーを重合して得られる重合体組成物1〜400重
    量部と、 (iv)必要に応じて加えた増感剤 の(i)〜(iv)からなる感光性重合体組成物。
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