JPH01172612A - プレス用ロール - Google Patents

プレス用ロール

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JPH01172612A
JPH01172612A JP32876587A JP32876587A JPH01172612A JP H01172612 A JPH01172612 A JP H01172612A JP 32876587 A JP32876587 A JP 32876587A JP 32876587 A JP32876587 A JP 32876587A JP H01172612 A JPH01172612 A JP H01172612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin layer
roll
hard
polyurethane rubber
polyisocyanurate resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP32876587A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Saito
裕治 斎藤
Yasuhiro Takaoka
高岡 泰弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinyosha Co Ltd
Original Assignee
Kinyosha Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kinyosha Co Ltd filed Critical Kinyosha Co Ltd
Priority to JP32876587A priority Critical patent/JPH01172612A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プレス用ロールに関する〇 〔従来の技術〕 従来、プレス用ロールとして表面層をポリタレタンゴム
で形成したものが使用されている。ポリウレタンがムは
、物理的強度及び耐摩耗性が優れているため、製紙用、
製鉄用2合板用等のプレス用ロールの表面層として広く
使用されている。而して、特に製紙産業の分野では、抄
紙工程での水の絞シ率を向上させる目的でブレス圧を高
くすることが行われている。また、原料木材の低級化や
古紙の使用によシフェルトの汚れが多くなり、これを洗
浄するために水酸化す) IJウム水溶液が使用されて
いる。このようなところで使用されるプレス用ロールは
、表面のポリ9レタンゴム層ヲ通常フェノール系の接着
剤を介して芯体に接着している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このようなプレス用ロールでは接着剤の
使用時の凝集力が十分でなく、しかも、接着剤の耐アル
カリ性が十分でないため上述のような高圧力や強アルカ
リの条件下ではポリウレタンゴム層の破損が生じる前に
4リウレタンゴム層が芯体から剥離する問題があった。
かかる問題を解消するために特開昭57−118898
号にて、芯体の表面にシ、アーD硬度が75以上の非多
孔性硬質/ IJウレタン樹脂層を設け、その表面にポ
リウレタンゴム層を形成したプレス用ロールが開発され
ている。しかし、この場合にも上述の問題を十分に解消
できなかった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ポリ
ウレタンゴム層が芯体から剥がれるのを防止して、耐水
性、耐薬品性の向上を図ったプレス用ロールを提供する
ことをその目的とするものである。
c問題点を解決するための手段〕 本発明は、芯体の表面に形成されたショアーD硬度75
以上で非多孔性の硬質ポリイソシアヌレート系樹脂層と
、この硬質ポリイソシアヌレート系樹脂層の表面に形成
されたポリウレタンゴム層とを具備することを特徴とす
るプレス用ロールである。
本発明にて使用するショアーD硬度75以上の非多孔性
の硬質ポリイソシアヌレート系樹脂層とポリウレタンゴ
ム層は共にウレタン結合を有するポリマーであるが、両
者は以下に述べる明白な相違点を有している。
芯体上に形成される非多孔性硬質ポリウレタンゴム層と
は、有機イソシアネートとこれに反応する官能基(例え
ばOH基又はNH2基)を有する化合物との反応によっ
て得られるものである。これらはOH又はNH2/NC
Oの比を大きく変えても高す硬さと大きい凝集力を維持
するものである。
OH又はNH2/NC■比が1よ)小さい時は反応後N
GOが残シこれが空気中の水と反応し−NH2に変換す
る。
OH又はNH2ハCOの比が1より大きい時は反応後O
H又はNH2が残る。
このことにより高硬度でかつ大きい凝集力を有しその上
多数の反応性の大なる水酸基またはアミン基を有する接
着層である特性を持つ。
ショアーD硬度75以上の非多孔性硬質ポリイソシアヌ
レート系樹脂層は、芯体とポリウレタンゴム表面層との
間に剥離を防止する上で極めて有益に作用することが判
明している。充填剤は、上記硬質ポリイソシアヌレート
系樹脂層の耐水性の向上に有利に作用し、かつ、樹脂層
の形成を容易にするものである。
接着剤層は、芯体と硬質?リイソシアヌレート系樹脂層
との接着強度をさらに増大させる作用を有する。
芯体上に硬質ポリイソシアヌレート系樹脂層を容易に形
成する方法は1例えばウレタンゴムノーの形成と同様に
注型法、即ち、金型内に所定間隔を保持して芯体を設置
した後、硬質ポリイソシアヌレート系樹脂原料を注入し
、硬化させる方法がある。
ロール上層に成形されるポリウレタンゴムは使用目的に
よシ多品種のポリウレタンから選択することができる。
例えば、製紙用グレヌダトムa −ルとしては耐水性、
耐摩耗性、低回転発熱性を有するテトラメチレンエーテ
ルグリコールとトリレンジイソシアネートとの反応によ
って生成したプレポリマーと3.3′−フクロロー4.
4′−ノアミノジフエニルメタンの反応によって得られ
るポリウレタンがムを使用することができる。
〔作用〕 本発明Kかかるプレス用ロールによれば、芯体の表面く
形成されたショアーD硬度75以上で非多孔性の硬質ポ
リイソシアヌレート系樹脂層と。
この硬質/ IJイソシアヌレート系樹脂層の表面に形
成されたポリウレタンゴム層とを設けているので、ポリ
ウレタンゴム層が芯体から剥がれるのを防止して、耐水
性、耐薬品性全向上させることができる。
〔実施例〕
以下1本発明の実施例について説明する。
表面をゲラスト処理をした鉄芯を貫通させた注型用モー
ルドを用意する。
ジフェニルメタン−4,4′−ゾイソシアネート100
重i≦に、デスモーフエン2020(バイエル製ポリへ
キサメチレンカーゴネートノオール。
水酸基価56.2)をlO重量声を60℃で溶融混合し
た。この混合物に乾燥保温されたクリスタライトA−1
,(株)龍森*、石英粉末)を200Jt彰添加し5分
間減圧下で攪拌した。この混合物に0.5重Ii−%l
のN、N’、f−)リス(ゾメチルアミノグロビル)へ
キサヒドロ−&−)リアノンを加え激く撹拌混合波減圧
デシケーター中にて5wHg以下で1分間脱泡した。こ
の混合物を上記注型用モールドに注入し、(40℃X 
5 hr加熱して硬化を完了させ、生成した硬化物を上
記モールドから取上記樹脂層を表面に形成された鉄芯を
別の注型用モールドに型組をする。アゾプレンL−16
7の100重量表を80℃に加熱し攪拌機に投入し、つ
いで120℃に加熱したバンデックスEl165重量メ
投入し2分間攪拌した後、この混合物を上記モールドに
注入し100℃で24時間加熱し完全に硬化させ型より
取シ出す。常法によシ表面研摩を行ない表面がポリウレ
タンゴムで被僅された実施例1のロールを得た。
アゾプレンL−167はテトラメチレンエーテルグリコ
ールとトリレンジイソシアナートとの反応によって生成
したブレポリマーであり、DuPont製である。その
イソシアナート宮司は6.2%である。
バンデックスEは3.3′−ジクロロ−4、4′−ジア
ミノジフェニルメタンで大日本インキ製である。
クリスタライトA−1を添加しなかったことを除いては
上記実施例1のロールの製造方法上実質的に同じ方法を
実施して実施例2のロールを得た。
プラスト処理をし九鉄芯に接着剤としてコナップ114
6 (C0NAP社製フェノール系接着剤)を塗布し、
この鉄芯を注を用モールドに型組みを行ないその後の工
程は実施例1のロールの場合と同様の工程を実施して、
実施例3のロールを得た。
プラスト処理をした鉄芯に接着剤としてコナツプ114
6を塗布しこの鉄芯を注型用モールドに型組する。80
℃に加熱されたアゾプレンL−167を100重量部攪
拌機に投入し、続いて120℃に加熱されたバンデツク
スEを16.5重量部投入踵 2分間攪拌した後、この
混合物を上記注型モールドに注入し、100℃で24時
間加熱し硬化させる。これを盤より取シ出し常法によシ
表面研摩し比較例1のロールを得た。
なお実施例1〜3のロールおよび比較例1のロールの寸
法はいずれも鉄芯直径(瓢)×ロール直径(■)Xロー
ル長さ(m)がl 0OXI 40X100である。ま
た実施例1〜3のロールにおりて、ポリイソシアヌレー
ト樹脂層の厚さは5amである。
上記4種類のロールをそれぞれ金属ロールと組合せてロ
ール回転テストを行なった。テスト条件は回転数395
rpm、圧力は初め50 kgf/anより20 kl
itlcmずつ増大させ、1つの圧力について2時間ず
つ印加し110 kit/cm iで行なった。
実施例1〜3および比較例1の各ロールとも鉄芯とポリ
ウレタンゴム層との間の剥離はなかった。
次に上記4種類のロールを新聞紙用白水に60℃、30
日間浸漬した抜上と同じ条件でロール回転テストを行な
った。
その結果実施例1〜3のロールはl 10 kgf/c
Inの圧力まで鉄芯とポリウレタンゴム層との接着は維
持されたが比較例1のロールはs Okgf/m テu
接着は維持されたが70 k#f/(7)で40分間テ
スト後剥離を起した。
〔発明の効果〕
以上説明した如く1不発iMKかかるプレス用口−ルに
よれば、ポリウレタンゴム層が芯体から剥がれるのを防
止して、耐水性、耐薬品性を向上させることができるも
のである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芯体の表面に形成されたショアーD硬度75以上
    で非多孔性の硬質ポリイソシアヌレート系樹脂層と、こ
    の硬質ポリイソシアヌレート系樹脂層の表面に形成され
    たポリウレタンゴム層とを具備することを特徴とするプ
    レス用ロール。
  2. (2)硬質ポリイソシアヌレート系樹脂層は、イソシア
    ネート基含有率20重量%以上の芳香族ポリイソシアネ
    ートを50重量%以上含有してなるポリイソシアヌレー
    ト樹脂形成用注型材を用い、注型後加熱キュアーさせた
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のプレス用ロール。
  3. (3)硬質ポリイソシアヌレート系樹脂層の厚さが1〜
    20mmであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のプレス用ロール。
  4. (4)硬質ポリイソシアヌレート系樹脂層が、ポリイソ
    シアヌレート系樹脂100重量%に対し500重量%以
    下の充填剤を含有していることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のプレス用ロール。
  5. (5)芯体と硬質ポリイソシアヌレート系樹脂層との間
    にフェノール系の接着剤層が介在されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のプレス用ロール。
JP32876587A 1987-12-25 1987-12-25 プレス用ロール Pending JPH01172612A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007138891A1 (ja) * 2006-05-30 2007-12-06 Sumitomo Heavy Industries Finetech, Ltd. 絞りローラ及び回転ドラム型磁気分離装置
US11225055B2 (en) 2014-09-19 2022-01-18 Yamauchi Corporation Industrial roll and method for manufacturing the same

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57118898A (en) * 1981-01-14 1982-07-23 Kinyoushiya:Kk Roll for press
JPS61112612A (ja) * 1984-11-07 1986-05-30 Nippon Polyurethan Kogyo Kk 樹脂ロ−ルの製造方法

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