JPH01171644A - 流量増加イオン交換方法 - Google Patents

流量増加イオン交換方法

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JPH01171644A
JPH01171644A JP62330313A JP33031387A JPH01171644A JP H01171644 A JPH01171644 A JP H01171644A JP 62330313 A JP62330313 A JP 62330313A JP 33031387 A JP33031387 A JP 33031387A JP H01171644 A JPH01171644 A JP H01171644A
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JP
Japan
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resin
ion exchange
exchange resin
ion
rate
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JP62330313A
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English (en)
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W Stephen Born
ダブリユー スチーブン ボーン
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Dow Chemical Co
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Dow Chemical Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は交換性イオンを含む液流がイオン交換樹脂床又
はカラムを流れる型のイオン交換方法に関する。特に本
発明は床lとおる流量を増加できる様な樹脂交換速度改
良方法に関する。
一般に単位時間当りイオン交換カラムの最大利用ができ
る様イオン交換樹脂床夕とおる液流廿はできる限り大き
いことが望ましい。しかし流下方式においてはこの流量
はイオン交換樹脂がイオン多、交換できる流量によって
(即ち樹脂交換速度によって)制限される。流量が太き
すぎると液流から除去したいイオンの一部又は全部は樹
脂がイオンを除去する前に・イオン交換床をとおってし
まう。この床又はカラムをとおるイオンの−1「1は一
般に極めて厄介である。VIAのイオン交換方式におい
てカラム通過液流量の減少、カラム長さの増大又は系に
カラムの増設によって漏下問題を解決している。
上昇流方式では主な流量制限は普通のイオン交換樹脂の
低密度から生じる。この低密度のためカラム又は樹脂床
通過流量は樹脂が上昇流によって上に運ばれてカラム外
に出る流量以下に制限される。最近この上昇流方式にお
ける樹脂損失を防ぐため高級架橋された又は臭素化され
たコポリ°γ−マトリックスをもつ高密度イオン交換樹
脂が開発されχいる。しかし多くの用途においてこの高
密度樹脂を使用し、たとき操作流量の予期した増加はカ
ラムによる実質的イオン漏下なしには達成できないこと
が残念ながられかった。
との漏下はこれら高密度樹脂のおそい交換速度による。
したがって実質的なイオン漏下又は樹脂損失なしに高流
量で使用できるイオン交換法が極めて要請されている。
本発明はイオン含有液体媒質をイオン交換樹脂をもつイ
オン交換カラムに流し上記カラムをとおる上記液体媒質
流mを上記樹脂がイオンを交換する割合によって制限す
る様な上記液媒質からイオン除去する改良イオン交換方
法である。この方法の改良点は手記カラム中に多数の活
性イオン交換サイトをもちまたイオン交換樹脂がイオン
を交換する割合を増加するに十分な証の水不溶性無機化
合物が分散している水不溶性親水性有機ポリマーである
含浸されたイオン交換樹脂を使うことにより成るのであ
る。樹脂含浸用に好ましい化合物は水不溶性バリウム、
鉛、水銀又は銀の無機塩である。これらの含浸樹脂は普
通のイオン交換樹脂よりも迅速にイオンを交換する。好
せしい無機塩が分散している好ましいイオン交換樹脂は
非含浸樹脂の1.1乃至4倍の交換量Uを示す。この様
な含浸樹脂使用のイオン交換方法は普通のイオン交換樹
脂を用いるカラムより大きい流量で使用できる。更に上
記含浸樹脂は一般に普通のイオン交換樹脂よりも高密度
を示す。したがって上記含浸樹脂は特に2速度制限され
た上昇流方式に便利であり、この場合上記含浸樹脂の増
加交換速度と増加密度は共にカラムの操作できる流量を
増す。
本発明が改良するイオン交換法とその方式は”速度を制
限された”方式という。この方式において交換性イオン
を含む液体媒質の流量は使用されたイオン交換樹脂のイ
オン交換速度によって制限される。この速度制限方式は
一般に使用する流体流量が太きすぎるとき交換するイオ
ンの不完全除去がおこる特徴をもつ。この漏下は一般に
この方式において樹脂をとおる流体流量を減少すること
によって減少する。
イオン交換樹脂の速度とは上記樹脂のイオン交換量をい
う。特定イオン交換樹脂の交換速度を評価するに種々の
実験法が使用できる。樹脂交換速度測定の簡単な火験法
は次のとおりである:湿強酸陽イオン交換樹脂試料10
11Ltを水素型に変える。活性イオン交換樹脂位置1
0ミリ当量(常aq)をもつ樹脂量をpH探査針をもつ
ビーカー中の約200ゴの脱イオン水中にスラリとした
。水酸化ナトリウム約2.0ミリ当!#を含む水酸化ナ
トリウム溶液をスラリに加えてスラ+) pHが7に戻
るまでの時間を測定した。再び約2.0 ミリ当量Na
OHを含む第2NaOH溶液試料を加えpHが7に戻る
までの時間を再び測定した。樹脂の交換速度はスラリに
加えられたNaOHの全ミリ当量を水酸化す) IJウ
ムを中和するに要した全時間量で除した商としてあられ
される。
陰イオン交換樹脂の速度を測定するためNaOHの代り
にHCl 1に用いて前記試験を再び行なった。陰イオ
ン交換樹脂は試験のため水酸基型に変えた。
本発明は不溶性無機化合物で含浸されたイオン交換樹脂
が含浸されない対応する普通のイオン交換樹脂よりも速
いイオン交換速度を示すという驚(べき発見に基づく。
含浸樹脂はしばしば含浸されていない同じ樹脂の1.1
乃至4倍又はそれ以上、好ましくは2乃至4倍の速さで
イオン交換する。したがってイオン交換系の操作される
流量が普通のイオン交換樹脂の速度で制限される様な系
にこの含浸樹脂を使用した場合与えられたカラム又は床
をとおしより大きい流量が使用できるのである。
本発明において使用に適するイオン交換樹脂はそれに多
数の活性イオン交換サイトがある水不溶性コポリマーマ
トリックスより成る。イオン交換位置は陽イオン交換部
分でも陰イオン交換部分でもどちらでもよい。陽イオン
交換部分は一般に強酸又は弱酸基、例えばスルフォン酸
、カルボン酸、りん酸基等である。陰イオン交換基は一
般に強又は弱塩基、例えば第3アミン、第4アンモニウ
ム、ホスフォニウム、スルフオニウム等の基である。一
般に樹脂は乾燥樹脂ダラム当り0.5乃至12y+sg
q、ある場合好ましくは4乃至5.5maqのイオン交
換位置濃度を与えるに十分の活性イオン交換基をもつ。
えられたポリマーが水不溶性である限りポリマー骨格は
特に重要ではない。したがってポリマーはフェノール性
、ホリエfL/ン性、スチレン性又はアクリル性ポリマ
ーのいづれでもよい。又は活性イオン交換位置をもつ又
はもたせる様生成したどんな型のものでもよい。本発明
の実施に好ましいポリマーは重合性モノエチレン性不飽
和モノマー又はその混合物とそれと共重合性の架橋剤と
の付加共重合によって製造された架橋されたポリマーで
ある。一般に架橋剤はジビニルベンゼンの様なポリエチ
レン性不飽和モノマーである。適当する重合性モノエチ
レン性不飽和七ツマ−1架橋剤、触媒、重合反応媒質お
よび架橋した付加コポリマーを粒状に製造する方法はこ
の業界でよ(知られており本発明の目的のために文献を
あげる。この様な特許の例は米国特許第2,960,4
80号、第2,788,331号、第2.642,41
7号、第2,614,099号、第2,591,573
号で、これらはゲル型架橋ポリマーの製造を教えている
更に米国特許第3,637,535号、第3,549,
562号および第3,173.842号は本発明に使用
するに適したより多孔性の樹脂(しばしばマクロ多孔性
樹脂とよぶ)製造法を教えている。知られた重合性モノ
エチレン性不飽和モノマーのうちスチレンの様なモノビ
ニリデン芳香族およびモノビニルトルエン、エチルビニ
ルベンゼンおよヒヒニルナフタレンの様なモノアルキル
置換スチレンが好ましく特によいのはスチレンである。
好ましい架橋剤にはジビニルベンゼン、ジビニルトルエ
ン、ジビニルキシレン、ジビニルナフタレン ) IJ
ビニルベンゼン、ジビニルジフェニルエ−チル、ジビニ
ルジフェニルスルフォンおよびジイソプロペニルベンゼ
ンの様なポリビニリデン芳香族類;エチレングリコール
ジメタクリレートおよびジビニルサルファイドとポリビ
ニリデン芳香族があるが、特にジビニルベンゼンが最も
好ましい。特に好ましい陽イオン交換樹脂の例はダウケ
ミカル社のDOWEX MSC−1イオン交換樹脂、D
OWEX  50WX2イオン交換樹脂、DOWEX 
 5(1x4イオン交換樹脂、DOWEX HGR,D
OWEX HCR。
DOWEX MWC−1およびDOWEX CCR−2
の名で販売されているものである。丈に特に好ましい陰
イオン交換樹脂の例はダウケミカル社商品名、DOWE
X  SER。
DOWEX  5BRP1DOWEX  11、DQW
EX  SAR。
DQWEX MSA−1、DOWEX MSA−2、お
よびDOWEX MWA−1で市販されているものがあ
る。
最も便利なイオン交換樹脂は多孔性粒状のものである。
平均粒径10乃至1200μm、特に500乃至120
0μ慣の粒子がよい。このイオン交換樹脂は交換性イオ
ンを水性媒質から粒子内部に運ぶに、また不溶性無機化
合物で含浸させるに十分な程度に多孔質である。
イオン交換樹脂は樹脂の交換速度が測定できる程増す様
に水不溶性無機化合物量で含浸される。本明細書でいう
1含浸された”とはイオン交換樹脂が七の孔中に分散し
た微粒状不溶性化合物をもっていることを意味する。樹
脂の交換速度が測定できる程増えるに要する不溶性化合
物蓋は樹脂の型および使用特定不溶性化合物によって変
る。しかし一般に樹脂はその重量の約0.05乃至約1
.0倍又はそれ以上の不溶性化合物で含浸されると工い
。不溶性化合物が余り多量にあると樹脂の交換速度は減
少することがわかった。
種々の不溶性無機化合物はイオン交換樹脂中に沈着させ
ることかできるとわかった。一般に本発明の目的に対し
無機化合物が水ILに2?以下、好ましくは0.1?以
下の溶解度のとき不溶性である。例えばり−らの198
2年6月8日公告の米国特許第4,333,846号を
参照されたい。
洩々の不溶性無機化合物が本発明において含浸樹脂に便
利に使われる。化合物の例にはBa5O,、AQCl、
C%O1HgS、 Fg (OH)B、8%(OH)4
、Pb(OH)4、pbs。
Pb0(OH)t、Cs Q s・H,O,AL(OH
)s、C%SおよびZr0(OH)Oの様な無機塩類;
 Zr0(HtSOa)t、pbo(n、po4)、、
LシCt・2At(OH)、、CxCtt・2At(□
H)!、N i C1t・2AL(OH)s、MgC1
・2AL(OH)s、の様な無機錯塩;2酸化けい素;
重合性無定形酸化ジルコン水化物と7オスフエートイオ
ンの反応生成物がある。好ましい無機化合物はバリウム
、水銀、鉛又は銀の塩である。
前記は適当無機化合物の完全リストとしてあげたもので
はないのである。更に前記化合物のあるものは樹脂内に
水化物としてあってもよいが、一般に6又はそれ以下、
更に4又はそれ以下の不溶性無機化合物と結合した水和
水があるのである。
不溶性無機化合物によるイオン交換樹脂の含浸法は米国
特許第4,333,846号に十分記載されている。一
般に水不溶性塩は樹脂をその中に沈着させたい不溶性化
合物陽イオンを含む可溶性化合物溶液と処理した後その
陽イオンと反応してイオン交換樹脂の孔内に水不溶性塩
を生成する物質溶液を陽イオン含有樹脂と接触させて陽
イオン交換樹脂内に沈着させられる。水不溶性塩で含浸
された陰イオン交換樹脂製造には樹脂?七の中に沈着さ
せたい物質の隙イオンを含む水浴液と接触させた後陰イ
オン含有樹脂をその陰イオンと反応し樹脂孔内に不溶性
沈澱を生成する金属イオン含有水溶液と接触させればよ
い。樹脂を塩化アルミニウム溶液と接触させた後塩基と
処理して塩化アルミニウムを水酸化アルミニウムに変え
水酸化アルミニウム含有樹脂を遷移金属塩化物と接触さ
せかつ混合物を加熱してアルミン酸錯塩を生成すること
によりマクロ多孔性樹脂内にアルミン酸錯塩を便利に製
造できる。
含浸された樹脂の交換速度向上の他に不溶性有機化合物
は一般にイオン交換樹脂の密度?増す。したがってこの
含浸樹脂は速度が制限される上昇流方式において特に便
利で、この場合その増加密度と増加速度が共に利点とな
る。一般に不溶性無機化合物の樹脂の交換速度を増す様
な量によるイオン交換樹脂の含浸けまた約1乃至約40
%の樹脂密度増加となる。
本発明に用いる樹脂の他の利点はある場合不溶性無機化
合物自体が特定物質の吸着剤であるということである。
例えば硫酸バリウムはラジウムの様な特殊金属の吸着剤
である。
本発明の方法において含浸樹脂は普通のイオン交換樹脂
と同条件で使用できる、但しイオン交換カラムの操作流
量は含浸樹脂の増加密度と増加速度によって増すことは
もちろんである。程々の目的のためのイオン交換カラム
の再生を含む正常の操作法は関連業界によく知られてい
る。本発明の方法の操作流量はカラムで交換し度いイオ
ンの漏下がおこる迄、又はある上昇流方式の場合樹脂損
失のおこる迄、普通方法の流量に比較して増加できる。
本発明の特に便利な1の用途は夕景の交換性イオンを含
む大量の水処理が必要な凝縮物研磨においてである。こ
の凝縮物研磨方式では処理される水をイオン交換床にで
きるだけ速く流すことが好ましく、流量は樹脂の交換速
度によって普通制限される。本発明の方法!#組物研磨
操作に用いることによって著しく速い流量が使用できる
次の実施例は本発明を例証するためのもので本発明の範
囲を限定するものではない。特に断らない限り部とパー
セントはすべて重量基準である。
実施例1゜ 実施例1は硫酸バリウムで含浸されたゲル陽イオン交換
樹脂の操作と速度向上を示すものである。この実施例に
使用したイオン交換樹脂はスルフォン酸反応性度をもつ
2重蓋%ジビニルベンゼンで架橋されたポリスチレン骨
格をもっていた。樹脂の乾燥ii−容量はダラム当り5
.00mgqH■であった。湿樹脂(水75重1%)1
00vに対し0.5N7j<酸化バリウム溶液250m
/を加えて樹脂全中和しそれをバリウム型に変えた。6
モル硫酸過剰量を樹脂に加えて混合し混合物を室温で2
時間おいた後過剰の酸を戸別した。この酸象加により樹
脂粒内に硫酸バリウムが沈澱し同時に樹脂は水素型に再
生された。次いで含浸された樹脂を水洗して残留酸を除
去した。初めの樹脂の湿比重は約1.1(1/−であっ
たが、硫酸バリウムで含浸後の比重は1.20 y/w
tに増した。
前記の陽イオン交換樹脂交換速度評価方法を用いて含浸
樹脂の交換速度を検べた。初めの2maqの水酸化ナト
リウム溶液は1.53分で中和され、第2の2.0 m
a qの水酸化ナトリウム溶液は1.55分で中和され
た。したがって中和速度は4maqの水酸化ナトリウム
が3.08分で中和された、又は1分当り1.30ma
qNaOHが中和されると計算された。比較のため元の
樹脂試料をしらべ1分当りO−65maqの割合でNa
OHを中和するとわかった。したがって含浸後樹脂の交
換速度は2倍に増したことがわかる。
実施例2゜ 本実施例は硫酸バリウムで含浸されたゲル型陰イオン交
換樹脂の製造と速度増加を示すものである。本実施例使
用のイオン交換樹脂は0.3重量%ジビニルベンゼンで
架橋すれトリメチルアンモニウム部分がついているポリ
スチレン骨格をもっていた。元の樹脂の乾燥重量容量は
グラム当り4.45maqであった。ガラスカラム中で
樹脂の過剰量を5%硫酸溶液の過剰と接触させて100
2の湿イオン交換樹脂(水保持能力91.2%)をサル
フェート型に変えた。この樹脂を脱イオン水で逆洗し濾
過し約200ゴの飽和塩化バリウム溶液中に入れて樹脂
粒内に硫酸バリウムを沈澱させ同時に樹脂をクロライド
型に再生した。過剰の塩化バリウム液を戸別し樹脂を脱
イオン水で逆洗して残留塩化バリウムを除いた。元の樹
脂の湿比重は1.01 r/−であったが含浸後の樹脂
密度は1.05 f/−に増えた。樹脂のイオン交換速
度を前記試験によって検べた。含浸樹脂は1分当り1.
83m*qの割合で塩酸を中和した。これに対し元の樹
脂は1分当り1.37mtqで塩酸を中和した。したが
って含浸樹脂の速度は元の樹脂のそれより約35%速い
ことがわかった。
実施例3゜ 本実施例は硫酸バリウムで含浸されたマクロ多孔性陰イ
オン交換樹脂の製造と速度増加を示すものである。元の
樹脂は5.5重蓋%ジビニルベンゼンで架橋されたマク
ロ多孔性ポリスチレン骨格をもっていた。官能基はトリ
メチルアンモニウム部分であった。樹脂を過剰の20%
硫酸水溶液と接触させて樹脂をサルフェート型に変えた
。この樹脂を脱イオン水で逆洗して残留酸を除去し濾過
した後20〇−の飽和塩イしくグラム溶液中に入れて樹
脂粒内に硫酸バリウムを沈澱させ同時に樹脂をクロライ
ド型に再生した。過剰の塩化バリウム液を戸別した後樹
脂を脱イオン水で洗い残留塩化バリウムを除去した。初
め樹脂の湿比重は1.06 r/−であったが、含浸樹
脂の湿比重は1.20 r/dであつた。初め樹脂の交
換速度は0.32 me q1分であったが、含浸樹脂
のそれは1.28 thaq1分であった。この実施例
の初めの樹脂の速度が硫酸バリウム含浸後4倍に増加し
た。
実施例4゜ 実施例1に使用したと同じ型の樹脂の試料に0.1NA
QNO,液の漏下が認められる迄液をとおして樹脂を銀
型に変えた。銀型樹脂を逆洗し濾過し2二l過剰量の8
NHC1に浸漬した。ここでAQClが樹脂内に沈澱し
同時に樹脂は水素型に再生された。イオン交換速度は含
浸樹脂の0、94 悔# q/分に対し初めの樹脂は0
.49 %1 q/分であった。
実施例5゜ 操作能力を検べるため20ミリ当量の酸能力に相当する
樹脂量を用いた。DOWEX  50WX2樹脂はそノ
Ba5O。
含浸された樹脂と事実上同じ操作能力をもっていた。(
〜/2ポンド・NaOH/”i方7−ト樹脂)しかし含
浸された樹脂はより密でありより速いイオン交換速度を
もっており100%膨張において35−7分に比べて殆
んど2倍に近い流量60tnt/分を示した。また含浸
樹脂において漏下がより鋭敏であることも注目された、
これは好ましい追加特性である。
特許出願人 ザ ダウ ケミカル カンパニー化 理 
人 弁理士  斉 藤 武 音間   弁理士  川 
瀬 良 治 −手続補正四 昭和63年2月17日 特許庁審査官 小 川 邦 夫 殿 1事件の表示 昭和62年特許願第330313号 2発明の名称 流量増加イオン交換方法 3補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称  ザ ダウ ケミカル カンパニー4代理人 11゛ 氏名 弁理士 (7175)  斉 藤 武 彦1” 
、、L+:l− 5補正の対象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、イオン交換樹脂をもつカラム又は床をとおるイオン
    含有水性媒質の流量が樹脂のイオン交換速度によつて制
    限される様な上記カラム又は床に上記水性媒質を流す上
    記媒質からのイオン除去方法において、上記カラム又は
    床中に水不溶性親水性有機ポリマーイオン交換樹脂を用
    い、上記樹脂が無機塩、非遷移金属無機錯体、2酸化け
    い素および重合性無定形水和酸化ジルコニウムとフォス
    フェートイオンの反応生成物より成る群からえらばれた
    水不溶性無機化合物で含浸されそれが樹脂内に分散した
    ものであり、もつて上記イオン交換樹脂のイオン交換速
    度が上記化合物で含浸されていないイオン交換樹脂のイ
    オン交換速度の1.1乃至4倍速いことを特徴とする改
    良されたイオンの除去方法。 2、上記樹脂を含浸する化合物がバリウム、鉛、水銀又
    は銀の水不溶性無機塩である特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。 3、上記イオン交換樹脂が陰イオン交換樹脂である特許
    請求の範囲第1項に記載の方法。4、上記イオン交換樹
    脂が陽イオン交換樹脂である特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。5、上記イオン交換樹脂がマクロ多孔性樹脂
    である特許請求の範囲第1項に記載の方法。6、上記イ
    オン交換樹脂がゲル樹脂である特許請求の範囲第1項に
    記載の方法。 7、陰イオン交換樹脂が多数の第3又は第4級アンモニ
    ウム基をもつている特許請求の範囲第2項に記載の方法
    。 8、上記陽イオン交換樹脂が多数のスルフォン酸又はカ
    ルホン酸基をもつている特許請求の範囲第3項に記載の
    方法。
JP62330313A 1987-12-28 1987-12-28 流量増加イオン交換方法 Pending JPH01171644A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009132144A (ja) * 2007-11-07 2009-06-18 Toshiba Tec Corp サーマルプリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009132144A (ja) * 2007-11-07 2009-06-18 Toshiba Tec Corp サーマルプリンタ

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