JPH01171570A - 血管閉塞用バルーン付カテーテル - Google Patents

血管閉塞用バルーン付カテーテル

Info

Publication number
JPH01171570A
JPH01171570A JP62331513A JP33151387A JPH01171570A JP H01171570 A JPH01171570 A JP H01171570A JP 62331513 A JP62331513 A JP 62331513A JP 33151387 A JP33151387 A JP 33151387A JP H01171570 A JPH01171570 A JP H01171570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balloon
catheter
catheter tube
main body
blood vessel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62331513A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0370977B2 (ja
Inventor
Akira Igarashi
明 五十嵐
Norio Iwasaki
紀夫 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Systems Corp
Original Assignee
Fuji Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Systems Corp filed Critical Fuji Systems Corp
Priority to JP62331513A priority Critical patent/JPH01171570A/ja
Publication of JPH01171570A publication Critical patent/JPH01171570A/ja
Publication of JPH0370977B2 publication Critical patent/JPH0370977B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 この発明は皮下埋込み型薬液注入用カテーテルに併用さ
れる血管閉塞用バルーン付カテーテル関するものである
(2)従来の技術 切除不能な進行性悪性腫瘍患者の血管系へ注入用カテー
テルを用いて注入した薬液□が、該カテーテルが挿入さ
れた血管を流れる血流により薄まってしまい、患部では
極めて濃度の低いものとなって、薬液の有効性を低下さ
せることがある。
このようなことのために、従来は、BOAI(Ball
oon occlusion arterial 1n
fusion)という血管内に差し込んだバルーンカテ
ーテルによって該血管の血流を遮断する方法を採り、薬
液を必要としない血管に薬液が流れないようにする一方
、薬液を必要とする血管にのみ薬液が流れるようにして
患部における薬液の濃度を高めていた。
(3)発明が解決しようとする問題点 ところで、前記のように生体にとって異物であるバルー
ンを血管内に差し込んで閉塞し血流を遮断する方法の場
合、バルーン部で血栓が形成され易い。また、血流の遮
断を行なう都度、バルーンカテーテルを血管に差し込む
必要があるので、患者に大変な苦痛を与えるとともに、
血管閉塞に手間がかかり作業性が悪いという問題点があ
った。
そこで、この発明は前記従来のもののもつ問題点を排除
し、患部における薬液の濃度を高めるに際し、血栓が形
成されるのを可及的に少くできて血管を迅速に閉塞する
ことができるようにすることを技術的課題とする。
(4)問題点を解決するための手段 前記技術的課題を達成するため、この発明は、上端開口
の内腔を有する本体における該内腔の上部に自己閉塞性
を有する弾性材料からなる穿刺部が嵌合され、この穿刺
部より下方の内腔と連通ずるようにカテーテルチューブ
の後端開口部が前記本体に接続され、このカテーテルチ
ューブの先端開口部に前記穿刺部に刺突される注入具か
らカテーテルチューブを通して生理食塩水など液体を注
入することにより膨らむバルーンが設けられていること
を特徴とするものである。
(5)作 用 まず、カテーテルチューブのバルーンを薬液注入用カテ
ーテルチューブが差し込まれた血管の閉塞すべき部位に
位置させて固定する。
次に1本体の穿刺部に注入具を刺突して生理食塩水など
液体を注入し、バルーンを膨らませることにより血管を
外側から圧迫してここを閉塞し、血流を一時的に遮断す
る。これにより、患部へ流れる薬液の濃度が高まり、よ
り効果的な治療が可能となる。注入した生理食塩水など
液体は使用後に再び注入具を穿刺部に刺突して抜き取る
(6)実施例 第1,2図は血管閉塞用バルーン付カテーテルを示し、
同図において1は上端開口の内J13を有するシリコー
ンゴム製の略円錐形本体で、該本体1には内IW3の下
部と連通する水平の連通孔4が側面に開口して形成され
ている。本体1の内腔3にはステンレス製の針受は容器
5が内腔3の回りの本体1で固定されて抜き出し不能に
嵌合されている。針受は容器5が嵌合された内腔3の上
端開口の回りには触指部6が設けられている。触指部6
は本体1が皮下に埋め込まれた状態で、皮膚の上から内
腔3の上端開口を確認できるように凸状の肉盛りとなっ
ている。針受は容器5は内腔3の下部に嵌合された円筒
部5aと、該円筒部の上端から上向きに徐々に大径とな
って拡開状に連設され、内腔3の上部に嵌合された拡開
筒部5bとからなり、円筒部5aの側壁には連通孔4と
連通する通孔7が穿設され、拡開筒部5bの頂壁には内
腔3の上端開口と連通ずる開口部8が穿設されている。
拡開筒部5b内にはシリコーンゴム製の穿刺部10が圧
縮状態で嵌合され、穿刺部10は抜は出ないようにその
上端外周面が拡開筒部5bの開口部8の回りのフランジ
11で押えられている。
そして、穿刺部10はシリコーンゴムからなっているた
め、注射針の何回もの刺突が可能で、かつ刺突した注射
針を抜いた場合に自らの弾力性によって該抜いた針の通
路を閉鎖し、薬液の漏れが起らない自己閉塞性がよいも
のとなっている。穿刺部10より下方の容器5内は従来
のカテーテルの内腔下部のように、薬液が一時貯留可能
なりザーバ−13になっている。
連通孔4の開口部にはシリコーンコムからなる所定長さ
のカテーテルチューブ15の後端開口部が接続されてい
る。カテーテルチューブ15の先端開口部は、チューブ
を切り裂いて加工した屈曲可能な外側サポート部16と
、該サポート部の内周面に周縁部が接着された薄いシー
ト状の内側バルーン部17からなるシリコーンゴム製バ
ルーン18のサポート部16にバルーン18内と連通し
て固着されている。バルーン18のバルーン部17はカ
テーテルチューブ15から生理食塩水など液体がバルー
ン18内に注入されると、第1図の屈曲した状態から第
3図に示すようにサポート部16を押し広げて膨らむよ
うになっている。20はサポート部16の両端部の外周
面に設けられた突条で、バルーン18を血管に固定する
際、サポート部17に巻き付ける糸がずれ落ちないよう
にするためのものである。21は本体1の下部周縁に穿
設され、本体1を皮下組織の筋膜に縫いつけて固定する
ための縫合ホール、22は縫合ホール21を含む本体1
の底面に貼着されたホール補強用のポリエステルメツシ
ュである。
第4図は血管閉塞用バルーン付カテーテルを薬液注入用
カテーテルと一体化した別の実施例を示す。すなわち、
両カテーテルは使用し易いようにその本体1,1′部で
接着剤等を介して固着されている。薬液注入用カテーテ
ルは第5図に示すようになっており、本体1′部は血管
閉塞用バルーン付カテーテルの本体1部に対し、カテー
テルチューブ15′より血液がリザーバー13′側へ逆
流するのを防止する逆止弁25が連通孔4′内に嵌着さ
れている以外はほぼ同様の構造となっている。そのため
、同様の部分には同一符号にダッシュを付して説明を省
略する。カテーテルチューブ15′の先端開口部にはシ
リコーンゴムからなる所定長さのカテーテルチューブ2
6の後端開口部がコネクタ27を介して連通可能に接続
されている。カテーテルチューブ26の先端開口部(流
出口)近くには該先端部を固定するための環状突条28
が設けられている。尚、この実施例においては一体化し
た本体1と本体1′との識別を行なうため、本体1の触
指部6の表面に標示部30が付されている。
次に、前記実施例の作用を第4図に示した実施例に基い
て説明する。
カテーテルを皮下に埋込み設置するには、第6図に示す
ようにカテーテルチューブ26をその先端側から例えば
肝臓40の肝動脈41の末梢より血管内部に差し込み、
先端開口部を治療を施す患部まで進めて固定した状態で
、カテーテルチューブ15のバル−ン18を目的とする
肝動脈41に位置させ、バルーン部17を内側にして第
7図のように糸42を巻き付は固定する。
一方、本体1,1′も縫合ホール21,2]’を介して
皮下組織の筋膜に縫いつけて固定する。
前記により皮下に埋め込んだカテーテルにおいて、薬液
として制癌剤を患部へ注入するには、標示部30により
識別した本体1′の触指部6′に軽く指を当てて内腔3
′の上端開口を確認したうえ、第8図に示すように注射
針43を穿刺部10′に刺突し、注射器内の制癌剤をそ
の針先からリザーバー13′に注入する。
リザーバー13′に注入された制癌剤は通孔7′。
連通孔4′内の逆止弁20′、カテーテルチューブ15
’、26を経てチューブ26の先端開口部から患部へ流
れる。
このようにして制癌剤の患部への流入が行なわれる。
ところが、このような方法だと、制癌剤が肝動脈41か
ら肝Wa40へ流れる血液でかなり薄まってしまい、効
果的な治療が期待できない。
そこで、制癌剤の濃度を高めるために、本体1の穿刺部
lOに図示しない別の注射針を刺突してリザーバー13
に生理食塩水など液体を注入し、カテーテルチューブ1
5を通してバルーン18内に入れてバルーン部17を膨
らませ、肝動脈41を外側から圧迫してここを閉塞し血
流を一時的に遮断する。これにより、患部へ流れる制癌
剤の濃度を高め、より効果的な治療を可能にすることが
できる。このような方法は、従来の前記したバルーンカ
テーテルによる血流の遮断法に比し、肝動脈内に血栓な
どができることがなく、極めて有効的な方法である。
前記流入した生理食塩水など液体は使用後に再び注射針
を穿刺部10に刺突して抜き取る。
(7)発明の効果 この発明は前記のようであって、薬液注入用カテーテル
と併用して使用され、薬液の注入に際し、注入用カテー
テルが差し込まれた血管を生理食塩水などの液体を注入
して膨らませたバルーンによって外側から圧迫し、該血
管を閉塞して血流を一時的に遮断することにより患部に
流れる薬液の濃度を高めることができるのであるが、血
管の閉塞を血管の外側から行なうので、血管内で行なう
従来のものよりも血栓形成の可能性が少ない。しかも、
前記バルーンの圧迫による血管の閉塞に際しては、バル
ーンを血管に固定した後に本体の穿刺部に刺突した注入
具から生理食塩水などの液体をバルーン内に注入すると
いう簡単な作業で行なうことができるとともに、作業も
迅速に行なえ能率的であるのに加え、閉塞に際しカテー
テルチューブを血管内に差し込まないので、従来のよう
な差し込みによる患者の苦痛等も全くない優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すカテーテルの縦断正
面図、第2図は同上の平面図、第3図は同上のバルーン
部の部分斜視図、第4図は別の実施例を示すカテーテル
の平面図、第5図は薬液注入用カテーテルの縦断正面図
、第6図は作用説明図、第7図は同上でバルーン部を固
定する状態を示す部分斜視図、第8図は同上で注射器に
より薬液を注入している状態を示す斜視図である。 1・・・本体       3・・・内腔4・・・連通
孔       5・・・針受は容器6・・・触指部 
     7・・・通孔8・・開口部      10
・・穿刺部15・・・カテーテルチューブ 16・・・サポート部    17・・・バルーン部1
8・・・バルーン     30・・・標示部馬1 固 篤2固 鷺3回 毘6面 /         +

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上端開口の内腔を有する本体における該内腔の上部
    に自己閉塞性を有する弾性材料からなる穿刺部が嵌合さ
    れ、この穿刺部より下方の内腔と連通するようにカテー
    テルチューブの後端開口部が前記本体に接続され、この
    カテーテルチューブの先端開口部に前記穿刺部に刺突さ
    れる注入具からカテーテルチューブを通して生理食塩水
    など液体を注入することにより膨らむバルーンが設けら
    れていることを特徴とする血管閉塞用バルーン付カテー
    テル。 2、前記バルーンが屈曲可能なサポート部と、該サポー
    ト部の屈曲側の面に周縁部が接着された薄いシート状の
    バルーン部とからなり、これら両部で形成される密封内
    部に前記カテーテルチューブの先端開口部が開口して前
    記サポート部に固着されている特許請求の範囲第1項記
    載の血管閉塞用バルーン付カテーテル。
JP62331513A 1987-12-26 1987-12-26 血管閉塞用バルーン付カテーテル Granted JPH01171570A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62331513A JPH01171570A (ja) 1987-12-26 1987-12-26 血管閉塞用バルーン付カテーテル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62331513A JPH01171570A (ja) 1987-12-26 1987-12-26 血管閉塞用バルーン付カテーテル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01171570A true JPH01171570A (ja) 1989-07-06
JPH0370977B2 JPH0370977B2 (ja) 1991-11-11

Family

ID=18244482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62331513A Granted JPH01171570A (ja) 1987-12-26 1987-12-26 血管閉塞用バルーン付カテーテル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01171570A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012125598A (ja) * 1997-10-01 2012-07-05 Navilyst Medical Inc ガイドワイヤと適合性のあるポートおよびこのポートを挿入する方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910969U (ja) * 1982-07-10 1984-01-24 新東ダストコレクタ株式会社 集塵フ−ド
JPS59109695U (ja) * 1983-01-06 1984-07-24 株式会社東芝 ライニング貯槽

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910969U (ja) * 1982-07-10 1984-01-24 新東ダストコレクタ株式会社 集塵フ−ド
JPS59109695U (ja) * 1983-01-06 1984-07-24 株式会社東芝 ライニング貯槽

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012125598A (ja) * 1997-10-01 2012-07-05 Navilyst Medical Inc ガイドワイヤと適合性のあるポートおよびこのポートを挿入する方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0370977B2 (ja) 1991-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2656689B2 (ja) 傷凝固装置
US5383896A (en) Vascular sealing device
US6017359A (en) Vascular sealing apparatus
US10702688B2 (en) Vascular access device
JP5269946B2 (ja) プレジェット・ハンドリング・システム及び液圧により止血材を血管穿刺部位へデリバリーする方法
US3358684A (en) Parenteral injection devices
JPH07227423A (ja) 創傷治療装置
US8414530B2 (en) Vascular access device
US20060276836A1 (en) Hemostatic wire guided bandage and method of use
US20060276837A1 (en) Hemostatic wire guided bandage and method of use
CA2789667C (en) Infusion catheter having an occlusion component
KR20180037216A (ko) 천공 시스템
US20080086109A1 (en) Arterial closure device
JP3685509B2 (ja) 皮下埋込型薬液注入ポートスリーブ用キャップ
JPS61187872A (ja) 薬剤長期間投与のためのカテーテル
JPH01171570A (ja) 血管閉塞用バルーン付カテーテル
EP0456748A4 (en) A single-lumen, bidirectional, check valve catheter
JPH0362112B2 (ja)
JP3137360B2 (ja) 薬液注入ポート
JPH03286776A (ja) 薬液注入器具
JP2022504572A (ja) 血管アクセスデバイス
RU44511U1 (ru) Устройство для эндоваскулярных операций
CN214762627U (zh) 一种在冠脉旁路移植手术中使用的乳内动脉注药装置
US20200246605A1 (en) T-shaped catheter
JPS63296770A (ja) 皮下埋め込み式リザ−バ−