JPH01170846A - 限界電流検知式酸素濃度センサ - Google Patents

限界電流検知式酸素濃度センサ

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JPH01170846A
JPH01170846A JP62330475A JP33047587A JPH01170846A JP H01170846 A JPH01170846 A JP H01170846A JP 62330475 A JP62330475 A JP 62330475A JP 33047587 A JP33047587 A JP 33047587A JP H01170846 A JPH01170846 A JP H01170846A
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JP
Japan
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sensor
electrode
oxygen concentration
heater
platinum
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Pending
Application number
JP62330475A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Takada
和明 高田
Takashi Kamo
加茂 尚
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は自動車の空燃比制御等に利用される酸素濃度セ
ンサに関し、特には酸素イオン伝導性固体電解質を用い
た薄膜型のセンナ素子を有する限界電流検知式酸素濃度
センサに関する。
〈従来の技術〉 この種の酸素濃度センサに用いられて−るセンサ素子1
は第11図〔(a)は側面図、(b)は底面図〕に示さ
れるように、裏面にビークジ全設けた多孔質アルミナ基
板14上に白金電・返2、ZrO2固体電解質3、白金
電極4を順次積層したものが一般的であシ、この場合ア
ルミナ基板14がガス拡散律速層の役割を果たしている
更に表面の′醒極4上にセラミックス粒子全溶射して保
護層を形成させたものも知られている。
該素子は、アルミナ基板の厚さが05〜2■程度であり
、スパッタリング、スクリーン印刷、溶射等で形成され
る電極、ヒータ、固体電解質、保護層はめずれも01〜
60μ範囲内の厚さである。このような薄膜型のセンサ
素子及びその製造方法は例えば特開昭61−14715
4号及び同/、1−155751号公報に開示されてい
る。
スパッタリング等の薄膜生成技術を使用して製造された
センツー素子を備える限界電流検知式酸素濃度センサは
非常に小型であることがら昇温性が良く、空燃比制御装
置用のセンサとして筺用された場合、始動時のエミン7
ヨノ(1−ICC0,NOx )コントロールに極めて
有効なセンサとなる。
前記のような素子に、電極及びヒークVrC接続するリ
ード線を取付け、絶縁体で支持することによって酸素濃
度センサが構成されるが、従来、酸素濃度センサの素子
支持構造は第12図あるいは第15図で示されるように
、セラミック製支持体8の前方端面或は側面に凹#11
5を設け、該凹t!1l115に素子20を嵌合させた
構造であった。これら図中、17はリード線、5はヒー
タ、16は貫通孔を示す。かかる支持構造を有する酸素
濃度センサは例えば特開昭57−108654号、同5
7−119250号、同56−86547号、同61−
5049号公報に開示されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記従来の酸素濃度センサには次のよう
な問題点があった。
1ず、センサ素子を支持体に取シ付ける過程が困難であ
り、多くの工程を要すること、部品点数が多くかかるこ
と、車両に塔載して使用する場合には振動によって折損
、脱離が起こり易い等の問題があっに。
また、センサ素子の作動温度を低下させる(低温から高
温に至る広い温度領域での検知を可能にする)とともに
センサの消費電力を少なくするためには電極活性(触媒
作用)をよシ以上に発揮させること、すなわち電極面積
を広くすることが求められて因るが、そうすると基板を
大きくしなければならず、ヒータの加熱部分が拡大し温
度分布が不均一となるので、それを避けるだめにヒータ
加熱容量を上げる必要が生じ、薄膜型素子とすることに
よるメリットが減ってしまうという問題もあった。
本発明は薄膜型素子を用いた限界電流式酸素濃度センサ
の上記諸問題を解決するためになされたものであシ、そ
の目的とするところは素子の支持性及び耐久性に優れ、
高い検知性能を有し、しかも消費電力の少ない酸素濃度
セン+jt提供することである。
く問題点を解決するための手段〉 層として機能する多孔質円筒形支持体の外周面に、白金
電極・酸素イオン透過性固体電解質膜・白金電極が順に
重ねて形成されていることを特徴とする。
即ち、センサ素子の基板を平板状のものから円筒状のも
のに代え、かつ基板と支持体を兼用させたセンサという
ことができる。
酸素イオン伝導性固体電解質としてはジルコニア(Zr
O2)系のものでよく、円筒形支持体の材料としては多
孔質体にでき、耐熱性、絶縁性、必要な強度を有し、熱
伝導率の小さなものであれば何でもよく、特には従来ガ
ス拡散律速層に用いられたセラミックスが好ましい。
円筒形支持体にヒータを内蔵させるには例えばセラミッ
クス円筒の外周面に白金ヒータを形成させその上にセラ
ミックス層を設けることにより、或は白金ヒータが印刷
された薄板状セラミックスシートをセラミックス円筒に
巻き付け、脱脂、焼成することによりヒータ内蔵円筒形
支持体を得ることができる。
外側電極と排気ガスとの直接接触による劣化を防ぐため
に多孔質セラミックス保護層全役りてよいことは勿論で
ある。上記のヒータ、電極、固体電解質膜、保護層は常
法によって形成させることができる。
〈作 用〉 平板状であったセンサ素子の基板に代えて、中空円筒形
支持体にその役目を果たさせることは、センサ素子を支
持体に取シ付けることを不要にし、またセンサ素子の機
械的強度を高めることになる。
更に、円筒形支持体の外周面に電極を形成することは、
基板を大きくすることなく電極面積が犬きく取れること
となり、検知性能が向上したセンサ素子を製造すること
を可能にする。
〈実施例〉 以下に本発明の限界電流検知式酸素濃度センサの実施例
を図面に従って説明する。
本実施例の酸素濃度センサは第1図〔(a)は縦断面図
、(b)はそのB−Bgに沿う拡大断面図〕に示すよう
に、ガス波数律速層として機能する多孔質アルミナセラ
ミックス円筒乙の外周面に白金電極2、ZrO2固体電
解質JW3、白金電極4そしてセラミックス溶射層1が
順に積層形成され且つ円筒6内に白金ヒータ5を内蔵し
てなるものである。中空Aは測定ガスの流入路となる。
本センサ裏造方法を以下に説明する。
壕ず第2図に示すように白金ヒータ5がスクリーン印刷
されたアルミナグリーンシート6bをアルミナセラミッ
クス円筒体6aにヒータ面を内側して巻き付けた後、脱
脂、焼成してヒータを内蔵した多孔質(気孔率約10%
)アルミナセラミックス円筒6を作成する。なおこの場
合、セラミックス円筒6aとヒータパターン部(上記ノ
ー)6b)i同時にグリーンソート状態から脱脂、焼成
する方法ならば密着付良、焼成割れ等の不具合を回避で
きる。
上記のようにして得られたセラミックス円筒乙の外周面
へ第3図に示すように適当な面積の白金電極2をスパッ
タリングにより約1μmの厚さに形成する。その際セラ
ミックス円筒6の外周面にマスキングを行ない、スパッ
タ用ターゲット上で円筒6を回転させながら白金電極2
を形成する。1だ白金電極2にはリード端子と接続する
ためのリード引出し部2aも形成される。
次めで第4図に示すように白金電極2上に該電極2を覆
うようにZrO2固体電解質層6(厚さ20〜30μm
)をスパッタリングにょシ形成する。ここで固体電解質
層3は、白金電極2と後記白金電極4との接触を防ぐだ
めに、白金電極2よシも面積が大きめことが必要である
そのようにしてから第5図に示すように固体電解質層6
の外周へ白金電極4ならびにリード引出し部4ai同時
にスパッタリングで形成しておく。
ソノ後、セン丈素子を保護するためスピネル粉(粒径2
5〜75μm)をプラズマ溶射することによって厚さ2
00〜300μ■η程度の保護層1及びフランジ部1a
を形成させ、ヒータ用リード線9及び素子電極用リード
線1oを取り出し、本実施例の酸素濃度センf21が出
来あがる。該センサ21は前方部分が素子部を、中〜後
方部分が支持体部全構成している。
該センサ21は第7図に示すようにフランジ部Iaを衝
合させて、また充填接着剤18を用いて容易にハウジン
グ19へ組み付けることができ、更にアワセンブリ化し
て排気ガス用センナとして使用する。
本センサ全用いて第8図に示すような回路の酸素濃度検
出器を組立て、電源12よシヒータ5に電力6Wをかけ
素子基金700℃に保持するとともに電極2を一側、電
極4を+側としてこれら電極2.4間に電源11から電
圧を印加し、その印加電圧をO〜1,5Vと変化させた
時の出力′°酩流を第9図に示す。セラミックス円筒6
が多孔質で拡散律速Jfiとして有効に働らくだめ酸素
濃度に応じた限界電流値が得られ、第10図に示すよう
に横軸に空燃比、縦軸に限界電流値をとるとTfi線的
比的比例関係られる。
そして本センサでは白金電極2,4及び固体電解質6が
セラミックス円筒6の軸方向に広く形成され、素子部面
積が従来の板状セノキに比し犬きくなっているだめ電極
活性が向上している。このことは第9図に示されるよう
に印加電圧−出力電流曲線の立ち上りが急傾斜化(破線
は従来のセンサ)シていることから判る。このことは限
界電流値を読みとるだめの印加電圧のとれる幅が増すた
め測定誤差全少なくできることも意味している。
〈発明の効果〉 本発明の酸素濃度センサでは素子を支持体に取わ付ける
ことが不要となる。また素子の基板として円筒形支持体
を用いたことにより電極面積を大きくとることが容易と
ガリ、電極の活性を向上でき、それにより作動温度の低
下、消費電力の減少、検知精度の向上を図ることができ
る。
また、円筒形状であるだめ平板状のものに比べ機械的強
度が増し、車両に用いた際の振動による破損、及びアノ
センサIJ ffiみ句は時の素子折れを防ぐことがで
きる。
更に、薄膜型センサであるだめ昇温特性を従来の試験管
型リーンミクスチャセンサや、セラミクスグリーンンー
トを重ねて製造される積層型センサと比較し迅速化でき
るため、エンジン始動直後であっても空燃比を制御して
よシ良くエミッションを低減できる。
その上、ヒータをセンサ素子に近づけることができ、ま
た従来の試験管型のようにヒータの熱輻射によって加熱
するタイプと異なり物質の熱伝導による昇温のため効率
的に加熱でき、かつ素子が小型のためヒータ電力を大幅
に低減できる。例えば700℃に加熱するにも従来の2
6〜30Wが6W程度で済むようになる。
しかも、円筒形状であるためにアッセンブリ化し易く、
また小型であるためアッセンブリも小さくできることか
ら、小円筒型の本センサを排気管に装着する場合、ガス
当シの方向性を無視でき、排気管内での排気ガスの流れ
を乱すことによる影響を少なくできる。
そして、従来から昇温スピードの迅速化に伴う熱衝撃に
よる白金電極のはがれも問題となっており、スパッタリ
ングした白金電極は基板上の電極端面からはがれていた
が、本発明センサでは電極自体も筒状となっているため
電極はがれを起こさないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例の限界電流検知式酸素
濃度センサの要部を示す縦断面図、第1図(b)は第1
図(a)のB−B線に沿う断面図、第2図乃至第5図は
一実施例の酸素濃度センサの各製造段階で得られる中間
製品を示す斜視図、 第6図は一実施例の七ン丈を示す斜視図、第7図は一実
施例のセンサとノ・ウジングとの組み付は構造を示す部
分断面図、 第8図は一例の酸素濃度検出器の回路図、第9図は一実
施例の酸素濃度センサにおける印加電圧と出力電流との
関係を示すグラフ、第10図は同じく空燃比と限界電流
との関係を示すグラフ、 第11図(a)及び(b)はそれぞれ−収約なセンサ素
子を示す側面図及び底面図、 第12図は従来の酸素濃度センナの素子保持構造の一例
を示す概略断面図、 第13図は同じく他の例の概略断面図である。 図中、 2・・・白金電極    6・・・ZrO2固体電解質
屋4・・・白金電甑     5・・・白金ヒータ6・
・・多孔質アルミナセラミックス円筒8・・・支持体 
    14・・・アルミナ基板20・・・センサ素子
   21・・・酸素濃度センサ特許出願人 トヨタ自
動車株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ヒータを内蔵しガス拡散律速層として機能する多孔質円
    筒形支持体の外周面に、白金電極・酸素イオン透過性固
    体電解質膜・白金電極が順に重ねて形成されていること
    を特徴とする限界電流検知式酸素濃度センサ。
JP62330475A 1987-12-26 1987-12-26 限界電流検知式酸素濃度センサ Pending JPH01170846A (ja)

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JP62330475A JPH01170846A (ja) 1987-12-26 1987-12-26 限界電流検知式酸素濃度センサ

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JP62330475A JPH01170846A (ja) 1987-12-26 1987-12-26 限界電流検知式酸素濃度センサ

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JP62330475A Pending JPH01170846A (ja) 1987-12-26 1987-12-26 限界電流検知式酸素濃度センサ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6354134B1 (en) 1997-11-20 2002-03-12 Denso Corporation Oxygen sensing element used in a oxygen sensor
CN107113923A (zh) * 2014-10-31 2017-08-29 日本特殊陶业株式会社 陶瓷加热器及其制造方法

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JPS57166554A (en) * 1981-04-08 1982-10-14 Nippon Denso Co Ltd Preparation of oxygen concentration sensor
JPS6123355A (ja) * 1984-07-11 1986-01-31 Hitachi Ltd 半導体静電破壊防止装置

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