JPH01170502A - 鋼管圧延用マンドレルバーの処理方法 - Google Patents
鋼管圧延用マンドレルバーの処理方法Info
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- JPH01170502A JPH01170502A JP32884287A JP32884287A JPH01170502A JP H01170502 A JPH01170502 A JP H01170502A JP 32884287 A JP32884287 A JP 32884287A JP 32884287 A JP32884287 A JP 32884287A JP H01170502 A JPH01170502 A JP H01170502A
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- mandrel bar
- mandrel
- rolling
- bar
- scales
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、鋼管の連続圧延等に使用されるマンドレル
バ−の寿命向上のための処理方法に関する。
バ−の寿命向上のための処理方法に関する。
（従来の技術）
たとえば、継目無鋼管の製造プロセスにおける如く、中
空素管の中空部にマンドレルバ−を嵌装し、管軸方向に
垂直な面内で円形バスを構成する如く孔型を刻設された
複数のロールで１スタンド当りのパスを形成するロール
群との間で中空素置の管壁部分を圧減する連続圧延機列
が知られている。
空素管の中空部にマンドレルバ−を嵌装し、管軸方向に
垂直な面内で円形バスを構成する如く孔型を刻設された
複数のロールで１スタンド当りのパスを形成するロール
群との間で中空素置の管壁部分を圧減する連続圧延機列
が知られている。
かかる連続圧延機列において使用されるマンドレルバ−
は、通常、５％ＣｒＣｒ−１ｘ系等の熱間工具鋼で作ら
れ、耐熱性、耐摩耗性を高めるべくマンドレル表面には
熱処理によってスケール層か形成される。
は、通常、５％ＣｒＣｒ−１ｘ系等の熱間工具鋼で作ら
れ、耐熱性、耐摩耗性を高めるべくマンドレル表面には
熱処理によってスケール層か形成される。
前記連続圧延機のうち、たとえば特開昭５８−８５９１
７号公報に開示されているような、マンドレルバ−の軸
方向速度の制御下に中空素管を連続圧延するミル所謂リ
テインドマンドレルミルでは、マンドレルバ−の軸方向
速度を自由な状態にして圧延するミル所謂フルフロート
マンドレルミルに比し、圧延材とマンドレルとの相対す
べりが大きくマンドレルバ−表面の初期スケールの摩滅
か大きく、マンドレルバ−は、長期の使用に耐えられな
い。
７号公報に開示されているような、マンドレルバ−の軸
方向速度の制御下に中空素管を連続圧延するミル所謂リ
テインドマンドレルミルでは、マンドレルバ−の軸方向
速度を自由な状態にして圧延するミル所謂フルフロート
マンドレルミルに比し、圧延材とマンドレルとの相対す
べりが大きくマンドレルバ−表面の初期スケールの摩滅
か大きく、マンドレルバ−は、長期の使用に耐えられな
い。
また、何れの方式のマンドレルミルにおいても、薄肉管
の圧延或は合金鋼管の圧延にあっては圧延負荷の上昇に
伴い、マンドレルバ−が受ける面圧が高くなるから表面
に形成したスケールの早期摩耗を招き、このことに起因
してマンドレルバ−の損耗、焼付きを生じ、これによっ
て寿命が低下し工具原単位を高くする問題がある。
の圧延或は合金鋼管の圧延にあっては圧延負荷の上昇に
伴い、マンドレルバ−が受ける面圧が高くなるから表面
に形成したスケールの早期摩耗を招き、このことに起因
してマンドレルバ−の損耗、焼付きを生じ、これによっ
て寿命が低下し工具原単位を高くする問題がある。
（発明が解決しようとする問題点）
この発明は、上述したマンドレルバ−の寿命を向上させ
る手段を提供することを目的としてなされた。
る手段を提供することを目的としてなされた。
（問題を解決するための手段）
この発明の特徴とする処は、鋼管圧延用マンドレルバ−
を、本圧廷に先立ち軽圧下を適用する圧延に使用するこ
とを特徴とする鋼管圧延用マンドレルバ−の処理方法に
ある。
を、本圧廷に先立ち軽圧下を適用する圧延に使用するこ
とを特徴とする鋼管圧延用マンドレルバ−の処理方法に
ある。
以下に、この発明の詳細な説明する。
発明者等は、マンドレルバ−の寿命を延長させる手段に
ついて種々検討した結果、熱処理によってマンドレルバ
−表面に形成したスケール層がタイトでないこと、スケ
ール層の厚さも高々数ｇｍと薄いことがマンドレルバ−
使用中の早期摩耗の一因となっていることに着目した。
ついて種々検討した結果、熱処理によってマンドレルバ
−表面に形成したスケール層がタイトでないこと、スケ
ール層の厚さも高々数ｇｍと薄いことがマンドレルバ−
使用中の早期摩耗の一因となっていることに着目した。
マンドレルバ−の長寿命化のためには、母材に強固に密
着したタイトなスケールがなるべく厚く形成されている
ことが必要である。
着したタイトなスケールがなるべく厚く形成されている
ことが必要である。
発明者等は、さらに検討を重ねた結果、熱処理によって
その表面にスケールを形成したマンドレルバ−で、軽圧
下を適用して普通鋼索管を数本熱間圧延することにより
、軽圧下によるマンドレルバ−表層スケールの圧着効果
と、普通鋼索管のスケールのマンドレル側への移着が行
なわれることを見出した。
その表面にスケールを形成したマンドレルバ−で、軽圧
下を適用して普通鋼索管を数本熱間圧延することにより
、軽圧下によるマンドレルバ−表層スケールの圧着効果
と、普通鋼索管のスケールのマンドレル側への移着が行
なわれることを見出した。
軽圧下を適用して普通鋼索管を数本熱間圧延するに際し
ては、１スタンド当り延伸１．２以下、トータル延伸１
．１〜１．５が望ましい、トータル延伸１．１以下では
、マンドレルバ−の処理のための圧延本数が増大して合
理的でなくまた。トータル延伸１．５以上では、初期ス
ケールを損耗してしまう危険がある。
ては、１スタンド当り延伸１．２以下、トータル延伸１
．１〜１．５が望ましい、トータル延伸１．１以下では
、マンドレルバ−の処理のための圧延本数が増大して合
理的でなくまた。トータル延伸１．５以上では、初期ス
ケールを損耗してしまう危険がある。
軽圧下を適用して普通鋼索管を数本熱間圧延するに際し
ては、ロール孔型隙を開くことになり、通常は、圧延材
の周方向における肉厚の均一さが悪くなる。これを防止
するには、ロール孔型をロール７ランジ部逃がしの大き
いオーバルタイプを採用すればよい。
ては、ロール孔型隙を開くことになり、通常は、圧延材
の周方向における肉厚の均一さが悪くなる。これを防止
するには、ロール孔型をロール７ランジ部逃がしの大き
いオーバルタイプを採用すればよい。
なお、これまでオンラインで軽圧下を適用して普通鋼素
管を数本熱間圧延する場合について述べてきたけれども
、マンドレルバ−を熱処理してスケール層を形成した後
オフラインで機械的に軽圧下を加えることにより、スケ
ールをタイト化すことによってもマンドレルバ−の長寿
命化を図ることができる。
管を数本熱間圧延する場合について述べてきたけれども
、マンドレルバ−を熱処理してスケール層を形成した後
オフラインで機械的に軽圧下を加えることにより、スケ
ールをタイト化すことによってもマンドレルバ−の長寿
命化を図ることができる。
（実施例）
マンドレルミルで、熱処理してスケール層を形成したマ
ンドレルバ−て軽圧下を適用して普通鋼索管を数本熱間
圧延したものと、しないものを用いてそれぞれ普通鋼管
を５０本圧廷した。このときの圧延条件は、以下の通り
であった。
ンドレルバ−て軽圧下を適用して普通鋼索管を数本熱間
圧延したものと、しないものを用いてそれぞれ普通鋼管
を５０本圧廷した。このときの圧延条件は、以下の通り
であった。
（ａ）バススケジュール： ７５．１ｓｍＱ Ｘ ７
ｍａｔ −＊６６．０■ｍＱＸ２．５謬詭ｔ （４スタンド連続圧延） （ｂ）マンドレルバ−の材質： ５ＫＤ６１（５罵Ｃｒ
−ｌＸＭｏ系） （ｃ）初期スケール層の厚さ：２０ルｍ（ｄ）軽圧下を
適用する圧延条件： ４スタンドトータル延伸 １．２５ 圧延本数 ２本 Ｃｅ）潤滑剤：水溶性黒鉛系潤滑剤 軽圧下を適用する圧延の有無それぞれのマンドレルバ−
で、普通鋼管を５０本圧廷した後のマンドレルバ−表層
スケール状況を比較した。
ｍａｔ −＊６６．０■ｍＱＸ２．５謬詭ｔ （４スタンド連続圧延） （ｂ）マンドレルバ−の材質： ５ＫＤ６１（５罵Ｃｒ
−ｌＸＭｏ系） （ｃ）初期スケール層の厚さ：２０ルｍ（ｄ）軽圧下を
適用する圧延条件： ４スタンドトータル延伸 １．２５ 圧延本数 ２本 Ｃｅ）潤滑剤：水溶性黒鉛系潤滑剤 軽圧下を適用する圧延の有無それぞれのマンドレルバ−
で、普通鋼管を５０本圧廷した後のマンドレルバ−表層
スケール状況を比較した。
表１に、表層スケール写真から算出したスケール厚さを
示す、軽圧下を適用する圧延の無いマンドレルバ−は、
表層のスケールが不均一で局部的にスケールが存在しな
い部分があるのに対し、軽圧下を適用する圧延を実施し
たマンドレルバ−では、スケール層の厚さが２〜３倍あ
り、全体にほぼ均一に存在している。
示す、軽圧下を適用する圧延の無いマンドレルバ−は、
表層のスケールが不均一で局部的にスケールが存在しな
い部分があるのに対し、軽圧下を適用する圧延を実施し
たマンドレルバ−では、スケール層の厚さが２〜３倍あ
り、全体にほぼ均一に存在している。
表１
（発明の効果）
以上説明したように、本発明によれば鋼管の圧延に使用
するマンドレルバ−表層スケール（黒皮）の早期損耗を
防止でき、マンドレルバ−の寿命向上が可能となる処か
ら、工具原単位を低下せしめ得る等その効果は大きい。
するマンドレルバ−表層スケール（黒皮）の早期損耗を
防止でき、マンドレルバ−の寿命向上が可能となる処か
ら、工具原単位を低下せしめ得る等その効果は大きい。
Claims (1)
- 鋼管圧延用マンドレルバーを、本圧廷に先立ち軽圧下を
適用する圧延に使用することを特徴とする鋼管圧延用マ
ンドレルバーの処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32884287A JPH01170502A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 鋼管圧延用マンドレルバーの処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32884287A JPH01170502A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 鋼管圧延用マンドレルバーの処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01170502A true JPH01170502A (ja) | 1989-07-05 |
Family
ID=18214694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32884287A Pending JPH01170502A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 鋼管圧延用マンドレルバーの処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01170502A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007160338A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 熱間加工用工具および継目無鋼管の製造方法 |
| WO2007114173A1 (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | 高合金圧延用マンドレルバー、その表面処理方法および製造方法、ならびに継目無鋼管製造装置の操業方法 |
-
1987
- 1987-12-25 JP JP32884287A patent/JPH01170502A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007160338A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 熱間加工用工具および継目無鋼管の製造方法 |
| JP4736773B2 (ja) * | 2005-12-13 | 2011-07-27 | 住友金属工業株式会社 | 継目無鋼管の製造方法 |
| WO2007114173A1 (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | 高合金圧延用マンドレルバー、その表面処理方法および製造方法、ならびに継目無鋼管製造装置の操業方法 |
| US8065901B2 (en) | 2006-03-28 | 2011-11-29 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Mandrel bar for high-alloy rolling, method for surface treating a mandrel bar, method for producing mandrel bar, and method for operating seamless pipe mill |
| JP4900385B2 (ja) * | 2006-03-28 | 2012-03-21 | 住友金属工業株式会社 | 高合金圧延用マンドレルバー、その表面処理方法および製造方法、ならびに継目無鋼管製造装置の操業方法 |
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