JPH0116920B2 - - Google Patents

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JPH0116920B2
JPH0116920B2 JP56086033A JP8603381A JPH0116920B2 JP H0116920 B2 JPH0116920 B2 JP H0116920B2 JP 56086033 A JP56086033 A JP 56086033A JP 8603381 A JP8603381 A JP 8603381A JP H0116920 B2 JPH0116920 B2 JP H0116920B2
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JP
Japan
Prior art keywords
plating
parts
small parts
barrel
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56086033A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57200600A (en
Inventor
Masatomo Takabayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP8603381A priority Critical patent/JPS57200600A/ja
Publication of JPS57200600A publication Critical patent/JPS57200600A/ja
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  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は小物部品を高品質で、しかも効率よ
くメツキ処理することができる小物部品のメツキ
処理装置に関するものである。
近年、カメラの分野においても電子化が進み、
電気接片のような小物部品が多く用いられる傾向
にある。また、これらの小物部品はカメラなどの
小形軽量化の要請にともない設計に比較的自由度
の大きなものが要求され、これにともない薄片
化、小形化および形状の複雑化は著しい。
しかして、従来このような小物部品をメツキ処
理する第1の手段として陰極に直結したラツク付
法がある。ところが、このものでは労働力が多く
かかりすぎ経済的に不利であり、また薄板状部品
を保持具につける際変形をおこし易く、高い寸法
精度が要求されるカメラ部品として不適当であつ
た。
また、第2の手段として浸漬形水平回転バレル
メツキ法がある。このものは一例として第1図に
示すようにメツキ液1を充填したメツキ槽2中に
水平軸を中心に図示矢印方向に回転する穴あきバ
レル3を浸漬するとともにバレル3の外部に設け
たアノード4に対しバレル3内にカソード5を配
設するようにしている。この場合、バレル3内部
での部品6の流動状況を第2図に示している。
このようなバレルメツキ法は普通形状の小物部
品を多数個同時にメツキ処理するには好都合であ
る。ところが、カメラ部品の例えば電気接片の如
き薄板状で複雑な形状をなし、且つ高精度を必要
とするものの場合、部品の混合を単に重力によつ
てのみ行なうので例えば薄板状部品が互に張付い
たようなとき、これを解放する能力が不足し、部
品の全面均一のメツキ処理ができない。また、部
品が複雑形状であるため互に絡み合つたときにつ
いても上述同様これを解放する能力が不足し部品
の全面均一のメツキ処理ができない。更に、バレ
ル3の回転によつて部品を強制的に混合するため
部品に変形を生じ易く高精度化が保てない。更に
また、第3図に示すようにバレル3中の部品で実
際にメツキが施される実動部分は符号7にて示す
表面部分で、内部8は単に電流を伝えるのみのた
め上述のように複雑形状の部品が絡み合つた状態
では部品の流れがどうしても円滑にいかなくなり
内部8に入りこんだ部品についてはメツキ処理が
難しい。
一方、このようなバレルメツキ法として第4図
に示すようにメツキ槽2中に上方を開放したバレ
ル3を図示矢印方向に往復動可能に浸漬するとと
もにバレル3の両側にアノード4、バレル3内に
カソード5を設けた揺動形のものも考えられてい
る。しかし、このものもバレル3の往復運動程度
では上述の不都合を克服するまでにならない。
また、第5図に示すようにばね10を介して基
台11に支持された枠体12にアンバランス13
を有するモータ14を設けるとともにばね15を
介してバレル16を有するメツキ槽17を設けア
ノード18をメツキ槽17の中央に、カソード1
9をメツキ槽17の底部に夫々配設した所謂振動
形のものもある。このものはバレル16に水平に
遊星旋回する運動と、これに垂直な振子運動が与
えられバレル16中の部品は一方向にらせん流動
される。ところが、このものも特に複雑形状の部
品であるため互に絡み合つた場合、この状態では
らせん流動に対して大きな抵抗となるため結局全
体が一個のかたまりとして動くことになりこれが
原因で良好なメツキ処理が得られない。そこでこ
の問題を振動エネルギーを強めることによつて解
決しようとすると部品に対して無利な力が加わる
ことになるため部品に致命的な変形を生じ易くな
り高精度化が保てなくなる。
次に第3の手段としてアミ付メツキ法がある。
このものは第6図に示すようにかご20に設けら
れたアミ板21上に小物部品を並べ、メツキを施
すようにしている。ところがこのもののようにア
ミ板21上に部品を並べるのでは重なりあうもの
があるためしばしば人手で揺動する必要があり、
多くの人手がかかるばかりか自動化も困難であつ
た。またメツキ処理する部品の数量も制限される
ため作業能率が低い欠点があつた。更に通常行な
われるようにアノードを垂直に吊り下げる構成と
すると部品がアノードと対面しなくなり、メツキ
の電着効率も低かつた。したがつて、このような
不都合を有するためかかるアミ付メツキ法が近年
余り利用されていない。
この発明は上記のような事情に鑑みてなされた
ものであり、小物部品のメツキ処理を高品質で、
しかも効率よく行なうことができるとともに部品
の変形を防止し得高精度化を保つことができる小
物部品のメツキ処理装置を提供することを目的と
する。
以下、この発明の一実施例を図面に従い説明す
る。
第7図および第8図において、31はメツキ槽
で、このメツキ槽31にはメツキ液32が充填さ
れている。このメツキ槽31の上方開口面に沿つ
て支持部材33を配設する。この支持部材33は
カソードを兼ねたもので導電性の棒体よりなつて
いる。また、この支持部材33は端部に振動機3
4を設け、軸方向に振動可能にしている。
支持部材33の軸方向に沿つて複数(図示例で
は2個)の小物部品収納部35が支持されてい
る。この収納部35は底面を導電体のアミ部35
1に形成したかご352と、このかご352を支
持部材33に取付ける吊下げ具353を有するも
ので、かご352をメツキ液32中に浸漬してい
る。この場合、アミ部351は導線36を介して
上記カソードを兼ねた支持部材33に電気的に接
続している。
小物部品収納部35のかご352にこのかご3
52を揺動するための手段を設けている。この揺
動手段はリンク機構37とモータ38を有するも
ので、リンク機構37をモータ38の回転軸に直
結した円板381の周縁部に連結して円板381
の回転により往復駆動せしめ、この駆動力により
かご352を図示破線のように回動方向に揺動さ
せるようにしている。
なお、39はアノードで、このアノード39は
上記かご352のアミ部351の両側に対向する
ようにメツキ液32中に配設されている。
次にその作用を説明する。
まず、小物部品収納部35のかご352のアミ
部351上に小物部品を載置する。そして、この
のち振動機34より支持部材33を介してかご3
52に振動を伝えるとともにリンク機構37を介
してかご352を図示破線の如く回動方向に揺動
せしめこの状態で小物部品のメツキ処理が行なわ
れる。
しかして、このものは小物部品をアミ部351
上に載置した小物部品収納部35をメツキ液32
中に浸漬し、この状態で収納部35を振動させる
とともに揺動せしめることにより収納部35の振
動にて小物部品とメツキ液32とを振動させると
ともに収納品35の揺動にて小物部品を載置した
アミ部351を通してメツキ液32を流動させメ
ツキ液32を撹拌させるようにしている。これに
よりメツキ液32の濃度を常に均一に保つことが
できるのでメツキ条件を常に一定にでき、しかも
アミ部351に載置した小物部品はアミ部を通し
て流動するメツキ液32により浮遊状態となつて
振動しつつ移動するようになるので小物部品の移
動が容易となり特に形状の複雑な小物部品でも部
品相互の張付きおよび絡み合いを極力防止でき
る。また、収納部35の揺動によりメツキ槽31
内のアノード39に対し収納部35底面のアミ部
351を介して小物部品の載置側下面が対向する
とともに収納部35の開口側より小物部品の上面
が対向し、さらに小物部品の浮遊状態と振動によ
る部品の回動などにより側面もアノード39に対
向するようにできるので小物部品全面にむらなく
メツキ処理を施すことができる。またメツキ処理
される小物部品がかご352のアミ部351上に
広くまかれるため従来のバレルメツキ法に比べ体
積に対する表面積の比をはるかに大きくすること
ができ、それだけ電着効率が向上し高品質のメツ
キ処理ができる。また、かご352を回動方向に
揺動することで左又は右に傾いたとき小物部品が
アノード39に直接対面するようになるので従来
のバレルメツキ法におけるバレルの壁を介して対
面するものあるいはアミ付けメツキ法におけるア
ノードと小物部品とが対面しないものに比べアノ
ード、カソード間に印加する電圧を小さくでき、
それだけ電力消費を少なくでき省エネルギー化を
図ることもできる。更に、小物部品はアミ部35
1上に薄くばらかれるためメツキ処理中に無理な
力がかからず部品の変形を防止でき高精度化を保
つことができる。また、自動化が可能で、しかも
常時混合を行なつているため従来のアミ付メツキ
法によるものに比べ省力化が得られるとともには
るかに多数の小物部品のメツキ処理を行なうこと
ができる。更に構成的にみても従来のバレルメツ
キ法によるものに比べ簡単であり価格的にも安価
にできるとともに構成簡単のことから故障も少な
いなどの利点がある。
なお、この発明は上記実施例にのみ限定されず
要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施でき
る。例えば上述では一貫して電気メツキについて
述べたが、無電解メツキについても適用できる。
また上述では支持部材33をカソードとして用い
たが、カソードは別個用意してもよい。更に、上
述ではカソードとかご352の間を導線36にて
接続したが、この導線36を省略しこれの代りを
小物部品収納部35の吊下げ具353にさせるよ
うにしてもよい。更にまた、小物部品収納部35
のかご352およびアミ部351のうち部品と接
触しない部分を導電性を有しない合成樹脂の塗料
などにより被覆してもよい。こうすれば電着効率
を高めることができる。また、アノード39を水
平にして用い、アミ部351の上方又は下方の少
なくとも一方に配置するようにしてもよい。こう
しても電着効果を向上させることができる。更に
振動機34は支持部材33でなくレバー機構37
側に設けてもよい。またこの振動機34に代えて
超音波装置を用いメツキ液32を振動させ間接的
に部品を振動させてもよい。
更にまた上述の小物部品収納部35を揺動させ
る手段は一例であつて他の手段を用いることがで
きるのは勿論である。
以上述べたようにこの発明によれば小物部品の
メツキ処理を高品質で、しかも効率よく行なうこ
とができるとともに部品の変形を防止し得高精度
化を保つことができる小物部品のメツキ処理装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の小物部品のメツキ処理装置の一
例として浸漬形水平回転バレルメツキ法のものを
示す概略的構成図、第2図は同バレルメツキ法に
よる部品の流動状況を示す説明図、第3図は同バ
レルメツキ法によるメツキの実動状況を示す説明
図、第4図は他例として揺動形バレルメツキ法の
ものを示す概略的構成図、第5図は更に他例とし
て振動形バレルメツキ法のものを示す概略的構成
図、第6図は更に異なる他例としてアミ付メツキ
法のものを示す概略的構成図、第7図および第8
図はこの発明の一実施例を示し、第7図は平面
図、第8図は縦断面図である。 1,32…メツキ液、2,17,31…メツキ
槽、3,16…バレル、4,18,39…アノー
ド、5,19…カソード、6…小物部品、7…実
動部分、8…内部、10,15…ばね、11…基
価、12…枠体、13…アンバランス、14…モ
ータ、20…かご、21…アミ板、33…支持部
材、34…振動機、35…小物部品収納部、35
1…アミ部、352…かご、353…吊下げ具、
36…導線、37…リンク機構、38…モータ、
381…円板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 メツキ液が充填されたメツキ槽と、このメツ
    キ槽上に横袈したカソードを構成する支持部材
    と、この支持部材に吊下され電気的に接続され
    た、底部がアミ部よりなるメツキをすべき部品を
    収納する収納部と、上記収納部に振動を与えるた
    めに支持部材に取付けられた振動機と、上記収納
    部のアミ部を収納部の両側に配置したアノードに
    対向せしめるために収納部を揺動させるリンク機
    構およびモータよりなる揺動手段とを具備したこ
    とを特徴とする小物部品のメツキ処理装置。
JP8603381A 1981-06-04 1981-06-04 Plating treatment apparatus for small article Granted JPS57200600A (en)

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JP8603381A JPS57200600A (en) 1981-06-04 1981-06-04 Plating treatment apparatus for small article

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JP8603381A JPS57200600A (en) 1981-06-04 1981-06-04 Plating treatment apparatus for small article

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JPS57200600A JPS57200600A (en) 1982-12-08
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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01172596A (ja) * 1987-12-26 1989-07-07 Nippon Paint Co Ltd 揺動機構を備えた処理設備

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JPS5824942Y2 (ja) * 1979-10-27 1983-05-28 近藤耐酸槽株式会社 表面処理装置

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