JPH01168998A - 紙製品の模様付け方法 - Google Patents

紙製品の模様付け方法

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JPH01168998A
JPH01168998A JP32494787A JP32494787A JPH01168998A JP H01168998 A JPH01168998 A JP H01168998A JP 32494787 A JP32494787 A JP 32494787A JP 32494787 A JP32494787 A JP 32494787A JP H01168998 A JPH01168998 A JP H01168998A
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Kiyoo Shimomura
下村 清雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主に最終形態に応じて抄造され成形されてな
る紙箱等の紙器その他各種紙製品の模様付は方法に関す
るものである。
[従来の技術とその問題点] 紙器その他の各種紙製品の表面に模様を施す方法として
は、以下の方法が考えられる。
1、シルク印刷等の印刷手段により、紙器等の製作原紙
に加飾しておく。
2、紙の抄造時に、花びらや紙片等の加飾物を漉き込む
3、プレス成形による凹凸模様を付ける。
4、プレス成形時に加飾物を添加し、一体化する。
しかし、上記の1.の加飾の方法は最も一般的な加飾の
方法であるが、一般に広く認知されているが故に、製品
になったときの新鮮さ−に乏しい上、インク等による加
飾であるが故に紙本来の質感を損いがちであり、また印
刷工程を必要とするために、それによるコストアップを
招くことになる。殊に原紙に印刷を施すのはそれほど困
難なものでなくとも、略最終形状に一体に抄造してプレ
ス成形して製作する紙器等の場合には、その印刷が困難
であり、さらにコストアップになる。
さらに上記2.の加飾方法は、略最終形状に抄造しプレ
ス成形して紙器等を製作する場合に利用が可能であり、
美しく仕上るとともに抄造本来の性質を活かした加飾方
法ではあるが、加飾物の投入による方法であるために、
仕上りに偶然性が伴い、仕上り品の品質、模様にバラつ
きが生じる。
また上記3.の加飾方法は、紙器等の紙製品をプレス成
形することによってレリーフ効果は得られ、紙質感は損
われないものの、加飾部分の色彩や他の部分との質感を
変えることは不可能である。
さらにまた4、の加飾方法は、前記2.と同様の問題が
あり、特に歩留りの悲さから大巾生産には不向きである
本発明は、上記に鑑みて、紙器等の各種紙製品の表面の
模様付は方法として、特に紙製品のの抄造過程における
重ね漉きによって、模様部分において紙質や色等を異に
してしかも本来の紙質感をそのまま活かした美麗で体裁
のよい加飾を能率よく施さんとしたものであり、特に底
面部および側面部が一体に抄造されてプレス成形される
紙器においても容易に実施できる模様付は方法を提供し
ようとするものである。
E問題点を解決するための手段] 本発明の紙製品の模様付は方法においては、上記の問題
点を解決するために、下記の構成を採用することとした
すなわち、本発明は、吸引手段により紙料溶液中の紙料
層を濾水しつつ漉き型表面に+1着させる吸引抄造によ
り、紙製品の主体紙層の紙料溶液と模様になる紙層の紙
料溶液とにより重ね漉きしてなり、まず、前記主体紙層
の紙料溶液中の紙料層を漉き型表面に層状に付着させて
、紙製品に略対応する主体紙層による半製品を漉き上げ
、次に、紙製品の模様に応じて部分的に吸引濾水できる
ようにした状態において、前記模様紙層の紙料溶液によ
る抄造を行なって、前記吸引濾水作用における前記主体
紙層の上に模様紙層の紙料を層状に重ねて付着させ、こ
うして漉き上げた後、抄造された半製品を最終形状にプ
レス成形し乾燥することを特徴とするものである。
前記において、紙製品の模様に応じて部分的に吸引濾水
できるようにして抄造する1段としては、漉き型の型本
体を模様相当部分のみに吸引のための開口を有する構造
にしておいて、この漉き型に主体紙層による半製品を被
せるか、あるいは漉ぎ型本体外側の漉き網を模様相当部
分にのみ網孔を有する構造にしておいて、これに前記半
製品を被せるか、あるいは主体紙層による半製品の外側
に模様相当部分を開口したマスキング部材を被せて、吸
引抄造を行なえばよい。
[作 用] しかして、上記の本発明の方法によると、吸引作用を利
用した市ね漉きにより、先に抄造された主体紙層による
半製品の上に、紙製品の模様に応じた部分的な吸引濾水
作用によって、模様紙層の紙料層が模様となるべき所定
の個所に確実に層状に付着し、かつ付着した紙料層が先
の主体紙層に対し密着して保持される。しかもこれをプ
レス成形することによって、前記模様紙層が主体紙層上
に部分的に付着した状態であるにも拘らず、主体紙層が
ある程度圧縮されるのに加えて、模様紙層が付着した部
分において主体紙層と模様紙層との両者が圧縮されて、
この両紙層の繊維同士が密着一体化する。
したがって、前記模様紙層に用いられる紙料の材質や色
等を主体紙層と異にしておくことにより、一体の紙製品
でありながら、前記模様紙層の部分が紙賀感を活かした
ままで主体mlとは色や材質等の異なる模様となって現
われ、それゆえ印刷等の他の手段を要さずに所定の加飾
を容易に施すことができる。しかもこの模様部分では他
の主体紙層のみの部分に比してm線密度が高くなり、製
品の品質が安定し、充分な厚みと用途に応じた強度を保
持する。
[実施例] 次に本発明の実施態様をその使用装置とともに図面に基
いて説明する。
まず第1図および第2図は、製造対象の紙器の蓋体や本
体等の紙製品(A)の主体となる紙層(以下主体紙層と
する)の抄造に使用する抄造装置を例示しており、同図
において、(10)は漉き型であって、紙器等の紙製品
(A)の上面もしくは底部および側面に対応する天面部
および底面部がそれぞれ減水性を有し、かつ紙製品(^
)の内側形状と略相応形状をなして状形状態に設けらけ
れており、図の場合、銅、真鍮その他の金属製でかつ側
面部や天面部の略全面に多数の吸引孔(11)を有する
型本体(12)と、これに被着した比較的細かいメツシ
ュの漉き網(13)とからなる。そしてこの漉き型(1
0)は、その側面部下端より外側方向に端部成形部分(
14)が延設されるとともに、その端部が上方に折返さ
れて前記側面部との間に所要の間隔を存して漉き型(1
0)の上方位置まで延長形成され、この延長部(15)
の上部においてこの漉き型(10)の下部開口を覆う保
持体(16)の側壁上端部に脱着可能に係合保持されて
いる。また前記保持体(16)の下部中央に吸引パイプ
(11)が接続されるとともに、この吸引パイプ(17
)を介してポンプ等の吸引手段と接続され、漉き型(1
0)内より吸引可能に設けられている。
上記の抄造装置により、紙製品(A)の主体紙層(A1
)の抄造を行なうには、まず、この主体紙層(A1)の
紙料溶液(al)を延長部(16)内方に漉き型(10
)が浸漬状態となるように給入し、この状態において吸
引手段を作動させて漉き型(10)内方より吸引するこ
とにより、紙料溶液(al)を強制的に吸引濾水して紙
料分を漉き型(10)の漉き網(13)の表面に所要厚
の層状に付着させて(第2図鎖線)、紙製品(^)に略
対応する主体m層(A1)による半製品を漉き上げる。
この半製品の厚みは前記紙料溶液世やその紙料濃度によ
って調整すればよい。
こうして主体紙[2(AI)による半製品を抄造した後
、この半製品が乾くまでに、下記のようにして製造対象
の紙製品(^)の模様に応じて部分的に吸引濾水できる
ようにした状態において、模様となる紙層(以下模様紙
層とする)を重ね漉きする。
第3図〜第5図は、この模様紙If! (B)の抄造に
用いる抄造装置とそれによる抄造状態を示している。こ
の抄造装置は、基本的には上記の抄造装置と同じ構成を
なし、型本体(22)と漉き網(23)とからなる漉き
型(20)を、側面部下端からの延長部(25)の上部
において保持体(2G)の側壁上端部に係合保持し、さ
らに吸引パイプ(27)を介して接続される吸引手段に
より漉き型(20)内方へ吸引可能に設けられるもので
あるが、特に紙製品(^)の模様に応じて部分的に吸引
濾水できるようにする手段として、図示のように漉き型
(20)の型本体(22)の模様相当部分に模様形状に
応じた間口(28)が形成されており、この開口(28
)の部分からのみ吸引濾水できるようになっている。こ
の開口(28)は完全に開口しているものであってもよ
いが、図のように漉き網(23)と同様の網(29)を
張設するか、あるいは多孔に形成しておくのが望ましい
そして第4図のように前記型主体(22)に漉き網(2
3)を被着して、この漉き型(20)に上記の主体紙層
(A1)による半製品を被せた状態にセットしておいて
、模様紙層(B)の紙料溶液(bl)を前記半製品が浸
)n状態となるように外側に給入する。このとき、紙器
等の紙製品(A)の側面部の個所にだけ模様を施す場合
には、前記半製品の側面部のみが紙料溶液(bl)に浸
漬した状態にするだけでもよい。
この状態において、上記と同様に漉き型(20)内から
吸引し抄造するものであるが、前記漉ぎ型(20)の型
本体(22)の開口(28)以外の部分においては吸引
作用が行なわれず、開口(28)の部分においでのみ主
体紙J!!1(AI)を通して強制的に吸引濾水され、
したがって紙料溶液(bl)中の紙料分は、開口(28
)に相当する部分、つまり模様となるべき・個所の主体
紙層(A1)の上に所要厚の層状に重なって確実に付着
するものであり(第5図)、シかもこうして付着した紙
料(b2)が先の主体紙Il!(A1)に対し密着して
保持される。なお開口(28)以外の部分の半製品表面
に僅かに付着する紙料分については、抄造後に吸引作用
を行なったままで水洗い等して洗い流せばよい。付着紙
料(b2)の厚みは紙料濃度と給入溶液量によって調整
、設定できる。
こうして模様に応じた所要の個所に模様紙層(B)とな
る紙料(b2)を主体紙層(A1)の上に層状に付着さ
せる抄造を行なって後、ある程度水分が除去されて生渇
きの状態になった半製品を、前記漉き型(20)より離
脱して、最終製品形状に相応する成形型を備えた成形装
置、例えば本出願人の出願に係る特願昭62−1222
79号の成形装置を用いて加熱プレス成形を行ない、完
全乾燥し最終製品形状に成形すればよい。これによって
、主体紙層(A1)およびこれに付着した紙料(b2)
が圧縮されて繊維同士が密着一体止するとともに、前記
紙料(b2)が主体紙層(A1)とは色や紙質の異なる
模様紙ffl (B)となって現われ、紙製品(A)の
表面に所定の加飾が施されることになり、第16図のよ
うな紙製品が得られる。殊に全体が略同厚になるように
成形されると、模様紙m (B)の部分における圧縮度
合、つまり繊維密度が主体紙ff (AI)のみの部分
よりも高くなり、この部分の強度が増す。もちろん前記
のプレス成形による凹凸模様を組合せることも可能であ
る。
第6図および第7図に示す実施例は、模様紙層(B)の
他の抄造例を示している。この実施例においては、吸引
パイプ(31)を介して内方より吸引できるようにした
漉き型(30)が紙料溶液槽(36)内の紙料溶液(b
l)中に浸漬自在に設けられ、この漉き型(30)の型
本体(32)における模様相当個所に開口(38)が設
けられ、該開口(38)の部分のみにおいて吸引濾水で
きるようになっている。
それゆえ前記型本体(32)に漉き網(33)を被着し
、これに先に抄造された主体紙1it(AI)による半
製品を被せて、上記と同様に吸引抄造を行なえば、型本
体(32)の開口(38)に相当する部分においてのみ
紙料溶液(bl)中の紙料分が主体紙層(A1)の上に
重なって層状に付着することになる(第7図)。したが
って、この実施例においても、前記のように抄造された
半製品をプレス成形することにより、付着紙料(b2)
が圧縮されて模様紙層(B)となり、色や紙質の異なる
所定模様の加飾が施された紙製品(A)を得ることがで
きる。
また第8図〜第10図に示す実施例は、模様紙層(B)
の抄造において、主体紙層(A1)による半製品の模様
相当個所にのみ紙料分を付着させる部分的な吸引濾水の
手段として、多孔の型本体(42)とこれに被着する漉
き網(43)とからなる吸引可能な漉き型(40)にお
ける前記漉き網(43)を、紙製品の模様に相当する部
分以外は濾水性を有さない非網状体にするか、あるいは
シート状カバー等によるマスキングを施して、模様相当
部分のみを網孔(43a)として形成した場合を示して
いる。(46)は漉き型(40)の保持体を示す。
この実施例においても、第9図のように、前記漉き型(
40)の外側に既に抄造された主体紙層(A1)による
半製品を被着させて、これが浸漬状態となるように模様
紙層(B)の紙料溶液(bl)を給入して上記と同様に
吸引抄造を行なえば、前記漉き網(43)の網孔(43
a)に相当する個所において紙料溶液(bl)中の紙料
(b2)が主体紙層(A1)の上に重なって層状に付着
するものであり(第10図)、シたがってこれをプレス
成形することにより、紙製品(^)において色や紙質の
異なる所定模様の加飾が施されることになる。
なお前記の模様相当部分のみを網孔(43a)として形
成した漉き網(43)を用いて部分的に吸引濾水できる
ようにする手段については、第11図のように、漉き型
(40)を紙料溶液1(46’)内の紙料溶液(bl)
中に浸漬する吸引抄造方式においても同様に実施できる
さらに第12図〜第14図の実施例においては、第1図
(第2図)のような抄造装置により先に抄造された主体
紙層(AI)による半製品を、生木(52)と漉き網(
53)とからなる漉き型(50)に被着した状態のまま
、該半製品の外側に、模様に相当する所要部分を開口(
68)L/た合成樹脂製シート等よりなるマスキング部
材(60)を被着しておくことにより、主体紙層(A1
)による半製品の模様相当個所においてのみ部分的に吸
引濾水されるようにした場合を示している。
すなわちこの実施例の場合も、第13図のようにマスキ
ング部材(60)を半製品に被着した状態で、外側に模
様紙層(B)の紙料溶液(bl)を給入して吸引抄造を
行なえば、前記マスキング部材(60)の開口(68)
の部分においてのみ紙料溶液(bl)中の紙料(b2)
が主体紙層(八1)の上に重なって層状に付着するもの
であり(第14図)、シたがってこれをプレス成形する
ことにより、紙製品において色や紙質の異なる所定模様
の加飾が施されることになる。特にこの実施例の場合は
、他の部分には全く紙料が付着しないので、模様の輪郭
が明確に現われ、より鮮明な模様を浮き出させることが
できる。また主体紙層と模様紙層とを同じ抄造装置によ
り電ね漉きできることにもなる。
前記の主体紙LM (AI)による半製品の外側に、模
様相当部分を開口したマスキング部材(60)を被せて
部分的に吸引濾水できるようにする手段については、第
15図のように、漉き型(50)を紙料溶液槽(56°
)内の紙料溶液(bl)中に浸漬する吸引抄造方式にお
いても同様に実施できる。
また、主体紙層(A1)の紙料溶液による抄造において
も、漉き型を紙料溶液槽内の紙料溶液中に浸漬する吸引
抄造方式による実施が可能である。
さらに必要に応じて、上記した部分的な吸引濾水作用よ
る模様紙層の抄造においては、吸引濾水できる部分を異
にして、模様紙層の紙料溶液による重ね漉きを数回に分
けて行なうことも可能であり、この場合において紙料溶
液の材質や色を異にすることにより、さらに変化のある
美麗な模様の加飾を施すことができる。
なお本発明が適用できる紙製品としては、上記した実施
例のように一体抄造による紙器等に限らず、他の種々の
形態の紙製品や通常の板紙等の場合にも適用できる。
また本発明において主体紙層および模様紙層の紙料溶液
としては、パルプ繊維を主材としてこれに綱材や着色材
などの各種添加材を混入した一般の抄紙に使用される紙
料溶液、その他の抄造可能な各種の紙料を用いることが
できる。
[発明の効果] 上記したように本発明の方法によれば、紙製品の抄造過
程における部分的な吸引作用による ・重ね漉きにより
、先に抄造された主体紙層の上に、模様紙層の紙料分を
模様となるべき所定の個所に確実に層状に付着させるこ
とができ、これをプレス成形することによって、一体の
紙製品でありながら、前記模様紙層の部分が紙質感を活
かしたままで主体紙層とは色や材質等の異なる模様とな
って現わすことができるもので、したがって印刷等の他
の手段を要さずに美麗で体裁のよい所定の加飾を容易に
能率よく施すことができる。特に底面部および側面部が
一体に抄造されてプレス成形される紙器等においても容
易に実施できることになる。
また前記の模様部分では模様紙層が主体紙層に部分的に
付着した状態であるにも拘らず、プレス成形によって主
体紙層と緊密に一体化しかつ繊維密度も高(、製品の品
質が安定し、充分な厚みと用途に応じた強度を保持し、
耐久性にも優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであり、第1図は主体紙
層の抄造に使用する抄造装2を例示する分解斜視図、第
2図は同装置による抄造状態を示す断面図、第3図は模
様紙層の抄造に使用する抄造装置を例示する分解斜視図
、第4図および第5図は同装置による抄造状態を示す断
面図、第6図および第7図は模様紙層の抄造における他
の実施例を示す断面図、第8図は模様紙層の抄造におけ
る部分的な吸引濾水の手段として漉き網に網孔を設けた
方式の抄造装置を示す分解斜視図、第9図および第10
図は同装置による抄造状態を示す断面図、第11図は同
方式による他の抄造例を示す断面図、第12図は模様紙
層の抄造における部分的な吸引濾水の手段として模様紙
層の半製品にマスキング部材を被せる場合の装置の分解
斜視図、第13図および第14図は同上の抄造状態を示
す断面図、第15図は同方式による他の抄造例を示す断
面図、第16図および第17図は本発明による紙製品を
例示する斜視図および部分断面図である。 (A)・・・紙製品、(八1)・・・主体紙層、(B)
・・・模様紙層、(al)・・・主体紙層の紙料溶液、
(bl)・・・模様紙図の紙料溶液、(10)(20)
(30)(40)(50)・・・漉き型、(12H22
)(32H42)・・・型本体、(13) (23) 
(33)(43)・・・漉き網、(28) (38) 
(68)・・・開口、(43a)・・・網孔、(60)
・・・マスキング部材。 第 3 ズ 第 4 閏 4・5  ト: 第6図 第 8 図 第 9 「」 第10  図 第11図 A143a       b1 第12図 第13図 第 14 3i 第 15:−コ 第16図 第17図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、吸引手段により紙料溶液中の紙料分を濾水しつつ漉
    き型表面に付着させる吸引抄造により、紙製品の主体紙
    層の紙料溶液と模様になる紙層の紙料溶液とにより重ね
    漉きしてなり、まず、前記主体紙層の紙料溶液中の紙料
    分を漉き型表面に層状に付着させて、紙製品に略対応す
    る主体紙層による半製品を漉き上げ、次に、紙製品の模
    様に応じて部分的に吸引濾水できるようにした状態にお
    いて、前記模様紙層の紙料溶液による抄造を行なって、
    前記吸引濾水部分における前記主体紙層の上に模様紙層
    の紙料を層状に重ねて付着させ、こうして漉き上げた後
    、抄造された半製品を最終形状にプレス成形し乾燥する
    ことを特徴とする紙製品の模様付け方法。
JP32494787A 1987-12-21 1987-12-21 紙製品の模様付け方法 Pending JPH01168998A (ja)

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