JPH01168667A - 4−ヒドロキシインドリンの製造法 - Google Patents

4−ヒドロキシインドリンの製造法

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JPH01168667A
JPH01168667A JP62325458A JP32545887A JPH01168667A JP H01168667 A JPH01168667 A JP H01168667A JP 62325458 A JP62325458 A JP 62325458A JP 32545887 A JP32545887 A JP 32545887A JP H01168667 A JPH01168667 A JP H01168667A
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JP
Japan
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raw material
diaminophenyl
ethanol
aminoindoline
hydroxyindoline
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Pending
Application number
JP62325458A
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English (en)
Inventor
Shigeru Torii
滋 鳥居
Hideo Tanaka
秀雄 田中
Takao Aizawa
相沢 隆夫
Yasuo Murakami
靖夫 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は4−ヒドロキシインドリンの製造法に関する。
更に詳しくは4−アミノインドリン或は2− (2゜6
−ジアミノフェニル)エタノールを原料とする4−ヒド
ロキシインドリンの新規な製造法に関する。
従来の技術 4−ヒドロキシインドリンは医薬中間体として有用な4
−ヒドロキシインドールの原料化合物として重要な化合
物である。
従来芳香族アミン類を対応するフェノール類に変換する
方法としてはいくつかの方法が知られている。
例えば芳香族アミン類のアミノ基をジアゾ化しえられた
ジアゾニウム塩を加水分解するという方法が知られてい
る(Organic 5ynthesis Co11e
cti−veVol、3  Pl 30 (1955)
oこの方法は着色した副生成物を生じ易く収率も高くな
いので工業的に実施する方法としては好ましい方法では
ない。
次にプッヘラー反応(Bucherer Reacti
on)は特定のアミン類においては収率よく対応するフ
ェノール類を与えるが4−ヒドロキシインドリンの製法
にこの反応を適用したところ収率よ(目的物を得ること
が出来なかった。これはプツヘラー反応においては通常
亜硫酸水素アルカリ塩が使用されるのでこのものが原料
又は生成物を分解せしめる為と考える。
又y、 Mayor等はBar、 dtBch、 Ch
em、 Gas、、  30 。
2568(1897)においてメタミンを硫酸水、r、
 Mayor等の報告には4−アぐノインドリンあるい
は2’−(216−ジアミノ)フェニルエタノールにつ
いての報告は全くなり、シかも芳香族アミンの一方のみ
が選択的に加水分解されヒドロキシル基に変換される旨
の記載はない。
4−ヒドロキシインドリンの合成法はほとんど知られて
いないがわずかに特開昭59−65072において4−
ヒドロキシインドールからその還元によって製造される
旨の記載がある程度である。
しかしこの方法は原料の4−ヒドロキシインドールを安
価に製造する方法が確立されているとはいえないので4
−ヒドロキシインドールを製造する方法として有利な方
法とはいえない。
発明が解決しようとする問題点 前記したようにアミン類から対応するフェノール類を製
造する方法として従来公知の方法を本願発明における目
的化合物の製造に適用することには問題があり又4−ヒ
ドロキシインドールの製法として従来公知の方法は工業
的観点から有利な方法とはいいがたい。
従って工業的に容易に入手出来る原料を用い収率よく4
−ヒドロキシインドリンを製造する方法の開発が望まれ
ている。
問題点を解決するための手段 本発明者らは前記したような問題点を解決すべく鋭意研
究を重ねた結果本発明に至ったものである。即ち本発明
は4−アミノインドリンスは2−(2,A−ジアミノフ
ェニル)エタノールを硫酸又はリン酸の存在下水媒体中
で加熱処理することを特徴とする4−ヒドロキシインド
リンの製造法を提供する。
本発明の製造法につき詳細に説明する。
本発明の製造法で原料として用いられる4−アミノイン
ドリン及び2−(2,6−ジアミノフェニル)エタノー
ルは例えば次のようにして製造される。
即チ2.b−ジニトロトルエンにパラホルムアルデヒド
を作用させて2−(2,6−シニトロフエニ/I/)エ
タノールを得、還元することによって2−(2,6−ジ
アミノフェニル)エタノールが合成される。さらにこの
2−(2,6−ジアミノフェニル)エタノールを脱水閉
環を行うと4−アミノインドリンが得られる。
本発明の製造法において使用される硫酸、リン酸は触媒
として働くも吻−でありこれらは原料に対して0.5〜
50倍モル用いるのが好ましい。これより大幅に多い量
用いると副反応が生ずる。又これらのプロトン酸は反応
に使用される水に対して5〜70%濃度(重量)Kなる
ように調整して使用するのが好ましい。
使用する水の量は原料に対して重量比で2〜50倍より
好ましくは5〜25倍である。水は反応にあずかるとと
もに溶媒の働きも兼ねるものであるが所望ならアルコー
ル類、芳香族炭化水素類。
−ロゲン化炭、化水−類を溶媒として追加することも出
来る。その場合も水を含めた溶媒の総量が原料忙対して
重量比50倍以下の範囲であるのが望ましい。
反応温度は130〜300℃で行うのが好ましくより好
ましい反応温度は160〜250℃である。
反応時間は通常1〜30時間で1反応源度1反応装置に
より適宜変更しうるものである。なお反応は空気中の酸
素の影響を防ぐために反応容器内を窒素等の不活性ガス
で置換してから行うのが好ましい。
なお原料として2− (2,6−ジアミノフェニル)エ
タノールが使用された場合まず脱水反応が進行し次いで
加水分解反応が起るが反応操作は原料として4−アミノ
インドリンを用いた場合と全く同様に行うことが出来る
。反応の終点は薄層クロマトグラフィー、ガスクロマト
グラフィー、高速液体クロマトグラフィー等でチエツク
することができる。
反応終了後は通常の分離操作を施すことによって容易・
に目的物を単離できる。たとえば反応液を苛性ソーダの
ようなアルカリで中和することにより目的物が析出する
のでろ過で採取できる。あるいは反応液を中和したのち
酢酸エチルのような有機溶媒で抽出して単離することも
容易に出来る。
本発明の製法で得られた目的物(4−ヒドロキシインド
リン)は例えば4−ヒドロキシインドールを合成するに
十分な純度を有しているが必要ならカラムクロマトグラ
フィー等で精製することも可能である。
本発明の製造法によって工業的に入手容易な原料を用い
て高純度の4−ヒドロキシインドリンを収率よく製造出
来るようになった。
本発明の製造法で見られた4−ヒドロキシインドリンは
脱水素反応を経て、4−ヒドロキシインドールに導かれ
るものであり、このものは医薬。
農薬の重要な中間体である。
実施例 以下実施例により本発明の製造法を具体例によって説明
する。
実施列1 反応器に4−アミノインドリン201〜と85チオルト
リン酸2.22と水4・01を入れ1反応基内を窒素置
換する。次に反応温度を220℃に調節し24時間かき
まぜる。冷却後反応液を中性にし酢酸エチルで数回抽出
する。得られた有機層は無水硫酸ナトリウムで乾燥し溶
媒を留去することにより白灰色結晶の4−ヒドロキシイ
ンドリン200η(粗収率99%、純度97%)が得ら
れた。更にシリカゲルカラム(展開剤、酢酸エチル−ヘ
キサン)で分離精製することにより白色結晶の4−ヒド
ロキシインドリン190η(収率94%)が得られた。
(mp−140℃) 実施例2 反応器に2−(2t6−ジアミノフェニル)エタノール
502■と85%オルトリン酸3.O2と水4・02を
入れ、実施例1と同様に操作した。その結果、白色結晶
の4−ヒドロキシインドリン241W!g(収率90%
)を得た。
実施例3 反応器に2−(2,6−ジアミノフェニル)エタノール
300〜と95%硫酸2.02と水4.02を入れ1反
応温度250℃で実施例1と同様に操作した。その結果
白色結晶の4−ヒドロキシインドリン224〜(収率8
4チ)を得た。
発明の効果 工業的に入手容易な2−(2,6−ジアミノフェニル)
エタノール或いは4−アミノインドリンから1工程で4
−ヒドロキシインドリンが収率よく得られるようKなっ
た。
特許出願人  日本化薬株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、4−アミノインドリン又は2−(2,6−ジアミノ
    フェニル)エタノールを硫酸又はリン酸の存在下に水媒
    体中で加熱処理することを特徴とする4−ヒドロキシイ
    ンドリンの製造法。
JP62325458A 1987-12-24 1987-12-24 4−ヒドロキシインドリンの製造法 Pending JPH01168667A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62325458A JPH01168667A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 4−ヒドロキシインドリンの製造法

Applications Claiming Priority (1)

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JP62325458A JPH01168667A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 4−ヒドロキシインドリンの製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01168667A true JPH01168667A (ja) 1989-07-04

Family

ID=18177093

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JP62325458A Pending JPH01168667A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 4−ヒドロキシインドリンの製造法

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JP (1) JPH01168667A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102924962A (zh) * 2012-11-27 2013-02-13 华东理工大学 一种制备新型罗丹明激光染料的方法

Cited By (1)

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